2017年 08月 28日 ( 1 )   

再び 築地市場の豊洲移転はありえない   

 毎週土曜にの夕方、東京・東久留米駅西口で定例の宣伝を続けています。8月28日から9月5日まで開かれる第2回都議会臨時会は、築地市場の豊洲移転が最大のテーマ。小池知事が、移転をすせめれための補正予算案を成立させようとしているからです。私の訴えをお読みください。

第1回臨時会終了直後に小池知事が記者会見
移転推進の補正予算案を出す、と
 駅西口をご利用のみなさん、こんにちは。毎週土曜日、夕方のこの時間におじゃまをしています。日本共産党東久留米中央地域の後援会のみなさんと、私、原のり子で定例の宣伝をさせていただきます。みなさんにお約束した一つひとつの政策の実現に向けて全力を尽くしていきたいと思います。
 都議会は8月8日に第1回臨時会がありました。ここで所属する委員会などが決まりました。小池知事からあいさつがありましたが、築地市場の豊洲移転問題については一言もふれられませんでした。
 ところが2日後の10日、小池知事は記者会見をして、補正予算案を出すと発表しました。55億円の規模で、築地市場の豊洲移転をすすめる内容になっています。

豊洲は大量のカビ
「深刻な問題だ」 尾崎あや子都議が指摘
 しかし豊洲は、地下水がコントロールされていない、盛り土がないだけではなくて、店舗にカビが大量発生していることがわかりました。この問題が、8月25日に開かれた都議会経済・港湾委員会で議論になりました。
 日本共産党の尾崎あや子都議(北多摩1区選出)が、このカビ問題を取り上げました。放置していたからカビが発生しているわけではありませんでした。空調も運転していました。それにもかかわらずカビが発生しました。尾崎都議は、「生鮮食料品を扱う新市場で大量のカビが発生するのは深刻な問題だ」と指摘しました。豊洲は、閉鎖的で湿気がこもりやすく、築地市場のようには空気が流れない。このことが改めてはっきりしました。こういう場所に築地市場を移転させるわけにはいかない、と尾崎都議が指摘しました。まずはきちんと調査をすべきだ、ということも質問しましたが、まともな答弁はありませんでした。

豊洲の無害化を約束していたが
 豊洲については、「無害化したうえで移転する」というのが約束です。小池知事は、無害化できていないことを市場関係者にお詫びしたばかりです。にもかかわらず小池知事は、無害化できていない場所に移転をすすめようとしています。都の担当者は、無害化に代わる新しい対策をおこなう、と答弁しました。無害化できていないのに、それに代わる対策とはいったい何なのでしょうか。地下にコンクリートをはるというが、水も通す上にひび割れも想定されます。担当者もそれを認めています。
 土壌汚染の対策はとれないことが専門家からの指摘でもはっきりしている豊洲への移転は、きっぱり中止すべきだということを改めて訴えたいと思います。

市場関係者の合意もなし
 あぜがみ三和子都議が改めて確認
 共産党のあぜがみ三和子都議(江東区選出)も質問に立ち、市場関係者の合意がとれていないことを改めて確認しています。また、築地を守るといいながら、オリンピックのために築地市場を解体して更地にすることはやめるべきだ、と迫りました。
 合意もとれてない。無害化もできていない。にもかかわらず移転を強行するということは、ありえないことです。

小池知事 補正予算案で臨時会を招集
 9月の定例会を目の前にして
 今回の小池知事の進め方には、もう1つ大きな問題があります。9月には都議会定例会があります。定例会で補正予算案も含めて議論するのが当たり前なのに、移転を早くやりたいために臨時議会を急きょ招集する(8月28日から9月5日)というやり方自体が横暴だと指摘せざるを得ません。
 日本共産党都議団は、補正予算案を通すべきではないという立場で臨みます。参考人の質疑もすべきだと経済・港湾委員会で求めてきましたが、都民ファーストの会、公明党などの反対で実現しませんでした。
 改めて問題を明らかにして、市場関係者のみなさんとの約束をしっかり守って築地ブランドを維持していく立場で、移転問題を解決できるように力を尽くしたいと思います。

《参考資料》
 築地市場で働く女性たちがつくる「築地女将さん会」は8月23日、小池知事に公開質問状を提出しました。全文が同会のホームページに掲載されています。築地で働く人たちの思いが伝わってきます。


訴えていると対話もうまれます
(撮影 : 長島可純さん)
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by hara-noriko | 2017-08-28 23:26 | 都政報告 | Comments(0)