2015年 06月 19日 ( 1 )   

かけがえのない通級学級を守りたい   

 一般質問のつづきです。
 3月議会で、かけがえのない小学校の情緒障害等通級指導学級を守りたい、との思いで質問しました。6月議会でも、この問題を取り上げました。
 3月議会の質問のあと、東京都は「特別支援教室の導入ガイドライン」を発表し、▽通級学級を廃止し、全校に特別支援教室をつくる▽発達障害のお子さんは、在籍校で巡回してくる教員による指導を受ける―という形にきりかえるとしました。
 市の教育委員会は、保護者の要望に応え、3回にわたりガイドラインの説明会を実施しつつ、保護者の意見を聞く機会をもちました。市としての計画を決める前に保護者の意見を聞くという姿勢について評価しつつ、通級学級の良さを十分に生かす、市の計画づくりをしてもらいたい、との思いで質問を行いました。
保護者のみなさんの発言がすごい!
 とにかく、この3回の説明会で保護者のみなさんがたくさん発言してくださったことが、本当に良かったと思いました。間宮議員の質問時に、説明会での質疑応答の文書が配られ、読みました。本当に保護者のみなさんはすごい!と実感しながら質問しました。
「一人ひとりに応じて」ということの大切さが確認できた
 まず、よかったと思ったのは、「一人ひとりに応じて」ということの大切さが確認できたことです。現在通級学級に通っているのは、86人の子どもたち。それ以外にも、発達障害のお子さんが多くいると思われます。同じ障害名だから、同じ指導でよいとは当然なりません。また、本人に障害名をいっていない、親が受け入れていないなど、さまざまなケースがあると保護者の方が教えてくれました。在籍校で、ある時間だけ別の部屋に行って指導を受け、また教室に戻るということは難しい、という場合も当然想定できます。都は通級指導学級を廃止する、というけれど、その果たしている役割を機械的になくしていくことはできないと私は思います。
安心して学べる環境をつくるべきです
 また、ガイドラインには写真入りで、図工倉庫を利用している教室の一部を使うなどの紹介がされています。今回の都の方針は、支援教室専用の教室はつくらなくてよい、となっています。でも…倉庫の写真には、とても胸が痛みました。そんなところで子どもたちが安心して過ごせるのか? 毎回違う場所で発達障害の子どもたちが緊張したり落ち着かない、など苦しむことになるのではないか?…私は、安心して学べる環境づくりをすべきだと求めました。
検討委員会には先生たちの存在が不可欠
 そして、今後市の計画を決めていく検討委員会には、通級学級の先生たちが入っていません。直接指導している先生方に意見を聞かずに、より良い計画は作れないと思います。現場の先生を入れるように求めたところ、カリキュラムづくりなど、中身を具体的に検討するのには、先生方の意見を聞かないわけにはいかない、ということを教育部も認めました。
 市は、計画案を10月ごろにまとめ、また保護者の意見を聞くと答弁しました。よりよい計画になるよう見守り、また今回時間の関係で質問できなかったこともあるので、引き続きとりくみたいと思います。

アオサギ(黒目川)
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by hara-noriko | 2015-06-19 23:55 | 市政報告 | Comments(0)