2012年 07月 02日 ( 1 )   

暫定予算に対する反対討論   

 日本共産党東久留米市議団を代表して、私がおこなった暫定予算に対する反対討論の要旨を紹介します。

 日本共産党市議団を代表して、討論いたします。
 本来暫定予算は、本予算が成立するまでの間のつなぎの予算です。本予算に異論があっても、市民生活を支える最低限の内容で組まれるものであり、協力していくのがふつうだと思います。
暫定予算であるにもかかわらず
 しかし、市長は、暫定予算であるにもかかわらず、本予算で意見が対立しているものや、自分自身の政策的経費も盛り込む、というやり方をくりかえしてきています。私たちは、この是正を一貫して求めてきました。
 しかし、今年度予算についていえば、すでに3月時点での暫定予算の中に、私たちが、当初予算に対して予算組み替え案で指摘したもの(削除・凍結すべきなど)の大半を逆にもりこみました。
4小校舎解体や東中体育館の工事関係まで盛り込んで
 そして今回も、4小の跡利用について、市民参加の検討委員会を実施したのちに、4小校舎解体や東中体育館の工事関係は、来年度予算に計上したらどうかとの私たちの提案は、まともに検討されず、この暫定予算にもりこまれました。なぜ、暫定でなければならないのか、わかりません。
 東中の体育館を新設することは、私たちも必要であると考えており、賛成です。しかし、跡利用について基本プランを検討した、平成22年4月の教育委員会の実施計画では、「後利用について現時点では、方向性が定まっていない。したがって、今後の教育環境等を見定め検討していく」となっています。
市民に周知し意見を聞くべきだ
 つまり、これが市民に知らされている到達点なのです。そこからどう検討され、体育館を新設するとなったのか、また、それ以外の全体計画はどうなのか、市民にきちんと周知し、必要な意見を聴取すべきです。それを教育委員会任せにせず、市長が教育委員会と相談しつつ、責任をもってすすめるべきだと、3月議会で指摘しました。
 しかし、その後、何も動きがないまま6月議会になり、結局今、臨時議会の最後の場面となっています。
 子どもたちにとって大切な学校が閉校されたことの重みを、市長は、本当にわかっているでしょうか。市長が、「情報公開・市民参加・市民対話」というのであれば、市民への周知と意見を聞くことについて、責任をもってすすめることを強く求めるものです。
みなみ保育園の文書の隠ぺい・改ざん
 さて、みなみ保育園の文書の隠ぺい・改ざんという、市長のかかげる情報公開とは正反対のことがおきる事態となりました。
 先ほど、陳謝がありましたが、市長の公約違反がおおもとにあることを改めて指摘します。みなみ保育園については、保護者の子どもを大切にする思いが問題を明らかにしてくれました。この問題はまだ終わっていません。きちんと保護者説明会を行い、合意のないまま、三者協議(保護者・市・法人)に入ることのないように強く求めます。
「コンパクトシティ」の公約まで降ろす
 最後に、大きな議論となった「コンパクトシティ」について一言述べておきたいと思います。
 6月議会の一般質問で村山順次郎議員(共産党)が指摘しましたが、市長選では「コンパクトシティ」という市長の言葉に、少なくない市民が、イオン見直しの願いを託しました。市長は、この願い・公約を裏切ったうえ、今度は、(イオン見直しはできなかったので)イオンの部分だけ「コンパクトシティ」から取り下げます、という宣言を行いました。そして、先ほどの陳謝では、結局、「コンパクトシティ」ということばはすべておろすという…。「歩いて暮らせるまち=コンパクトシティ東久留米」への市長のこだわりはなんだったのでしょう。篠原重信議員(共産)が指摘したとおりです。そもそも本来、イオン見直しを裏切った時点でこの言葉は使えなくなったはずではないでしょうか。
 公約という市民との約束の重みを感じ取れない、責任を持てない市長は、職を辞すべきだと思います。
 以上の意見を述べ、反対いたします。

  カルガモの雛(黒目川)
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by hara-noriko | 2012-07-02 01:01 | 市政報告 | Comments(0)