2018年 06月 29日
各会派によびかけて
6月28日、日本共産党都議団主催の議会内学習会をおこないました。各会派、全議員のみなさんによびかけました。タイトルは「日本における子ども期の貧困~国連こどもの権利委員会へのNGO団体報告書学習会」。講師は、子どもの権利条約市民・NGO報告書をつくる会事務局長の世取山洋介(よとりやま・ようすけ)さん。
一緒に考えあうのはとても大事
学習会には他会派からも参加してくださいました。もとより、主義主張は違いますが、だからこそ、大事な問題を一緒に考えあうというのはとても大事だと思います。とくに、子ども期の貧困問題は共通の重要なテーマ。こういう機会が持てて本当によかったと思います。
久しぶりに世取山先生のお話を聞いて
世取山先生のお話を、久しぶりに聞くことができ、とてもうれしかったです。以前、子どもの権利条例をつくりたいと市民のみなさんととりくんでいて、国連からの勧告についての学習会に参加したり、東久留米の教育を考える会主催の学習会に講師として来てくださったり。今日のお話しも本当によかったです。市民からの報告書の大事さがよくわかりました。
NGOの報告書 タイトルの変遷に深刻さが
「子どもの権利条約市民・NGO報告書をつくる会」が国連子どもの権利委員会に提出した報告書のタイトルの変遷に深刻さがあらわれています。1999年の第1回のときは、「豊かな国日本における子ども期の喪失」。このときも、「子ども期」が失われているとの指摘は本当に衝撃でした。それが第4回の今回は、「日本における子ども期の貧困化―新自由主義と新国家主義のもとで」と。「豊かな国」から「格差のある国」へ…。
胸がつまった子どもたちのストレス
なんといっても胸がつまったのが、「極度に競争主義的な学校環境」と国連から指摘されている状況のなかでの子どもたちのストレスです。そのストレスを子どもたちはどうしているのか…。
ストレスをこわす→校内暴力、ストレスから逃げる→不登校、ストレスを人に向ける→いじめ、ストレスを感じないようにする→自殺。この4つのデータから子どもたちのおかれている状況が深刻になっていることがわかる、と。ポイントは構造改革が再起動した(第2次安倍政権)2012年。ここから数字が大きく上がっています。
成長発達の社会的条件が奪われている
先生は、構造改革のなかで、成長発達の「社会的条件」が剥奪(はくだつ)されてきていることを指摘されました。…どんな年齢でも子どもは要求を出すことができる。そして、大人がそれに応える。「ねえねえ」「なあに」という関係のなかで内面が育っていく。しかし、そもそも要求をつくったり考えたりする時間さえ奪われている。…本当にそうだと思いました。
希望もある
日本の子どもたちの置かれている状況に本当に胸がつまりながらも、お話を聞いて希望も感じました。政府報告書では、政府としては十分に子どもの権利保障をしているとしています。でもそのことについて、実際に子どもに関わる人たちを中心にきちんと実態を報告書としてまとめるとりくみを粘り強く続けている。ここに希望があるのではないでしょうか。そして、国連権利委員会もその内容をよく読み、必要な意見も述べています。
立場の違い超えて子どもたちの成長を支えたい
世取山先生は、国連の勧告に対し、都としてどうしていくのか、それを議員や職員で議論していくことができれば、地味だけれど、とても大きな一歩になると最後に話されました。6月の都議会では、児童虐待問題が大きな議論となり、全会一致で児童虐待防止対策の強化についての意見書があがりました。子どもたちの命を守り、成長を支えることは立場の違いをこえて共通の重大な問題です。今日の学習会を機に、さらにとりくみを強めていきたいと思いました。
報告する世取山洋介さん
「子どもの権利条約市民・NGO報告書をつくる会」の報告書
原のり子都議会報告
写真をクリックすると表示されます
▲
by hara-noriko
| 2018-06-29 23:07
