カテゴリ:市政報告( 384 )   

さいわい保育園 若いお母さんの訴え   

 12月2日、共産党の北村りゅうた・東久留米市議と一緒に、市政都政報告会を開きました。宮本徹衆院議員も駆け付けてくださいました。会場は満員! 参加されたみなさんから、たくさんのご意見が出され、勉強になるとともに、力をあわせてがんばりたいと改めて思いました。

 市立さいわい保育園(東久留米市幸町)は今年度、最後の園児が卒園します。そのこと自体、本当に胸がつまりますが、その後のさいわい保育園園舎や今行われている園庭開放・子育て支援(地域活動事業)はどうなるのかが課題になっています。
 市が非公開でおこなってきた「公共施設マネジメント推進委員会」が11月に報告書をまとめ、結論は「施設を解体し土地を売却することが適当」というものでした。これを受け、市長がどう判断するかということになります。
 今回の報告会には、幼稚園入園前の子どもさんと毎日さいわい保育園に行って、園庭開放(地域子育て支援事業)を利用しているお母さん(28歳)が参加してくれ、思いを話してくださいました。そのお話は、さいわい保育園が在籍園児だけでなく、地域の親子にとってもかけがえのない役割を果たしていることがとてもよくわかる内容で、胸があつくなりました。ご本人から了解をいただいたので、スピーチを紹介します。
 さいわい保育園については、いちばん下の関連記事のリンクをご覧ください。


地域の子育て支援
かけがえのない役割を果たしているさいわい保育園
若いお母さんの訴え


 私からお話しするのは、今年度いっぱいで閉園するさいわい保育園についてです。
 この件の結論を申し上げますと、保育園閉園後も、現在さいわい保育園の保育士さんが行っている園庭開放を続けていただきたいです。

 保育士さんが行っている園庭開放というのは、平日9時30分から16時30分まで、園舎と園庭で地域の親子も自由に遊んでくださいというものです。電子レンジやポットも貸し出してくれてお弁当を持っていけば一日中遊べて、乳児のお子さんが来た時には布団を出してくれます。

 園庭開放を継続してほしい一つ目の理由は、東久留米市北部に児童館や子育て支援センターがなく、乳幼児が安心して遊べる場所がないということです。
 このことについては何年も前から東久留米の政策に上がっておりますが、いまだに実現されていません。
 私は東久留米市北部に住んでおりますが、新たに施設を造れるような空き地がないように感じるので、さいわい保育園の跡地を利用しない限りこの政策は実現されないのではないかと思います。

 二つ目の理由は、さいわい保育園の園舎と園庭が、乳幼児にとって非常に過ごしやすいつくりになっていることです。
 砂場も三輪車も沢山あり危険な遊具もありません。子どもが勝手に道路に出られないような門とフェンスで囲まれているので、公園と違って車の事故の心配がなく、ボール遊びも思い切りできます。

 三つめの理由は、さいわい保育園の園庭開放を利用している市民が年間3000人以上もいることです。
 なぜこれだけ多くの利用者がいるのかというと、常駐している職員とのかかわり方が児童館などとは全く異なるからです。
 さいわい保育園の園庭開放では保育士さんがお出迎えとお見送りをしてくれます。
 室内でも屋外でも一緒に子どもと遊んでくれて、慣れない育児で孤独感や不安抱えたお母さん方の話し相手にもなってくれます。

 私自身、育児ノイローゼになりそうになった時や、病気がわかり手術をすることになった時も、体調を気遣ってくれたり、娘の子守をしてくれたり、私たち親子を心から支えてくれました。

 毎日園庭開放に来ていた親子が遠くに引っ越すことになった時にも園児と先生方がお別れ会を開いてくれました。これだけ市民の親子に寄り添った環境は児童館にも子育て支援センターにもありません。

 遊びに来るのは地域の親子だけではありません。
 東久留米市が進めた民間保育園もさいわい保育園の園庭にたくさん遊びに来ています。
 民間の小規模保育園には園庭がないので、園児を公園に連れて行っても他の保育園の子どもたちが先に遊んでいると込み合ってしまうのでそのまま帰ったり、空いている違う公園を探すことがあるそうです。
 こういう問題をなくすためにも、さいわい保育園の園庭開放を利用するべきではないでしょうか。

 さいわい保育園の保育士さんが園庭開放を行ってくれたことで、地域のお母さん方とも交流することができ、子どもにもたくさん友達ができました。
 東久留米市の政策にある「地域のつながり」「子育てしやすいまちに」「北部地域の子育て支援機能」を果たしてくれているのは、さいわい保育園の方々のおかげです。

 10月の市議会で、さいわい保育園の子育て施設計画は「中央児童館とさいわい保育園の距離が近いため必要ない」「子育て支援施設として残すには老朽化が懸念点」「子育て支援施設としては狭い」などの理由で不採択でした。

 老朽化を問題視するのであれば、在園児がいる今すぐに補修工事を行うべきだと思います。
 また「中央児童館に遊びに行けばいい」ということではなく、小山地区や氷川台、野火止に住む市民が徒歩でも利用できるさいわい保育園の場所に、子育て支援施設を必要としています。広くて綺麗な施設を必要としているわけではありません。古い建物を長く大事に利用することは良いことではないのでしょうか。

 何年も前から東久留米市北部に子育て支援機能が必要と分かっていながら計画を進めず、その機能を果たしてくれているさいわい保育園の園庭開放を閉園とともに終わらせるのは納得がいきません。

 今、小山地区には新しい住宅がどんどん増えていきます。
 家が増えれば子どもも増えます。
 私たち乳幼児を持つ市民は、子育て世代が住みやすい街づくり、子育て世代が住みたくなる街づくりを心から願っております。

【さいわい保育園関連記事】
さいわい保育園 保護者の思い
「いのち守る」 2つの保育園で今
東久留米市の市長座談会に参加して
市長選・市議補選で考えたい公立保育園の役割
胸が熱くなった さいわい保育園保護者の請願


たくさんのご意見をいただいた市政都政報告会
b0190576_23280114.jpg
東久留米市政について報告する北村りゅうた市議
b0190576_23280953.jpg
国政について報告する宮本徹衆院議員
b0190576_23281416.jpg
私も都政について報告
b0190576_23282663.jpg







by hara-noriko | 2018-12-02 23:29 | 市政報告 | Comments(0)

共産党東久留米市議団が市長に予算要望   

私も同席
 11月16日、日本共産党東久留米市議団の予算要望提出に同席しました。全部で150項目にわたる市民の切実な声…。各市議からそれぞれ中心の問題を話し、市長の考えを聞かせていただきました。
 並木克巳市長は、「今、各部署が鋭意検討をしているところなので、現時点で断定的なことは話せませんが…」としつつ、大事な意見交換をさせていただきました。市議と予定候補がそれぞれ重点的な問題について話し、市長も考えを述べられました。私からも、東京都と関わる課題について話しました。

