カテゴリ:都議会( 38 )   

9月の都議会はじまる   

初日に都知事が所信表明
築地市場の豊洲移転問題をどう話したか
 都議会第3回定例会(9月議会)がはじまりました。
 9月19日、初日の本会議は、知事の所信表明がありました。なんといっても、築地市場の豊洲移転問題をどのように話すのか、注目されました。
 「開場から83年、都民の台所を担い、まさに人と人との繋がりの中で育まれてきた築地市場の活気は、来月、豊洲へと引き継がれます」
 「新市場の環境が万端に整う中、先週には開場記念の式典を挙行いたしました」
 「築地の活気が豊洲へ引き継がれる」
 「新市場の環境が万端に整う」

公約違反の反省もなく
 知事はよく平気で口にしたな、ひどすぎる、と思いました。
 土壌汚染の問題も、今大問題になっている地盤沈下とひび割れの問題も触れず、安全・安心、といい切ることがどうしてできるのでしょう。そして、そのあとには、「常に都民の目線に立ち、都民のための都政を前進させてきた、そう確信しております」との自己評価。築地おかみさん会の質問にも、いっさい答えていないことはどう説明するのでしょうか。また、自らの公約違反への反省はまったくありません。
 共産党都議団は、代表質問でも徹底して追及します。ぜひ傍聴にいらしてください。
 本会議と総務委員会はインターネット中継もあります。

【議会日程(予定)】
<9月>
 9月19日(水) 本会議 知事の発言など
   26日(水) 本会議 代表質問
   27日(木) 本会議 一般質問
 9月28日~10月4日 委員会審査
 ★総務委員会は、10月2日(火)質疑、3日(水)決定
 10月5日(金) 本会議 討論・採決

*すべて、午後1時から。傍聴券は、議事堂の2階で受け取って入室を(1時間前から)。途中の入退室もできます。
*幼児ルーム(託児サービス)の申し込み 03(5320)7111
*磁気ループの申し込み 03(5320)7122
*傍聴の問い合わせ 03(5320)7141

総務委員会は「人権条例」案を審査
 総務委員会は、「人権条例」案を審査します。多様な性の理解の推進・差別の禁止、ヘイトスピーチの解消を軸にした内容です。すでに、6月の総務委員会で、考え方について一度質疑を行いました。今回は、条例案そのものについて質疑をおこないます。

共産党が条例提案
 共産党の条例提案は、避難場所にもなる学校体育館へのエアコン設置補助の条例、妊産婦に5500円チャージしたICカードを交付するマタニティパス条例の2つです。他会派に、賛同をよびかけています。
 小中学校の体育館等の冷房化を補助する条例案の内容は、こちら から
 マタニティパス交付等の助成に関する条例案の内容は、こちら から


駅前で都政報告
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コスモスとチョウ
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新しい事務所ニュースができました
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by hara-noriko | 2018-09-19 23:55 | 都議会 | Comments(0)

6月の都議会で出した私の文書質問   

議会ごとに文書質問
 都議会6月の定例会の最終日、文書質問を提出しました。都議会では、ひとつの定例会中、本会議質問をおこなった人以外は、文書質問ができるルールになっています。私は、これまでに一般質問を行なった3月議会以外は、毎回文書質問をおこなってきました。今回は、学校のブロック塀などの安全対策について、通学路の安全対策について、障害者グループホームの都加算制度の見直しについて、放課後等デイサービスの報酬変更について、質問しました。
 以下、質問全文です。(見出しはブログ用につけたものです)

【学校のブロック塀などの安全対策について】
早急に点検の結果の公表と対応を
 震度6弱の揺れを観測した6月18日の大阪北部地震で、高槻市の小学校のブロック塀が倒れて9歳の女の子が亡くなったことに、多くの方が心を痛めています。この高槻市の小学校の場合、鉄筋が塀の上部に達していなかったことなどがわかり、詳しい点検が必要になっています。改めて、地域の学校施設などの耐震や安全性について、心配する声が広がっています。
 学校施設については、文部科学省が耐震性について毎年調査を行なっているものの、ブロック塀や屋外プール、その他の屋外工作物は調査の対象外になっています。学校施設の耐震性について、文部科学省は6月19日、学校の安全点検等を行うよう通知し、都教委は6月20日に市区町村に依頼をしました。早急に点検と結果の公表、対応を求めます。
対応が求められている久留米中学校の万年塀
 東久留米市立久留米中学校は、小金井街道沿いにあり正門の横には高い万年塀がたっています。小金井街道は交通量も多く、騒音や排気ガス対策としてもこの万年塀が設置されてきました。しかしかねてから、近隣住民から、危険ではないかと指摘があります。万が一、道路側に倒れた場合、歩道も人のすれ違いがやっとという狭さであり、全く逃げ場がありません。
 このことについて、2015年の市議会定例会において、当時市議であった私も質問しました。当時は、久留米中学校に難聴学級を設置したことから、防音対策としてもブロック塀をなくす考えはない、というのが市教委の見解でした。
 しかし、このたびの事故がおき、改めて検討しなおすことが求められていると思います。都道の騒音と排気ガスの対策をとる必要があるという点からは、東京都としても対応が求められているのではないでしょうか。よって、以下の点について質問します。