| 活動日誌
|
Comments(0)
2018年 06月 27日
6月27日、2018年東京都議会第2回定例会(6月議会)が終わりました。最終日の本会議で、各会派の討論や賛否を通して、また1カ月をふりかえりながら感じたことについて、いくつか、報告します。
児童虐待問題をめぐって大きな議論に
今議会は、児童虐待問題をめぐって大きな議論となりました。「児童虐待防止対策の強化及び充実に関する意見書」が全会一致で国に向けて提出することになりました。また、知事の答弁でも児童相談所の体制強化などの答弁もありました。
共産党の質問で、児童福祉司はあと90人増やす必要があることも明らかになりました。都民の陳情も厚生委員会では継続審査になっています。
驚いたのは、この陳情の項目のうち、警察消防委員会に該当する部分(警察が受けた、虐待が疑われる案件の情報等を児童相談所に知らせること)については、共産党は賛成ですが、不採択になったと。引き続き、子どもの命をまもるために、議論を重ね、とりくみを強めていく必要があると実感します。
大阪北部地震とブロック塀対策
議会中に、大阪北部地震がおき、高槻市の小学校のブロック塀が倒れて亡くなった9歳の女の子など、5人の方が亡くなられました。今日(6月27日)の本会議の冒頭、議長から、都議会議員全員の拠出により、現地へ救援募金を送ったことが報告されました。議会のなかでも、防災対策について多くの議員がとりあげました。
共産党都議団は、6月21日に知事と教育長あてに、緊急申し入れをおこないました。現在、学校施設等の安全点検がおこなわれていますが、その結果を受け対応することを求めています。
「学校のブロック塀などの安全対策に関する申し入れ」全文
受動喫煙防止条例が成立
マスコミにもっとも注目されたのは、知事提案の受動喫煙防止条例です。これは、自民党だけが反対しましたが、可決されました。
共産党としては、屋内全面禁煙の公約にたって論戦し、修正案も出しました。また、厚生委員会では、共産党の和泉なおみ都議の提案で参考人質疑がおこなわれました。
私も、医師会長の尾崎治夫先生の参考人質疑を傍聴しましたが、とても勉強になりました。まず、受動喫煙の害について共通認識にしたうえで、検討していくことが大事だと思いました。いままで喫煙ができていたスペースを禁煙にするために、壁紙をはりかえるとかリニューアルするときに、補助を出せたらいいのでは、という尾崎先生のご意見にはなるほど、と思いました。また、狭いスペースほど害がある、という指摘、加熱式タバコも有害物質を含んでおり健康にまったく影響ないといえないのだから、紙タバコと同様に規制すべき、という指摘も重要でした。
まずは、今回、第一歩です。さまざまな立場の都民の意見を聞きながら、受動喫煙防止をすすめていくことが大切です。
「東京都受動喫煙防止条例案に対する修正案」全文
子どもの医療費無料化に向けての2つの条例案
議論ないまま否決 実現に向け引き続き努力
残念だったのは、共産党都議団で提案した、子どもの医療費無料化に向けての2つの条例案が否決されたことです。
ひとつは、多摩・島しょでも小中学生の医療費を無料化できるようにする、もうひとつは、全都の18歳までの子どもたちの医療費無料化ができるようにする、というもの。あわせて、1食460円にも及ぶ入院時食事療養費の自己負担をなくすための提案もしています。
質疑ができる厚生委員会では何も質疑がないまま、6月27日の最終本会議で否決…。本当に残念です。多摩格差解消、子育て支援は都議選で重要なテーマでした。他の会派の人でもとりあげている人は多くいたのでは。ひきつづき各会派にもよびかけながら実現に向けとりくんでいきます。
「子ども・青少年の医療費助成条例案」全文
朝鮮高校の修学支援金制度に関する意見書は不採択に
共産党提案の意見書のうち、文教委員会で提案された「朝鮮高級学校における高等学校就学支援金制度の適用に関する意見書」は調整つかず、不採択に。(都議会は意見書は全会一致で提出するのがルールです)
