2018年 07月 19日 ( 3 )   

東京にも日本のどこにもオスプレイはいらない   

 東京・東久留米市で開かれた「原のり子 都政報告&トーク集会」(7月14日)から、私の報告を順次紹介しています。5回目は「平和であってこその私たちのくらし」です。米軍横田基地に配備されようとしているCV22オスプレイの問題をとりあげました。

東京の米軍基地
 平和の問題は、「いのちを守る」政治の根本にある問題です。
 東京都は1年おきに、『東京の米軍基地』という冊子を出しています。東京の米軍基地は、横田基地がいちばん大きいのですが、先ほど宮本徹衆院議員からお話が合ったとおり、この近くにもあります。東京都清瀬市と埼玉県新座市にまたがる大和田通信基地です。他に府中市や小笠原村など7カ所に米軍基地があります。
 『東京の米軍基地』は、都庁の都民情報ルームで閲覧できます。
 (東京の米軍基地については こちら から)

横田基地でこんな事故が
 この米軍基地ではいろいろな事故が起きています。『東京の米軍基地』に資料として掲載されている「横田基地所属機及び東京周辺での主な米軍機事故一覧」によると、昨年の2017年(平成29年)は9件で最も事故が多いんです。今年に入っても横田基地に関係する事故は増えていますので、とても危険です。
 横田基地にかかわる昨年の事故をいくつか紹介してみます。
 ▽6月16日 横田基地において米国内基地所属の米空軍C-5輸送機のパネル遺失が判明(遺失場所は不明)
 ▽7月12日 横田基地所属のC-130輸送機が、金属プレートを遺失(遺失場所は不明)
 ▽8月23日 横田基地を離着陸した厚木基地所属F/A18-Eがピボット・ボルト・アセンブリを遺失(遺失場所は不明)
 ▽11月15日 横田基地において物料投下訓練中に貨物の一つがパラシュートから外れて滑走路中央付近に落下。基地外に被害等なし
 ▽12月3日 横田基地所属C-130J輸送機がフレアの一部を遺失(遺失場所は不明)

危険なCV22オスプレイが清瀬の空に
 この夏に横田基地に5機(最終的には10機)が配備される予定といわれる特殊作戦用のCV22オスプレイは、低空飛行をして作戦を遂行します。いま、無通告で横田基地にやってきたり、無通告で大和田通信基地に着陸したりしています。清瀬の方から私にも連絡があり、「大和田通信基地の上空、しかも50メートルぐらいの高さにホバリングしていて、怖かった」「なんでこんなところにオスプレイが来ているのか?」などの声が寄せられています。

米国ではできない住宅密集地のオスプレイ訓練
それを日本でやるのか
 横田基地も大和田通信基地も、どちらも住宅が密集している場所ですから、もし訓練が失敗したなんてことになれば、たいへんな被害が出ることは目に見えています。沖縄の人たちの痛みを改めて感じます。こうした被害が沖縄に押し付けられてきたんですから。私たちは、CV22オスプレイを配備させないとりくみを強めています。
 共産党都議団は、6月議会の代表質問で「米軍や日本政府に対し、オスプレイの配備や訓練の計画について、米本国並みに地元住民に説明し、住民の意見を尊重するよう求めるべきではありませんか」と指摘しました。アメリカでは住民に対して「オスプレイの訓練をこの地域でやらせてください」と何回も説明したそうです。しかし住民の納得が得られなくて、住宅密集地での訓練はやっていない、ということでした。
 アメリカでできないものを日本に持ってきて、しかも首都東京で訓練をするなんていうことは許されることではないと思います。「東京だけでなく、日本のどこにもオスプレイはいらない」という声をあげていかなければいけないと感じています。

命を脅かすオスプレイ
 「しんぶん赤旗」の解説記事の一部を紹介します。
 オスプレイは、米海兵隊MV22の沖縄県での事故(2016年12月)など各地で墜落事故やエンジンの不具合による緊急着陸を繰り返しています。
 空軍のCV22の任務は、敵地奥深くに特殊作戦部隊を投入する、先制攻撃・侵略戦争の先兵としての危険なものです。敵のレーダーを避けて低空飛行するための高性能レーダーを搭載し、海兵隊のMV22に比べ、夜間や低空での飛行能力が強化されています。横田基地配備で、夜間・低空飛行、パラシュート降下など危険な訓練が、日本国内で日常的に実施されることになります。
 横田基地では15年5月の配備計画発表以降、格納庫や駐機場、司令部施設など既存施設をCV22用に改修。さらに特殊作戦部隊専用施設の建設も計画されています。配備を1年以上前倒しすることで、戦争法=安保法制の下で、日本を米軍の出撃・訓練拠点化する動きがいっそう加速しています。

