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共産党島しょ議員団が都に予算要望   

 11月27日、日本共産党島しょ議員団のみなさんが東京都に予算要望を提出。大島の橋本博之町議、利島の笹岡寿一村議、新島の綾とおる村議予定候補。そして、共産党都委員会の自治体部長や島しょ担当の方々も。都議団から、とくとめ議員と私が同席しました。(大島の山田ただたか・小池渉の両町議、三宅の平川大作村議、御蔵島の黒田正道村議は公務のため欠席)
 約1時間にわたり、要望書への回答と懇談が行われました。どの問題も本当に切実です。とりわけ、命にかかわる医療問題では大事なやりとりがありました。

島外に通院する際の交通費等の補助
「交通費は医療問題です」
 島外に通院する際の交通費等の補助を都としておこなってほしい、との要望について。
 都の回答は、交通費は保健・医療行政としては考えていないとの趣旨。それに対し、
「大島の医師から都立病院に行くようにいわれたら、たった20分ほどの診察に2日かけることになる。もし島に都立病院をつくってくれればこんなことはしなくていい。それができないのだから、考えてほしい。交通費のことは医療問題です」と橋本町議。
 「10年前に島に移住し、漁業の手伝いをして半年で足がただれてしまった。島の診療所で診てもらったら、島外の病院に行くようにいわれ通院しつづけた。時間も経済的負担もあるので、必要な医療をためらってしまう島民もいる。福祉・保健医療行政としては考えないというなら、どこかできちんと対応してほしい」と綾予定候補。

都立広尾病院を今後も都立直営で充実をはかること
 島民が島外の病院に行く必要が出た場合の先であり、かけがえのない役割を果たしている都立広尾病院を今後も都立直営で充実をはかること、との要望について。
 都は、島の医療はどういう形態になろうときちんとおこなう。独立行政法人化するということは決まっているわけではない、と。

救急ヘリコプターの運行
著しい苦痛がある場合も利用できるように
 救急ヘリコプターの運行について、「生命に緊急を要しない」と診断されている場合であっても、著しい苦痛がある場合などに運行できるように基準を緩和すること、との要望について。
 「離島であるがゆえの問題が、救急車で病院に行けないということ」と切り出したのは笹岡村議。「緊急の場合は救急ヘリを呼ぶことになるが、骨折していても、どんなに苦痛でも、命の危険があるかどうかで判断される。緊急の基準はどうなっているのか。考えを変えてほしい」と。
 私も、この基準はどこに書いてあるのかたずねました。すると、「書いているものがあるわけではなく、あくまで医師の判断だ」と。そうであれば、必要なときにヘリを要請することについて医師に伝えることはできるのではないか? 「医師にこうしろとはいえないが、意見を伝えることはできる」と。

島の人たちに寄り添っているからこその要望
 みなさんの話は具体的で、胸にグッときました。島民の方々に寄り添っているからこそですね。
 綾予定候補は、「島の人は都民なのか? 都でも島に光をあてたという事業もあるが、島民そのものを支える施策がなかなか見えてこない」と指摘。島には総合病院がなく、高校がない島もある。物価も高いなど、島の状況や特性に対応した独自の支援策を充実することは、当然やらなければならないことなんだ、と実感しました。
 やりとりのなかでは、前進面を確認できたこともありました。これらのことが来年度予算のなかでも反映されるように都議会でも求めていきたいと思います。


予算要望する共産党島しょ議員団
(奥左から)橋本博之町議、笹岡寿一村議、
綾綾とおる村議予定候補、とくとめ道信都議、原のり子

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北村りゅうた東久留米市議(左)と一緒に朝の宣伝

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香川やすのり清瀬市議予定候補(右)と一緒に朝の宣伝

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輝く川面とダイサギ

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by hara-noriko | 2018-11-30 11:42 | 東京都政 | Comments(0)

