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すばらしかった尾崎あや子都議の代表質問   

凛とした尾崎さん
 尾崎あや子都議の代表質問、終わりました(12月11日)。すばらしかった! 気持ちがこもっていて、凛としていて。第4回定例会(12月議会)は、知事が築地市場を豊洲へ移転を強行して初の議会です。また、横田基地にオスプレイが配備されてから初の議会でもあります。まさに、代表質問するにもっともふさわしい尾崎さん。さすがの説得力! 取り急ぎ、市場問題について、少し紹介します。

築地市場の豊洲移転 土壌汚染は未解決
「いつ環境基準以下になるのか」
 豊洲市場は、依然として地下水から環境基準の140倍という発がん性物質ベンゼンが検出され、猛毒のシアンも全街区で検出されています。それなのに、知事は「おおむね順調」と。土壌汚染問題は解決していないという認識が知事にはあるのか、ないのか、と鋭く迫りました。知事は、追加対策工事もやった、専門家会議も安全と評価した…などといっていましたが、正面からまったく答えられませんでした。さらに、いつ環境基準以下になるのか、と尾崎さんが迫っても、まったくこたえられない。そして、これまで安全だと都がいい続けてきた有楽町層も、138カ所も汚染されていて除去したことも明らかにさせました。

ひどいヤジ 命にかかわる問題なのに
 答弁もひどいですが、議場のヤジもひどい。わーわーしていて十分聞き取れませんでしたが、いまさら安全じゃないというな、という雰囲気。働いている人たちのためにも、きちんと安全を確認することが大事なのに…。極めつけは、ターレに乗っていた人が大きな事故にあったことについても、「どんな乗り方してるんだよ」とやじって、笑いあう議員が…。命にかかわる大変な問題なのに、笑えるって…本当にひどい。

「築地の解体をするな」と迫る
 尾崎さんは問題点を指摘しながら、具体的に改善の提案もおこなっています。また、築地の解体をするな、と迫りました。知事は、築地を守るといっていたのに、今では、「ロケーションを生かして再開発する」。しかも、歴史的建造物のアーチ型の屋根を残すとも言いません。ただ、「専門家からも保存についての意見が出ていることは承知している」と局長答弁。ところが、「映像に記録しているので、後世に伝えていく」と…。「映像??」。
 市場問題は、まだまだ終わっていません。

 尾崎さんの代表質問はネットで録画放映もされます。ぜひ、ごらんください。尾崎都議は5時間40分すぎから。


代表質問に立つ尾崎あや子都議
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(撮影:長島可純 2次加工、SNS以外のご利用はお控えください)








by hara-noriko | 2018-12-12 12:33 | 都議会 | Comments(0)

共同を広げ、政治を変えましょう   

 12月11日、東久留米市議の村山順次郎さんと一緒に、朝の宣伝をしました。臨時国会が終わりましたが、中身があまりにもひどかった。安倍政権の暴走が極まっています。

悪法強行の数々

 みなさん、いま国政の状況が本当にひどい、と多くの方が思われているのではないでしょうか。十分に議論をしない。採決強行が連続される。10日に閉会した臨時国会の最終盤で安倍自公政権は、改定入国管理法、改悪漁業法、改悪水道法、日欧経済連携協定(EPA)をまともな審議もなしに強行しました。

改定出入国管理法

 外国人労働者の受け入れを拡大する改定出入国管理法は、外国人のみなさんの権利を踏みにじるような事態が解決される方向もまったく考えられないまま、採決が強行されました。国際社会から「強制労働」と批判されている外国人技能実習制度を温存し、活用しようとしています。最低賃金以下の酷使や、暴行・セクハラなどが横行していた事実を隠ぺいするために、政府は調査結果をねつ造し、虚偽答弁まで繰り返しました。

改悪漁業法
 漁業を営んでいる方たちの話も聞かないで漁業法も変えていく。企業が良好な漁場を求めて参入すれば、沿岸漁業者が追い出される危険があります。

改悪水道法
 改悪水道法は、水道を民営化していく方向を大きく推し進めるものです。私たち一人ひとりの命にかかわるこういう問題まで、民間に売り飛ばしていくような流れがつくられています。