小中学校のエアコン設置は機を逃さず
 そのなかで、小中学校のエアコン設置については、「猛暑で危険、機を逃さず」ということについては、共通の思いではないか、と感じました。私は、「普通教室も都の補助が入って一気に進んだ。ぜひ、さらに特別教室と体育館の設置を進めていきたいと声をあげていただきたい」と要請しました。

高すぎる家庭ごみ有料袋、コミバス、公立保育園廃止
問われる市政の重大課題
 市政の大きな課題である、高すぎる家庭ごみの有料袋・交通不便地域対策(コミバスなど)・公立保育園廃止についてはやりとりが…。しんかわ保育園を本当に廃止していいのか。さいわい保育園の閉園後はどうするのか。…本当に胸が苦しくなる思いにもなりました。くわしくはまた書きます。これらの課題は今度の市議選で問われるんだ、と強く思いました。

決意新たに
 市議・予定候補のみなさんと宮本徹衆院議員と都議の私。このチームで市民のみなさんと力をあわせて、あたりまえの声が通る政治に変えていくためにがんばりたいと決意を新たにしました。


並木市長(中央)に予算要望書を手渡す共産党東久留米市議団
(右から)北村りゅうた、永田まさ子、篠原重信の各市議
(左から)かもしだ芳美市議予定候補、村山順次郎市議、原のり子
b0190576_22431646.jpg
村山順次郎市議と一緒に朝の宣伝
b0190576_22432215.jpg
b0190576_22432678.jpg
水草とヒドリガモ
b0190576_22552797.jpg





by hara-noriko | 2018-11-16 22:56 | 市政報告 | Comments(0)

東久留米市議団が教育長に申し入れ   

小中学校の全特別教室と体育館にエアコン設置を
 11月13日、日本共産党東久留米市議団の教育長への申し入れに同席しました。内容は、小中学校の全特別教室と体育館へのエアコン設置の推進です。
 しのはら市議より、趣旨を説明。教育長は、「エアコン設置に関して、考えの隔たりはない」と述べ、「問題は財政をふまえ優先順位をどうするかだ」「ランニングコストも含め検討が必要」と。現在、国や都の動きもみながら、さまざまな角度から検討していることがわかりました。

切実さを訴えて
 「体育館を使って、学童保育の交流会が春にあった。そのときに、熱中症で子どもが救急搬送された」(かもしださん)、「特別教室は、たまにしか使わないわけではなく、さまざまな学年がかわるがわるに使う教室。エアコン設置が急がれる」(北村市議)、「家庭科室、理科室など火を使う教室の設置を急いでほしい。命にかかわる問題」(永田市議)など、改めてエアコン設置の切実さを訴えました。

都の補助がカギ
 私は、東京都の補助がどのぐらい手厚くなるかがカギ、ぜひ積極的に設置したいという声をあげてほしい、とお願いしました。教育長は、「機会をとらえてうまく進められるようにしていきたい」と述べられました。

体育館は避難所にもなる
 いよいよ、市議会も都議会も第4回定例会が目の前です。子どもたちの教育環境の改善という側面からはもちろんのこと、体育館については避難所にもなる場としての環境改善が必要です。引き続きとりくみを強めていきたいと思います。


教育長(中央)に申し入れる共産党東久留米市議団
(右から)永田まさ子、村山順次郎、しのはら重信の各市議
(左から)かもしだ芳美市議予定候補、北村りゅうた市議、原のり子
b0190576_09153255.jpg
永田まさ子市議と一緒に朝の訴え
b0190576_09153796.jpg
b0190576_09154027.jpg



by hara-noriko | 2018-11-14 09:16 | 市政報告 | Comments(0)

公立保育園存続へ たたかいはこれから   

しんかわ保育園廃止条例 可決されたが
反対5人 継続1人 退席1人
 9月26日は、東京・東久留米市議会の最終本会議でした。
 しんかわ保育園廃止条例がどうなるのか、心配していました。残念ながら、廃止条例は可決したと…。しかし、聞いたところ、反対は共産党4人と市民自治1人、久留米ハートネット1人が継続審査を求め、未来政策3人のなかの1人(立憲民主)が退席。
 現在議長をのぞくと19人の市議。自民公明で10人。当初は、共産党の4人と市民自治の1人が反対するだけとみられていたのが、継続審査や退席という形で、このまま可決することに賛成しない議員が複数出たことはとても重要です。
 (しんかわ保育園廃止条例=来年度のゼロ歳児の募集を停止、毎年1歳ずつ募集停止して、2023年度は年長さんだけの保育になり、年度末に保育園廃止、というもの)

保護者の道理ある訴えが事態を動かしている
 保護者のみなさんの道理ある訴え、運動が事態を動かしています。さらに、この条例を通しただけでは、0歳児の募集を停止することは本来できない、と広島大学田村和之名誉教授が指摘。その「所見」をしんかわ保育園の保護者のみなさんは、市長と市議会議員に提出しています。市議会の9月議会は終わり、条例は通りましたが、まだまだこれからです。

募集停止は許されない
 市民の声を聞かず、子ども子育て会議での議論も認めず、委員が意見を言っても市の計画を変えることはない、とシャットアウトしてきた。障害児保育など、しんかわ保育園が担っている保育の担保もない。だんだんと人数が減る保育のなかで、異年齢保育も成り立たなくなるが、卒園は保障するのだからいいだろう、という計画。子どもの保育を受ける権利を大事にする、最善の利益を保障する、という姿勢が感じられない。
 しかも、待機児は解消されていない。そして、さらなる違法性。…このまま、粛々と0歳児の募集停止を進めることは許されません。

みんなで考え、押し返そう
 市の計画は、しんかわ保育園だけでなく、最終的には公立保育園を全廃するというものです。安心して子どもを育てられる環境を守るために、みんなで考え、押し返していきたい、と切に思います。


【関連情報】
公立保育園存続プロジェクト@東久留米しんかわ さらなる違法性、市長提案の廃園条例では「0歳児の受け入れ停止」はできない

共産党・村山順次郎市議公式サイト 障害児保育の代替策なし 市民意見の反映なし しんかわ保育園定員削減・廃園条例が可決


ハナミズキ
b0190576_10100767.jpg

ムラサキシキブ
b0190576_10091129.jpg




by hara-noriko | 2018-09-27 10:10 | 市政報告 | Comments(0)

東久留米市立久留米中学校の万年塀改善へ   

市が補正予算案に盛り込む
メッシュフェンスに
 よかった! 東久留米市立久留米中学校の正門横、60mにわたる高さ1.7m~1.9mの万年塀を撤去し、メッシュフェンスを設置する工事の補正予算が、市議会の9月議会に提案される見込みであることがわかりました。

共産党都議団・市議団が安全対策求める
 この間、共産党都議団、また東久留米市議団も、学校のブロック塀などの安全対策についてそれぞれ申し入れを行なうなど、働きかけてきました。