都議会で緊急学習会   

「『児童虐待防止条例』とこどもの権利」をテーマに
共産党都議団のよびかけで
 共産党都議団は10月29日、都議会の各会派によびかけて、「『児童虐待防止条例』とこどもの権利」と題して緊急学習会をおこないました。講師は、一場順子(いちば・よりこ)弁護士。一場先生は、東京都子どもの権利擁護専門員やカリヨン子どもセンター理事などを歴任され、子どもの権利に関する仕事を一貫して続けてこられています。今回の緊急学習会は、東京都として児童虐待防止条例を検討しているなか、改めて何を大事にすべきかを考えあいたいと設定しました。今回も前回にひきつづき他会派からの出席もあり、一緒に学びあうことができました。
 (前回は6月28日に、「日本における子ども期の貧困~国連こどもの権利委員会へのNGO団体報告書学習会」を世取山洋介さん(子どもの権利条約市民・NGO報告書をつくる会事務局長)を講師に迎えておこないました)

子どもの訴えを信じることの大切さ
 一場先生は、徹底して子どもの立場に立って仕事をされ、現場を熟知している方なので、たくさんのことを学ばせていただきました。とくに、先生が直接、弁護を担当したケースなどは本当にリアルなお話しで、聞いていて胸がつまることも多々ありました。
 そのなかで、子どもの訴えを信じることの大切さを話されたことが印象的でした。性的虐待を実父から受け続けた子どもが敗訴した事例では、裁判を通じて、こんなことを子どもに大人がやるとは思えない、という意識がまだまだあることを指摘。裁判後、一場先生が、子どもに「裁判は証拠がどうかということで結果が出るけど、あなたの言っていることを信じているよ」と話をした、と。
 そして、子どもから話を聞いて証拠化する仕事が重要であることから、とりくみを強めていると話してくださいました。小さい子はくりかえし聞かれると記憶そのものが汚染されてしまうので、きちんと聞いてDVD化することなどが重要であると…。また、子どもといっても0歳から18歳までの幅があり、ひとくくりにすべきではなく、その発達段階に応じての対応が必要であるとも。なるほど、と納得です。

子ども家庭支援センターと児童相談所

それぞれの役割と連携のあり方
 各都議から、自立援助ホームの重要性や子どもを継続的に支援していくなかでの情報共有のあり方などについて質問も出されました。
 私は、子ども家庭支援センターと児童相談所のそれぞれの役割と連携のあり方について質問。先生からは、次のようなお話が。
 今、「泣き声通報」は児童相談所に入り、それで動かなければならない。一方で、子ども家庭支援センターには継続的に支援が必要な子どもと家庭の重いケースがふえている。改めて、子ども家庭支援センターと児童相談所の役割、親も疾患がある場合などはとくに重要になる保健所の役割、など確認していくことが重要。児童相談所には措置権限があるが、子ども家庭支援センターにはない。しかし、地域に根ざしている強みがある。そこを最大限生かしていく必要があるのではないか。児童相談所の児童福祉司の人数をふやし、子ども家庭支援センター、児童相談所の研修を充実していくなど、東京都としても支援を強めてほしい。…などのお話しがありました。

子どもの権利を守る
 また、先生は何度も、「子どもの権利を守る」ということを強調されました。条例を考えていくうえで、やはりそこが大事だなと思いました。
 この間、地域の子ども家庭支援センターをたずねましたが、体制もきびしいなかで、本当に努力されています。同時に、自治体によって違いもあります。区の児童相談所をつくる動きもありますが、そういう自治体も、そうでない自治体も、どこでも安心して子育てできる、子どもがのびのび育つ環境を整備していくことが大事だと思います。そのために努力したいと思います。


意見を述べる一場順子弁護士
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私も質問
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by hara-noriko | 2018-11-01 22:18 | 東京都政 | Comments(0)

小池知事は考え直すべきです   

「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典」
知事に「追悼の辞」の送付を求める
 共産党都議団は8月2日、小池知事あてに、「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典」への知事の「追悼の辞」送付を求める要請をおこないました。参加したのは、曽根はじめ団長、大山とも子幹事長、清水ひで子政調委員長、河野ゆりえ都議、里吉ゆみ都議、とや英津子都議、原のり子です。大久保特別秘書担当課長が対応してくださいました。
 もともと日程調整の結果、今日申し入れることになっていましたが、その前日に都知事が今年も追悼文を送らない、と話したことが新聞記事になりました。東京新聞の記事によると、「都知事としてすべての犠牲者に哀悼の意を表している。個別の形での追悼文の送付は控える」「慰霊の気持ちには変わりない」と述べたと。このことをふまえ、知事に、考え直すことを求めました。
 (要請文は こちら から)