沖縄では
 重大な法案を審議を尽くすこともしないまま、与党の数を頼んで強引に押し通す。臨時国会のひどさを、あげればきりがありません。
 沖縄県民の民意を無視して、辺野古への米軍新基地建設に向けて強引に埋め立て工事を再開しました。

改憲案を提示できず
 でも、そのなかで、やっぱり国民のみなさんの取り組みが政治を動かしていく力になるんだ、ということもまた、臨時国会のなかで実感することができました。
 安倍政権と自民党は、憲法9条を変えていく、その改憲案を臨時国会のなかで提示する方針で臨みました。しかし、これは国民の力でさせませんでした。憲法審査会を強行的に開くことも行われましたが、結局、改憲案は示せませんでした。これは、本当に重要な成果だと思います。

国民の声があるからこそ

 憲法9条を変える、日本を戦争する国につくりかえていこうという、この改憲案を示せなかった。ここにいまの安倍政権の弱さが表れているのではないでしょうか。安倍政権の9条改憲に反対する「3000万人署名」への共感が広がり、立場の違いを超えて、「憲法9条は変えるべきではない」という声が大きくなっています。この力が、今回の国会のなかで改憲提案をさせませんでした。

「憲法9条を守る」の声を広げましょう
来年春の統一地方選・夏の参院選で流れを変える

 こうなってくると、来年夏の参院議員選挙が本当に重要になります。その手前には統一地方選挙があります。一つひとつの選挙で、憲法9条を変えようという勢力をもっと小さくしていく、その声をみなさんと一緒に広げていきたいと思います。
 私たち、そして子どもたちや孫世代に、平和を残していくためにも、憲法9条を守る。このとりくみがいま本当に重要になってきています。
 私たち日本共産党は、過去の戦争において、侵略戦争に反対する立場を貫いてきた政党です。さらに、政権を取るときには、他の党との一致点を大事にして共同で政権を取ろうということを綱領で掲げている政党です。野党共闘をしっかりすすめて、憲法9条を守る。そのとりくみをする日本共産党へ、みなさんの大きなお力添えを心からお願い申し上げます。

切実! 消費税10%増税ノー
 さて、来年の参院選でもう一つ問われる大きな問題は、消費税です。消費税の増税、10%への増税を来年の10月から行うと安倍政権は堂々といっています。しかし、いま、消費税が上げられたら、大変なことになる、くらしやまた営業が立ち行かなくなる、こういう声が大きく起こっています。

飲食店の方が「おかしくないですか}と
 私たちが商店街などを歩いていても、飲食店の方々からは「消費税の増税、今度は本当にやめてほしい」という声が寄せられています。ある飲食店の方が、「お店で食べてもらうと10%の消費税がかかる。でも出前にしたり、持ち帰りになったりすれば、それは消費税8%。お店でゆっくり食べてもらいたいのに、そういうふうにしてくださった方は消費税の負担が重い。これは、おかしくないですか」といっていました。
 その通りだと思います。軽減税率といわれると、いかにも消費税を低くするかのように見えますが、安くなるわけではまったくありません。消費税はいまでも8%かかっていて、多くが10%になるなかで少しだけ8%の軽減税率をかけていく。このようなやり方ではお店の営業も中小業者のみなさんも、そして私たち一人ひとり、消費者のくらしも、大変になることは明らかです。

「10%増税反対」の一点で共同を広げましょう
 私たちは、「消費税の増税にストップをかけよう」という声を大きく広げていきたいと思います。立場の違いを超えて、「いま消費税を上げるわけにはいかない」という声を広げたい。
 日本共産党は、高額所得の人であれ、くらしが大変だと困っている人であれ、同じように税率がかかっていく最悪の不公平な税制だと訴えてきましたし、将来的には消費税をなくしていく、その方向を探っていきたいと思っています。不公平な税制を正す。高額所得者や大企業に応分の負担をしてもらう。こういうやり方をしっかりとるなかで、消費税の増税をしなくても十分にやっていけるんだ、ということも提案しています。
 そして今は、「10%増税反対」の一点で国民の共同を広げ、増税にストップをかける。
 こうした提案をしている日本共産党を大きく伸ばしていただくことで、10%増税をやめさせる取り組みをみなさんと一緒にさらに大きく強くすすめていきたいと思います。