6月の都議会で文書質問

 このブログでも紹介したとおり、私は都議会の6月議会でこの問題について文書質問を提出。担当する部局とも協議をしてきました。市議会議員のとき、2014年12月の一般質問で、フェンス化を求めて質問しました。このときの教育部長答弁は、防音の効果も見込んでいることからフェンス化は考えていない、というものでした。
 久留米中学校には難聴学級が設置されています。都道である小金井街道沿道でもあり、騒音対策は必須です。しかし、正門前の歩道はすれちがうにもやっとの細さ。もし万年塀が倒れたら逃げ場もありません。住民の方々からも心配の声が寄せられています。教育環境を十分に配慮しながら、安全対策をどうとっていくのかが課題でした。
 都道の沿道にあることから防音対策をとっているということ、そして、大阪北部地震で学校のブロック塀の下敷きになって尊い命が失われ、全国的に調査が行われることになったこと…。こうした状況をふまえると、東京都としても市と一緒に対策を検討し、支援すべきではないか、と思い文書質問を出したのです。

こういうところにこそ都は支援を

 市の担当課に問い合わせたところ、メッシュフェンスになった場合の騒音対策はどうか、現場とも相談しながら判断したとのことです。ただ、予算額460万円は市の単独とのこと。南中学校のプールのブロック塀のフェンス化予算640万円とあわせ、1100万円の支出となります。こういうところにこそ、東京都は支援すべきではないでしょうか。区市町村が財政力の差によって対応が異なってしまうことのないように、引き続き、国および都の支援を求めて働きかけていきます。

北村りゅうた市議と一緒に
改めて万年塀を見てきました
b0190576_03114531.jpg
b0190576_03115196.jpg
b0190576_03120053.jpg
b0190576_03120424.jpg





by hara-noriko | 2018-08-25 03:12 | 市政報告 | Comments(0)

本当に 本当に 驚きました   

しんかわ保育園閉園に向けた条例案
説明会の2日後に議会提出を庁議で決める
 本当に本当に驚きました。東久留米市で8月5日に保育の実施計画説明会があり、時間切れだったこと、まだ回答も十分ではなかったことは、このブログでもお知らせしたとおりです。子育て支援課は、質問票に書いてもらえれば後日回答する、としていました。ところが! 説明会の2日後の7日、午前中に庁議が開かれ、しんかわ保育園の閉園に向けた条例を提出することを決めたというのです。

市民からの質問に回答しないまま
父母会からも回答を求められているのに
 私も説明会に出ていたので、みなさんから寄せられた質問に対しての回答はいつするのか気になっていました。まさか、回答しないまま庁議決定しているのか・・・と思い、担当部長に確認したところ、回答はこれからとのこと。信じられません。また、父母会からの抗議と要請、共産党市議団からも申し入れをいただいています、と。父母会からは回答も求められているのに、それにも答えないうちに決定。こんなことをしていていいのでしょうか。

市民不在のやり方 市長に再考を求める
 8月はお盆もあるので、その前の庁議で決めた。事務的には進めておくということ。最終的には議運に提出して初めて正式な議案となる…と。でも、説明会の直後に庁議決定できるということは、説明会の中身は関係ない。説明会をやりました、という「実績」だけで強行する、ということではないでしょうか。このような市民不在のやり方はあってはならないと思います。市長に再考を強く求めます。


トンボ
b0190576_22532028.jpg

アメンボウ
b0190576_22531234.jpg




by hara-noriko | 2018-08-09 22:53 | 市政報告 | Comments(0)

東久留米市の保育説明会に参加して   

説明会の会場はいっぱい いすを追加
 8月5日、「東久留米市保育サービスの施設整備・運営及び提供体制に関する実施計画」に係る説明会がありました。会場の市民プラザホールはいっぱい、いすを追加する状況でした。
 顔ぶれは、子育て真っ最中の若いお父さんお母さんたちから、地域の方々、お孫さんがしんかわ保育園に行っているという方など。説明するのは、市長、子ども家庭部長、子育て支援課長。市議会議員の姿も。共産党からは篠原重信、村山順次郎、北村りゅうたの各市議(永田まさ子市議は原水爆禁止世界大会に参加中)が。また、この8月から、共産党の子育て・くらし応援パートナーとして活動している、かもしだ芳美さん(市議予定候補)も一緒に出席しました。

どの意見も切実で
 部長と課長の説明が重複する部分もあって時間がかかり、「くりかえしはしないでほしい」「簡潔に」という声も出されました。そして質疑応答へ。質問・意見は11名ほどの市民が。どの意見も切実で、重要な内容。市民のレベルは本当に高い、と実感しました。市長選時の公約や発言との齟齬、しんかわ保育園が廃止された場合の影響の検討もされていない、財政の根拠があいまい、などなどさまざまな意見・質問が次々と。

並木市長 公立保育園は「閉じていく」
民間化計画は公立保育園全園廃止計画
 重要だったのは、「公立保育園の民間化というが、要するに公立保育園全園廃止ですよね」との質問に対し、最終的に民間化をめざす、公立保育園は「閉じていくということ」、と市長自ら認めたことです。「実施計画」を読めば一目瞭然なのですが、それを市長の口で公立保育園はなくなっていく、と言った点が重要です。それでも「全廃とは一言もいっていない」というのでしょうか。あの「ごはん論法」のように…。

保育の質にかかわる質問・意見が

 そのうえで、本当に公立保育園をなくしていくことでいいのか。今回の説明会では、市民の方々から、保育の質にかかわる大事な問題がたくさん提起されました。そこにしぼって報告します。

市民の質問 「園庭のある保育園のニーズを調査しているか」
市の回答 「園庭についてのニーズはとっていない…」
 ひとつは、園庭の問題です。「園庭のない保育園がふえているなか、園庭のある保育園のニーズを調査しているか」と聞かれ、市長は「園庭についてのニーズはとっていないが、認可基準(園庭がなくても代替があればいい)は守る」。「代替」としての公園は、園庭のない保育園の子どもたちでいっぱいの状態。そのため、公立保育園の園庭を借りに来る実態を市長は知らないのでしょうか。
 また、公園ではダイナミックな水遊びやどろんこ遊びはできません。そして何より、子どもの発達・成長には外遊びは欠かせません。ニーズを把握する考えもないのには驚きです。
 しんかわ保育園には、小規模保育園や地域の親子が園庭に遊びに来ています。園庭がある貴重な保育園をなくすべきではないと改めて思います。

学芸大特別支援学校幼稚部との交流
公立の役割を発揮している しんかわ保育園
 もうひとつは、学芸大特別支援学校幼稚部との交流です。学芸大のお子さんたちが、長い間さいわい保育園に来て、交流を続けていました。もう20代になっているわが家の娘たちも、保育園時代、「今日は○○ちゃんが来たよ」と話していたり、運動会も一緒にやったりしたことを覚えています。
 説明会では、市民から次のような発言がありました。
 「昨年から学芸大のお子さんたちがしんかわ保育園に来ていることを市長はご存知ですか。さいわい保育園民営化で、新設された民間園で受け入れることは難しく、しんかわに来ることになったと。民営化でたいへんななか、受け入れが難しいというのはわかる。そこでしんかわ保育園で受ける。園長先生から、公立保育園としての義務でもあり、ご理解を、との説明があった。本当にすばらしいことだと思った。それこそ公立の役割ではないか。公立と民間それぞれ役割分担をしているということ。これでしんかわを数年後に廃止したら、学芸大のお子さんたちはまた別のところに行くのか?」
 残念ながら、市長は、学芸大のお子さんたちとの交流について十分認識されていないようでした。「障害児だっけ?」と確認する場面も。保護者のみなさんはずっと訴えてきたし、私も市議会でもとりあげてきたのですが…。さいわい保育園民営化のときの重要な中身だったのですが…。