追悼文を送ることは歴史の事実に向き合うこと
 河野都議が要請文を読み上げ、それにつづき、一人ひとり、なぜ追悼文を送付することが重要なのかを話しました。追悼文を送ることは「セレモニー」ではなく、歴史の事実に向き合うこと。いったん送付しないと決めたとしても、送付する立場に立ち戻ることに何もはばかることはない。朝鮮学校の子どもたちの思い。……

私も訴えました
知事が提案する人権条例とも矛盾している
 私も訴えました。……知事が提案する人権条例の柱のひとつは、ヘイトスピーチ(特定の人種や民族にたいする常軌を逸した差別扇動行為)をなくそうということ。これはとても重要だと思うし、私たちはより良い条例にしていきたいと思っている。でも、ヘイトスピーチをなくそうと言いながら、一方では知事が朝鮮人虐殺という問題で追悼文を送らないという判断をとることは矛盾している。今でもネット上にヘイトデマが飛びかっている実態がある。地震などの災害がおきるたびにデマが拡散されている。「また朝鮮人が井戸に毒を入れたらしい」「中国人や朝鮮人が災害に乗じて大量に日本に来ている。火事場泥棒をするためだ」など……。今もこうした差別がある。終わっていない。だからこそ知事が追悼文を送ることに大きな意味がある。……

河野ゆりえ都議 父親の体験を紹介して
 最後に河野都議。「私の父は、実際に朝鮮人の人達が関東大震災当時、広場に集められ連行される様子を見たと話していた。知事は、わが党の代表質問に対し、何が明白な事実かについては歴史家がひもとくものだ、と答え、歴史の事実そのものを認めようとしていないが、その態度を改めるべきだ」

 まだ、時間はあります。知事の再考を強く求めます。


都知事あてに「追悼の辞」の送付を要請する共産党都議団
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この問題は街頭でも訴えています
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by hara-noriko | 2018-08-03 11:24 | 東京都政 | Comments(0)

学校のブロック塀などの安全対策を   

共産党都議団が都に申し入れ
 6月21日、日本共産党都議団は、都知事と教育長あてに「学校のブロック塀などの安全対策に関する申し入れ」を行ないました。里吉ゆみ議員(文教委員長)、米倉春奈議員(文教委員)、池川友一議員(文教委員)、清水ひで子議員(政調委員長)、河野ゆりえ議員、尾崎あや子議員、とや英津子議員、斉藤まりこ議員と私が参加しました。

大阪北部地震で悲しいできごとが

 18日に起きた大阪北部地震で、高槻市の小学校のブロック塀が倒れ、9歳の女の子が亡くなりました。本当につらく悲しいことが起きてしまいました。この事故を含め、5人の方が亡くなられました。心からご冥福をお祈りします。また、被害にあわれた方々にお見舞い申し上げるとともに、一日も早く安心できる生活が取り戻せるように、できることをしていきたいと思います。

緊急点検が必要です
 改めて、通学路は大丈夫なのか、ブロック塀は大丈夫なのか、緊急点検が必要です。首都直下地震が起きた場合、都内のブロック塀の倒壊による死者は約100人、負傷者は約500人との被害想定もあります。学校施設の耐震については、屋外の工作物が対象外になっています。文部科学省が安全点検を行なうよう通知し、都教委は学校や区市町村に点検の依頼をしました。

フェンスや生垣への転換、区市町村に対する支援を
 そうした状況のなかで、共産党都議団は、安全点検の速やかな実施と結果公表、フェンスや生垣への転換や区市町村に対する財政も含めた支援、私立学校への支援などを具体的に申し入れました。