都として、あらゆる差別の解消が大事だと人権条例をつくろうとしているなか、こうした意見書が通る議会に前進していく必要があると思います。
文書質問を提出
私は、文書質問を提出しました。内容は、(1)学校のブロック塀などの安全対策について(2)通学路の安全対策について(3)障害者グループホームの都加算制度の見直し問題について(4)放課後等デイサービスの報酬変更問題について―です。また、答弁がきたらお知らせします。
人権条例については、改めて書くつもりです。
総務委員会で質問(右は、とくとめ道信都議)


(撮影:長島可純 二次加工、SNS以外のご利用はお控えください)
日本共産党都議団の本会議質問と討論
代表質問 あぜ上三和子都議
一般質問 とや英津子都議
討論 星見てい子都議
原のり子都議会報告
写真をクリックすると表示されます
▲
by hara-noriko
| 2018-06-27 23:33
| 都議会
|
Comments(0)
2018年 06月 25日
▲
by hara-noriko
| 2018-06-25 00:27
| 活動日誌
|
Comments(0)
2018年 06月 21日
共産党都議団が都に申し入れ
6月21日、日本共産党都議団は、都知事と教育長あてに「学校のブロック塀などの安全対策に関する申し入れ」を行ないました。里吉ゆみ議員(文教委員長)、米倉春奈議員(文教委員)、池川友一議員(文教委員)、清水ひで子議員(政調委員長)、河野ゆりえ議員、尾崎あや子議員、とや英津子議員、斉藤まりこ議員と私が参加しました。
大阪北部地震で悲しいできごとが
18日に起きた大阪北部地震で、高槻市の小学校のブロック塀が倒れ、9歳の女の子が亡くなりました。本当につらく悲しいことが起きてしまいました。この事故を含め、5人の方が亡くなられました。心からご冥福をお祈りします。また、被害にあわれた方々にお見舞い申し上げるとともに、一日も早く安心できる生活が取り戻せるように、できることをしていきたいと思います。
緊急点検が必要です
改めて、通学路は大丈夫なのか、ブロック塀は大丈夫なのか、緊急点検が必要です。首都直下地震が起きた場合、都内のブロック塀の倒壊による死者は約100人、負傷者は約500人との被害想定もあります。学校施設の耐震については、屋外の工作物が対象外になっています。文部科学省が安全点検を行なうよう通知し、都教委は学校や区市町村に点検の依頼をしました。
フェンスや生垣への転換、区市町村に対する支援を
そうした状況のなかで、共産党都議団は、安全点検の速やかな実施と結果公表、フェンスや生垣への転換や区市町村に対する財政も含めた支援、私立学校への支援などを具体的に申し入れました。
2014年12月、東久留米市議会で改善を要求
私は、東久留米市立久留米中学校のブロック塀のことを具体的に話しました。
私は2014年12月、東久留米市議会で改善を求めて質問しています。久留米中学校は小金井街道(都道)に面しています。歩道は細く、人と人がすれ違うのもやっとです。そこに、高々とブロック塀がたっています。もしこれが倒れてきたら、逃げ場はありません。かねてから住民の方からも、あのブロック塀は大丈夫なのか、との声が寄せられています。網目のフェンスにできないか、と求めたところ、「防音の効果を見込んでいるところもありますので、フェンスに改修する予定はございません」と当時の教育部長が答弁していました。
質問したときは、ちょうど難聴学級が設置されたばかりで、雑音により生徒のみなさんが学校生活が送りにくいということのないように、ということもさまざま議論していました。小金井街道は交通量も非常に多いので、校内に音が入らないように配慮する必要もある。あわせて、排気ガス対策もあると。
都が率先して検討・対応してほしい