【ブログで紹介したオスプレイ関連記事】
7月5日 東京・清瀬市の上空に米軍オスプレイが
6月4日 オスプレイがまた横田基地に
5月28日 都立瑞穂農芸高校の防音対策を急いで
4月8日 オスプレイは来るな! みんなで声をあげましょう


東京都が出している『東京の米軍基地』を持ってスピーチ
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オスプレイが米軍大和田通信基地に着陸する様子(7月2日)
近所の方が撮影した動画です





「原のり子 都政報告&トーク集会」
7月22日(日) 午後2時開会
会場は東部地域センター 地図は こちら から
東久留米市大門町2-10-5 東部図書館と併設
東久留米駅東口からまっすぐ約800m
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by hara-noriko | 2018-07-19 23:56 | 都政報告 | Comments(0)

関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典   

実行委員会主催の街頭宣伝に参加
 7月18日、「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典」実行委員会主催の街頭宣伝、署名行動に、共産党都議団を代表して参加しました。
 酷暑の東京・有楽町マリオン前。10人ほどのリレースピーチ。開会あいさつは日朝協会東京都連理事長、閉会あいさつは日中友好協会都連理事長。日朝協会、関東大震災朝鮮人虐殺の国家責任を問う会、安保破棄実行委員会(メッセージ)、日本平和委員会、朝鮮人強制労働被害者補償立法をめざす日韓共同行動、亀戸事件追悼実行委員会の方々からのスピーチ。間には、歌もあり、1時間ほどの宣伝でした。

式典に都知事のメッセージ 「今年は寄せてほしい」

 小池都知事は昨年、関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼式典へのメッセージ送付をとりやめてしまいました。その理由は、関東大震災の犠牲者全体を追悼する大法要に追悼文を送っているから、としました。しかし、大法要は自然災害で「亡くなった」方たちを悼むものです。朝鮮人というだけで「殺された」人を悼むこととは意味が異なります。このような差別、過ちを二度とくりかえさない、ということを知事が表明することはとても重要な意味があります。歴代の都知事は、それぞれさまざまな思想をもっていましたが、途切れることなくこの追悼文は送られてきました。それを小池都知事がとりやめてしまった。実行委員のみなさんは、この重大さを訴え、今年は寄せてほしい、と求め続けているのです。

【私のスピーチ要旨】

関東大震災のデマは過去の問題ではない

 1923年9月1日、関東大震災で10万人をこえる方たちが亡くなりました。そして、混乱のなかで、朝鮮人が暴動を起こしている、井戸水に毒を入れた、などのウソ、デマが広げられ、「朝鮮人」というだけで、数千人の朝鮮人が虐殺されました。
 私はこのことを過去の問題にできない、ということを訴えたいと思います。大阪北部地震でも、西日本豪雨災害でも、ネットのなかでは朝鮮人が地震に乗じて火事場泥棒をおこなっている、また井戸に毒を入れたようだなど、ほかにもとても言葉にできないような、ひどい言葉、ウソとデマが流されています。この差別意識を変えていくことは重要問題です。

「人権条例」の制定を前にして
 今、小池都知事は、オリンピックに向け、「人権条例」を制定しようとしています。私の所属している都議会総務委員会で議論が始まっています。
 この条例は、これまでの人権課題に加え新たに2つの大きなテーマを盛り込んでいます。ひとつは、セクシュアルマイノリティの方たちの権利保障とすべての人が性的指向や性自認による差別を受けない、ということです。これはとても重要なことで、中身をよりよいものに練り上げていく必要があります。そしてもうひとつは、ヘイトスピーチの禁止です。このことを盛り込むこともとても重要です

歴史の事実を認めることが差別をなくす土台
 そうであれば、知事自ら、「関東大震災時に殺された朝鮮人犠牲者への追悼文送付」をとりやめたことは、考え直し、今年は送付すべきではないでしょうか。「人権条例」が形だけのきれいごとになってしまっては困ります。歴史の事実をきちんと認めることこそ、差別をなくす土台です。
 共産党都議団は、知事の追悼文送付のとりやめについて抗議し、考え直すよう申し入れもおこなってきました。改めて、ずっと運動されているみなさんと連帯し、知事が今年の式典に追悼文を送るよう取り組みを強める決意を述べ、スピーチといたします。


