カテゴリ:東京都政( 102 )   

校則 高校生が都政を動かす   

「黒染め」指導に声をあげたクルミさん
都政報告会で私とトーク
 東京・清瀬市でおこなわれた「都政報告&トーク集会」の詳報を前々回で紹介しました。高校の「黒染め」指導に声を上げて撤回させたクルミさんの話は、大きな反響をよびました。今回は、クルミさんと私がおこなったトークに池川友一都議の発言を加えて、一問一答形式で再現します。

生まれつき黒いのに「黒染め」指導
学校の基準に合わないから、と
 原のり子 この報告会にクルミさんが来てくださいました。アルバイトで忙しいなか、ありがとうございます。クルミさんは、3月に都立高校を卒業しました。一度も染めたことのない黒髪なんですが、学校の「黒」ではないから「黒く染めろ」と指導されました。入学したときにその指導があって、「染めるか切るかしなさい」といわれたんですよね。

 クルミさん そうです。

 原のり子 それで、美容室に行ったんですよね。

 クルミさん はい。美容室に行ったら、「黒染めするとよけいに茶色くなるから、黒染めはしない方がいいよ」といわれました。髪を切って、学校で再検査を受けたら、「ダメ」っていわれました。美容室の人が知り合いだったので、美容室の名刺に「黒染めしたらよけいに茶色くなる」と書いてくれて、その名刺を先生に渡しました。このときは、それでオーケーが出ました。
 3年生の1学期に、また毛髪指導でひっかかって、「黒染めしてこい」といわれました。1年生のときの名刺のことがあるから、生活指導の先生にその話をしました。そうしたら、「そんなの知らない」みたいにいわれて…。そこから、原さんに話をしたんです。

職員室へ抗議に行って
校則には「髪染め禁止」とあるのに
 原のり子 
クルミさんは「おかしい」と思って、友だちと一緒に職員室へ抗議に行ってています。

 クルミさん 
だって、生徒手帳(校則)には「髪染め禁止」って書いてあるんです。黒染めも髪染めになるんじゃないか。そうしたら、「黒染めは黒染めだ」っていうんです。


特別指導で授業受けられず
他の生徒ともかかわれない
 原のり子 そのことをクルミさんは、SNSに書いたんですね。それについて学校から指摘されて、そのあと特別指導になってしまいます。

 クルミさん 特別指導は、自分のクラスで授業を受けさせてもらえなくて、別室に一日中いました。他の生徒ともいっさいかかわることができなくて。他の生徒より早く学校にいって、そこに監禁みたいな状態で、いろいろ課題を出され、先生と1時間ごとに話をする。携帯電話も没収されていました。

 原のり子 こういう指導は、ちょっと考えられないですね。作文を書いたりしたと思いますが、「黒染め」のことで書くわけではなかった。

 クルミさん 将来の夢とか、高校生活3年間の思い出とかがテーマでした。A4判の紙にいっぱいいっぱい書けって。

クルミさんのお父さんから相談が

都教委と話し合い、指導は撤回
 原のり子 そういう時期に、クルミさんのお父さんを通じて事態を知りました。クルミさんがバイトしている先に行って、実際にクルミさんに会うと、この黒髪でどうして指導されるのかとびっくりしました。
 この問題を共産党都議団で議論しました。きょう、この場に参加してくださっている池川友一都議が文教委員でした。「これは放置できないね」ということで、東京都教育委員会に話をしました。お父さんがクルミさんのお姉さんとチームを組んで、都教委に話をしに来てくれました。そういう話し合いを積み重ねていったんです。特別指導という形で学ぶ権利を奪っている状態は大問題だ、ということもいいました。特別指導が解除されたときは、どうでしたか。

 クルミさん 特別指導が解除されたあと、先生から呼ばれました。謝りたいって。
 原のり子 そうやって指導が撤回され、それ以降、「染めて来い」といわれることはなくなったんですね。

 クルミさん いっさいなくなりました。

都教委が画期的な通知

池川都議の一般質問を機に
 原のり子 クルミさんは卒業したあと、東京都の教育委員会が「人権尊重の理念にたった生活指導の在り方について」と題した通知を出しました(9月4日)。池川友一さんが都議会本会議の一般質問(6月12日)で、クルミさんの体験も含めて、高校生が校則について一生懸命に取り組んでいることを取り上げたあとに出されました。画期的な通知になっています。きょうは、池川さんがお子さんを連れて参加してくださっているので、通知のことなどについてお話しいただければと思います。

