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「保育園民営化」 結論先にありきではないのか   

3月議会一般質問から(2)

 市議会本会議でおこなった一般質問(3月7日)の詳報2回目です。市長は「情報公開、市民参加、市民との対話による合意形成」といいながら、「保育園の民営化の結論先にありき」の姿勢を示していることをただしました。
 
市民との約束の重みをどう感じているのか
 馬場市長は、「『「情報公開、市民参加、市民との対話による合意形成」を徹底します』といっています。市長は今、この重みをどのように感じているでしょうか。
 市長は、来年度予算案に、今後における保育サービスのあり方検討会の設置をもりこんでいます。これは、市民との約束という点で重要です。が、問題は、このあり方検討会で、民営化についての検証を行うのかどうかということです。うかがいます。
 また、なぜ、あり方検討会と、みなみ保育園民間移管法人選定会議の二つを同時に予算計上しているのですか? これから保育のあり方を議論するのに、みなみ保育園だけ、先に民営化の結論を決めているのは約束と違うのではないですか?

【答弁と感想】
 市長は、「あり方委員会では保育園民営化の是非は検討しないが、これまでの民営化の検証については話しあっていただきたい」「みなみ保育園については計画通り民営化していきたい」と答弁しました。
納得できません
 市長は、南町都営住宅建て替えのスケジュールからいっても、みなみ保育園は民営化ですすめざるをえない、といいますが、これはまったく納得できません。
 一般質問のあと、厚生委員会、予算特別委員会とありましたが、私は重ねて質問しました。このなかで、みなみ保育園民間移管法人選定会議が動き出すのは、「10月以降」と担当も答弁しており、あり方委員会でまず、これまでの民営化の検証をし、みなみ保育園について議論し結論をだす、ということは十分可能です。
 そのことも具体的に示して市長に質問しましたが、「みなみは予定通り」との答弁がくりかえされました。本当に残念です。市長選での市民との約束はどこに行ってしまったのでしょう。
どういう保育ビジョンをもつかが肝心
 財政面からみて、民営化しないことはありえない、と自・公・民などの議員はくりかえし主張していますが、私は、まず、東久留米の保育の現状をきちんと評価したうえで、どういう保育ビジョンをもつのかが肝心だと思います。そしてその上で、東久留米の予算全体のなかで、何に重点を置くのか明らかにしていくことが必要です。
 いずれにしても、市長の予算は否決されましたので、この問題はひきつづき議論の中心になります。

 3月議会一般質問から(1) イオン誘致推進に市民合意があるのか
 3月議会一般質問から(3) 小学校給食の調理委託は約束違反ではないか
 3月議会一般質問から(4) 旧保健福祉センターの跡利用 市民の声を聞いたのか
 3月議会一般質問から(5) 市民生活を直撃する国保税の引き上げ
 3月議会一般質問から(6) 障がい者福祉は削減でなく充実を

                    空を行くカルガモ(黒目川上空)
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by hara-noriko | 2011-04-10 03:25 | 市政報告 | Comments(0)

震災被災者支援・防災の抜本的強化―市長に申し入れ   

 日本共産党東久留米市議団は4月5日、馬場市長に、東日本大震災の被災者支援および防災の抜本的強化・拡充を求める申し入れをおこないました。3月15日にも申し入れましたが、その後の状況をふまえた第2次の申し入れです。

申し入れの内容は
 (1)避難者の方々への住宅の確保・提供に東久留米市として積極的にとりくむこと。市内の国家公務員住宅、都営住宅、都住宅供給公社住宅、UR住宅などの空き室を提供することを関係機関に要請する。あわせて、個人住宅で提供できる条件と意思をもつ市民への協力よびかけを行なうこと。
 (2)被災者への救援募金および救援物資の協力をよびかけること。また、市の職員を現地に災害ボランティアとして派遣すること。
 (3)市民への情報提供について、市のホームページや防災無線放送の改善。
 (4)原発事故に関する正確な情報提供を。
 (5)6月の定例市議会に提出される一般会計予算の防災対策予算について、拡充をはかること。備蓄の充実。個人住宅・マンションの耐震改修・リフォーム助成の実施。市公共施設の耐震診断・改修。災害弱者の情報伝達、避難所整備対策など。