村山順次郎・東久留米市議と一緒に朝の宣伝
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by hara-noriko | 2018-12-11 23:10 | 活動日誌 | Comments(0)

香川やすのりさんを励ますつどい   

壁をのりこえ 風をおこそう!
 12月9日、東京・清瀬市で開かれた「香川やすのりさんを励ますつどい」に参加しました。100人を超える参加で、スリッパも足りない事態。最初から大変な熱気です。正面には素敵な手書きの横断幕。そこには、「壁をのりこえ 風をおこそう!」と書かれていて、胸が熱くなりました。
 香川さんは市政をめざす新人予定候補。共産党は定数20人中現在4人。それを5人へ前進したいと。大変な決意です。そこには、市民にとって切実な問題が僅差で通らない事態をなんとしても変えたい、という強い思いがあらわれています。

障害福祉事業所の仲間たちが
 開会してすぐに、香川さんが勤めていた障害福祉事業所の仲間がたくさんでてきて、歌をうたったり、最初からフィナーレのよう! 香川さんがんばって、じゃなく、一緒にがんばろうよ、という思いにあふれていて感動的でした。ああ、やっぱり市民が主役! そこを大事にすることで必ず道を拓いていけるのではないか、と思いました。

私もファンの1人として
 そのあと、衆院議員の宮本徹さん、そして都議の私もあいさつをさせてもらいましたが、もう十分に大事なことを参加したみなさん自身が伝えてくれていて、私に何かいえることはあるかな、と一瞬戸惑ってしまいました。でも、私も、香川さんのファンのひとりとしてスピーチしました。

市民のみなさんと一緒にとりくめる人
 香川さんの人柄はもちろんですが、この間、一緒に市長に予算要望をしたりするなかで、香川さんが市民の声をしっかり発言し、そのことによって検討が開始されるなど、たしかな力を持っていることをみなさんに伝えたくて。(以前のブログでも紹介しました その1 その2 その3)
 また、議員はスーパーマンになる必要はなく、市民のみなさんと一緒にやっていくことが大事だと自分自身議員としてとりくんできて実感していること。みなさんと一緒にとりくめる香川さんはうってつけの人だということ。そして、共産党は、国政・都政・市政としっかり結んでみなさんのくらしを守るとりくみをしていること、そのなかでも、草の根の声を大事にする市政が土台であり、市議の役割がとても重要であること。市議団のみなさんの活動に学んで、都議団でも条例提案に生かすなどのとりくみをしていること。…など心をこめて話したつもりです。

すばらしかった香川さんの話
 香川さんの話、すばらしかった。「共産党のことをよく知らないのに、ずっとマイナスイメージしかなかった。でも結婚して、障害のある子どもが生まれて…共産党がもっとも市民によりそってくれていると実感するようになった。そういうなかで、声をかけられて二つ返事で入党。でもその後、半年で市議予定候補にといわれ、え?とびっくり」。と話しはじめた香川さん。車椅子のわが子のことが出発点。そこから視野が広がっていって、障害のある人も、高齢者も、若者も、子どもも安心して暮らしていけるようにしていきたいとの思いをじっくり話してくれました。

和やかであたたかな雰囲気
 参加された方の発言も、オカリナや観世流の祝舞なども、すばらしかったです。障害福祉事業所に通うKさんは、メモを書いてきて、どんなに毎日楽しいかを話してくれました。そして、「愛の手帳があるから、きよバス(清瀬市のコミュニティバス)が100円だけど、消費税が上がると心配だと思った」と。宮本さんや香川さんの話をよく聞いていたんですね。
 まだまだ書ききれないことがたくさんありますが、香川さんファミリーも参加して和やかなあたたかい雰囲気のまま、会を閉じました。子ども、若い人たち、ベテランの人たち、みんなが集う会になり、本当によかったです! さあ、ここから。新たな気持ちでがんばります。


満員の参加者を前に思いを語る香川やすのりさん
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宮本徹衆院議員も応援に
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私もファンの1人としてスピーチ
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力いっぱいがんばります
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by hara-noriko | 2018-12-10 23:40 | 活動日誌 | Comments(0)

