2017年 02月 11日 ( 1 )   

築地移転 百条委員会の設置が焦点に   

 築地市場の豊洲への移転計画をめぐって、東京都議会で新たな進展が生まれています。このブログでもすでにお知らせしたこと(下のリンクをご覧ください)に加えて、百条委員会の設置の機運が生まれてきました。
全会一致で石原元知事らを参考人招致
 日本共産党都議団はかねてから、百条委員会を設置して築地移転をめぐる疑惑を解明することが必要だ、といってきました。しかし、他の党の反対で実現していませんでした。でも、移転問題を審議する特別委員会は2月7日、石原慎太郎元知事、浜渦武生元副知事をはじめ、関係者を参考人として招致することを全会一致で決めました。共産党都議団の提案が実ったもので、招致に後ろ向きだった自民、公明両党も世論の高まりに押されて賛成せざるをえなくなりました。一歩前進です。
強力な調査権限もつ百条委員会こそ
 さまざまな問題・疑惑を解明するためには、都議会に百条委員会を設置できるかどうかが焦点になってきました。百条委員会は地方自治法100条にもとづく強力な調査権限をもった特別委員会です。証人喚問や記録の提出を求めることができます。偽証罪などを問うこともできます。
共産党都議団 設置実現へ他会派と共同
 共産党都議団は2月6日、改めて百条委員会の設置と石原元知事ら19人の証人喚問要求名簿を提案し、都議会議長と各会派に申し入れました。これまで反対してきた民進党や一部の自民党都議からも設置を求める声があがっています。共産党都議団の大山とも子幹事長は、「他党・他会派とも可能な限り共同し、一刻も早く設置を実現したい」と語っています。
 志位和夫委員長は6日の記者会見で、「この問題は、都政に関する各党・各会派の姿勢が根本から問われる“試金石”ともなると思う」と語り、「ぜひとも前向きの合意をつくって、『百条委員会』設置、真相究明をはかっていきたい」と表明しました。
何を調査するのか
 共産党都議団が提案する設置要綱は、次のことを調査事項に掲げています。
 (1)築地市場の移転先を豊洲の東京ガス工場跡地に決定した経緯、土地取得の経緯
 (2)豊洲新市場の土壌汚染対策の経緯
 (3)豊洲新市場における建物の設計・施行の経緯
 (4)豊洲新市場の主な建物下に盛り土がされず地下空間がつくられた経緯
 (5)地下水管理システムの機能ならびに設計および運転保守契約の経緯
 (6)地下水モニタリング調査の経緯
 (7)その他調査に必要な事項
だれを証人喚問するのか
 証人喚問すべき人として共産党都議団は、石原元知事、浜渦元副知事、猪瀬直樹元知事、舛添要一元知事をはじめ、東京ガスの会長、技術会議の座長、歴代市場長、土壌汚染対策や建物などの工事を受注した鹿島建設、清水建設、大成建設、日水コン、日建設計の社長ら19人の名前をあげています。
ご一緒に声をあげていきましょう
 共産党都議団は、この問題が起きた15年前から豊洲移転先にありきの姿勢をはじめ、豊洲の汚染問題や談合疑惑などの追及を続けてきました。築地市場の卸売り業者のみなさんと力を合わせて取り組んできました。つい最近まで、共産党議員が「豊洲は心配だ」と質問すると、他の会派から「もう決まっていることだ」とヤジが飛ぶような状況でした。筋を通して都民のみなさんと一緒に取り組んできたことで、「豊洲の問題を解明しなければならない」「直ちに移転は無理だ」ということが多くの会派の共通認識になってきました。
 筋を通し、共同をすすめる共産党の役割はますます大きくなっていると実感しています。みなさん、ごいっしょに百条委員会の設置を求めていきましょう。

【過去記事 築地市場をめぐる最近の動きについて】
築地移転(上)〝このまま豊洲に〟はありえない
築地移転(下)都議会に百条委員会設置を

街頭で訴えていても豊洲の問題は関心が高いです
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あちこちで激励をいただいています
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山茶花とメジロ
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by hara-noriko | 2017-02-11 21:42 | 東京都政 | Comments(0)