 (Q1)学校のブロック塀をはじめとする工作物の詳細かつ、内部も含めた安全点検を、国、区市町村と協力して速やかに行い、結果を公表してください。
 (Q2)耐震性が十分でないブロック塀などが発見された場合は、早急に補強やフェンス、生け垣への転換などの対応がはかれるように、区市町村に対し、技術的・財政的支援を行なってください。
 (Q3)東久留米市立久留米中学校について、点検調査の結果、フェンスや生け垣などへの転換を図る場合、騒音や排気ガス対策を講ずることが必要です。騒音・排気ガス対策も考慮し、十分な検討を行い対応してください。

【通学路の安全対策について】
東久留米市立第6小学校の通学路改善
 東久留米市金山町の市道1062号線と都道24号線(練馬所沢線)が交差する、第6小学校の通学路部分についての改善を求め、質問します。
 この場所はかねてから、車と歩行者が接触するなどの事故がくりかえされており、いつか大きな事故が起こりかねないと住民から大変心配されています。2018年の東久留米市議会第1回定例会でもこのことが質問されています。都道側にも、カラー舗装を行なう、注意喚起の看板等をわかりやすく表示する、などの要望が出されています。市からも要望していくとの答弁がありましたが、通学路であることから、東京都として早急に以下の点について対応を求めます。

 (Q1)子どもたちの通学路だということがわかるように都道側にも看板設置や、カラー舗装などをおこなってください。

【障害者グループホームの都加算制度の見直しについて】
都加算を後退させないよう求める
 東京都は、今年の10月から、都加算制度を見直すとしています。障害者自立支援法により、国がグループホーム・ケアホームを制度化するなかで日割り制度を実施したもとでも、東京都は利用していない日は基本単価を補てんするという都加算制度で、法の欠点をカバーしてきました。これにより、グループホームの収入が安定し、グループホームが増えてきました。地域の中で過ごす、という当たり前のことが実現できるようになりつつありました。
 ところが、今回の都加算の見直しが行われれば、利用していない日は1日当たりの単価を下げられてしまうため、事業所の運営、そして何より、障害者の暮らしに大きな影響を及ぼすことになります。
 グループホームを利用している方々の状況はさまざまです。重度の障害者が、週末は実家に帰って過ごすことで安定して暮らせるという方もいますし、常時ホームで過ごす方もいます。誰もが地域で安心して暮らしていけるように、都加算制度を後退させないよう、強く求めます。

 (Q1)今回の見直しにより、都内のグループホームに、実際にどのぐらいの影響が出るのか調査し、公表してください。答弁を求めます。
 (Q2)東京都では事業所に対する説明会をおこなっていますが、疑問と不安の声はますます大きくなっています。10月実施を前提にせず、現場および利用者家族の声を十分に聞き取る必要があると考えますが、いかがですか。

【放課後等デイサービスの報酬変更について】
良質な事業所が撤退しないよう支援を
 放課後等デイサービスは、学齢期の障害児が放課後や長期休暇中において、生活能力向上のための訓練や自立促進、また居場所づくりとして必要不可欠なものです。障害児が安心して利用できることが重要です。
 今年度から、区市町村が行う判定に該当する児童の割合に応じて、事業所の報酬区分が決まることになりました。国は判定の基となる指標について、障害児の状態像を勘案したものとしています。
 該当する児童が半数を超えると区分1、それ以下であれば区分2となります。とくに区分2になった場合、報酬の大幅引き下げ、人員配置加算(児童指導員等加配加算)も1人しか認められず、多くの事業所が減収になり存続の危機に見舞われています。
 判定は区市町村が行いますが、それぞれの自治体で対応に差もあり、国が示した判定における指標についても問題が指摘されています。特別支援学校に通う、重度判定をされている肢体不自由児でも非該当になっており、保護者の間でも混乱が生じています。正しい判定にもとづき、支援を行なうことができるのか、関係者からも問題を指摘されています。
 今回の変更は、放課後デイサービスの事業所が増加するなか、国としても「利潤を追求し支援の質が低い事業所」への対策としています。しかし、すでに、「利潤追求」型の事業所は、今回の改定により、利用者への対応も不十分なまま早々と撤退したり、報酬が相対的に高い区分1にするために、利用者を選別するなどの動きをみせています。
 そうしたなか、良心的な事業所は、区分2になってもこれまでどおり利用者を大事にした運営に努力をしていますが、年間数百万円の減収になると見込む中、事業所を存続できる見通しがない状態です。よって、以下の点について質問します。