都の障害者雇用 特性にあった仕事の創出を   

都議会総務委員会で質問
 東京都議会はいま、第4回定例会(12月議会)の真っ最中です。これに先立つ11月には、各常任委員会が開かれて質疑が行われました。私も、所属する総務委員会で質問しました。このうち、障害者雇用にかかわる質問(11月15日)を紹介します。

量も質も伴った障害者の雇用の拡充こそ

 中央省庁が雇用する障害者の人数を「水増し」「偽装」していた実態は、障害者の人権と尊厳を傷つけ、雇用の機会を奪ったものであり、許されません。東京都においては、水増しの実態はありませんでしたが、雇用率は東京都として掲げた3%の目標には届いていません。量も質も伴った障害者の雇用の拡充が求められています。

知的障害の方の合格者がいない
 障害者を対象とする東京都職員Ⅲ類採用選考(18歳~39歳の方を対象にした採用選考)は、2016年度までは身体障害者のみを対象にしていましたが、17年度からは、精神障害と知的障害の方も対象になりました。しかし、知的障害の方は合格者がありません。
 試験は、高校卒業程度の内容になっています。実際に試験を受けた方の保護者からは、「途中でやる気を失った」との声が聞かれます。知的障害の方が試験を受けられるとはしたが、果たして十分な合理的配慮がなされているといえるでしょうか。
 「合理的配慮の提供は行政も民間も義務」とした東京都障害者差別解消条例に立てば、障害の特性に応じた仕事を創出することが必要ではないでしょうか。

障害の特性に応じた採用試験を提案
 愛知県では、「知的障害者を対象とした職員選考」を毎年おこなっています。ふさわしい仕事を創出し、その内容や仕事をする場所についてもくわしく説明をして、安心して受験できるように配慮されています。東京都でも、知的障害をはじめ、障害の特性に応じた仕事の創出と採用試験の検討をすすめることを提案しました。

磁気ループも要約筆記もないなんて
 また、Ⅲ類採用選考、および採用後の合理的配慮を充実させることが必要です。
 選考試験の際、聴覚障害の方への要約筆記や磁気ループの実施、また、「自力通勤」の表示を見直すだけではなく、介助者同行の場合の交通費補助をはじめ必要な支援を行なうことを求めました。
 合理的配慮は、障害者を特別扱いすることではありません。困難を軽減し、力を発揮してもらうための当然のサポートです。
 合理的配慮の改善について求めたところ、最初は、「これまでにもうやってきた」というような答弁。それでは困る、絶えず改善していく姿勢に立ってもらう必要があると考え、再度答弁を求めたところ、今後も進めていく旨の答弁が。引き続き、改善を働きかけていきます。
 もちろん、障害のある方々の仕事は、他にも一般就労、福祉事業所などもあり、一人ひとりが力を発揮できる場所に出合えるように、応援していきたいと思います。

都知事の所信表明では
 11月の総務委員会質疑では、多くの議員が障害者雇用についてとりあげました。そして、12月議会初日の知事の所信表明では、「ソーシャル・インクルージョン」の考え方にもとづき、すべての都民の就労を応援する条例制定にとりくむ、との表明がありました。すでに有識者会議が始まっています。今後、どういう方向にすすんでいくのか、注目し、意見を言っていきたいと思います。

就労をゴールと決めつけない
 私は、ゴールは一般就労だけではなく、一人ひとりの特性に応じて、力を発揮できる場の創出が重要であること、民間頼みではなく、東京都自身の努力も必要であることは、引き続き訴えていきたいと思います。
 同時に、「就労しなければ価値がない」というようなことにならないように、とも思います。この間、ひきこもりの方の支援を考える中でも、単純に就労をゴールと決めつけない、ということが大事だと実感してきました。こうした視点も引き続き大事にしながらとりくみます。


障害者雇用について総務委員会で質問(11月15日)
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(撮影:長島可純 2次加工、SNS以外のご利用はお控えください)


蔦紅葉
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スズメ
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by hara-noriko | 2018-12-07 02:52 | 都議会 | Comments(0)

都議会 4日から第4回定例会(12月議会)   