 池川友一都議 町田市選出の池川です。通知の題名に「人権尊重」という言葉が入りました。都教委が「人権尊重」をうたった。本当に画期的な通知だと思います。具体的な内容のなかに、高校生はときにはまちがえることがあっても、それを含めて人権尊重の対応をちゃんとしなければならないですよ、ということが通知に書かれたんです。
 これまでは、その行為のみをとって「校則違反だ」と現場で指導されていたことに対して、高校生が「それはおかしいんじゃないか」と声をあげ学校に突きつけた。それを教育委員会も受け止めながら改善に向かっていった、という意味でも画期的な通知だと思います。
 通知のなかでは初めて、生まれつきの髪の色については染めてはならないことが明文化されました。都教委はこれまで、「口頭ではいってきた」というんですが、明文化されたものはありませんでした。僕はこの通知を「クルミちゃん通知」と呼んでいます。都立高校で、人権侵害にあたるような指導をされたときに、「こういう通知があるんだよ」と。高校生自身が「人権尊重」と書いてあるではないかと、この通知を活用してほしいなと思っています。
 まだまだ課題が残っています。これからも一つひとつ改善できるようにがんばっていくつもりです。

 原のり子  クルミさんの声が都教委の通知に反映され、これからの高校生たちにものすごくプラスになったと思います。クルミさんは、「黒染め」指導以外の問題についても、「こんなことがおきている」と教えてくれています。コンタクトレンズの色とか、生理中でもプールの授業を受けなければいけないとか。みんなが楽しく通える学校にしたいと思います。

 クルミさん 「黒染め指導」を経験して、高校生活はいい思いをしなかった。これから改善されて、そういう思いをしなくてすむようにしてほしいです。


【関連記事】

都教委の通知「人権尊重の理念にたった生活指導の在り方について」の報道

池川友一都議のブログ記事
ここに都教委の通知そのものが紹介されています

池川友一都議の一般質問

私のブログ記事
政治を動かす若い世代

クルミさん(正面中央)も参加して開かれた
都政報告&トーク集会
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体験を語るクルミさん
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池川友一都議も発言
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by hara-noriko | 2019-11-30 00:15 | 東京都政 | Comments(0)

都政報告会を開きました   

東京・東久留米市で
 11月3日、東京・東久留米市において、共産党東久留米市議団と一緒に都政報告会を開きました。行事もたくさんあり、しかも連休の真ん中の夜に、足を運んでいただいたみなさん、本当にありがとうございました。

うれしかった!
社民党の青木市議が自主参加
 なんと、社民党の青木ゆうすけ市議がツイッターの告知を見て、自主的に参加してくださいました。青木さんにご挨拶をお願いしたら、「今、都議会に社民党はいないので、都政の様子はこの地域の都議の原さんのブログやツイッター、駅頭宣伝を通じて知ることができる。突然来てしまってすみません、勉強しようと思ってきました」と。なんて真摯なのだろう。そして、共産党市議団も一致点を大事にして頑張っているんだな、とも感じて、うれしかった。野党共闘、市民との共同をさらに強めていけるように頑張りたいと思いました。また、地域の都議として頑張ろうと改めて強く思いました。

都政と市政を結んで
北村りゅうた、永田まさ子両市議が報告
 まず、北村りゅうた市議から、連携してとりくんでいる都市計画道路問題や高齢者の補聴器問題について報告。つづいて、永田市議から、今の市政の特徴をしんかわ保育園、学童保育問題を中心に。また、学校体育館のエアコン設置についても報告。
 都政と市政連携してとりくんでいることが、参加者のみなさんに伝わったのではないかと思います。感想でも、「北村さん、永田さんのご発言も素晴らしく、立派な活動をされていると思いました」と書いてくださった方も。本当にうれしかったです。

しんかわ保育園の1歳児募集停止
あいまいにできない大問題
 しかし…重ね重ね、しんかわ保育園1歳児募集停止を1年繰り下げる条例案否決は本当に残念でたまらない。保護者のみなさんの必死の努力に野党が応えたのに、自民・公明・宮川議員が反対し、1票差で通らなかった…。待機児がいるのに、しんかわ保育園の1歳児の募集停止をしてしまうなんて、考えられない。それに、子どもたちにとっての1年の重みを考えたら本当にあいまいにできない。このまま終わりにしてはならない大問題です。