市長からの説明
 このなかで、市長は、全国市長会から、被災地に26市の職員を250人派遣する要請があり、市としても応えていくこと。避難者の住宅提供については、関係機関からの情報提供を受けていること。現在、東久留米市に自主避難してきている方たちの住宅確保に向け、東京都などにも要請していること。来年度予算で防災対策の充実や予備費の増額など検討していきたいとの考えが話されました。

避難者へ積極的な住宅提供を 水道水の安全性もわかるように
 私は、避難者への住宅提供については、市として積極的に受け入れる意思を明らかにして協議すべきであること、水道水の安全性などについて市のホームページでわかるようにすべきであること、などを指摘しました。ホームページについては、改善に着手していることが話されました。

ホームページを見る手段のない方への情報提供
 さらに、ホームページを見る手段のない市民の方への情報提供について求めたところ、4月15日広報にも掲載するとのこと。重ねて私は、どの公共施設に情報提供の貼り紙やチラシがあるのか、わかるようにするよう求めました。そのほか、障がい者や高齢者の避難場所について、意見交換をしました。

障がい福祉の懇談会でも切実な声が
 3月25日、原のり子事務所主催で障がい福祉の懇談会を行なったのですが、そのときも、障がいの当事者、親御さんから切実な声がたくさん聞かれました。ある精神障がい者の方は、「原発事故による放射能が心配で、外に出られなくなった人がいる」「心配でテレビやネットにかじりついてしまい、昼夜逆転し心身ともに調子が悪くなってしまった人もいる」。親御さんからは、「避難所までの避難ができるかどうか心配」「避難所で受け入れてもらえるのか」「薬が手放せないが、持って避難できなかったらどうなるか」などなど…。こうした不安を話し合い、それをもとに市の防災対策も強化していくことが必要だと実感しました。ひきつづきとりくんでいきたいと思います。

       馬場市長(左)に申し入れる、(左から)しのはら重信市議、私・原のり子、
  村山順次郎党東久留米くらしと労働相談室長、永田まさ子党東久留米くらし子育て相談室長
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by hara-noriko | 2011-04-06 01:04 | 市政報告 | Comments(0)

いよいよ市議選へ   

 ようやく議会が終わりました。3月28日の最終日には、公明党から馬場市長に対する辞職勧告決議が出され、自民・公明・みんな・宮川議員の賛成で可決され、その後、予算は否決。
 日本共産党は、この辞職勧告決議には反対しました。この決議は、提出者の考える予算の問題を指摘し、こうした市政運営を続ける馬場市長は辞めなさい、という内容です。私たちは、予算の問題点については、予算組み替え案を示し、指摘しました。市長の出した予算案についてしっかり議論し、正すべきは正す、ということが議会の役割であり、市長の予算案が気に入らないから辞職しなさい、という立場には立ちません。
 無論、イオン問題をはじめ、市長の公約違反は許せません。この問題についても、予算組み替え案にも示して論戦しています。私たちは、辞職勧告決議に反対、そして、市長の予算案についても問題点を指摘し、反対しました。
臨時議会も開かれて
 さて、3月30日は臨時議会となりました。予算が否決されたもとで、暫定予算を決めなければならないからです。市議選があるため、暫定予算の期間は4~7月。私たちは、あくまで必要最低限の経費で組む暫定予算の性格からすると、4カ月は長すぎる、議会日程の工夫をすれば、もっと短くすることができる、と指摘しました。
 内容の点でも問題です。イオン誘致関連予算、学校給食民間委託など、政策経費も含まれています。まったく市民合意がはかられていないイオン問題や、2年先の給食の民間委託まで暫定予算に組み込むとは、本当にひどい話です。
 私たちは、小中学校教室のエアコン設置など、夏休みに工事をするため、どうしてもスケジュール上、今から入れておかなければならないものについて盛り込むことはもちろん賛成です。しかし、その必要のないものまで盛り込んで、認めなさい、というやり方はおかしいです。よって、暫定予算にも反対せざるをえない、と判断しました。
 結局、馬場市長に辞職勧告決議をだした自民・公明・宮川議員は、暫定予算に賛成しました。(反対したのは、共産党・みんな)
 これで、いよいよ市議選に向かっていくことになります。

                          新芽とヒヨドリ
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by hara-noriko | 2011-04-02 01:39 | 市政報告 | Comments(0)