2014年12月、東久留米市議会で改善を要求
 私は、東久留米市立久留米中学校のブロック塀のことを具体的に話しました。
 私は2014年12月、東久留米市議会で改善を求めて質問しています。久留米中学校は小金井街道(都道)に面しています。歩道は細く、人と人がすれ違うのもやっとです。そこに、高々とブロック塀がたっています。もしこれが倒れてきたら、逃げ場はありません。かねてから住民の方からも、あのブロック塀は大丈夫なのか、との声が寄せられています。網目のフェンスにできないか、と求めたところ、「防音の効果を見込んでいるところもありますので、フェンスに改修する予定はございません」と当時の教育部長が答弁していました。
 質問したときは、ちょうど難聴学級が設置されたばかりで、雑音により生徒のみなさんが学校生活が送りにくいということのないように、ということもさまざま議論していました。小金井街道は交通量も非常に多いので、校内に音が入らないように配慮する必要もある。あわせて、排気ガス対策もあると。

都が率先して検討・対応してほしい
 今回の申し入れでは、市区町村に対し、都が技術的・財政的支援を行なうことを求めています。とりわけ、都道沿いにあり、その公害から学校の環境を守らなければならないとして設置されているブロック塀については、それに代わる対策をどうとっていけばいいのか、都が一緒になって検討・対応してほしいと思います。

「学校のブロック塀などの安全対策に関する申し入れ」全文


東京・東久留米駅前で都政報告
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ネムの花
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by hara-noriko | 2018-06-21 20:46 | 東京都政 | Comments(0)

都の来年度予算案 切り替えたい大型開発優先   

 東京都の来年度予算案は、小池都知事が「都政に専念する」と発言していたことから、たいへん注目されました。予算案の中では、都民のみなさんの声や運動によって前進した大事な内容がたくさん含まれています。一方で問題なのは、小池都知事の姿勢が大型開発優先を切り替えられないことです。

築地市場の豊洲移転を強行する内容
 築地市場の豊洲移転問題でも、移転を強行する姿勢です。小池知事は公約を破って臨んでいます。豊洲では、土壌からベンゼンがたいへんな値で出てしまっています。基準値の160倍という深刻な状態です。「このままではとても移転できない」と業者のみなさんがいっています。予算案は、移転を強行する内容になっています。

環状2号線の完成を急ぎ100億円を計上

 築地市場の中を通る環状2号線というのがあります。東京都江東区有明2丁目から新橋、四谷を経由して、千代田区神田佐久間町1丁目に至る都市計画道路で、オリンピックの輸送道路といわれています。この環状2号線を通すための用地取得の費用100億円を予算案に計上しています。築地市場の移転を急ぐことで、環状2号線の完成をオリンピックに間に合わせようとしているからです。

1m1億円もかかる外郭環状道路

 また、1メートル1億円もかかる外郭環状道路、住民の反対の声がひろがり5件もの裁判が起こされている特定整備路線(28区間・25キロメートル)も推進する姿勢です。大型客船のための埠頭の整備には116億円をかける計画です。どのくらい大型客船が寄港するのかの見通しもないのに、たいへんなお金を費やそうとしています。

「国際金融都市」の名で
 私は、総務委員会に所属していますが、この委員会で大きな問題になっているのが、小池都知事がすすめようとしている「国際金融都市」の問題です。「国際金融都市」の名のもとに、金融事業者を支援していく、みなさんの貯蓄などをどんどん投資させようとする内容になっています。驚いたのは、賞金を出す事業までやろうとしていることです。これらの費用が4億6100万円です。

暮らし・福祉・教育・都市農業を充実させる方向こそ
 昨年10月の総選挙のときに、小池知事は「希望の党」を立ち上げて国政に進出しようとしました。しかし失敗に終わって、「都政に専念する」といっています。「専念する」といった中身が、石原都政以来の大型開発優先へと逆戻りするのだとすれば、大問題です。都民生活優先の政治に切り替えなければなりません。
 一般会計や特別会計などすべてを合わせると、東京都は13兆円もの財政力をもっています。スウェーデン1国と同じだけの力です。これを大型開発優先ではなく、もっと都民のために使っていく。これが実現できれば、みなさんの暮らし・福祉・教育・都市農業を充実させていくことができるのではないでしょうか。
 日本共産党は、問題点をしっかり追及し、調査をしたうえで予算の組み換えを提起するなど、徹底的に議論をして改善させていきたいと思っています。