 12月3日、私が所属する総務委員会が開かれ、監査事務局の事務事業質疑と第4回定例会(12月議会)に提出される議案の説明が行われました。いよいよ4日から12月議会がはじまります。

●補正予算案
 学校体育館や特別教室へのエアコン設置推進、ブロック塀対策を盛り込んだ補正予算案が提出されます。規模は92億円。項目別に常任委員会にかかります。中心は文教委員会です。総務委員会にも市区町村庁舎の非常電源の予算がかかります。
 補正予算案についての関連記事は こちら から。
 補正予算案についての都の説明は こちら から。

●総務委員会に提出される主な議案は
 総務委員会に提出される主な議案は、都の職員に1年任用の「会計年度任用職員制度」が導入されることに伴い、期末手当や育児休業などを決めていくものです。本来、正規職員を原則とする地方公務員法に、非正規職員を制度化するという中身。正規化をすすめるべきなのに、その対策もないことから、共産党は国会で反対していますが可決され、どこの自治体でも実施されることになっています。
 この間、東京都においても労使協議が重ねられ、妥結したもとで今回の提案になっています。非正規職員の方々が不利益を被ることのないように、現場の意見も聞きながら、慎重に検討していきます。

【日程(予定)】
 12月議会の日程(予定)は次のとおりです。
 4日(火)本会議(知事の所信表明)
 11日(火)本会議(代表質問)
    共産党の質問者は決まり次第お知らせします
 12日(水)本会議(一般質問)
    共産党の質問者は決まり次第お知らせします
 14日(金)総務委員会(質疑)
 17日(月)総務委員会(決定)
 19日(水)本会議(討論・採決)

*議会はすべて午後1時から。傍聴は、議事堂2階で傍聴券を午後1時間前から配布。
*託児サービス、磁気ループなどは都議会事務局へ。
*本会議と総務委員会はインターネット中継があります。


朝の宣伝 ビラを手から手へ
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夕方の宣伝で対話
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宮本徹衆院議員と一緒に
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by hara-noriko | 2018-12-03 23:33 | 都議会 | Comments(0)

さいわい保育園 若いお母さんの訴え   

 12月2日、共産党の北村りゅうた・東久留米市議と一緒に、市政都政報告会を開きました。宮本徹衆院議員も駆け付けてくださいました。会場は満員! 参加されたみなさんから、たくさんのご意見が出され、勉強になるとともに、力をあわせてがんばりたいと改めて思いました。

 市立さいわい保育園(東久留米市幸町)は今年度、最後の園児が卒園します。そのこと自体、本当に胸がつまりますが、その後のさいわい保育園園舎や今行われている園庭開放・子育て支援(地域活動事業)はどうなるのかが課題になっています。
 市が非公開でおこなってきた「公共施設マネジメント推進委員会」が11月に報告書をまとめ、結論は「施設を解体し土地を売却することが適当」というものでした。これを受け、市長がどう判断するかということになります。
 今回の報告会には、幼稚園入園前の子どもさんと毎日さいわい保育園に行って、園庭開放(地域子育て支援事業)を利用しているお母さん(28歳)が参加してくれ、思いを話してくださいました。そのお話は、さいわい保育園が在籍園児だけでなく、地域の親子にとってもかけがえのない役割を果たしていることがとてもよくわかる内容で、胸があつくなりました。ご本人から了解をいただいたので、スピーチを紹介します。
 さいわい保育園については、いちばん下の関連記事のリンクをご覧ください。


地域の子育て支援
かけがえのない役割を果たしているさいわい保育園
若いお母さんの訴え


 私からお話しするのは、今年度いっぱいで閉園するさいわい保育園についてです。
 この件の結論を申し上げますと、保育園閉園後も、現在さいわい保育園の保育士さんが行っている園庭開放を続けていただきたいです。

 保育士さんが行っている園庭開放というのは、平日9時30分から16時30分まで、園舎と園庭で地域の親子も自由に遊んでくださいというものです。電子レンジやポットも貸し出してくれてお弁当を持っていけば一日中遊べて、乳児のお子さんが来た時には布団を出してくれます。