都知事が式典に追悼文を送るよう訴える人たち
7月18日、東京・有楽町マリオン前
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「原のり子 都政報告&トーク集会」
7月22日(日) 午後2時開会
会場の東部地域センター 地図は こちら から
東久留米市大門町2-10-5 東部図書館と併設
東久留米駅東口からまっすぐ約800m
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by hara-noriko | 2018-07-19 22:49 | 活動日誌 | Comments(0)

多摩地域の小児医療充実へ   

 東京・東久留米市で開かれた「原のり子 都政報告&トーク集会」(7月14日)から、私の報告を順次紹介しています。4回目は「多摩地域の小児医療充実へ」です。3回目で取り上げた子ども医療費無料化と合わせ、多摩格差解消にむけた取り組みの1つでもあります。

都議会本会議の一般質問で取り上げる
 お手元にカラーのリーフ「こんにちは原のり子です」というのがあると思います。ここでその一端をまとめました。文字が多いのですが、お時間があるときにぜひ、読んでいただきたいと思います。
 3月の予算議会で本会議の一般質問に立ちました。みなさんからうかがってきたこと、一緒に運動してきたことをしっかり取り上げたいと思って、多摩地域の小児医療充実の問題を取り上げました。

不足している多摩地域の小児医療や周産期医療

 2010年に清瀬小児病院がなくなってから、医師会の先生たちや多摩北部医療センター(東村山市青葉町。東村山市・清瀬市・東久留米市・小平市・西東京市を中心とした北多摩北部地区の中核病院)、公立昭和病院(小平市花小金井)などなど、みんながんばっているんですけれども、多摩地域は小児医療や周産期医療(周産期=妊娠22週から出生後7日未満までの期間)が不足しています。

足りない象徴が新生児集中治療室(NICU)

都知事は「多摩の周産期医療体制の充実を図る」と答弁
 そのいちばんの象徴が、新生児集中治療室(NICU)です。出生1万人当たり30床なければいけないのですが、多摩地域は22床です。23区は30床を超えています。これは明らかな格差なので、「改善してほしい」と質問しました。
 小池知事の答弁は、「多摩の周産期医療体制の充実を図る」という趣旨でした。なんてことのない答弁と思われるかもしれませんが、「多摩の周産期医療」と多摩を限定した答弁は初めてです。とても重要で、今後の運動の足がかりになると思っています。
 この質問をしたあとに、NICUが足りないから八王子市や町田市の人たちが昭和病院まで来ている、という指摘をいただきました。NICUの充実は待ったなしの課題です。

小さい子の骨折を診てくれる病院がほしい
 一般質問で取り上げたなかには、小さい子、とくに5歳以下のお子さんたちの骨折を診てくれる病院がない、という問題もあります。地域の方からたくさんの声をうかがいました。みんな府中市にある小児総合医療センターまでまわされているんですね。多摩北部医療センターで小児の骨折を診られるようにしてほしい、と質問しました。これについては、まだ確約はありませんが、前向きに検討されています。現場の実情もうかがいなから、実現したいと考えています。

清瀬小児病院の廃止問題は終わっていない
 「清瀬小児病院の廃止問題は終わっていない」。これは、昨年7月の都議選で私が訴えた柱の1つです。この「終わっていない」問題をどうしても解決したいという思いで質問しました。みなさんの運動や後押しがあって、少しずつですが前進する方向になっていることを確信にして、ご一緒に声をあげていきたいと思います。

私の一般質問全文は、答弁と一緒に こちら からご覧いただけます


たくさんの方に参加していただいた「都政報告&トーク集会」
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街頭でもカラーリーフを紹介しながら訴えています
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リーフを配布してくださる党後援会の女性
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これが配布中のリーフです
全文は こちら からご覧いただけます
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「原のり子 都政報告&トーク集会」
7月22日(日) 午後2時開会
会場は東部地域センター 地図は こちら から
東久留米市大門町2-10-5 東部図書館と併設
東久留米駅東口からまっすぐ約800m
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by hara-noriko | 2018-07-19 00:00 | 都政報告 | Comments(0)