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都議会 第1回定例会を終わって   

 都議会第1回定例会(3月議会)が終わりました。2月20日からはじまり、長く、密度の濃い議会でした。体調管理にも気を付けてとりくんでいたのですが、いよいよ最終日に向けての討論準備、というときに花粉症をこじらせてしまいました。花粉症の薬は欠かしていないのですが、きっとかぜもひいたんですね。なんとか持ち直して、討論に立つことができました。

討論にうれしい反響
 共産党の討論は、チームでとりくんできた定例会の集大成です。みんなで練り上げます。テレビで中継を見ていた方から、声が寄せられました。「すごくわかりやすく説得力があるな~と思いながらお聞きしました。認めるところは認め、指摘するところは指摘し、何のことは、どこと手をつないでいるのかがよくわかりました」と。とても嬉しかったです。

民主主義が問われた議会

 今議会は、民主主義とは何か、最後まで考え続け、各会派が問われることになりました。
議会運営をめぐり
 ひとつは、議会運営です。当然のことですが、議会はそれぞれ考えの違う人たちによって構成されています。だからこそ、議論を十分に尽くしていくことが重要です。その保障となるのが、民主的で公正な議会運営です。そこを崩してはいけない、と各会派との共同をすすめたことはとても重要だったと実感しています。多数で押し切る政治が横行しているなかで、都議会でそこをおしかえした意味は大きいのではないか、と思います。
徹底審議をめぐり
 もうひとつは、先日のブログにも少し書きましたが、他会派と共同で提出した「市場・築地市場跡地問題等特別委員会」を設置する動議です。共産党を代表して、あぜ上三和子都議が賛成討論を行いました。私たちは、築地を守る立場、自民党は築地を早く民間に売却をという立場。まったく違う立場です。しかし、知事の方針変更はその経緯も、内容もきわめて不透明ななか、十分な議論が尽くされなければならない。その点では一致します。立場は違っても、集中的に議論と調査をすべき。これは民主主義の基本です。知事の予算に賛成した立憲・民主も設置すべきとの立場に立ちました。残念ながら、都民ファーストや公明党などの反対で否決されましたが、125人中50人が設置すべきと賛成したことは非常に重みがあります。

知事の「築地まちづくり方針」 撤回を求める
 小池知事は、今後どうしていくのか。豊洲市場で発生している黒い粉じんについても調査しない、環境は良好、といいきってしまう…。都民の命と健康を守っていく知事として、あまりに不誠実、無責任と言わざるを得ないと思います。
 共産党都議団は3月29日、同日発表された「築地まちづくり方針」の撤回、再検討を求めるとともに、知事出席のもとでの議論が必要と、幹事長談話(大山とも子都議)を出しました。ひきつづきとりくみます。


清瀬市・東久留米市で都政報告を続けています
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桃の花
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ボケとユキヤナギ
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コブシ
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by hara-noriko | 2019-03-31 12:51 | 都議会 | Comments(0)

都議会最終本義で討論に立ちました   

 3月28日、東京都議会第1回定例会の最終本会議で、日本共産党を代表して討論に立ちました。

採決の結果は
 採決の結果は、一般会計予算について記名投票がおこなわれ、賛成81人、反対44人。採決に先立っておこなわれた討論で、都民ファースト(議長を除く49人)、公明党(23人)、立憲・民主(5人)、東京みらい(3人)は賛成。自民党(23人)、共産党(18人)、維新・あたらしい(2人)は反対、の立場を明らかにしました。ネットと自由を守る会は、一人会派のため討論はありません。
 児童虐待防止条例は全会一致で可決。共産党が提案した、国保税の子どもの均等割軽減条例と、中小企業振興対策審議会条例の改正条例は、共産党以外の全会派が反対し否決されました。また、共産党、維新・あたらしい、ネット、自由を守る会の4会派で提出した、議員の期末手当引き下げの条例は、都民ファ、公明、自民、立憲・民主、みらいの反対で否決されました。
 また、議会の最後に、自民、共産、立憲・民主、維新・あたらしい、自由を守るの5会派49人で提出した、市場・築地市場跡地問題等特別委員会設置を求める動議は、無記名投票がおこなわれた結果、賛成50人、反対75人で否決されました。これについては、また改めて書きます。
では、討論の全文を紹介します。

都議会本会議での討論 原のり子

 日本共産党都議団を代表して、知事提出の第1号議案一般会計予算ほか30議案に反対、その他の知事提出議案に賛成し、わが党などが提出した3つの条例案に賛成の立場から、討論を行います。