 (Q1)厚労省通知(2018年2月13日)では、指標の判定に準ずる状態について区市町村が判断するにあたり、「障害児の状態を判断するにあたり、利用中の放課後等デイサービス事業所に対してヒアリング等を行うことは差し支えない」としています。また、3月2日の通知では「報酬区分の導入当初の措置として、平成30年3月31日時点において現に存する事業所にあっては、平成30年4月1日時点の在籍者数(契約者数)に占める指標該当児の割合により報酬区分を判定すること。また、導入後3月経過後は、3月における障害児の延べ人数により算出すること」としています。
 これにもとづき、区市町村が事業所のヒアリング等を実施したのか、当初の時点と3か月後でどのような対応がなされたのか、都として実態を調査し、把握してください。そして、公表してください。
 (Q2)放課後等デイサービスの報酬、および、区分の指標の見直しを国にはたらきかけてください。
 (Q3)良質な事業所が撤退しないよう、都としての放課後等デイサービスへの支援を検討してください。


東久留米市で開いた「都政・市政を語るつどい」で議会質問などを報告
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市民のみなさんからたくさん意見をいただきました
(正面左から)原、永田まさ子市議、北村りゅうた市議
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原のり子事務所ニュース第3号です
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by hara-noriko | 2018-07-28 01:48 | 都議会 | Comments(0)

都議会第2回定例会が終わりました   

 6月27日、2018年東京都議会第2回定例会(6月議会)が終わりました。最終日の本会議で、各会派の討論や賛否を通して、また1カ月をふりかえりながら感じたことについて、いくつか、報告します。

児童虐待問題をめぐって大きな議論に
 今議会は、児童虐待問題をめぐって大きな議論となりました。「児童虐待防止対策の強化及び充実に関する意見書」が全会一致で国に向けて提出することになりました。また、知事の答弁でも児童相談所の体制強化などの答弁もありました。
 共産党の質問で、児童福祉司はあと90人増やす必要があることも明らかになりました。都民の陳情も厚生委員会では継続審査になっています。
 驚いたのは、この陳情の項目のうち、警察消防委員会に該当する部分(警察が受けた、虐待が疑われる案件の情報等を児童相談所に知らせること)については、共産党は賛成ですが、不採択になったと。引き続き、子どもの命をまもるために、議論を重ね、とりくみを強めていく必要があると実感します。

大阪北部地震とブロック塀対策

 議会中に、大阪北部地震がおき、高槻市の小学校のブロック塀が倒れて亡くなった9歳の女の子など、5人の方が亡くなられました。今日(6月27日)の本会議の冒頭、議長から、都議会議員全員の拠出により、現地へ救援募金を送ったことが報告されました。議会のなかでも、防災対策について多くの議員がとりあげました。
 共産党都議団は、6月21日に知事と教育長あてに、緊急申し入れをおこないました。現在、学校施設等の安全点検がおこなわれていますが、その結果を受け対応することを求めています。
 「学校のブロック塀などの安全対策に関する申し入れ」全文

受動喫煙防止条例が成立
 マスコミにもっとも注目されたのは、知事提案の受動喫煙防止条例です。これは、自民党だけが反対しましたが、可決されました。
 共産党としては、屋内全面禁煙の公約にたって論戦し、修正案も出しました。また、厚生委員会では、共産党の和泉なおみ都議の提案で参考人質疑がおこなわれました。
 私も、医師会長の尾崎治夫先生の参考人質疑を傍聴しましたが、とても勉強になりました。まず、受動喫煙の害について共通認識にしたうえで、検討していくことが大事だと思いました。いままで喫煙ができていたスペースを禁煙にするために、壁紙をはりかえるとかリニューアルするときに、補助を出せたらいいのでは、という尾崎先生のご意見にはなるほど、と思いました。また、狭いスペースほど害がある、という指摘、加熱式タバコも有害物質を含んでおり健康にまったく影響ないといえないのだから、紙タバコと同様に規制すべき、という指摘も重要でした。
 まずは、今回、第一歩です。さまざまな立場の都民の意見を聞きながら、受動喫煙防止をすすめていくことが大切です。
 「東京都受動喫煙防止条例案に対する修正案」全文

子どもの医療費無料化に向けての2つの条例案
議論ないまま否決 実現に向け引き続き努力
 残念だったのは、共産党都議団で提案した、子どもの医療費無料化に向けての2つの条例案が否決されたことです。
 ひとつは、多摩・島しょでも小中学生の医療費を無料化できるようにする、もうひとつは、全都の18歳までの子どもたちの医療費無料化ができるようにする、というもの。あわせて、1食460円にも及ぶ入院時食事療養費の自己負担をなくすための提案もしています。
 質疑ができる厚生委員会では何も質疑がないまま、6月27日の最終本会議で否決…。本当に残念です。多摩格差解消、子育て支援は都議選で重要なテーマでした。他の会派の人でもとりあげている人は多くいたのでは。ひきつづき各会派にもよびかけながら実現に向けとりくんでいきます。
 「子ども・青少年の医療費助成条例案」全文