【来年度予算案についての関連記事】
東京都の来年度予算案 前進面と問題点
心身障害者医療費助成 知的障害3・4度の方も対象にすべきです
高すぎる国保 都の財政支出引き上げが緊急の課題

【日本共産党都議団】
2018年度東京都予算案について 大山とも子幹事長の談話
◆小池都知事に提出した2018年度予算編成にあたっての要望書
 重点要望   要望書全文


「安倍9条改憲ノー」の3000万署名を訴え(東京・新宿駅西口)
(右から)井上哲士参院議員、宮本徹衆院議員、原のり子

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夕日を受けてスピーチ
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雪の上を歩くハクセキレイ
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by hara-noriko | 2018-02-05 21:10 | 東京都政 | Comments(0)

高すぎる国保 都の財政支出引き上げが緊急の課題   

4月から東京都が国保を運営
 来年度から(今年4月から)、国民健康保険の制度が変わります。いままでは、区市町村が国保を運営してきました。この仕組みが変わって、来年度から東京都が運営することになります。

国保税(料)が上がらないように
 この国民健康保険税(料)は、「あまりにも高すぎる」「とても払えない」という声がたくさん寄せられています。運営の切り替えをきっかけに、国民健康保険税(料)がさらに大きく上がることになってしまったら、たいへんです。日本共産党は、国民健康保険税(料)を上げないように取り組みを強めてきました。東久留米市では、共産党提案の「負担軽減のための都独自の公費投入を求める意見書」が、全会一致で可決されています。

都が独自に14億円の財政支出
1人当たり年400円ほど
 東京都が豊かな財政力を使って、区市町村に支援していくことがどうしても必要です。ここでようやく、東京都は一歩を踏み出すことになりました。来年度の予算案で、区市町村に対して都が独自に14億円を支出することが明らかになりました。国民健康保険税(料)を値上げしないために、都が独自の財政支出をするのは、初めてのことです。
 しかし残念ながら、いまのところ6年間の期限付きです。14億円といっても、1人あたり年400円程度の助成です。これではまだまだ少なすぎます。共産党は、都がもっと財政支出をして国民健康保険税(料)の引き上げを抑制するように求めています。

子どもが多い世帯の負担軽減も課題
 家族が多い世帯、とくにお子さんが多い世帯は、「国民健康保険税(料)が本当に高い」と大問題になっています。東大和市は、3人目以降の子どもの均等割を無料にしています。昭島市では、2人目の子どもの均等割を半額、3人目以降は9割軽減しています。多子世帯、家族の人数が多い世帯への負担軽減を実現することが必要だと思っています。
 国民健康保険税(料)はだれもがかかわる制度です。過重な負担にならないよう、また、生活実態を踏まえない行き過ぎた差し押さえなどが行われないよう、2月21日から始まる予定の予算議会でしっかり議論していきたいと考えています。


【来年度予算案についての関連記事】
東京都の来年度予算案 前進面と問題点
心身障害者医療費助成 知的障害3・4度の方も対象にすべきです

【日本共産党都議団】
2018年度東京都予算案について 大山とも子幹事長の談話
◆小池都知事に提出した2018年度予算編成にあたっての要望書
 重点要望  要望書全文


対話が弾む駅前宣伝
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川霧
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by hara-noriko | 2018-02-04 20:26 | 東京都政 | Comments(0)

心身障害者医療費助成 知的障害3・4度の方も対象にすべきです   

 前回、東京都の来年度予算案について、「前進面と問題点」を紹介しました。このなかで、前進面として精神障害1級の方が心身障害者医療費助成の対象になることにふれました。今回は、もう少し詳しくお話ししたいと思います。大型開発優先という予算案の基本的な構造は変わっていないので、予算の組み替えをはじめとした建設的な提案と議会論戦をしていきたいと思っています。福祉やくらし、教育、環境、都市農業を守る方向に予算を使う。そのために力を尽くします。すでに2000項目にのぼる予算要望を小池知事に提出し、みなさんの願いを1つでも多く実現していくために努力しています。