今回の申し入れでは、市区町村に対し、都が技術的・財政的支援を行なうことを求めています。とりわけ、都道沿いにあり、その公害から学校の環境を守らなければならないとして設置されているブロック塀については、それに代わる対策をどうとっていけばいいのか、都が一緒になって検討・対応してほしいと思います。
東京・東久留米駅前で都政報告

ネムの花


▲
by hara-noriko
| 2018-06-21 20:46
| 東京都政
|
Comments(0)
2018年 06月 20日
諭すように、そして厳しく
都議会6月議会。19日は各会派の代表質問がありました。共産党都議団からは、あぜ上三和子議員が質問に立ちました。
質問は、市場問題、受動喫煙防止条例、児童虐待対策、保育園待機児問題、国民健康保険税、高齢者福祉(シルバーパス、特別養護老人ホームなど)、旧優生保護法にもとづく強制不妊手術問題、性教育、中小企業振興条例、岸記念体育会館をめぐる疑惑、都市計画道路の見直し、横田基地へのオスプレイ配備問題。
あぜがみさんは、やさしく諭すように、でも都民の立場でゆずれないところは厳しく、本当に説得力ある質問でした。
築地市場の豊洲移転
「公約違反ではありませんか」と
質問の最初で、築地市場の豊洲移転を強行しようとしていることについて、築地を守る、といったのに、知事が設置した検討会議の報告書では、市場機能や中卸についてまったく示されていないことを指摘し、「公約違反ではありませんか」と。知事は、「大きな鳥の目で提言いただいた」とまったく正面から答えられませんでした。鳥の目って…。鳥になって、高いところからみると、公約も無かったことになるのか…?
米軍横田基地へのオスプレイ配備問題
米国本土並みの対応を求める
いちばん最後の質問は横田基地へのオスプレイ配備問題。
「アメリカ本国で、米軍がCV22オスプレイの夜間低空飛行訓練を計画したときは、地元で十数回の説明会を開き、住民などから、『騒音や大気汚染をもたらす』『野生動物や家畜に深刻な影響を与える』『平和で静かな環境がだめになる』など、強い反対の声が出されると計画はストップしたままになっています。米軍や日本政府に対し、オスプレイの配備や訓練の計画について、米本国並みに地元住民に説明し、住民の意見を尊重するよう求めるべきではありませんか。知事の答弁を求めます」
都と横田基地周辺自治体が米軍に「安全性への懸念がぬぐえない」と要請
知事は「その認識と基本的に同じ」と答弁
知事は、「安全保障は国の専管事項」と相変わらずくりかえしました。が、東京都と横田基地周辺自治体が国と米軍に、「国内外での事故や緊急着陸が続き、安全性への懸念がぬぐえない状況」とふみこんだ認識での要請を出したことを指摘すると、「その認識と基本的に同じ」と答弁しました。これは重要です。安全性の懸念がぬぐえないのに、本格配備はだめです。
平和の動きを前に動かす努力を都に要求
あぜ上さんは、質問を、南北首脳会談、米朝首脳会談が相次いで開かれ、平和の動きが強まっていること、東京都としてもこうした平和の動きを前に動かす努力が求められていることを指摘し、しめくくりました。すると、知事は、平和の流れを認めつつも、それでもまだ不透明だ、と指摘しました。う~ん…それで何を言いたいのでしょうか。小池知事が、都民の命とくらしを守る立場に立てるのか、いよいよ問われています。
共産党都議団 米軍基地対策特別委員会設置を提案
さて、20日の本会議で共産党都議団は、米軍基地対策特別委員会設置を提案しました。オスプレイ配備が目の前に迫っているなか、調査や必要な対策をとるためです。オスプレイに反対でも賛成でも、必要です。この東京に配備するというのですから、議会としてもひとごとでいることはできません。ところが、共産党以外はみな反対。これはおどろきでした。
オスプレイは横田にも、日本のどこにもいらない! 改めて強く思います!
*代表質問、とや英津子さんの一般質問も都議会のホームページから録画でみることができます。ぜひ!