しんかわ保育園 母親の訴え
「だんだんと人数が減ることで保育の質は向上するといえるのか」

 みっつめに、だんだんと人数を減らして廃止することについて。市は、来年度からまず、ゼロ歳の募集停止。次は1歳…とすすめ、最後は年長さんだけになり卒園したら廃止するとしています。
 そのことについて、お母さんは声を詰まらせながら訴えました。
 「だんだんと人数が減ることで保育の質は向上するといえるのか。人数を減らしていけば、これまでと同じような経験ができなくなる。先ほど市長は子育て支援のビジョンを問われて、自分も子育てしているなかで、その年その年で経験することは大きいといっていた。それなのに、毎年人数を減らしていくというやり方がいいと思うのか」
 市長は正面から答えられませんでした。

問われている自治体のあり方

 また、無認可保育園が撤退して、しんかわ保育園が設置されることになった経緯や、当時の市長が、子どもの立場にたって保護者の意見を受け止めて動いたことなどを、当時保護者だった方からの発言もありました。自治体のあり方が問われていると実感しました。市長はどう聞いたでしょうか。

時間切れ 市民から「もう一度開くべきだ」
しんかわ保育園廃止の条例案提出は成り立たない
 説明会は時間切れ。まだ、十分な回答がない問題も多く残されました。参加者からは、もう一度開くべきだ、との声が出されましたが、市長は「私としては説明会はやりましたから」といって退室してしまいました。たくさんの市民の意見が出たにも関わらず、とにかく説明した、ということで終わりにしようとしている…。
 これはだめです。説明会は言い渡しの会ではないです。説明して質疑しているのですから、その場で解決できなかった問題はちゃんとクリアする責任が行政側にはあります。9月議会に、しんかわ保育園の廃止に向けた条例を提出する動きがありますが、成り立つ話ではありません。

市民参加のない計画をこのまま進めるのか

 保育の実施計画は、市民参加はいっさいなく策定。パブリックコメントも市民説明会もなし。とにかくしんかわ保育園の保護者だけに説明会をしようとして、これまで保護者のみなさんは、そのやり方はおかしいと指摘。それでも、市は先日、保護者説明会を強行しようとしました。しかしだれも出席がなかったそうです。
 そこで、この市民説明会。いままでかたくなに開かなかった市民説明会をやって、説明会をやったという実績をつくって、しんかわ保育園の廃止を前にすすめようということと受け取れます。市長選の公報では「ともに歩もう」と市長は書いていました。本当に「ともに歩もう」というなら、何がなんでも一方的に進めるのでなく、市民の声をうけとめるべきです。


カルガモのヒナたち
b0190576_22063427.jpg
b0190576_22062887.jpg
b0190576_22063903.jpg





by hara-noriko | 2018-08-07 22:09 | 市政報告 | Comments(0)

共産党東久留米市議団の予算要望を紹介します   

 前回紹介した日本共産党清瀬市議団の予算要望につづいて、共産党東久留米市議団の予算要望の内容を紹介します。昨年12月に市長選挙・市議補欠選挙があったため、緊急の申し入れとなりました。項目も絞ったものになっています。


2018年度東久留米市予算案及び懸案課題に関する申し入れ
日本共産党東久留米市議団

 平素より日本共産党東久留米市議団の取り組みについてご高配をいただきあらためて御礼を申し上げます。貴職におかれましては、12月に執行されました東久留米市長選挙において再選を果たされ、新しい任期に向け市長職に取り組まれているところと存じます。共産党市議団は、「市民が主人公」の市政実現を目指し、市民生活の充実のため力を尽くして参ります。

 さて、来年度予算案編成も大詰めを迎えていることと存じます。共産党市議団は来年度予算案及び懸案課題について、緊急かつ重要な事項にしぼって以下の通り、申し入れいたします。つきましては、特段のご検討をいただきます様に、要望いたします。

 【1】国民健康保険税について、来年度より都道府県化が予定されている。これにともなって、市一般会計からの法定外繰り入れの大幅削減と保険税の値上げが取りざたされている。国保は、市民の健康を守る上でセイフティーネットの役割を果たしており、大幅な値上げとなれば、さらに「保険税を払いたくとも払えない」市民を増やすことになる。また、限られた期間での国保税の改定は市民周知の面からも課題がある。来年度においては、東京都へさらなる財政支援を要望しつつ、国民健康保険税の引き上げを実施しないこと。

 【2】後期高齢者医療制度について、2017 年度から低所得者負担軽減のための特例措置が廃止された。来年度において後期高齢者医療制度の保険料について引上げになれば、市民生活への影響は大きい。ついては、多摩のほとんどの市で実施している健康診断の自己負担(500円)に対する助成を実施すること。

 【3】介護保険料について、介護給付費準備基金の活用や所得階層段階の多段化などを通じて値上げ抑制に努めること。

 【4】家庭ごみ有料化の収集袋について、早急な値下げを実施すること。また、高齢者や障害者などごみ出しが困難な世帯への支援として、「ふれあい収集」の実施検討をすすめること。

 【5】すべての公立保育園の民間化=全園廃園計画である「東久留米市保育サービスの施設整備・運営及び提供体制に関する実施計画」について、関係する保育園父母会及び父母会連合会等の意見を聞く場を持ち、抜本的な見直しを実施すること。

 【6】さいわい保育園で実施している地域活動事業を継続・発展させていくために必要な人員配置を継続すること。また、ニーズが増加している一時保育について、同園の施設 を活用して実施すること。

 【7】地域公共交通の充実のため、地域ごとに市民ニーズ調査を実施すること。

 【8】入学準備金の入学前支給について、来年度から着実に実施すること。

 【9】子どもの貧困対策を抜本的に拡充するため、庁内に関連部署による連絡調整機関を設置すること。子どもの貧困対策実施プランの策定、実態調査などを実施すること。

 【10】市民合意を得ているとは言えない中央図書館への指定管理者制度導入についていったん立ち止まり、見直しを図ること。そして、図書館協議会をはじめ、専門家や市民との懇談、協議を実施すること。指定管理者制度を導入した自治体や導入した後、再び直営に戻した自治体などの視察・調査を実施すること。

 【11】特別教室の活用など、さらなる学童保育所の待機児童解消策を講ずること。保護者から要望の多い延長保育および長期休暇期間のニーズへの対応策などの検討をすすめること。

 【12】現在事業中の2カ所の都市計画道路が来年度においても継続される見通しとなっている。都市計画道路の建設は多額の財源を要する事業であり、来年度において都市計 画道路の新規事業化は実施しないこと。