都の待機児ゼロも道半ば
公立保育園廃止ストップへ努力
 東京都も、待機児ゼロを公約にかかげた小池知事の任期が残り1年を切りましたが、待機児ゼロは道半ば。都政の場から、公立保育園廃止ストップ、待機児解消のため、私も努力したいと改めて決意しています。

たくさんの意見・感想をいただきました

いくつか要旨を紹介します
 私の報告のあと、みなさんから意見も寄せていただきました。カジノ、人権、ヘイトスピーチ、幼児教育無償化など、ご提案も多数。ハッとさせられ、勉強になります。また、感想を書いていってくださった方々も。そのなかから、いくつか要旨をご紹介します。
 ・北村市議より補聴器補助のとりくみが報告された。ぜひ、都の補助をすすめて。
 ・都でそういう質問したとは知らなかった。よかった。
 ・都知事選が大事ですね。高知に続いて東京でも、市民と野党の共闘で。
 ・髪の黒染めのことについては、大きな成果だったと思う。私が高校生の頃も、もともと茶髪の人は美容師の証明書を出すようにいわれていた。55年前のことですが、まだ生徒の人権が守られていないブラック校則には腹がたちます。
 ・今回も都政が身近になり、市民要求が都政で実現する、先が見えてきた感じがしました。障がい者問題は日本の福祉の問題でもあり、引き続きよろしくお願いします。私たちも具体的な調査データを提供できるようにしたいと思います。
 ・豊洲の安全の問題。現状を知りたいと思いました。
 ・ブラック校則の話、びっくりするやら、怒りでいっぱいになりました。
 ・高校生の髪染め強要の問題で、あの(都の)教育委員会が「人権尊重を基本」と認めたことは画期的。

清瀬市でも都政報告会を予定

 そのほか、私の一般質問や活動について、過分なおことばもいただき、恐縮しつつ、とても励まされました。ありがとうございました。引き続き頑張ります。
 今月、清瀬市でも都政報告会を行う予定です。詳細が決まり次第、お知らせします。


たくさんの方に来ていただいた都政報告会(東久留米市)
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都政について報告しました
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あいさつする社民党の青木市議
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都市計画道路などについて北村市議が報告
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市政の特徴について永田市議が報告
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メモをとって聞いてくださる方も
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by hara-noriko | 2019-11-06 23:11 | 東京都政 | Comments(0)

東京都青少年問題協議会第1回総会   

「東京都子ども・若者計画」の改定が目的
共産党から米倉春奈都議と私が委員に
 10月25日、第32期東京都青少年問題協議会第1回総会がありました。委員は36人。会長は知事。学識経験者、関係行政庁職員、区長・市長、都職員、都議。都議は6人。都民ファースト2人、公明1人、立憲・民主1人(今日は欠席)、そして共産党は2人で米倉春奈さんと私です。
 今年度で計画期間が終了する「東京都子ども・若者計画」の改定をおこなうことが目的。今日は最初の総会なので、事務局から説明があり、意見交換をおこないました。都議5人はそれぞれ意見を述べました。会派は違うけれど、それぞれよりよい計画をつくろうという立場のものだと感じました。

駅前で都政の報告
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米倉都議の意見
当事者が主体として参加することが大事
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 米倉春奈都議は、前回の計画策定のときに、子どもの貧困や、JKビジネス、居場所のない少女たちなど、各分野で子どもの支援に取り組む方たちから報告があり、重要であったこと。しかし、それが計画自体には残念ながら盛り込まれなかったことを指摘し、これらの議論もふまえ、専門家や幅広い都民から意見を聞くことを要望。
 さらに、当事者である子どもや若者の意見を聞くことを位置づける必要性を指摘。愛知県新城市の若者議会の傍聴に行ったことも紹介。市長の付属機関として、若者が政策をつくり、市長に提案するというとりくみを生きいきと展開していること。そして、若者自身が成長していくこと。若者とともにまちづくりをしていくこと。…などをわかりやすく話し、子ども・若者自身が主体となって参加していく大事さを訴えました。
 そして、計画の定期的な検証をしていく必要性とその際にも子どもの意見を聞くことを位置づけるべきと求めました。