 今議会は、小池知事が提案した築地市場跡地への対応をめぐって紛糾し、知事与党が議会運営のルールを乱暴にふみにじる、都議会史上例のない異常な議会となりました。
 都議会では、「各会派間の協議を尽くすことを基本とする」「委員会は原則として各会派から1名以上の委員が出席しなければ、会議を開くことができない」という議会運営のルールが、長年にわたって築き上げられてきました。
 ところが、知事与党の都民ファーストの会と公明党は、予算特別委員会や財政委員会で、このルールを守ろうとせず、数の力にまかせた理事会、委員会運営を繰り返しました。
 この暴挙に対し、都議会自民党、日本共産党都議団、都議会立憲・民主クラブ、維新・あたらしい・無所属の会、生活者ネットワーク、自由を守る会の6会派は、議会運営のルールを尊重した理事会、委員会運営を行うよう、くりかえし、つよく要望しました。
 こうした、多くの会派の共同の力により、本日の閉会本会議で行われた予算特別委員会委員長報告で、「委員会は原則として各会派から1名以上の委員が出席しなければ、会議を開くことができない」との認識が、表明され確認されました。
 今議会の開会日には、知事与党の都民ファーストの会と公明党が、理由も言わず議会運営委員会理事会を長時間にわたって欠席し、議会を空転させるという、前代未聞の事態も起きました。
 都民ファーストの会と公明党は、一連の議会運営を深く反省し、今回のようなことを二度と繰り返さないよう、きびしく求めるものです。


 築地市場跡地への対応をはじめ市場移転問題は、今定例会の大きな焦点になりました。 小池知事は2017年6月20日、都議選告示3日前に発表した市場移転問題の基本方針で、「築地は守る」「市場機能を残す」と約束しました。ところが、今年1月の「築地まちづくり方針(素案)」で、この約束は消えてしまいました。知事の公約違反は明白です。
 仲卸業者でつくる築地女将さん会のみなさんが「だまされた」と怒りの声をあげ、多くの市場関係者も「5年後には戻るつもりで生活設計をしていた」「知事に裏切られた」と批判の声をあげています。
 にもかかわらず、「考え方は変わっていない」と強弁し、方針転換を認めない知事の態度は許されません。都民と市場関係者に謝罪し、公約である「築地は守る」の立場で、築地まちづくり方針を一から検討しなおすことを、改めてつよく求めるものです。


 わが党は、豊洲市場で発生している黒い粉じんから、アンチモンやカドミウムなど有害な重金属類が、一般の道路粉じんにくらべ、はるかに高濃度で検出されたことを明らかにし、都として成分分析などの調査を行い、働く人の健康を守る抜本対策をとるよう求めました。
 また、豊洲市場では、開場直後からほこりや粉じんが発生し、のどの痛みなど体調不良、健康への影響が心配される事態が生じていたことを明らかにしました。
 市場長は、ターレのタイヤ改善などの新たな対策の必要性は認めました。しかし、知事も市場長も、「豊洲市場の衛生環境は良好」という答弁をくりかえし、黒い粉じんの調査は拒否しました。
 豊洲市場で働く人の健康を守る立場に立とうとせず、良好な環境だと言いきって調査・分析すらしない小池知事の姿勢は、「食の安全・安心を守る」という公約を投げすてて、土壌と地下水の汚染が残る豊洲市場の安全宣言を行い、移転を強行したことと共通する問題であり、都民のきびしい批判は免れません。
 情報公開が都政改革の1丁目1番地だと公約した知事が、なぜ調査すらしないのか、多くの都民が疑問に思っています。粉じんの調査・分析、発生源を元から断つ抜本対策を早急に行うよう強く求めるものです。


 わが党が提出した、国民健康保険の子どもの均等割保険料の負担軽減条例は、区市町村が子どもの均等割保険料の減免を行った場合に、その額を都が補助するものです。そもそも、所得のない子どもに保険料を払えというのは、おかしな制度です。みなさんのご賛同を心からよびかけるものです。
 わが党は、予算特別委員会で、この20年間に特別区の均等割保険料は2倍にもあがっている実態をしめし、せめて子どもの均等割保険料の軽減が必要ではないかとただしました。
 都が、子どもの均等割保険料の負担軽減が必要だという認識を示したことは重要です。
 また、知事は、国民健康保険について、「医療費が高い高齢者、失業者などの低所得者のしめる割合が高く、保険料の確保が困難であるなど、構造的な問題がある」ことを認めました。都として、国や区市町村と力をあわせて、国保料、国保税軽減にとりくむことを求めるものです。