都民・当事者のみなさんの運動と議会論戦で前進
 予算案の中で私がもっともうれしかったのは、精神障害1級の方を心身障害者医療費助成の対象にする、という提案です。これまでは、「心身障害者医療費助成」といいながら、身体障害1・2級(内部障害3級)、知的障害1・2度の方が対象で、精神障害の方は医療費助成から除外されてきました。共産党は、その問題を指摘してきました。障害者差別解消法もできました。そういう中で、心身障害者医療費助成から精神障害の方を排除するのはあってはならないことです。直ちに助成を実現するよう取り組んできました。
 都民のみなさん、当事者のみなさんも運動を続けて、都議会では全会一致で請願が採択されました。それを力に私たちも論戦を続けてきましたが、いよいよ精神障害の方を助成の対象にすることになりました。まずは1級だけですが、大事な前進です。

軽度の知的障害の方も「医療費が本当にかかる」と
 しかし、医療費助成の問題はこれで終わりではありません。昨年7月におこなわれた都議選のとき、私は、知的障害者の3度・4度の方も助成の対象にすべきだ、と訴えました。東京都は、軽度の方を対象にする考えはないとしています。
 知的障害のお子さんを育てているお父さん・お母さんからお話を聞きますと、軽度の方も助成の対象にすべきだということは明らかです。なぜなら、障害をもっている方は障害そのものだけではなくて、だんだんと高齢になっていくなかでたくさんの病気をかかえていきます。多くの方が「たくさんの病院に通わなければならない」「医療費が本当にかかる」と訴えています。
 精神障害1級の方が助成の対象になりましたので、こんどは知的障害3度・4度の方も助成の対象になるように取り組みを強めていきたいと思っています。

現在の心身障害者医療費助成制度については、こちら から


毎週土曜日夕方の定例宣伝で(東久留米駅西口)
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夜明け
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by hara-noriko | 2018-02-04 01:50 | 東京都政 | Comments(0)

東京都の来年度予算案 前進面と問題点   

 2018年度東京都予算案が発表されました。共産党都議団としての談話も出し、現在、より詳細を調査中です。

共産党として建設的な提案・議論を行う
 今回の予算案には、都民のみなさんの運動や声、それと結んでの共産党都議団の質問や予算要望が反映されているものも多くあります。しかし、石原都政以来つづく大型開発偏重の予算の基本的構造は変わっていません。共産党としては、問題点は厳しくチェックし、予算組み替えをはじめとした建設的な提案・議論を行います。以下、いくつかの前進・成果をお知らせします。

精神障害1級の方が、心身障害者医療費助成の対象に!
 これまで、心身障害者医療費助成は、身体障害1・2級(内部障害3級)、知的障害1・2度の方が対象でした。これに対し、精神障害も対象にすべき、と運動がすすめられ、請願も全会一致で採択されてきました。ここで、ようやく精神障害1級の方が対象に!まずは、大事な一歩前進です!引き続き、知的障害3・4度の方への拡充など、とりくみを強めたいと思います。

国民健康保険税の負担軽減
 これまで国民健康保険は市が運営していましたが、4月から、東京都による運営に変わります。その変更に伴って、国保税が値上げされることのないように、東京都が支援をすべきだと求めてきました。予算案では、東京都独自に14億円を市区町村に支援するとなりました! ただし、「激変緩和」との位置づけで6年間(総額79億円)としています。一人当たりにすると約400円(年)ほどの負担軽減なので、まだまだ不十分ですが、都独自の支援の実施は大事な一歩です。さらなる支援の充実に引き続きとりくみます。

特別養護老人ホームはもっと必要
 特養ホーム待機者は、清瀬233人、東久留米366人(2016年4月1日時点)。依然、特養ホームが不足しています。予算案では、特養ホーム整備目標を引き上げ、特養ホーム整備費補助を昨年の倍の249億円にふやしました。

子ども食堂へ都独自の支援
 地域の大切な子どもの居場所となっている子ども食堂。東京都として運営費の補助を実施することに! 予算1000万円。

障害福祉サービス従事者への支援
 これまでは、保育、介護が対象だった職員住宅借り上げ支援でしたが、障害福祉も対象に。予算1億円。
 職員の研修を保障するため、代替職員を派遣する。予算9000万円。
 グループホーム従事者の研修事業に700万円。

★☆このほか、保育、学童保育、NICU(新生児集中治療室)整備目標を引き上げています。また、医療的ケアが必要な子どもさんたちの通学保障として、肢体不自由特別支援学校全18校に専用スクールバスを導入私立高校生の給付型奨学金は、通信高校にも拡大生産緑地保全対策…などの前進も。
 また、市町村総合交付金が550億円(50億円増)になったことは、多摩格差解消に向け、重要です!