代表質問に立つ、あぜ上三和子議員
(6月19日、都議会本会議)

(撮影:長島可純 二次加工、SNS以外のご利用はお控えください)
▲
by hara-noriko
| 2018-06-20 22:45
| 都議会
|
Comments(0)
2018年 06月 18日
▲
by hara-noriko
| 2018-06-18 22:11
| 活動日誌
|
Comments(0)
2018年 06月 18日
8回目のパレード
「第8回戦争はいや! 安倍条改憲NO! 市民パレード」に参加しました。
塚田先生のお話、市民のみなさんのスピーチに続いて、今こそ立ち上がろう、を歌い、その後、ひとことずつ議員もスピーチしました。
宮本徹衆院議員、渡辺浩一郎元衆院議員(自由党)につづいて、私もスピーチ。あわせて、共産党市議団の村山順次郎市議、永田まさ子市議、北村りゅうた市議を紹介しました。そして、間宮みき市議(無所属)がスピーチ。
その後、みんなでパレードしました。
私のスピーチ(要旨)
あとで、間宮さんからお話があると思いますが、白石玲子市議が亡くなられました。本当にショックです。今日は、白石さんの追悼の思いを込めて参加しました。白石さんと一緒に、毎回このパレードに私たちは参加してきました。特定秘密保護法反対以来、超党派の議員で力を合わせてとりくんできました。それは、こうやって市民のみなさんが実行委員会をつくってよびかけをしてくださってきていることが、本当に大きな力です。これからも、市民のみなさんと一緒に、野党の共闘を強めて頑張っていきたいと思います。みなさんと一緒に歩きます!
市民パレードに参加した各党・会派の代表
(右から)村山市議、間宮市議、北村市議、
宮本衆院議員、渡辺元衆院議員、原のり子

(撮影:長島可純 二次加工、SNS以外のご利用はお控えください)
参加を呼びかけるビラです

▲
by hara-noriko
| 2018-06-18 00:00
| 活動日誌
|
Comments(0)
2018年 06月 16日
▲
by hara-noriko
| 2018-06-16 12:10
| 選挙
|
Comments(0)
2018年 06月 14日
6月13日、東久留米市議を6期にわたり務めてこられた、現職の白石玲子市議のお別れの会(告別式)に参列しました。先日、熊本へ視察に行った時、白石さんに元気になってほしくて、くまモンのお土産を買いました。それをお届けしようとしていたら、突然の訃報…。まさか亡くなられるとは全く想像もしていませんでした。本当に悲しく、さびしいです。
白石さんは、無所属の市議として活動してこられました。特定秘密保護法、安保法制、共謀罪に反対し、憲法9条を守る取り組みで一緒に力をあわせてきました。市議会のなかでも、一緒に予算組み替えを提起するなど、一致点を大事に、協力し合うことができる方でした。超党派の女性議員の勉強会で学び合ってきたことも、本当に大事な経験でした。白石さんはとても勉強家で、学ぶことがたくさんありました。
白石さんと最初に出会ったのは、1999年。市議選の予定候補に決まったころ、地域を歩いていたときです。「からだを大事にしてくださいね」と声をかけてくださいました。また、市議選で「私の政治姿勢についてお話しします」とスピーチされていることは鮮烈でした。政策とともにそれを進めていく政治家としての姿勢が大事だ、と改めて気づかされ、私も政策とともに、政治姿勢を訴えることを改めて意識するようになりました。
子育てしながら市議として活動する私に、いつもあたたかい励ましの声をかけてくださいました。分け隔てなく人に接する姿勢に、だから多くの市民から信頼を寄せられているんだ、といつも思っていました。
卵巣がんがわかったときも、「からだを大事にしてね。必ず検診してね」と、逆に周りの人たちに、私にまで何度も声をかけてくださいました。その後、治療の末回復し、昨年12月の市長選は一緒にとりくむことができました。しかし、再発され…。
おしゃれでセンスがよく、笑い上戸で涙もろい、市民のために頑張り続けた白石さん。平和と民主主義を大事にすることからぶれなかった白石さん。残念でたまりません。
本当にありがとうございました。心からご冥福をお祈りします。