私も発言
子ども・若者の声を直接聞く機会を
 つづいて、私も発言しました。そのなかで、今回の改定において、米倉都議も求めたとおり、子ども・若者の声を直接聞く機会をもつことが必要ではないか、と見解を求めました。これに対し、議事進行を務める副会長から、みなさんからの意見を受け止め検討に生かしていきたい、ご質問の件も今後の審議のなかで…という旨の発言がありました。
 総会後、さっそく、専門部会(若者支援部会)が開かれ、具体的な検討に入りました。米倉さんと私も傍聴し、熱心な審議を見守りました。よりよい計画になるようとりくんでいきます。

《私の発言から》

 今後、改定に向けての検討をすすめるうえで、私もいくつか問題意識をお話しし、要望したいと思います。

【進め方について】
 まず、進め方についてです。
これまでの検証が重要
 知事の諮問の文章では、今回の改定について、「今年度をもって計画期間が終了することから、より充実したものへと改定するため」と述べられています。より充実したものへと改定するためには、これまでの計画、およびその執行状況がどうであったのか、検証が重要です。たとえば、73ページの自殺対策は、各局それぞれの施策がありますが、ここには書かれていませんが、教育庁でも事業がおこなわれており、こういうことも踏まえる必要があると思います。今後、専門部会で検討する際には、その点をふまえられる資料などを事務局側が提供されることを求めたいと思います。

当事者の意見を聞く
 また、よりよいものに改定する点で、大事なのは、当事者の意見を聞くことであると思います。先ほど、米倉委員からも子ども・若者自身の声を直接聞いていく必要性が話されました。ぜひすすめてほしいと思いますがいかがでしょうか。この点については、ご回答いただけるとありがたいです。よろしくお願いします。

【計画改定の視点について】
 次に、計画改定の視点、子どもや若者の見方についてです。
子どもや若者をどう見るか
 内閣府の調査について説明がありました。考察では、「日本の若者は諸外国の若者と比べて、自分自身に満足しているなど、自身を肯定的にとらえている若者の割合が低い傾向にあり、こうした自己肯定感の低さには自分が役に立たないと感じる自己有用感の低さがかかわっている」と述べられています。

自己肯定感とは
 大事なのはなぜ、自身を肯定的にとらえられないのか、ということだと思います。それは若者本人の責任ではありません。そもそも自己肯定感は、自分に価値があるかとか、自分が必要とされているか、ということではなく、存在そのものが受け入れられている、自分が自分であって大丈夫、否定的な部分や失敗してしまった自分でも受け入れられる、ということだと思います。何度でもやり直せる、一人ひとりいろんな歩き方があっていい、という社会をつくっていくことが大事だと思います。

たとえば不登校の場合は
 たとえば、不登校になると、子どもたちの多くは行くことのできない自分を責めます。学校にいけない自分はだめなんだ、と。そして、行けないその子に対する周りの対応がはじまります。でも、大事なのは、なぜ学校へ行けないのか、行きたくないのか、その子だけの問題に解消するのではなく、学校がどうなのか、みんなが楽しく行けるようになっているのか、と見つめなおすことも不可欠です。そして、学校がすべてではなく、いろんな道があるということ、疲れたら休むことも大切であると伝えることも大切だと思います。こういうことを大事にしている、不登校の子どもたちの居場所のとりくみや、親の会の方たちのとりくみを聞かせてもらい、とても学ばされました。こうしたとりくみを計画にも生かしていくことが大切だと思います。

子どもの権利条約をふまえて
 私は、今回の計画の改定で、子どもの権利条約で示されている、意見表明権、そして休息する権利などをしっかり保障することが重要ではないかと思います。そして、誰もが輝けるようにするためには、経済的な格差によって子どもたちの進路選択を狭めるということのないように、制度などを整えていくことは大前提だと思います。子ども若者計画は各局で実施している施策等を改めて見直す大事な機会なので、ぜひ、そうした視点もふまえて検討していただくことを要望したいと思います。


駅前で市民と対話
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by hara-noriko | 2019-10-25 23:33 | 東京都政 | Comments(0)

台風19号の被害対策を急いで強化してほしい   

共産党都議団 都に緊急申し入れ
 10月15日、日本共産党都議団は、小池知事あてに、台風19号被害への対策等を求める緊急申し入れをおこないました。多羅尾副知事が対応してくださいました。災害対策本部会議を終え、「これから奥多摩へ向かいます」というタイミングで。
 大山幹事長が、「この間、都議団あげて聞き取りなどをおこない、まとめています」と、申し入れ文を読み上げました。それに対し、副知事は、まず「ありがとうございます」とこたえ、知事に伝える旨を話されました。