朝鮮高校の修学支援金制度に関する意見書は不採択に

 共産党提案の意見書のうち、文教委員会で提案された「朝鮮高級学校における高等学校就学支援金制度の適用に関する意見書」は調整つかず、不採択に。(都議会は意見書は全会一致で提出するのがルールです)
 都として、あらゆる差別の解消が大事だと人権条例をつくろうとしているなか、こうした意見書が通る議会に前進していく必要があると思います。

文書質問を提出
 私は、文書質問を提出しました。内容は、(1)学校のブロック塀などの安全対策について(2)通学路の安全対策について(3)障害者グループホームの都加算制度の見直し問題について(4)放課後等デイサービスの報酬変更問題について―です。また、答弁がきたらお知らせします。

 人権条例については、改めて書くつもりです。


総務委員会で質問(右は、とくとめ道信都議)
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(撮影:長島可純 二次加工、SNS以外のご利用はお控えください)


日本共産党都議団の本会議質問と討論

代表質問 あぜ上三和子都議
一般質問 とや英津子都議
討論   星見てい子都議



原のり子都議会報告
写真をクリックすると表示されます



by hara-noriko | 2018-06-27 23:33 | 都議会 | Comments(0)

あぜ上三和子議員が代表質問   

諭すように、そして厳しく
 都議会6月議会。19日は各会派の代表質問がありました。共産党都議団からは、あぜ上三和子議員が質問に立ちました。
 質問は、市場問題、受動喫煙防止条例、児童虐待対策、保育園待機児問題、国民健康保険税、高齢者福祉(シルバーパス、特別養護老人ホームなど)、旧優生保護法にもとづく強制不妊手術問題、性教育、中小企業振興条例、岸記念体育会館をめぐる疑惑、都市計画道路の見直し、横田基地へのオスプレイ配備問題。
 あぜがみさんは、やさしく諭すように、でも都民の立場でゆずれないところは厳しく、本当に説得力ある質問でした。

築地市場の豊洲移転

「公約違反ではありませんか」と
 質問の最初で、築地市場の豊洲移転を強行しようとしていることについて、築地を守る、といったのに、知事が設置した検討会議の報告書では、市場機能や中卸についてまったく示されていないことを指摘し、「公約違反ではありませんか」と。知事は、「大きな鳥の目で提言いただいた」とまったく正面から答えられませんでした。鳥の目って…。鳥になって、高いところからみると、公約も無かったことになるのか…?

米軍横田基地へのオスプレイ配備問題

米国本土並みの対応を求める
 いちばん最後の質問は横田基地へのオスプレイ配備問題。
 「アメリカ本国で、米軍がCV22オスプレイの夜間低空飛行訓練を計画したときは、地元で十数回の説明会を開き、住民などから、『騒音や大気汚染をもたらす』『野生動物や家畜に深刻な影響を与える』『平和で静かな環境がだめになる』など、強い反対の声が出されると計画はストップしたままになっています。米軍や日本政府に対し、オスプレイの配備や訓練の計画について、米本国並みに地元住民に説明し、住民の意見を尊重するよう求めるべきではありませんか。知事の答弁を求めます」

都と横田基地周辺自治体が米軍に「安全性への懸念がぬぐえない」と要請
知事は「その認識と基本的に同じ」と答弁
 知事は、「安全保障は国の専管事項」と相変わらずくりかえしました。が、東京都と横田基地周辺自治体が国と米軍に、「国内外での事故や緊急着陸が続き、安全性への懸念がぬぐえない状況」とふみこんだ認識での要請を出したことを指摘すると、「その認識と基本的に同じ」と答弁しました。これは重要です。安全性の懸念がぬぐえないのに、本格配備はだめです。

平和の動きを前に動かす努力を都に要求
 あぜ上さんは、質問を、南北首脳会談、米朝首脳会談が相次いで開かれ、平和の動きが強まっていること、東京都としてもこうした平和の動きを前に動かす努力が求められていることを指摘し、しめくくりました。すると、知事は、平和の流れを認めつつも、それでもまだ不透明だ、と指摘しました。う~ん…それで何を言いたいのでしょうか。小池知事が、都民の命とくらしを守る立場に立てるのか、いよいよ問われています。

共産党都議団 米軍基地対策特別委員会設置を提案
 さて、20日の本会議で共産党都議団は、米軍基地対策特別委員会設置を提案しました。オスプレイ配備が目の前に迫っているなか、調査や必要な対策をとるためです。オスプレイに反対でも賛成でも、必要です。この東京に配備するというのですから、議会としてもひとごとでいることはできません。ところが、共産党以外はみな反対。これはおどろきでした。
 オスプレイは横田にも、日本のどこにもいらない! 改めて強く思います!