 園庭開放を継続してほしい一つ目の理由は、東久留米市北部に児童館や子育て支援センターがなく、乳幼児が安心して遊べる場所がないということです。
 このことについては何年も前から東久留米の政策に上がっておりますが、いまだに実現されていません。
 私は東久留米市北部に住んでおりますが、新たに施設を造れるような空き地がないように感じるので、さいわい保育園の跡地を利用しない限りこの政策は実現されないのではないかと思います。

 二つ目の理由は、さいわい保育園の園舎と園庭が、乳幼児にとって非常に過ごしやすいつくりになっていることです。
 砂場も三輪車も沢山あり危険な遊具もありません。子どもが勝手に道路に出られないような門とフェンスで囲まれているので、公園と違って車の事故の心配がなく、ボール遊びも思い切りできます。

 三つめの理由は、さいわい保育園の園庭開放を利用している市民が年間3000人以上もいることです。
 なぜこれだけ多くの利用者がいるのかというと、常駐している職員とのかかわり方が児童館などとは全く異なるからです。
 さいわい保育園の園庭開放では保育士さんがお出迎えとお見送りをしてくれます。
 室内でも屋外でも一緒に子どもと遊んでくれて、慣れない育児で孤独感や不安抱えたお母さん方の話し相手にもなってくれます。

 私自身、育児ノイローゼになりそうになった時や、病気がわかり手術をすることになった時も、体調を気遣ってくれたり、娘の子守をしてくれたり、私たち親子を心から支えてくれました。

 毎日園庭開放に来ていた親子が遠くに引っ越すことになった時にも園児と先生方がお別れ会を開いてくれました。これだけ市民の親子に寄り添った環境は児童館にも子育て支援センターにもありません。

 遊びに来るのは地域の親子だけではありません。
 東久留米市が進めた民間保育園もさいわい保育園の園庭にたくさん遊びに来ています。
 民間の小規模保育園には園庭がないので、園児を公園に連れて行っても他の保育園の子どもたちが先に遊んでいると込み合ってしまうのでそのまま帰ったり、空いている違う公園を探すことがあるそうです。
 こういう問題をなくすためにも、さいわい保育園の園庭開放を利用するべきではないでしょうか。

 さいわい保育園の保育士さんが園庭開放を行ってくれたことで、地域のお母さん方とも交流することができ、子どもにもたくさん友達ができました。
 東久留米市の政策にある「地域のつながり」「子育てしやすいまちに」「北部地域の子育て支援機能」を果たしてくれているのは、さいわい保育園の方々のおかげです。

 10月の市議会で、さいわい保育園の子育て施設計画は「中央児童館とさいわい保育園の距離が近いため必要ない」「子育て支援施設として残すには老朽化が懸念点」「子育て支援施設としては狭い」などの理由で不採択でした。

 老朽化を問題視するのであれば、在園児がいる今すぐに補修工事を行うべきだと思います。
 また「中央児童館に遊びに行けばいい」ということではなく、小山地区や氷川台、野火止に住む市民が徒歩でも利用できるさいわい保育園の場所に、子育て支援施設を必要としています。広くて綺麗な施設を必要としているわけではありません。古い建物を長く大事に利用することは良いことではないのでしょうか。

 何年も前から東久留米市北部に子育て支援機能が必要と分かっていながら計画を進めず、その機能を果たしてくれているさいわい保育園の園庭開放を閉園とともに終わらせるのは納得がいきません。

 今、小山地区には新しい住宅がどんどん増えていきます。
 家が増えれば子どもも増えます。
 私たち乳幼児を持つ市民は、子育て世代が住みやすい街づくり、子育て世代が住みたくなる街づくりを心から願っております。

【さいわい保育園関連記事】
さいわい保育園 保護者の思い
「いのち守る」 2つの保育園で今
東久留米市の市長座談会に参加して
市長選・市議補選で考えたい公立保育園の役割
胸が熱くなった さいわい保育園保護者の請願


たくさんのご意見をいただいた市政都政報告会
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東久留米市政について報告する北村りゅうた市議
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国政について報告する宮本徹衆院議員
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私も都政について報告
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by hara-noriko | 2018-12-02 23:29 | 市政報告 | Comments(0)