並木克巳市長(左)に申し入れる共産党東久留米市議団
(右から)北村りゅうた、永田まさ子、村山順次郎、篠原重信の各市議
b0190576_19135327.jpg

党市議団と一緒に東久留米市消防団の出初式に参加
左から3人目が宮本徹衆院議員、右から2人目が原のり子
b0190576_19140501.jpg

エナガ
b0190576_19142650.jpg

山茶花にメジロ
b0190576_19143193.jpg





by hara-noriko | 2018-01-21 19:24 | 市政報告 | Comments(0)

共産党清瀬市議団の予算要望を紹介します   

 地方自治体の第1回定例会(予算議会)が2月の後半から始まります。東京都議会は2月21日から、地元の清瀬市議会と東久留米市議会はどちらも3月1日からの予定です。今回は、清瀬市と東久留米市の日本共産党市議団が市長に提出した予算要望の内容を紹介します。それぞれの市の諸課題などを感じ取っていただけるのではないかと思います。党都議団の予算要望書は、こちらからご覧いただけます。
 まずは、党清瀬市議団の予算要望書です。昨年11月16日に市長あてに提出しました。

2018年度市予算編成に対する要望書
日本共産党清瀬市議会議員団

 市民のための市政運営にご尽力いただいておりますことに敬意を表します。さて、来年度予算編成にあたり、市民のくらしを守るために盛り込むべき要望をとりまとめました。ご検討をよろしくお願いいたします。
 総選挙では安倍首相は選挙公約に9条改憲を盛り込み、年内には改憲案をまとめ来年の通常国会への提出、発議をめざすと言及しました。憲法違反と指摘される安保法制=戦争法のもとで、9条への自衛隊明記は、無制限に海外での武力行使を認めることになります。これに対して、国民世論は9条改憲反対が多数であり、草の根の運動が大きく広がっています。
 2017年の国民生活基礎調査では、子どもの貧困率は低下したものの、約7人に1人の子どもが「貧困ライン」を下回ったままです。また、65歳以上の高齢者がいる世帯の貧困率では、一人暮らしの女性は特に深刻で、2人に1人が生活保護基準以下であり、年金受給額の減少がその背景にあると指摘されています。アベノミクスによる経済と暮らしの破壊ぶりが明らかです。そのうえ、今後も医療や介護の負担増をはじめとした社会保障のさらなる改悪が狙われ、労働者の賃上げも進まず、非正規労働の拡大など雇用の不安定化ばかりが進行しています。
 いまこそ清瀬市政には国の悪政からの防波堤としての役割を果たすことが求められています。市民の生活と権利を守るために、市民の家計を温め、暮らしと営業、雇用を守る市政の実現こそ急務です。
 2016年度決算は一般会計では9億円余の繰越金が生まれ、これによって財政調整基金や公共施設等整備基金などの基金残高は現在、43億円を超え、施策拡充の可能性が生まれています。
 清瀬市は今後、市役所の耐震化や小中学校大規模改修、雨水対策など行政課題はありますが、自治体の責務である住民福祉の向上に努め、市民のくらしを守る施策の充実と一体に取り組むことを求めます。すでに、来年度の予算編成の作業が進められていますが、次の施策を反映していただくよう要望いたします。

【重点要望施策】
◆防災関連
 【1】熊本地震の教訓を生かし、市役所の耐震補強工事を直ちに行う。市役所の建て替えを2020年オリンピック後に延期し、公共施設等総合管理計画を踏まえて必要な面積や庁舎機能、費用の精査など、計画を市民参加で見直す。
 【2】想定する地震の規模を「震度7」レベルとする地域防災計画へ見直す。過小となっている被害想定を見直し、液状化や土砂災害の危険への対応など、地域特性を踏まえた計画とする。
 【3】防災計画見直しや施策の実行にあたっては、女性の視点を反映させる。
 【4】木造住宅やマンションなどの耐震補強工事への助成措置の拡充を国と都に求める。耐震改修促進計画を見直し、市の耐震診断・耐震改修助成制度の助成額を引き上げる。申請書類の簡素化など利用しやすいように改善する。市民への周知、特に要援護者への徹底を図る。木造住宅密集地域(元町や松山など)での住民説明会を開催する。まちづくり課など職員体制の充実を図る。
 【5】防災用品、家具転倒防止器具の助成を拡充するとともに、設置への支援を行う。感震ブレーカー設置への助成を行う。
 【6】避難所ごとに備蓄倉庫を設置し、非常用トイレをはじめ備蓄の充実を進める。避難所となる体育館のトイレの洋式化を行う。
 【7】第2、第4市営住宅の耐震化を早急に行う。
 【8】避難所となっている野塩、下宿地域市民センターの耐震化を早期に行う。
 【9】乳幼児、高齢者、障がい者など、災害時要援護者の救出や、職員による避難所の開設、避難所体験訓練など、実践的な防災訓練を実施する。住宅密集地域など、地域ごとの避難経路の確保、避難訓練を住民参加で進める。避難所や避難経路などを市民に周知する案内を公営掲示板に掲示する。
 【10】防災防犯課など職員体制の充実を図る。