*代表質問、とや英津子さんの一般質問も都議会のホームページから録画でみることができます。ぜひ!


代表質問に立つ、あぜ上三和子議員
(6月19日、都議会本会議)
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(撮影:長島可純 二次加工、SNS以外のご利用はお控えください)



by hara-noriko | 2018-06-20 22:45 | 都議会 | Comments(0)

6月議会が始まります   

主な日程は
 都議会2018年第2回定例会(6月議会)が始まります。主な日程は次のとおりです。ぜひ、傍聴におこしください。
 12日(火) 本会議 開会・知事所信表明
 19日(火) 本会議 代表質問・・・共産党は、あぜがみ議員
 20日(水) 本会議 一般質問・・・共産党は、とや議員
 21~25日 委員会
  私が所属する総務委員会は
  22日(金)質疑、25日(月)決定
 27日(水) 本会議 閉会・討論、採決

 ※すべて議会は午後1時から。傍聴受付は1時間前から議事堂2階にて。途中の入退室も可。
 ※託児サービス利用申し込みは、前日までに、議会局03(5320)7111へ。
 ※磁気ループの利用申し込みは、前日までに、議会局03(5320)7122へ。
 ※本会議と総務委員会は、インターネット中継されます。

共産党 子どもの医療費無料化に向けた条例提案を予定
 厚生委員会(22日)に、障害者差別解消条例、受動喫煙防止条例がかかります。また共産党都議団は、子どもの医療費無料化に向けた条例提案をおこないます。
 子どもの医療費は、小中学生まで23区は完全無料。しかし、多摩地域は多くが所得制限や一部負担が残っています。この多摩格差を解消したい。
また、全都で子どもの医療費を18歳未満まで拡大すること。入院食事代の負担もなくします。全体で90億円と見込んでいます。

総務委員会 人権条例についての報告と質疑が
 総務委員会(22日)では、都が9月に提出予定の人権条例についての報告が行われます。 性自認や性的指向等を理由とする差別の解消や啓発を推進。ヘイトスピーチ解消に向けたとりくみが中心の条例案になる見込み。私は、報告に対する質疑を予定しています。

請願・陳情は
 都議会への請願・陳情は、6月議会最終日の前日・正午までに提出されれば、9月議会で審査されます。検討されている方は、ご相談ください。

記者会見で子どもの医療費無料化に向けた条例提案を発表=5日、都庁
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記者会見には私や尾崎あや子都議(右)も参加しました
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by hara-noriko | 2018-06-07 01:26 | 都議会 | Comments(0)

地域のみなさんが都議会を見学に   

東久留米市の西部地域から
 4月12日、東久留米市西部地域のみなさんが、都議会議事堂の見学に来てくださいました。地域の党後援会発行の地域通信でお知らせしたところ、10人の方が。午前中は第1庁舎の展望室や近くの公園の散策などを楽しまれ、議会レストランで昼食をとられたそうです。そして、午後1時半からの議事堂見学には私も同行しました。

議事堂と知事室は同じ高さにある
 都議会2階のPRコーナー、6階の窓から庁舎の説明を受けました。議事堂と知事室は同じ高さにあること(2元代表制を表現)、知事室の高さはちょうどはしご車が届くぎりぎりの高さだということ、など。知事室より上で働いている人たちに何かあったときの避難は大丈夫なのか、などいろいろと質問も出されていました。

議場に入り、こぼれ話も聞いて…
 その後、第15委員会室に入りました。予算特別委員会をおこなういちばん大きな委員会室です。予算特別委員会の委員になった都議が、ここで予算の審査をおこない、その後、本会議で全議員による討論・採決をおこなう…などの仕組みについても質問がありました。
 そして、議場へ。都議が同行しているので、議場に入っての見学ができました。
 「ここは、鎌倉の大仏様がすっぽり入る広さなんですよ」「知事の席が他の席と違うのは、石原元知事が腰痛持ちだったため、固い椅子に変えてくれとの話があって、変えたためです」など、こぼれ話も。都の担当職員の方による説明はここまで。ていねいに説明していただき、とてもよかったです。

共産党都議団の控室で大山とも子幹事長と懇談

 最後は、共産党都議団の控え室にご案内し、お茶を飲みながら懇談。東久留米出身の大山とも子幹事長も参加、みなさんにごあいさつ。みなさん自己紹介しながら交流。「とくに選挙に関心もなかったが、家にお知らせが入ったので参加してみた。来てみてよかった」との感想も。
 「築地市場の問題はどうなるのか?」との質問も。「豊洲でまとまるしかないのでは」と最初はいっていた方が、豊洲の土壌汚染の深刻さや業者のみなさんが合意していないことを知り、「築地再整備に戻せばいいのでは」と。

「都政を身近に感じた」「これから応援していきたい」

みなさんの感想に感激
 帰りがけ、「来てみてよかった。都政を身近に感じた」「これから応援していきたい」との感想も寄せられ、とてもうれしかったです。来てくださったみなさん、ありがとうございました!

