2016年 03月 30日 ( 2 )   

「請願の採択を」 私の討論   

さいわい保育園の引き継ぎについての請願をめぐり
 さいわい保育園の引き継ぎについての請願が、なぜ不採択になってしまうのか…。理解に苦しみます。残念ながら、この請願に反対の立場をとる人たちからの討論がなく…。以下は、私が行なった討論です。

 私は、日本共産党市議団を代表して、28請願第4号「さいわい保育園在園児の他公立園への転園希望を保障することを求める請願」、同第6号「子どもへの激変緩和に配慮し、保護者の意見を最大限取り入れた現さいわい保育園の保育を継承するための的確な引き継ぎが行われることを求める請願」について、採択すべきとの立場から討論を行います。
2つの請願は最低限の願い
 さいわい保育園民営化について、最後まで保護者の合意が得られることのないまま、引き継ぎが始まろうとしています。このふたつの請願は、どのような状況でも子どもたちの保育を受ける権利が保障されるように、最低限のことを求めています。
 第4号では、さいわい保育園から他園への転園を希望した場合、どの子どもにも公平に対応するよう求めています。請願でも指摘されているように、兄弟関係への配慮や一人ひとりの子どもの状況に応じた対応は当然のことです。
公募要要項にも記されていること
 また、第6号では、子どもへの激変緩和に配慮すること、そのためにも保護者の意見を受け止めてほしい、そして、公募要項で明確に位置づけられている保育の継承をきちんと行ってほしい、と求めています。公募要項の10ページには次のように記されています。  「保育内容の継承及び向上 保護者の意見や要望等を取り入れながら、移管前のさいわい保育園での保育内容を可能な限り継承しつつ、質の維持・向上を図って下さい。また、保護者に対して保育の説明や報告等を行い、意思の疎通を図ってください」
一致して採択すべきものです
 保護者が求めているのは、まさにこのことです。保育園の民営化では、ある日を境に、保育士が入れ替わり、場所も変わります。信頼していた大人がそばにいなくなることの子どもに与える影響の大きさは、これまでの民営化ですでに明らかになっています。激変緩和に最大限の配慮をすることは、民営化に賛成か反対かではなく、当然行わなければならないことです。いよいよ引き継ぎに入ろうとしている今、この請願は一致して採択となることを訴えます。
行政のあり方が問われている
 さて、予算特別委員会において、引き継ぎ業務委託890万円の内訳について確認しましたが、市は事業者と調整して公募要項よりも上乗せをしていることがわかりました。公募要項では、4月から12月までの引き継ぎは「施設長予定者または主任保育士予定者」、つまり一人としていますが、二人分での予算計上になっています。また、1月からの合同保育では、内訳書によると、園長・主任・担任・看護師が週5日となっていますが、年長さんは卒園するのですから、担任5人分での計上は4人分の間違いではないでしょうか。さらに、2月から栄養士週5日、3月は保育士をさらに3人ふやすとしています。3月には、毎日、12人もの大人がふえることになり、果たして落ち着いた引き継ぎになるのでしょうか。
 担当課が出した資料にも、「整備・運営事業者と調整したうえで、公募要項の条件に上乗せした上記の体制で業務委託する際の必要な費用を28年度当初予算に計上した」と書かれており、現在のさいわい保育園現場との話し合いは十分に行なわれているのか疑問です。子どものために引き継ぎをするのですから、現在のさいわい保育園現場との調整をおこない、必要な見直しをすべきです。
 また、公募要項を事業者と相談すれば変更できるということは、行政の仕事として問題はないのか、責任ある回答を求めましたが回答はありませんでした。行政の在り方が問われています。この問題は何も解決されていないことを指摘し、責任ある対応を引き続き求めていきます。

 以上の意見を述べ、両請願に賛成いたします。

採決結果は、両請願とも不採択。
請願第4号 【賛成】共産・市民自治
      【反対】自民・公明・民主・久留米・維新・社民
請願第6号 【賛成】共産・市民自治・久留米・社民
      【反対】自民・公明・民主・維新

モズ(市内)
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by hara-noriko | 2016-03-30 22:35 | 市政報告 | Comments(0)

並木市長が陳謝 3月議会最終日の本会議   

 3月28日、3月議会が終わりました。本当にいろいろなことがありました。市長が議事運営を混乱・停滞させたことも含め、きちんと反省する姿勢を示すのかどうか不透明なまま最終日となりましたが、本会議前の議会運営委員会で、市長より、陳謝をしたいこと、また減俸をするとの発言がありました。篠原重信議員、村山順次郎議員がその内容を確認する質問を行いました。
廃棄物処理計画の告示行為を怠る
 そして、本会議冒頭に、市長は陳謝し、減俸の議案を提案。全会一致で可決されました。陳謝の中心は、廃棄物処理計画の告示行為を怠ったことです。廃棄物処理計画は、法律と条例にもとづき、毎年策定し、年度当初に告示しなければなりません。それを1年近くも放置していたのです。厚生委員会で資料請求したことをきっかけに、事実が判明しました。その責任の重さを認識し、議事運営を混乱させた責任にも触れ、市長自ら陳謝・減俸したことについては、共産党市議団としても了承しました。
来年度予算は修正可決 異例な付帯決議も

 来年度予算は、修正可決。そして、公明党より付帯決議が提案されました。付帯決議は、通った議案について、執行するうえで留意してほしいことなどを述べるものですが、提案された付帯決議は、今後の財政運営や予算案を提案するときの希望などを述べていて、今通った予算についての具体的な指摘がありません。かなり、異例な付帯決議といえるのではないかと思いました。同時に、財政健全経営計画実行プランの方向で行革をすすめることが示されており、共産党市議団は反対しました。自民・公明・民主・維新により可決となりました。

エナガ(市内)
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by hara-noriko | 2016-03-30 00:49 | 市政報告 | Comments(0)