◆暮らしを守る施策
 【11】国保税の値上げを行わない。多子世帯の均等割り軽減などで国保税を引き下げる。市民税、国保税の減免措置を生活保護基準の1.5倍とし、対象要件から財産規定を撤廃する。医療費の一部負担の減免制度を拡充する。
 【12】国保税滞納者への資格証の発行を行わない。
 【13】税滞納者への差押えにおいて、法令で禁止されている給与・年金の生計費部分や、児童手当など公的手当の差押えを禁止する。
 【14】生活保護の老齢加算の復活や引下げられた生活保護基準、住宅扶助費をもとに戻すよう国に求める。生活保護制度のわかりやすいパンフレットを作成し、公共施設の窓口に配置するとともに、市報にも掲載する。ケースワーカーを増員する。
 【15】生活保護基準の引き下げにより、影響を受ける就学援助制度や保育料など約40の制度の水準を引き続き維持する。
 【16】後期高齢者医療制度の廃止を国に求める。保険料軽減の特例措置の廃止に反対し、保険料値上げを避けるためのさらなる財政措置を国や都に求める。短期証、資格証の発行を行わない。
 【17】難病手当の所得制限、併給制限を撤廃する。
 【18】60歳以上のがん検診の無料化を継続する。対象年齢を拡大する。
 【19】2018年度からの使用料、利用料の引き上げを延期する。健康づくり・介護予防のために高齢者やその団体などへ使用料を減免する。障害者への減免を充実する。公共施設の駐車場や校庭、特定施設など無料の施設の有料化は行わない。
 【20】就学援助費の支給を、各学期始めに行う。
 【21】保育料の値上げは行わない。年少扶養控除の廃止の影響を避ける措置を継続して行う。
 【22】市立第六保育園を存続させる。公的保育を堅持するとともに、待機児解消に向け認可保育園の増設、また、産休明け保育など市立保育園の保育内容を充実させる。市立保育園の民間委託は行わない。
 【23】私立保育園の保育士の待遇改善を図る。
 【24】学童保育は正規職員を配置し、体制を充実させる。希望者が全員入所できるよう増設する。
 【25】婚姻歴のないひとり親家庭への寡婦控除のみなし適用を周知徹底し、促進する。
 【26】児童センターの民間委託は行わない。地域住民や関連団体の意見を反映させ、清瀬駅南口地域への児童館を早期に整備する。地域の実情にみあった児童館の整備計画をつくる。
 【27】子ども医療費の通院1回200円の本人負担をやめる。また、18歳までの完全無料化を東京都に求める。
 【28】産科、NICU、小児救急、小児外科など、小児医療体制の充実に努める。多摩北部医療センターの大規模改修時に、産科、NICUなどの設置を都に求める。
 【29】小学校給食の民間委託は行わない。学校の給食費の引き上げを行わない。給食費の一部助成・無料化に向けて検討を行う。
 【30】少人数学級の計画が円滑に進むよう、教員の確保など国や東京都に求める。格付け・序列化につながる学力テストは行わない。学力テストの結果公表に反対する。道徳の教科化に反対する。
 【31】生活困窮者学習支援事業は、希望者が受けられるよう、定員を増やす。
 【32】特別支援学級へ介助員制度を導入する。
 【33】特別支援教室の整備費の増額を国や都に求め、充実する。
 【34】通学路の安全対策を講じる。清瀬中学校などの万年塀はただちに撤去し、安全対策を行う。
 【35】小中学校の大規模改修を早期に進める。大規模改修に対する国の補助率引き上げを求める。第三中学校北校舎については、追加の改修工事を行う。
 【36】小中学校のランチルームや少人数教室、放課後子ども教室など日常的に使用する教室、給食調理室にエアコンを設置する。
 【37】大学の返済不要の奨学金制度の充実を国に求める。また、市の奨学金制度を充実させるとともに、給付制奨学金を新設する。
 【38】介護保険の要支援者の総合事業への移行は、市の責任で支援サービスを後退させない。要介護1・2の生活援助サービスの市町村事業への移行や介護報酬の引き下げなどに反対する。介護従事者の待遇改善を求める。介護保険料の値上げを避けるため一般会計からの繰入れを行う。介護保険利用料の負担を軽減する。2割負担の中止や補足給付は非課税者に適用するよう国に求める。
 【39】都有地を活用して特別養護老人ホームやグループホームなど介護の基盤整備を進める。施設の運営は非営利の事業者を選択する。原則、要介護3以上の特養入所基準を撤廃するよう国に求める。
 【40】市営住宅や高齢者住宅(民間借上げアパート)の減少戸数を回復し、充実させる。
 【41】高齢者や子育て世代などの非課税者を対象に、生活支援策として家賃補助制度を創設する。
 【42】障がいのある人のくらしや権利を保障する新法の制定を国に求める。また、ショートステイやグループホーム、都指定の重度心身障害者施設など基盤整備を進める。
 【43】障害者福祉センターのショートステイ事業を継続する。日中一時支援、緊急一時保護、短期入所の各事業を充実する。市外の地域生活支援事業を利用している市民にも1割負担で利用できるよう検討する。
 【44】東京都の心身障害者医療費助成を中軽度まで対象とするよう、都に求める。
 【45】けやき通りなど樹木の管理・点検を定期的に行う。台風時の倒木について専門家による原因究明を行い、対策を講じる。歩道が根の盛り上がりによって危険な場所は、根切りなど安全対策を行う。
 【46】清瀬市公共下水(雨水)計画にもとづき、道路冠水を改善する。雨水浸透ますの助成額を拡充する。
 【47】分別収集の徹底によるごみの減量を進める。ゴミ袋の値上げは行わない。
 【48】放射能対策室の体制を強化し、空間放射線量や土壌の放射性物質の測定を強化する。市民の測定運動を援助し、相談や必要な除染などの対応を図る。
 【49】保育園や小中学校の給食食材の放射性物質検査を再開する。
 【50】旭が丘地域や梅園地域に、多世代の市民が多目的に利用できる集会所を設置する。
 【51】清瀬けやきホールの「ホール」の安全対策として、壁側に通路をつくる、座席に手すりをつけるなどの対策を行う。利用料を引き下げる。
 【52】清瀬駅南口にエレベーターの拡充、エスカレーターの早期設置へ、都市計画道路の見直しを含めて改善計画を検討する。
 【53】元請と下請が対等な立場での適正な契約の締結と適正な施工体制の確立、労働者の雇用条件等の適正化などの内容を盛り込んだ公契約条例を制定する。
 【54】地球温暖化防止のために、太陽光発電の設置助成制度を拡充する。
 【55】まちの活性化や農商工業の振興を図り、地産地消の促進のために、第3次農業振興計画の具体化として「地産地消推進室(仮称)」を設置する。学校給食に安全な地元野菜の利用を拡充し、食育に取り組む
 【56】非核清瀬市宣言にもとづき米軍基地撤去を求める。憲法9条を守る。横田基地へのオスプレイ配備撤回を求める。自衛隊機や米軍機の飛来の実態について把握し、必要な対応を取る。
 【57】非核宣言都市として、核兵器禁止条約に署名するよう国に求める。平和首長会議の掲げる2020ビジョン「平和首長会議行動計画」に取り組む。特に「ヒバクシャ国際署名」と連携した「核兵器禁止条約」の早期締結を求める署名活動や、市民の平和意識の啓発のために平和教育の充実、ポスターの作成など世論を広げるために推進する。

【要望施策】

《くらしや福祉、介護施策の充実について》
 (1)生活資金貸付制度の対象に火災などによる罹災者も加える。
 (2)医療・介護費用の負担増のなかで、高齢者の生活を維持するために「入院見舞金制度」や「在宅介護支援手当」制度を創設する。
 (3)出産一時金の増額を国に求める。
 (4)不妊治療への助成を行う。国の不妊治療助成を拡充するよう求める。
 (5)子ども子育て支援新制度における小規模保育事業においては、認可基準と同等条件とするA型を基本とする。B型、C型や家庭的保育事業においても保育士配置基準などを引き上げる。
 (6)子どもの貧困対策や居場所づくりとして広がる子ども食堂に、場所の確保への支援や食材費などを助成する。
 (7)高齢者などにコミュニティの場である浴場の利用促進へ、無料入浴券の支給など行う。
 (8)敬老の祝い品を75歳以上の対象者全員に届ける。77歳の敬老祝い金を復活し、民生委員による高齢者の実態把握を進める。
 (9)免許証を返納した高齢者を対象に、コミュニティバスやタクシーの無料券を支給するなど、料金を助成する。
 (10)市の成年後見人等への報酬助成制度の対象を、本人や親族申立てにも拡大し、生活保護を要件とする等の規定の改善、施設入所のため住所変更となった場合も対象とするよう充実する。
 (11)公営、公社、公団(都市機構)など公共住宅施策を維持、充実させる。民間マンションなどの共用部分の管理・改修への補助を行う。
 (12)高齢者、障がい者のグループホームの入所者に対し家賃補助などを行うとともに、都外グループホームで暮らす清瀬市出身の障がい者に対する家賃補助制度を元に戻す。
 (13)一人暮らしの高齢者などが安心して生活できる地域コミュニティの形成に向けて、地域包括支援センターの体制充実、民生委員の増員、ふらっとサロンを空き店舗を利用して常設化するなど、充実を進める。
 (14)高齢者のいる家庭内に手すりの設置やバリアフリー化工事の促進と助成制度を拡充する。
 (15)建設アスベスト被害者が早期に救済されるよう「建設作業従事者にかかる石綿被害者補償基金制度(仮称)」を創設するよう、国に求める。
 (16)清瀬・ハローワーク就職情報室を拡充する。生活困窮者自立促進支援事業と連携して、フリーターやニートなど職に就いていない青年層を対象に、就職サポートを行う。
 (17)成人式で「ポケット労働法」を配布し、青年が集う場所にも配置する。
 (18)各地域市民センターで、納税など出張所業務を行う。
 (19)確定申告の時期には、各地域市民センターで相談日を設け、地域の実情にあわせて体制や相談日数の充実を行う。
 (20)地域市民センターにDVDプレーヤーやプロジェクターなど備品の充実を行う。備品については指定管理者任せにせず、定期的な点検と必要な修繕を行う。ロッカーを設置し、定期的に利用する団体などを対象に貸し出す。