*都議会議事堂の見学申し込みは、都議会PRコーナーへ。
電話 03(5320)7129(直通)


議場の中へ
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都議会2階のPRコーナーで
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都議会6階の窓から庁舎の説明も聞きました
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共産党都議団控室で大山とも子幹事長(左側手前)と懇談
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by hara-noriko | 2018-04-16 01:15 | 都議会 | Comments(0)

小池都知事の予算案に共産党は反対 その理由は?   

 都議会第1回定例会に提出された小池知事の予算案に、日本共産党都議団は一般会計の組み替え案・市場会計の修正案を提起。これらは否決となりました。そのうえで、共産党都議団は、知事の予算案には反対しました。
 昨年は、組み替え案を提起し、否決されたうえで知事の予算案には賛成しました。昨年と今年の違いは何か…。

小池知事が公約を破って豊洲移転推進に舵を切った
 ひとつは、小池知事が公約を破って、築地市場の豊洲移転推進へと舵を切ったことです。
 昨年は、知事は立ち止まって検討していく姿勢でした。その後、都議選でも、築地は守る、豊洲を活かす、と公約しています。しかし、都議選が終わるとその公約を反故にしました。今回の予算案は、▽築地市場を解体▽道路設置▽豊洲を10月に開場―が前提になっています。築地で働く人たちの合意もない。豊洲の安全も担保されていない。このことが明白なのに本来移転はありえません。

大型開発偏重
 第二に、大型開発偏重の予算案になっていることです。築地市場の敷地内を通る道路、1メートル1億円の外かく環状道路、住民から5件もの裁判が起こされている特定整備路線などを推進するとしています。

岸記念体育会館の移転をめぐる疑惑
 第三に、森元首相など自民党政治家が深く関与して、岸記念体育会館(日本体育協会本部)の移転・建て替えを優遇するという都政を歪める大問題が起きています。しかも、このことを東京都の都合、オリンピックのためのように見せかけて進めようとし、議会での虚偽答弁、文書隠しも行なわれてきました。知事は、このことを解明する姿勢に立っていません。予算案にもこれらに関係する予算が計上されています。

国保税の負担軽減に冷たい都の姿勢
 第四に、国保税の負担軽減についての東京都の姿勢です。区市町村からも、低所得者、多子世帯への負担軽減策を要望されているのに、都は財政支援をすすめようとはしません。それどころか、区市町村が一般会計から繰り入れをしながら、保険税引き上げを抑制しているにもかかわらず、この繰り入れをやめるように方針を出しています。
 こうしたことから、知事の予算案には反対しました。

大事な前進もあります
 一方、予算案には、大事な前進も少なくありません。
 うれしかったのは、障害者医療費助成の対象が精神障害1級の方まで広がったこと。
 また、多摩地域支援のための市町村総合交付金が増額されたこと。
 そして、保育・学童保育・NICU(新生児集中治療室)・特別養護老人ホームの整備目標が引き上げられたこと。
 住宅耐震化助成の対象拡大、子ども食堂支援、医療的ケアが必要な子どもたちの通学保障などなど。

都民の願い実現へねばり強くとりくみます
 都民のみなさんと運動しながら、声をうかがいながら、議会でとりくんできました。こうした前進面については、評価をし、より充実していけるようにとりくんでいきます。
 斉藤まりこ都議が共産党都議団を代表して討論をおこなったとき、こうした前進面を評価することに言及すると、「今度は評価するのかよ」「評価するなら予算に賛成しろよ」との野次が議場から。予算案全体に反対すると、そのなかで評価できることについてものをいうことはおかしいと考えているのでしょうか? 共産党都議団は、これからも、都民の立場にたって、知事の姿勢を厳しく問いながら、くらし・福祉・教育などについての都民要求実現のために、ねばりづよくとりくんでいきます。

日本共産党都議団
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南沢湧水に咲くシャガ(東久留米市)
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コブシの花
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by hara-noriko | 2018-03-31 19:35 | 都議会 | Comments(0)

迷惑防止条例「改正」案の可決に思う   

都議会第1回定例会終わる
 都議会第1回定例会(3月議会)が終わりました。長くて密度の濃い、1カ月でした。一般質問したことも、ずいぶん前のことのように思えます。

迷惑防止条例 重大な改悪
なぜ「改正」が必要かの理由も示されず
 最終本会議は、多数の傍聴者が駆けつける中、迷惑防止条例「改正」案の採決がおこなわれ、賛成多数で可決されました。
 今回の「改正」は、国会前や路上などで政治家の批判をする、労働組合が会社を批判する宣伝をする、ジャーナリストが取材対象の周辺を調べる…などのことを繰り返しおこなった場合、取締りの対象にされる可能性が生じる、重大な改悪です。
 警察・消防委員会の質疑において、「労働運動、市民運動、取材活動は正当な権利行使」だから、「本条例の対象外だ」との答弁はありましたが、そのことは、条例には書かれていません。しかも、なぜこの改正が必要なのか、という理由すら示されていません。