<予算案の問題点から>
■「食の安全・安心」「築地を守る」との約束を破り、豊洲移転すすめる。築地市場内を環状2号線を通すため用地取得費予算100億円。
■1メートル1億円の外かく環状道路、住民から裁判が起こされている特定整備路線も推進。
■実際にどれぐらいの寄港があるかわからない、大型客船のふ頭整備に116億円。
■「国際金融都市」の名で、金融事業者の支援や賞金を出す事業も。4億6100万円。
■都立病院の直営見直しの検討に1億6000万円。
■弾道ミサイルが発射されたときの避難についての周知のため、映像作成。2000万円。


共産党東部後援会(東久留米市)の「新春のつどい」で
(右から)永田まさ子市議、谷川智行さん(党都委員会副委員長)

原のり子、北村りゅうた市議
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宣伝をしているといつも対話に(東久留米駅西口)
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by hara-noriko | 2018-01-31 00:47 | 東京都政 | Comments(0)

国民健康保険税の大幅引き上げを止めましょう   

 今年は4月から、国民健康保険の制度が大きく変わります。
 今までは市町村ごとに違っていましたけれども、今度は東京都が一括して国民健康保険を運営することになります。ただ、国民健康保険税そのものはそれぞれの自治体によって変わってくるということになります。いま大問題なのは、国民健康保険税の大幅引き上げの危険があることです。

年間1人3万4000円も上がる?
 各自治体はそれぞれ工夫をして、国民健康保険税が大きく引きあがらないように一般会計から繰り出しをしています。少ないところでも6億円、あるいは10億円といった具合です。ところが、国や東京都の方針は、この一般会計からの繰り出しをもうするなということが方針になっているんです。
 とんでもありません。もしこれをやめてしまったら、国保税は大きく引き上がることになります。共産党の試算でも、一般会計からの繰り出しをやめた場合、手立てが何も取られなかったときは、国保税が年間1人当たり3万4000円も上がってしまいます。

欠かせない区市町村に対する東京都の支援
 いま私たちは、こういうところを東京都が豊かな財政力を使って、区市町村に支援をして、国保税が上がらないようにすべきではないかと提案をしています。(詳細は別項)
 共産党東久留米市議団は、国保税が引き上げにならないように、東京都の支援を求める意見書を昨年の12月議会で提案し、全会派一致で可決されました。やはり、国保税がこれ以上引き上がっては困る、とどこの会派の人でも思っているんだということがわかりました。

国保税を払えず差し押さえにあう人も
 高すぎる国保税のために払いきれないで、差し押さえにあって困っている人たちもたくさんいるという状況です。この国保税が引き上げにならないよう、みなさんと一緒に取り組みを強めていきたいと思います。
 いよいよ、今年の4月から国保税の制度が変わるというなかで、私たちは改めて、国保税の引き上げをしないように、国政、都政、市政と結んで取り組みを強めていきたいと思います。


【国民健康保険の充実、保険料(税)の軽減】
=日本共産党都議団 来年度予算編成に対する要望から=
 日本共産党都議団は昨年12月20日、来年度予算編成に対する要望書を小池都知事に提出しました。内容は多岐にわたりますが、国民健康保険税にかかわる部分を紹介します。