私から奥多摩の状況を話す
「柔軟に対応していきたい」と副知事
 私は、前日に奥多摩に行き、うかがった話などをふまえ、いくつか話しました。
 *日原街道が崩落したため、孤立してしまった100人ほどの方々への物資等の支援について、ヘリコプターなど手配しているか。
 *病人の方もいるかもしれない。通院などもどうするのか対応が必要。
 *都の職員の応援の強化をさらに。
 これらに対し、副知事は…人が通れる道路の確保をすすめるが、物資を運ぶためには手立てが必要、と検討をすすめていること。「高齢者の方々が多いですよね」と対応の必要性を認識していることを示したこと。今も奥多摩・日の出には台風前から派遣した都職員を置いている。柔軟に対応していきたい。…と、ていねいに応えてくださいました。

対策が進むよう超党派で取り組みたい

 都議会では、他の会派も次つぎ、申し入れをおこなっています。超党派で必要な対策がしっかりすすむように取り組んでいきたいと思います。

多羅尾副知事(右から3人目)に申入書を手渡す共産党都議団
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奥多摩町の大沢ゆかり町議をはげますつどいに参加(10月14日)
大沢さんは台風被害の対応に奔走中でした
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奥多摩町で見た光景
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by hara-noriko | 2019-10-15 22:16 | 東京都政 | Comments(0)

カジノ誘致 都政の大問題に   

小池都知事がカジノ誘致を検討
都が開示した資料は黒塗り
 きょうは、都政でも大問題が出てきたことをみなさんに報告したいと思います。カジノを東京に誘致するかどうか、小池都知事がその検討をしていることが明らかになりました。カジノをめぐり東京都が開示した資料は、多くの文書が黒塗りで、のり弁状態でした。どんな検討をしているのか、というところはほとんど黒塗りでした。

共産党 代表質問で取り上げる
資料の全面開示を要求
 日本共産党都議団は、各政党のなかでも唯一、この問題を取り上げて、代表質問で追及をしました(9月9日)。とや英津子都議(練馬区選出)が、どんな検討をしているのか、資料の全面開示を要求しました。「知事、情報公開を進めるという公約に違反しているのではありませんか」「カジノによるギャンブル依存症の深刻な実態が、都民の目にふれないようにするためだとしか思えません。黒塗りをはずして開示し直すべきです」と。

都知事選の大争点に浮上
 カジノを検討していくのかどうかついて国から問い合わせがあって、9月19日が回答日でした。小池知事は、東京にカジノを誘致するかどうかについて検討中だ、と回答しました。来年は知事選。この知事選に向けて、大争点が浮上してきたということを私は指摘をしたいと思います。

逆立ち政治を正す
 カジノの問題では、ギャンブル依存症で苦しむ人たちのことが本当に深刻な社会問題になっています。こういうときにカジノの誘致を検討する。私はあってはならないことだと思います。共産党都議団は、検討自体を中止すべきだ、と強調しています。政治で何に力を入れていくべきなのか、本当に逆立ちしているといわざるをえません。

東京にもカジノはいらない
 小池知事については、私たち日本共産党は、さまざま考えの違いはあっても、いいことを進める場合には協力をして、より良くしていくとりくみを強めています。しかし、カジノの検討を進めていくことについては絶対に譲ることはできない、賛成することはできません。いま横浜でも大問題になっていますが、東京にもカジノはいらない、このことをしっかりと今後とりくみを強めていきたいと思います。

駅前の街頭宣伝で
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by hara-noriko | 2019-10-10 19:53 | 東京都政 | Comments(0)

ミサイル起動展開訓練 都から聞き取り   

 航空自衛隊が10月9日、東京・有明にある東京臨海広域防災公園で、地上配備型迎撃ミサイルパトリオット(PAC-3)の起動展開訓練を実施し、小池都知事が視察しました。私と米倉春奈都議が都の総合防災部の担当課長に改めて聞き取りをしました。前回の記事と合わせてお読みください。

どういう経緯で訓練を容認したのか
知事が視察したのは…
 (Q)先日の知事あての申し入れ時に、どういう経緯で都内での訓練を容認し、知事が視察することになったのか尋ねましたが、その回答を聞きました。
 (A)9月17日に国から訓練への協力要請が出されたので、それに協力するスタンスで調整してきた。事態対処法5条では、地方公共団体としての責務が位置づけられており、国民保護計画にもとづいている。防災公園は、警察や消防の訓練もやっているので、貸し出すことは問題ないと判断。
 そして、9月17日以降に、知事サイドから機会があれば視察したいとの話があり、そういう運びになった。