《健康を守る施策の充実について》
 (1)保健師を増員し、精神疾患の早期治療や生活への援助をおこなうために相談や訪問活動に重点を置く。また、困難事例についても各課保健師の連携を強める。
 (2)乳がん、子宮がん検診促進のための取り組みを進める。乳がん検診の対象年齢を引き下げる。
 (3)胃がんのスクリーニング検査として、血中ピロリ菌抗体などを調べるABC検査を導入する。
 (4)特定健診での自主項目の上乗せを、引き続き実施する。特定保健指導の実施率を引き上げ、疾病予防につとめる。
 (5)65歳以上のインフルエンザ予防接種費の助成を拡充する。
 (6)スポーツ振興計画を市民参加で制定する。

《障がい者施策の充実、難病者への支援について》
 (1)土、日、夜間を含めた障がい者向け相談窓口の充実を図る。
 (2)障がい者も参加して、歩道の段差解消や拡幅などバリアフリーのまちづくりを進める。清瀬駅周辺や公共施設における点字ブロックの改善を図る。障がい者団体との定期的な懇談会を設ける。清瀬駅周辺から障害者センターまでのアクセスを確保するため、歩道を拡幅する。
 (3)清瀬駅、秋津駅へのホームドア設置を求める。
 (4)身障福祉手当(施設入所者分)を復活する。C型肝炎患者に市難病手当金を復活する。
 (5)フェニルケトン尿症など難病患者への医療費助成の年齢制限を撤廃し、継続して助成を行うよう国に求める。当面、必要な支援を市が行う。
 (6)福祉タクシー制度の立て替え払いをやめる。助成額を引き上げる。対象者を精神障がい者や内部障がい者3級まで拡大する。
 (7)特別養護老人ホームなど介護施設に酸素吸入できる設備を整備する。
 (8)障害者就労支援センター事業の要である職場の開拓や実習先の確保などに市として責任を持って対応する。法定雇用率を達成していない市内事業者には引き上げを求める。新庁舎内に計画される店舗は、障害者の就労のための喫茶コーナーなどに位置付ける。
 (9)障がい児学童「のびのび」を充実させ、登録者全員が制限なく利用できるようにする。
 (10)地域生活支援事業の移動支援における支給時間の上限を撤廃する。
 (11)市営駐車場の障がい者用スペースを拡大する。無料の時間を拡大する。

《教育行政について》
 (1)子どもたちの安全を守るため学校の遊具など、点検と整備を進める。芝生化についても、学校現場の声を反映させる。
 (2)司書教諭の全校配置で図書教育の充実を図る。
 (3)学校給食の食材に遺伝子組み替え食品は使用しない。
 (4)学習サポーター制度への、教育産業の参入を中止する。放課後の塾講師による補習は、教職員の意見を十分に反映させ改善を図る。
 (5)いじめや不登校などを解決していくための相談体制をさらに充実させる。スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーを充実させる。
 (6)教職員の健康を維持していくために、相談体制を整える。タイムカード導入などで勤務時間の管理体制を整え、長時間労働を是正する。
 (7)放課後子ども教室の学習アドバイザーなど各学校での人員配置を増やす。学校との連携をいっそう図り、放課後の過ごし方、安全面での充実を図る。学童クラブとの一体化はしない。
 (8)図書館業務の委託や指定管理者を導入しない。
 
《農業の振興について》
 (1)食糧自給率の向上と食の安全を守るため都市農業を守る。相続税の軽減を国に働きかける。
 (2)生産緑地の多くが指定後30年を迎える2022年以降、農地の大幅減少が懸念される。各農家とよく相談して都市農業を続けられるよう、体制をとる。特定生産緑地制度をすべての農家に周知し、再指定を促進する。
 (3)地産地消の推進へ、地元野菜の市内小売店での販売を促進する。買い物困難地域に、空き店舗や公共施設、広場等を活用して新たに「マルシェ」などの共同直売所を設け、地産地消促進と同時に買い物困難者支援を進める。
 (4)酪農家に、飼料代などの助成を行う。また、消費者との交流を進めるうえで、乳製品の地域販売を推進し、牛糞を使った堆肥づくりや、野菜農家との連携をはかるなど援助を行う。市内酪農家が出荷する先で製造される加工乳製品を学校給食に活用し、食育活動を推進する。
 (5)市民農園を増設する。体験農園開設に必要な井戸や倉庫、トイレ等設備への東京都の助成制度を周知し、新たな体験農園開設を促進する。体験農園を支援するため、適切な時期(1月中旬)に体験農園の開設、利用者の募集に関して「市報きよせ」に掲載する。利用者への利用料助成を行う。

《商工業者の営業を守る課題について》
 (1)仕事確保と市内業者育成のために、改築工事に対し消費税分の助成制度を設ける。
 (2)新元気出せ商店街事業や空き店舗対策を充実し、商店街の活性化を図る。特に、空き店舗対策については、商店会や市内大学との共同や市独自の活用など柔軟に対応する。
 (3)商店街や自治会などを拠点に、買い物困難者への支援策を行う。
 (4)小口事業資金の保証料の全額補助を復活させる。

《環境問題について》
 (1)国の焼却中心のゴミ処理政策に反対し、循環型社会構築へ拡大生産者責任を位置づけ、容リ法の改善などを国に働きかける。
 (2)生ごみの堆肥化を促進するために、家庭用ごみ処理機助成の申請を市役所と出張所でも行う。
 (3)マイバック運動を推進する。
 (4)一般家庭や学校給食などから廃食用油を回収して、バイオディーゼル燃料を精製し、ごみ収集車などに活用する。
 (5)保育園や小中学校など放射線量が高く除染を行った際に出た土壌については、場所を含めて保管を適切に行う。
 (6)PM2.5について、基準を超える数値が計測された場合は、ただちに市民に公表する。
 (7)主要道路の騒音、振動、大気の調査は、測定場所を増やす。
 (8)清柳園の跡地への立ち入り禁止の対策、安全対策を行う。