 (1)東京都が新たに国民健康保険の財政運営に責任を負うことになるのにふさわしい、都独自の財政支援を実施すること。激変緩和措置にとどまらず、保険料(税)の引き下げ、子どもの多い世帯に対する負担軽減や、子どもにかかる均等割保険料の軽減などを実施すること。
 (2)国に対し、国民健康保険事業の広域化をやめ、国庫負担を抜本的に増やすよう求めること。
 (3)都独自に実施している医療費助成による国庫負担の減額分を全額区市町村に交付すること。
 (4)医療費窓口負担および保険料の任意減免がひろがるよう、区市町村に対する財政支援を行うこと。
 (5)短期保険証、資格証明書発行の義務規定の削除を国に求めるとともに、被保険者証を全世帯に発行し、保留・留め置きをなくすよう、区市町村に働きかけること。
 (6)滞納世帯への差押えは悪質な事例に限り、滞納世帯の状況を具体的に把握して丁寧な対応を行うとともに、児童手当、年金、生計費に対する差押えは行わない対応を区市町村と共同して徹底すること。
 (7)区市町村が国民健康保険での出産手当金を支給する場合の財政支援制度を創設すること。
 (8)無保険者の実態調査を、区市町村と協力して実施すること。
 (9)学校等で、国民健康保険をはじめとした社会保障制度についての学習機会を保障すること。
 (10)国保組合に対する都費補助金は、1999年の東京都国民健康保険委員会の答申をふまえ、医療費、経費の増嵩分をふくむ現行水準を確保すること。国民健康保険組合を育成・強化すること。
 (11)建設国保組合が実施する、特定健診・特定保健指導への補助を拡充し、アスベスト疾患を含むがん対策事業への財政支援を実施すること。
 (12)都外の国民健康保険や後期高齢者医療の加入者に対しても医療費助成は償還払いでなく現物給付で行うこと。


都独自の財政支援の実現を訴えています
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早朝、川霧が葉に降ると…(東久留米市を流れる黒目川)
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by hara-noriko | 2018-01-15 23:20 | 東京都政 | Comments(0)

小池都知事の所信表明を聞いて   

 都議会第4回定例会がはじまりました。初日の本会議、小池都知事の所信表明がありました。冒頭に、総選挙での行動について困惑を与えたことを反省し、都政第一、都民ファーストにまい進していく、ご指導をお願いしたい、との趣旨の発言が。しかし…。

「都政にまい進する」方向が心配
 全体を貫く特徴は、国の改革の遅れを批判し、東京こそ国をリードしていくと。驚いたのはこのことば。「我が国が世界をリードしていくため、東京は金融分野で日本を伸ばす先兵となる」。先兵…。ふと、石原元知事が、国にさきがけていろいろな事に手をつけたことを思いだしました。「一心一意。都政にまい進する」と小池知事は最後のところでも述べていましたが、それがどういう方向に向かって行くのか、とても心配されます。

大型道路の見直しの言葉もなく

 そして、首都圏三環状道路の整備に重点的にとりくむなど、大型道路については見直しのひとこともなく、どんどん進めると。また、超高齢社会についての有識者懇談会を立ち上げたことにも触れ、話し合ってもらったことで取り入れられるものは、来年度予算にも反映させていくと。都民意見を聞くことも位置付けていない中で。

築地市場移転 こんどは「豊洲ブランド」?
 きわめつけは、築地市場の豊洲移転問題です。「新たな豊洲ブランドを確立したい」と。都議選前は、築地ブランドを守る、といっていたひとが、今度は「豊洲ブランド」と口にする。本当に驚き、正直呆れてしまいました。しかも、豊洲ブランドとはどういうものかもわかりません。豊洲の土壌汚染について、追加工事を行い移転を進めるとした知事ですが、この工事の入札はずっと不調が続いています。大手ゼネコンからは、価格を上げてもらえなければ受けられない、という声があがっています。もともと、追加工事自体に無理があるのに、そこにさらにお金をつぎこむ判断をとるのでしょうか。こうした問題には一切触れず。築地については、ただただ再開発の対象。「食」の一言もなくなりました。築地が積み上げてきたものにも言及なし。

都民の目線でしっかり議論
 小池都政はどうなっていくのか。問題点をきちんと指摘し、都民目線でしっかり議論していきたいと思います。


地域をまわり都政の問題を訴え続けています
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雑木林の紅葉
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都政報告のミニビラです。都営住宅についての質問特集です
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by hara-noriko | 2017-12-02 22:33 | 東京都政 | Comments(0)