市民と一緒に「共謀罪ノー」と訴える白石さん(左から3人目)=2017年5月27日

「戦争はイヤ! 憲法守ろう! 東久留米市民パレード」に参加した7人の市議
左端が白石さん=2015年7月12日

昨年12月の市長選で桜木よしお候補を擁立した「新しい市政を創る会」
同会主催の「市民のつどい」であいさつする白石さん=2017年11月4日


▲
by hara-noriko
| 2018-06-14 03:39
| 日記
|
Comments(2)
2018年 06月 12日
6月議会に提出
日本共産党都議団は6月12日から始まった6月議会に、子どもの医療費無料化に向けた条例案を提出しました。多くの会派のみなさんに賛同していただき、この条例案が実現できるように取り組みたいと思います。
多摩格差解消と東京の子育て家庭を応援する
今回の条例提案は、多摩格差解消と同時に、東京全体の子どもたちの健康をささえ、子育て家庭を応援する内容です。必要経費は、全体で90億円と見込んでいます。
ポイントは、次の3つです。
多摩・島しょの自己負担(通院1回200円)と所得制限をなくす
都内全域で18歳までの医療費を無料にする
(所得制限と自己負担なし)
入院時食事療養費の自己負担をなくす
提出に先立って記者会見
条例案提出に先立って5日、記者会見をおこないました。出席したのは、清水ひで子、池川友一、藤田りょうこ(厚生委員)、和泉なおみ(厚生委員)、斉藤まりこ、原のり子、尾崎あや子の7都議。代表して和泉都議が説明を行い、質問を受けました。子どもの医療費助成は、多摩格差の象徴! ここをどうしても改善したいとの思いから、共産党都議団の多摩選出の4人(清水・尾崎・池川・原)全員が出席しました。
2つの条例案
今回提出した条例案は、2つです。
★ひとつは、「東京都子どもの医療費の助成に関する条例案」です。
東京23区は、小中学生の医療費は無料です。しかし、多摩地域の多くは、通院1回200円の自己負担と所得制限があります。また、入院時食事療養費も自己負担です。これをなくそうというものです。市町村がこれを実施する場合、東京都は3分の2の補助をおこないます。(現在は補助率2分の1)
★もうひとつは、「東京都青少年の医療費の助成に関する条例案」です。
中学校卒業後、18歳になる年度の年度末までの医療費無料化をすすめようというものです。所得制限と自己負担はなし。区市町村が実施する場合、東京都は3分の2の補助をおこなうものです。
入院時食事療養費 1カ月で4万円を超える負担が
私は、今回のポイントの1つは、入院時食事療養費の自己負担をなしにする、ということだと思っています。入院時食事療養費はどんどん上がっており、今年度は1食460円です。つまり、1日で1380円、1カ月(30日)入院したら4万1400円にものぼるのです。子どもが入院するという大変なときに、こういう負担までかかっている…。改善は急務です。
だれもがお金の心配なく病院にかかれるように
また、中高生になって歯科や眼科などに行く必要がある人もふえますが、お金がかかるからと我慢するケースもあるのです。歯科医の方が、「口のなかをみると、子どもの貧困もみえてくる」と話してくださいました。だれもがお金の心配なく、病院にかかれるようにする。成長期の子どもたちを支える。このことはとても重要です。
「提案してくれてありがとう」の声が
選挙になれば、多くの候補者が子育て支援の充実を訴えます。また、昨年7月の都議選では、多摩格差解消も大きなテーマとなりました。
すでに、「18歳まで無料になったら本当にありがたい」「提案してくれてありがとう」などの声が寄せられていて、うれしい限りです。条例案の審査は、22日(金)の厚生委員会で行われる予定です。ぜひ、注目してください!
条例案の詳しい内容は、こちら をご覧ください
記者会見で条例提案の説明をする日本共産党都議団
(左から)清水ひで子、池川友一、藤田りょうこ、和泉なおみ、
斉藤まりこ、原のり子、尾崎あや子の各都議
北村りゅうた東久留米市議(中央)といっしょに宣伝
宣伝していると市民のみなさんが必ず声をかけてくださいます
▲
by hara-noriko
| 2018-06-12 20:54
| 都議選
|
Comments(0)