本来なら立ち止まって十分に検討すべき案件
 圧倒的多くの都民が知らないまま、このような重大な改悪をおこなうことは許されないことです。たとえ、賛成の人であっても、ここは立ち止まって、十分検討することが必要な案件だと思います。

8000通を超える「通してはいけない」の声
 この短い期間だけでも、これは通してはいけない、と法律の専門家や都民のみなさんが声をあげ、要請書は8000通を大きく超えて寄せられています。私たち都議会議員は、この声を重く受け止める必要があります。

賛成した会派は
 しかし…各会派の討論のなかで、自民はこの条例改定案には触れず。都民ファーストは、悪意にもとづく行為を規制する、迷惑行為から都民を守るのは都議会の責任、と。公明は、犯罪が多様化するなか、治安強化を求める都民の声に応えるもの、と。民進は、デモ封じに通じるものであれば断固反対だが、都民生活を守るものなので賛成、と。かがやけは、左派系の法律団体などが懸念を指摘しているが、法律のプロが拡大解釈して市民活動が萎縮することのほうが問題、と。(詳細は議会局のホームページから録画をご覧ください)

採決結果
 反対…共産、生活者ネット、維新、
    民進・立憲民主のうち立憲民主の1人
 賛成…都ファ、公明、自民、かがやけ、
    民進・立憲民主のうち民進の4人

今後につながる都民の声
 通ってしまったのは本当に残念ですが、都民のみなさんの声が確実に都議会を動かしていることを実感しました。今後につながると確信します! これからも、都民のみなさんと一緒に、とりくみを強めていきます。

シルパーパスの改善 実現するまでねばり強く
 もうひとつ、急ぎ報告したいのは、シルバーパス改善条例です。20510円のパスの費用負担を軽減し、3000円のパスを発行する、多摩都市モノレールなどに適用拡大をする、などの内容。市長会からも、シルバーパスの負担軽減は要望されており、まさに、立場の違いをこえた共通の願いです。しかし、共産党と生活者ネットのみの賛成で否決されました。
 本当に残念です。しかも、なぜ反対なのかという理由をいわない会派が多数…。引き続き、改善を実現するまでねばりづよくとりくみます。

駅前で都政報告
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夕日に映える桜
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by hara-noriko | 2018-03-29 23:17 | 都議会 | Comments(0)

都議会総務委員会の質問から(5)   

 都議会総務委員会でおこなった質問を紹介しています。5回目は、委員会質問の最後です。テーマは、若い世代の投票率が低いことについて。子ども議会の設置を提案しました。

★若い世代の投票率が低いことについて
 選管での質問は、若い世代の投票率が低いことについて、をテーマにおこないました。私は、投票率が低いから若い世代がだめだ、ということではなく、なぜ、投票に行かないのか、まず若者自身に意見を聞いていくことが大事、ということを提起しました。都としても、選挙後に世論調査をおこなっているのですが、若者のサンプル数は少ないので、もっと若者に直接聞いていくということが大事だと要請しました。

政治や選挙 どうやって関心をもってもらうか
 同時に、その世論調査でも、若年層の意識が高まるためには、「政治や選挙についての学校教育の充実が必要」という回答がトップでした。やはり、主権者教育が大事ということです。
 今回、総務省の調査を紹介しました。2014年1月に発表された「未成年者及び若い有権者を対象とした啓発事業実態調査報告書」は、全国の選管を対象に、今後の主権者教育推進を目的におこなわれました。私が注目したのは、調査項目のなかに「子ども議会」を実施しているかどうか、ということがあったことです。調査時点で、子ども議会を実施している都道府県は11県でした。

東久留米市の子ども議会を傍聴して
 以前、東久留米市の子ども議会を傍聴したとき、子どもの目線ですばらしい提起がされ、それにもとづいて道路を直したり、部長たちが一生懸命答弁し、施策を検討する機会となりました。議会形式がなぜ大事かというと、子どもの意見表明権を公式の場できちんと保障し、それに対し大人が責任をもって答えていく。そうすることによって、自分の言ったことが実現する、活かされるという経験をしていく。もちろん実らないものもある。そのときは、どうしてなのか、どうすればいいか、を考えることができる。そういう経験を通して、社会に働きかけることは無駄ではない、政治は大事なんだという経験をすることができます。

