2019年 08月 01日 ( 2 )   

福祉の現場で働くみなさんと学習会   

東京 高齢者福祉の現状と課題
 7月30日、福祉の現場で働くみなさんの学習会に呼んでいただき、「東京都の高齢者福祉の現状と課題について」というテーマで報告し、意見交流をしました。高齢者や障害者の施設などで働くみなさんの前で話すのは、本当に緊張…。でも、自分自身、準備をするなかでとても勉強になりました。

高齢者がふえている東京
そのテンポに施策が間に合っていない
 石原元知事が、「何がぜいたくかといえばまず福祉」といって、老人医療費助成や老人福祉手当の廃止、シルバーパスの全面有料化を進めたこと。そうしたなかで、高齢者一人当たりの老人福祉費が、全都道府県で1位から30位にまで低下したこと。現在は7位にまで回復してきているとはいえ、高齢者人口がふえている東京都のテンポからいったら間に合っていないこと。…小池知事は超高齢社会への対応を重点においているが、「見える化改革」では要介護にならない人をどれだけふやすかということに重きを置き、特養ホームの待機者は3万人なのに整備目標は2025年度までにその半分、となっていること…。

気兼ねなく支援が受けられる
自分らしく過ごせる
 私は、高齢者の方々が元気に活躍してくださる場をつくっていくことはとても重要だと思っています。でも同時に、誰もが介護が必要になったり、病気になることはありうることです。そんなときにも、気兼ねなく支援を受けられ、自分らしく過ごせるようにしていくことも、とても大事だと思います。東京都の福祉をどうしていくのか、本当に大事なときにきていると実感です。

現場からの意見は…
 現場のみなさんの意見は本当にすばらしく、学ぶことばかりでした。
 ◆補聴器補助のことをとりくんでいるのはとてもいい。90代で亡くなった父も高くてローンで買い、調整も時間がかかった。でも、合ってくると元気になり、外出もするようになった。家族も大声を出して、まわりから「虐待しているのか」と誤解されることもなくなり、本当によかった。ぜひ補助をすすめてほしい。
 ◆今の政治は、同じ人間だ、という意識が欠けている。障害者も高齢者も人として尊重され、活躍の場があることが重要。
 ◆東京都の施策は元気な人中心では。役に立たない人はいらないという発想ではないかと心配。
 ◆人手が足りないと、高齢者のためにレクリエーションができなくなる。歌ったり、絵をかいたり、という場をつくっていくことが大事。働いている人にとっても、音楽があるような職場、というのは大事。そういう職場にしたいと思って組合もつくった。
 ◆特別養護老人ホームも重度の人がふえていて、90代をこえて入ってくる人もいる。虐待をするかしないか、実は紙一重ではないか。
 ◆ちゃんと給料があがっていくこと、それがよい介護にもつながる。時給も1500円にしてほしい。パートさんもやっていることは正規と変わらない。介護は続けることにより力もつくし、続けられるだけの給料が必要。
 ◆最低限の生活環境で過ごす入所者…国の基準が低すぎる。
 ◆福祉の現場は、人間と人間の仕事なので、人がそろわないとできない。
 ◆人が定着しない。
 ◆介護福祉士や社会福祉士などの仕事の重要性が、社会的に認知されるよう運動してきた。もっと広げていきたい。

「人として尊厳が守られているか」に立ち返って
 たくさんのご意見…書ききれませんが、大事だと思ったのは、「考え方」です。どんな施策をすすめるにしても、どういう「考え方」なのか。だれもが人としての尊厳、人権を守られているか。絶えず、そこに立ち返って考えることの大事さを実感しました。
 来年は都知事選もあります。東京の福祉の前進へ、知恵を出し合ってすすめたいと決意しています。

ハグロトンボ
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by hara-noriko | 2019-08-01 23:24 | 活動日誌 | Comments(0)

東久留米市都市農政推進協議会の総会に参加   

考えさせられたこと
 7月31日、東久留米市都市農政推進協議会の第33回通常総会に参加しました。開会あいさつでは、遠藤副会長から、私たちは必死で農地を守ってきたつもりだが、農家だけでなく消費者の方たちに応援してもらわないと都市農業は守れない。市議会の新しい議員さんにも市民の方にも理解、応援してもらえるようにとりくみたい。…という趣旨の内容が話され、改めて考えさせられました。その後、大山会長のあいさつで、今日も総会後に特定生産緑地指定についての説明会を行うので、参加して学んでほしいとのよびかけがありました。

私もごあいさつ
 議案可決後、来賓として出席していた市長と都議がそれぞれお祝いの言葉を一言述べました。以下は、私のあいさつ要旨です。

東京農業を牽引する東久留米

安心して家族農業が続けられるように
 本日は、第33回通常総会の開催まことにおめでとうございます。また、ご案内をいただきありがとうございます。ここ数日の猛暑で、作業も本当に大変だと思います。どうか、熱中症には十分注意され、体調に気を付けていただきたいと思います。
 2月22日に東京農業者大会がおこなわれ、私も会派を代表して出席させていただきました。毎年、農業者の方への表彰がおこなわれ、冊子にまとめられていますが、今年は、表紙が東久留米の農業者の方でした。
 改めて、東久留米のみなさんが、東京農業を牽引してくださっていると実感しました。そして、みなさんご家族を中心に頑張られています。日本の家族経営の農業の良さが大事にされる。今後とも家族農業が安心して続けられるように、国にもいっそう働きかけていかなければならない、と冊子をみながら感じました。

担い手のみなさんへの支援を強めたい

 そういうなかで、今、特定生産緑地指定についての対応をみなさん検討されています。勉強会なども積み重ねながらのきめ細かい取り組みに敬意を表します。私は、こうして都市農業を継続するために努力を続けられているみなさん、農業の担い手のみなさんへの支援を今こそもっと強めていくことが必要だと実感します。
 たとえば、固定資産税の負担が重い、という問題についても、市や都が知恵をだしていくことなど、真剣にすすめていくことが求められていると思います。

農業のプロに学びながら
 農業のプロであるみなさんのご意見に学ばせていただきながら、微力ですが、私もしっかりとりくんでいきたいと改めて考えています。今後ともよろしくお願い致します。
 会がますます発展することを祈念してお祝いの言葉といたします。

バッタ
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流れ(落合川)
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アメンボウ(黒目川)
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by hara-noriko | 2019-08-01 01:58 | 活動日誌 | Comments(0)