《まちづくりの課題について》
 (1)緑の保全へ公有地化を進める。また、国や都に財政支援措置を求める。
 (2)下宿地域など交通不便地域を解消し、公共施設(特にコミュニティプラザひまわり)や駅を結ぶコミュニティバスまたはコミュニティタクシーを運行させる。コミュニティバスの乗車料金を値上げしない。ICカード、シルバーパスを利用できるようにする。
 (3)ノンステップバスの導入促進を西武バスに働きかける。
 (4)自転車利用の促進のため、自転車専用レーンの導入や駐輪場の増設(特に清瀬駅南口)を行う。地下駐輪場の利用促進へ、改善を図る。
 (5)児童遊園などの安全点検を定期的におこない、整備を進める。
 (6)病院街通りや緑陰通り、小金井街道の歩道整備の促進、電柱の移設(特に複十字病院に接する病院街通り)などを東京都に働きかける。
 (7)柳瀬川通りに歩道を設置する。
 (8)舗装など劣化の進んだ道路をすみやかに改修する。私道においても、準公道とみなされる道路は改修する。
 (9)狭隘道路のブロック塀などの倒壊を防ぐため、生垣設置の助成を進める。
 (10)ひまわり通りや柳瀬川通りなどの危険なバス停を改善し、乗降スペースを確保する。
 (11)テレビの受信障害対策を充実させる。
 (12)都立清瀬小児病院の跡地利用について、緑地保全や散策など市民の意見を反映させる。
 (13)清瀬駅南口に交番を設置する。
 (14)信号機の増設を東京都に働きかける。特に、東3-4-13号線とふれあい通りの交差点、梅園学童クラブ・乳児保育園前、ころぽっくる児童センター駐車場入り口付近、農協と宮の台住宅入口の交差点付近に、信号機を設置する。
 (15)計画策定から約50年経過する都市計画道路を、その必要性や実態にあった規模へ見直していくため、都に「都市計画見直しガイドライン」の策定を求める。都道・東3・4・15の2号線は、住宅街を分断し、排気ガスや騒音などによる環境破壊にもつながるもので、計画の中止を都に求める。

《男女平等施策の推進》
 (1)条例を実効あるものにするため、条例の目的を市民や市内事業者に徹底する。子ども向けパンフレットの普及を図る。
 (2)DV防止の取り組みを庁内の関係機関と連携し進める。
 (3)庁内の女性の管理職への登用を進める。
 (4)男女平等推進条例にもとづく推進プランや情報を市民に提供していく。男女平等推進都市宣言を行う。

《非核宣言都市として対応するべきこと》
 (1)平和基本条例を制定し、行動計画を策定する。
 (2)戦争体験を語り継ぎ、市民とともに平和を守る活動を強める。ピースエンジェルズ派遣事業の対象人数を増やし、充実する。平和首長会議の青少年「平和と交流」支援事業に派遣する。
 (3)非核清瀬市宣言を市内外にアピールするため、懸垂幕の年間通しての設置や、駅前・市役所に宣言塔の設置、ポスターを作成する。


予算要望書を中澤弘行副市長に手渡す共産党清瀬市議団
(左から)原田ひろみ、深沢まさ子、山崎美和、佐々木あつ子の各市議
b0190576_21523761.jpg

清瀬市消防団の出初式で
右から3人目は宮本徹衆院議員。その左が原のり子
b0190576_21524275.jpg

カワセミ
b0190576_21530938.jpg

キセキレイ
b0190576_21524767.jpg





by hara-noriko | 2018-01-20 21:54 | 市政報告 | Comments(0)

市議予定候補 北村りゅうたさんが訴え   

 日本共産党は東久留米駅前や清瀬駅前で朝の宣伝を欠かさず続けています。こんど、新しい仲間が増えました。12月17日告示、24日投開票でおこなわれる東久留米市議補欠選挙に挑戦する北村りゅうたさん、30歳の若い力です。5日は東久留米駅西口で、北村さん、宮本徹衆院議員、原のり子、篠原重信市議、党後援会のみなさんと北朝鮮問題、安倍政治、築地市場の豊洲移転問題などを訴えました。今回は、北村さんのスピーチを中心に紹介したいと思います。

宮本徹衆院議員が北村さんを紹介
 北村りゅうたさんは、7月の都議会議員選挙で当選させていただきました原のり子都議会議員の後継者として、市議会へと挑んでまいります。30歳の若き政治家、北村りゅうたさんへの温かいご支援を心からお願い申し上げます。

北村りゅうたさんのスピーチ
 私は12月17日告示、24日投票の市議会補欠選挙に挑戦する北村りゅうたと申します。原さんが市議会議員から都議会議員になりました。私は、原さんの議席を必ず受け継ぐ決意です。
 私は1987年に清瀬市で生まれ、5歳のときに東久留米市に引っ越してきました。小学校に入学する前の1年間を、東久留米市立しんかわ保育園ですごしました。その、しんかわ保育園がなくなってしまうかもしれません。そればかりか、市はすべての公立保育園を廃止しようとしています。公立をなくして民間に任せてしまおうという計画です。
 待機児童が全国の問題になっているいま、どうして公立保育園をなくしてしまうのでしょうか。市の責任を投げ出すものだ、といわなければなりません。公立保育園全廃計画は何としても撤廃させたい。しんかわ保育園で育ててもらった1人として、働く世代の人たちを応援するという立場からも、市の宝である公立保育園を維持して、そして認可保育園の増設もして、待機児をなくしていく道を切り開きたいと思っています。
 市民のみなさんも全廃計画の撤廃をもとめて運動をすすめています。たくさんの市民のみなさんと一緒に、安心して子育てできる東久留米市をつくっていきたいです。よろしくお願いいたします。

私も北村さんを紹介
 12月には24日投開票で東久留米の市長選挙と市議補欠選挙がおこなわれます。
 今度の市長選挙では、市民の声を聞かない今の市政をみなさんと一緒に市民の手に取り戻していく大事な選挙になります。私たち日本共産党は、多くのみなさんと力を合わせて、民主的で市民の声が響く、当たり前の市政に転換するために全力を尽くします。
 市議補欠選挙では、日本共産党は北村りゅうた予定候補とともに、みなさんと一緒に議会を変えていく、市民の声が通る市議会に切り換えていくために力を尽くします。みなさんの大きなお力添えを北村りゅうたさんにお寄せいただきますよう、こころからお願いいたします。



訴える北村りゅうたさん

b0190576_16210926.jpg
b0190576_16211734.jpg




リーフレット「都市農業への思い」は
こちらからダウンロードできます

写真をクリックするとリーフが表示されます
その画面の右上にダウンロードの矢印があります



by hara-noriko | 2017-09-06 16:23 | 市政報告 | Comments(0)