訓練の様子は
 (Q)今日の訓練の様子について聞きました。
 (A)防衛大臣、幕僚長、北関東防衛局長などが参加。また、都からは、知事や危機管理監、総務局長など。一般席も設けられていた。座っている人はあまりいなかったよう。

なんのための訓練なのか
 弾道ミサイルが発射されて7分ぐらいの間に、わざわざ公園まで移動して迎撃するなどということは考えられず、いったいなんのために基地の外で訓練するのか…意味がないし、都民の不安をあおるだけではないでしょうか。国からの協力要請がどういうものなのか、今、さらに聞いています。こういう「訓練」に知事が視察をする目的はなんなのでしょうか。ひきつづき、注視し、必要なとりくみをしたいと思います。

駅前の宣伝で

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(撮影:長島可純 2次加工、SNS以外のご利用はお控えください)


by hara-noriko | 2019-10-09 21:04 | 東京都政 | Comments(0)

都内の公園で自衛隊がミサイル起動展開訓練   

共産党都議団が都知事に申し入れ
 航空自衛隊は10月9日、東京・有明にある東京臨海広域防災公園で、地上配備型迎撃ミサイルパトリオット(PAC-3)の起動展開訓練を実施し、小池都知事が視察しました。これに先立つ7日、日本共産党都議団は小池知事に対し、「東京臨海広域防災公園でのPAC-3起動展開訓練に関する申し入れ」をおこない、訓練を実施しないように知事が国に求めるとともに、視察はおこなわないことを求めていました。

都は「後日説明したい」と
 総務局総合防災部長は、知事に報告させていただきます、と述べました。私は、どういう経緯で都内での訓練を容認し、知事が視察することになったのか尋ねましたが、「今は資料がなく正確にお答えできない。後日説明したい」と。しかし、その後、まだ説明はありません。

防衛省からも聞き取り
 10月8日には、共産党の宮本徹衆院議員室において、防衛省の担当から聞きとりをおこない、口頭で訓練の中止を求めました。経緯については、展開できそうな地域を探し、防災公園を東京都と江東区にお願いして受け入れてもらった、と。首都圏が狙われるとの想定での訓練だが、この間の北朝鮮のミサイル発射による訓練ではなく、あくまで、通常訓練の一環といいます。

なぜ基地の外でやるのか
 しかし、なぜ、基地の外に出てやる必要があるのか、腑におちません。展開訓練とはいっても、この公園のまわりに住宅や学校、病院などがあることを考慮しているのか。仮に、ミサイルを飛ばした場合どの程度の被害が予想されるのか想定しているのか聞きましたが、二次被害、三次被害についての検証はとくになく、今後必要になってくるかと思う、と。なんのための基地外の訓練なのか、よくわかりません…。

アメリカの先制攻撃体制を確保するもの
 最後に、大山とも子都議団幹事長から、▽そもそもPAC-3はアメリカのミサイル防衛計画とセットで打ち出され、アメリカの先制攻撃体制を確保するためのもので憲法違反であること▽北朝鮮のこの間のミサイル発射は許されないものであり、厳しく批判するとともに、話し合いによる外交努力を手放さないことが重要であること―を指摘し、訓練はすべきではないことを申し入れました。

安全どころか不安をあおる
 航空自衛隊の報道発表資料には、順次、全国的に同様の訓練を実施予定、とあります。今回は埼玉・入間の部隊約30人15車両が防災公園に移動。国民の安全・安心感の醸成に寄与する、とありますが、むしろ不安をあおるものです。引き続き、中止を求めていきます。

 *PAC-3は、昨年、北朝鮮情勢の激変を受けて撤収していました。(赤旗2018年8月1日付)

都の担当者(左)に申し入れる共産党都議団

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9日朝、大山とも子幹事長が、監視のため現地へ
病院も隣接し、住民の人たちがくつろぐ場所が異様な雰囲気に

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by hara-noriko | 2019-10-09 15:23 | 東京都政 | Comments(0)