権利の主体者としての子どもの意見にきちんと向き合う
 私は、こういう経験が日本の子どもたちには圧倒的に足りないと思うのです。単に子どもの声を聞く、という範囲ではなく、権利の主体者としての子どもの意見にきちんと向き合うということが大事だと思うのです。子どもの権利条約の立場にたって、子ども議会の検討を強く求めました。

若い世代の声を聞き、実際に生かす努力こそ
 政策企画局では、東京都の実行プラン策定の過程で、若い世代の声をどう聞いていったのか質問しました。すると、都立高校20校、290人に出前授業をおこない、実行プランの案を報告し、高校生から意見をいただいた。自主的に、1300件もの意見も寄せられた、と。
 実際に授業をおこなった局の職員の方々の感想はどうだったかうかがうと、「直接話すことによって、日ごろ気づかないことにも気づけた」などの声が紹介されました。私は、こういうとりくみは本当に重要であること、ぜひ、提案したことが今後どうなったかも、高校生に報告してほしい、今後も意識的に若い世代の声を聞くことを強く求めました。「引き続き若い世代の意見も聞きつつ、政策の立案やその推進に努めていく」と。
ある県では、高校生議会、学生議会を実施しています。半年かけて調査や議論を積み重ね、議会で質問をおこない、提案して実現されたことも公表しています。こうした事例も示しながら、検討を求めました。

子どもの権利条約にもどづく取り組みが重要に
 私は、市議会議員のときに、子どもの権利条約にもとづく条例をつくり、選挙権のない子どもたちの声を市政に生かしたい、とずっと思ってとりくんできました。なかなか、条例にはいたりませんが、今、ますます子どもの権利条約にもとづくとりくみが重要になってきていると思います。ひきつづき、とりくんでいきます。


武蔵野の雑木林に咲くカタクリ
(東京都清瀬市中里の緑地保全地域)
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by hara-noriko | 2018-03-28 18:48 | 都議会 | Comments(0)

都議会総務委員会の質問から(4)   

★ひきこもりの方への支援について
 都議会総務委員会でおこなった質問を紹介しています。今回は、青少年・治安対策本部関係のテーマとして、ひきこもりの方への支援について質問しました。

身近なところに居場所があることの重要性
 日本共産党都議団は、ずっと継続して質問を重ねてきています。直近では、昨年の決算特別委員会で里吉ゆみ都議が質問しています。そのときに里吉都議は、身近なところに居場所があることの重要性を訴え、東京都全体をみると地域に偏りがある。西武線沿線などは空白だということを指摘しました。

居場所空白地域の解消に向けて
 私は、そのことをふまえ、改めて居場所の重要性についての認識をまず聞きました。青少年対策担当部長は、「身近な地域で自宅以外に安心して通える居場所があることが重要」と答弁。そうであれば、空白の地域の解消が課題になります。
 東京都としての目標をもって市区町村に働きかけをしてほしい、と求めたところ、市区町村が居場所を立ち上げる場合の財政支援や研修、新規団体の募集などを引き続きおこなうとの答弁。実際には、自宅を開放して居場所にしていたり、さまざまな努力があります。そうしたことの把握や支援の重要性を訴えました。

国に情報提供を求めてほしい
 また、来年度は内閣府がひきこもりの長期化、高齢化の調査をおこないます。都としても、国に対し情報提供を求めてほしいと要請しました。こうした調査をどう分析していくかは、都や市区町村の支援のあり方を考える上でとても重要です。

一人ひとりの違いに寄り添って
 私は、「ひきこもり」とひとことで言っても、一人ひとり違うということがとても重要だと思います。長期化、といってもいつからひきこもりになったのかはそれぞれ。また、自室にこもる方もいれば、買い物には行くという人もいる。もちろん、きっかけも違います。そこに寄り添う、息の長い支援が必要です。

社会参加や自立の中身は人それぞれ
 そして…みなさん自分を責めています。でもいろんな歩みがあっていいんだ、ということをもっと大事にしたい。ですから、答弁のなかで「早期の社会参加を後押し」とか「自立に向けて」という表現がありましたが、私はもっと深めていく必要があるのでは、と感じました。
 私は、こうした問題を考えるとき、いつも、「障害者自立支援法」のことを思い出します。「すべて介助なしには暮らせない私は、自立していない人間ということでしょうか」とストレッチャーの上から訴えた女性の姿が忘れられません。
 社会参加の仕方、自立の中身は人それぞれです。それを認め合うことが大事ではないでしょうか。

日本社会の在り方にも目を向けて

 そして、不登校問題でも、ひきこもり問題でも、いつも当事者の問題にされがちですが、やさしさのない、やり直しがしにくい、今の日本社会自体のあり方をもっと考えあいたいと強く思います。


都議会総務委員会で質問
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撮影:長島可純さん ↑
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満開の桜
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by hara-noriko | 2018-03-27 14:27 | 都議会 | Comments(0)