急がれるパートナーシップ制度   

 「原のり子事務所ニュース」の9月号ができ、清瀬市と東久留米市で配布が始まっています。このなかで、共産党都議団が都に「同性カップルの都の職員の方に均等待遇がされるべきだ」という申し入れをしたことを紹介しました。このブログにも申し入れの内容をアップしました。大事なことなので、街頭でも訴えています。その要旨を紹介します。

同性カップルの均等待遇求める
声をあげた都の職員
 いま、東京都の職員の方々は、異性カップルの方は事実婚であっても均等待遇がおこなわれています。住居についても、また、さまざまな福利厚生制度でも、差別なくおこなわれています。
 しかし、同性カップルの方は、この均等待遇から除外されています。このことについて、同性パートナーがいらっしゃる2人の職員の方が「均等待遇してほしい」と声をあげて、都の人事委員会に措置要求をおこないました。これはとても大事な動きです。

私も質問してきたテーマ

共産党都議団として申し入れ
 私自身も都議会総務委員会で、この問題をこれまで3回質問してきました。いよいよ、当事者の方の声があるなかで東京都も動き出さなければいけないのではないか、ということで共産党都議団として申し入れをしました。声をあげてくださっている都の職員だけではなく、同性パートナーがいらっしゃる多くの方、またセクシュアルマイノリティーの方々は、差別に苦しんでいます。こうした声に、声なき声にも、しっかり耳を傾けて、必要な改善をしていくべきだ、ということを私たちは申し入れのなかで求めています。

パートナーシップ制度
急がれる東京都での実現
 さらに、この同性カップルの基準をつくっていくということを考えれば、東京都もパートナーシップ制度を早くつくっていくべきだ、このこともはっきりしてきたと思っています。パートナーシップ制度とは、同性のカップルが互いを人生のパートナーであると誓ったことを公的に認める制度です。茨城県では、全国の都道府県で初めてパートナーシップ制度を確立させました。そのことによって、県営住宅などに入りやすくなる、その資格を認めるということになりました。

当たり前の権利として
自治体ができることとして
 いま私も、同性カップルの方々から「都営住宅に入りたいけれども認められない」という声を寄せていただいています。パートナーシップ制度をきちんと確立して、同性カップルの方、セクシュアルマイノリティーのカップルの方もきちんと認められるようにする。これは当たり前の権利です。
 また、5月の世界保健機関(WHO)の総会で、国際疾病分類を改訂し、心とからだの性が一致しない「性同一性障害」が精神障害の分類から除外されることになりました。仮訳で「性別不合」とされています。人権に関する研究や認識は日進月歩で発展しているのです。自治体ができることとして、パートナーシップ制度を進めていくべきです。ご一緒に声をあげていきましょう。

【参考資料 私の質問から】

 都の人権条例の制定に向けて、都議会総務委員会でおこなった私の質問(2018年6月25日)から、東京都の責務にかかわる部分を紹介します。

 原のり子 東京都が全国に先駆けて、セクシュアルマイノリティーにかかわる条例を初めて策定することになるわけですけれど、都がどういう責務を果たしていくのかというのは本当に重要だと思っています。
 都の姿勢を示す1つとして、私はぜひ取り組んでいただきたいのは、率先して都庁内でSOGIハラ根絶の取り組み、同姓婚をした職員への均等待遇などを早急におこなうべきと考えますが、いかがでしょうか。

 人事部長労務担当部長兼務 性自認や性的指向に関する問題に限らず、すべての職員が生き生きと働ける勤務環境づくりが必要だと考えてございます。管理監督者向けの研修において、SOGIハラ事例を紹介するなど、職員の啓発に取り組んでいるところでございます。職員の待遇に係る制度につきましては、国や他の自治体を状況と条例案の今後の審議状況等も参考にしまして、客観的な事実確認の方法や法令との整合性等を踏まえながら、対応していく必要があることを認識してございます。今後とも、ハラスメントのない職場づくりに向け、職員の意識啓発等に取り組んでまいります。

 原のり子 昨年の4定(2017年12月議会)で、LGBT当事者の権利保障についての文書質問をしました。その中で、同姓カップルの里親制度について認めるべきではないかと質問しました。この間、東京都が児童福祉法改正も踏まえて、里親認定基準の改善をおこない、同姓カップルも(里親として)排除されないということになったわけです。入り口で排除されないとなったことは非常に重要だと思っています。
 こういう改善も踏まえれば、東京都の職員が同姓婚をした、そういうようなケースでも、均等待遇をするということは、当然、改善として必要になってくると思いますが、いかがですか。

 人事部長労務担当部長兼務 さまざまな状況を判断した上で、今後検討していく必要があるものと考えてございます。

 原のり子 検討を強く求めておきたいと思います。



駅前でスピーチ
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(撮影:長島可純 2次加工、SNS以外のご利用はお控えください)


原のり子事務所ニュースです
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by hara-noriko | 2019-09-06 22:27 | 東京都政 | Comments(0)

同性パートナーの均等待遇実現を   

共産党都議団が都に申し入れ
 8月27日、日本共産党都議団は東京都に対して、「同性パートナーがいる職員への福利厚生制度の適用、およびパートナーシップ制度を求める申し入れ」を行いました。

3つのことを要請
 今回の申し入れは、3つのことを要請しています。
 1つめは、8月19日に同性パートナーがいる都職員2名が、福利厚生制度や職員住宅への入居などについて、異性カップルと同様に認めてほしいと、人事委員会に待遇改善を求める措置要求が行われたことを受け、同性婚をした職員の均等待遇を実現すること。
 2つめは、都民全体にかかわって、東京都でもパートナーシップ制度を実現すること。この制度は、セクシュアルマイノリティーのカップルを自治体が正式なパートナーと認めるものです。
 3つめは、現在策定中の「性自認及び性的指向に関する基本計画」に、これらのことをもりこんでいくこと。

政策企画局 「知事、所管局にもしっかり伝える」

人事委員会事務局 「事実を確認し、公平に判断」
 知事部局と人事委員会事務局それぞれに申し入れました。政策企画局の秘書事務担当部長は、「知事、所管局にもしっかり伝え、人事委員会と共有いたします」と。また、人事委員会事務局任用公平部審査担当課長は、措置要求について、「事実を確認し、公平に判断します」と述べました。

とくとめ都議 「人権条例の具体化として重要」
 都議会総務委員のとくとめ道信都議は、「人権条例の具体化として重要」と指摘。私も、都営住宅の入居資格に、同性カップルを認めてほしいと声が寄せられていることを紹介。また、ふたりの職員の方の措置要求については、その切実な声に真摯に向き合うことを求めました。
 これまで、総務委員会でも、人権条例の実践を都が率先して行うべきと繰り返し質問してきました。いよいよ具体的に前進することを求めて、とりくみを強めたいと思います。

【関連記事】
都民みんなの人権が尊重される東京に

都の担当者(左)に申し入れる共産党都議団
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申し入れの内容を説明
(左から)藤田りょう子、原のり子、とくとめ道信の各都議
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by hara-noriko | 2019-08-27 23:33 | 東京都政 | Comments(0)

小中学校の体育館 エアコン設置が前進!   

市議団と都議団が連携
 命に危険を及ぼすほどの猛暑。子どもたちの教育の場であり、避難所にもなる小中学校体育館へのエアコン設置を急ごう、と地域のみなさん、市議団と連携し都議団としてもとりくみをすすめてきました。都議会でもいち早く知事に申し入れ、質問もつみかさね、条例提案もおこなってきました。東京都の補助制度を活用し、2021年度までに20区10市が全校設置の見込みです。

東久留米市では
 東久留米市では、中学校全校の体育館への設置計画書を都に提出しました。つい最近まで、共産党市議団が体育館への設置の質問をしたときには、野次を飛ばしていた議員もいる状況でしたが、ようやく実現に向けて前進することになりました。ただ、小学校は先送りになっています。

清瀬市では
 また、清瀬市では、共産党の質問に、必要性は認め設置していく場合は全校に、と答弁するものの、残念ながら計画化されていません。

多摩格差解消へ
急がれる都の補助制度拡充
 やはり、この問題でも多摩格差が歴然としています。清瀬、東久留米はじめ、多摩地域でエアコン設置を急ぐためには、都補助の期間延長(今は2021年度まで)、補助制度の拡充、市町村総合交付金の増額などを進めていく必要があります。引き続きとりくんでいきます。

「東京民報」8月25日号でエアコン設置を報道
私の談話も掲載されています


毎週土曜日の定例宣伝(東京・東久留米駅西口)
たくさんの方から声をかけていただきました
マイクを持つのは宮本徹衆院議員
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訴える北村りゅうた市議
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by hara-noriko | 2019-08-25 13:54 | 東京都政 | Comments(0)