 次に予算案についてです。
 来年度東京都予算の規模は、一般会計で7兆4610億円、全会計では14兆9594億円で過去最高となりましたが、東京オリパラ大会経費及び関連経費で5330億円、今年度の2倍にもなっています。
 組織委員会との共同実施事業1593億円の中身はきわめて不透明で、予算執行後も多くの部分の契約金額が明らかにされない可能性があります。新国立競技場整備は、国が責任を持つべきものであるものにもかかわらず、都負担395億円を計上したことは認められません。
 また、外かく環状道路や外環の2、住民が強く反対している特定整備路線などの大型道路建設が引き続き推進されています。大型クルーズ客船の埠頭整備は、実際にどれぐらい寄港があるかという見通しも示さないまま、昨年度に続き83億円の予算が計上され、カジノの調査予算も計上されています。
 「都政大改革」の知事の公約とほど遠く、石原都政以来続く大型開発推進の予算配分は変わっていません。以上の理由から、一般会計予算に反対です。
 また、消費税10%増税を前提とした、交通運賃、上下水道料金の値上げで合計47億円の都民負担増がもりこまれている公営企業3局の予算案にも反対するものです。


 一方、来年度予算案には、公立学校へのエアコン設置、市町村総合交付金の増額、児童相談所の職員の増員、認可保育園、私立幼稚園・幼稚園類似施設を利用する世帯への都独自の負担軽減、性犯罪・性暴力被害者支援事業のワンストップ支援センターへの負担金の増額など、重要な前進面もあります。
 わが党は、こうした貴重な前進を生かし、さらに、都民のくらしを守り、要求を実現していくために、予算特別委員会に一般会計予算の組み替え案を提案し、不要不急の大型開発を削減するなど予算全体の2・9%を見直すだけで、85項目の都民要求が実現できることを示しました。この方向こそ、都民の願いにこたえるものだと確信するものです。


 知事提案の児童虐待防止条例には、わが党が求めてきた「子どもは権利の主体である」という内容が前文に明記され、また、体罰等の禁止が定められたことは重要であり、賛成です。同時に、よりよい条例にする立場から修正案を提案しました。子どもの権利を基本にすえ、児童相談所の体制強化、妊娠初期からの切れ目のない子育て支援、社会的養護の拡充など、児童虐待対策の抜本的強化を進めることを求めるものです。


 わが党は、国民健康保険の子どもの均等割軽減条例のほか、中小企業・小規模企業振興条例を制定したことにふさわしく、中小企業振興対策審議会の名称を変更し、年一回以上の開催を求める条例改正案を提出しました。この審議会は、石原都政以来14年間も開催されていません。知事が、審議会開催の必要性について検討を行うよう指示したと答弁したことは重要です。一日も早い開催を強く求めます。
 また、4会派共同で、都議の期末手当を引き下げる条例案を提案しました。今議会で、都民の生活実態に鑑み、議員報酬の2割削減を来年度も継続することを全会一致で決定しています。
 中小企業振興対策審議会条例改正および期末手当引き下げ条例に賛同していただくことを、心からよびかけて討論をおわります。


討論で共産党の立場を述べました
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(撮影:長島可純 ↑ 2次加工、SNS以外のご利用はお控えください)


北村りゅうた・東久留米市議と一緒に宣伝
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カタクリの花(清瀬市)
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by hara-noriko | 2019-03-29 14:32 | 都議会 | Comments(0)

市町村消防団への支援を強めたい   

共産党都議団の多摩チームで調査
 この間、共産党都議団の多摩チーム(清水ひで子、尾崎あや子、池川友一、原のり子の4都議)で、市町村消防団への支援を強めたいと調査・議論をすすめてきました。三多摩消防団連絡協議会事務局(現在は稲城市)にもうかがい、23区との違いだけでなく、多摩の中でも地域によって特性が違うこと、そのなかでの課題など、ていねいにレクチャーしていただき、とても勉強になりました。また、私は、清瀬市議団とも連携して、北多摩地域の消防団のとりくみについて聞きとりもさせていただきました。

私も総務委員会で質問
 今議会、清水都議の代表質問で市町村消防団についてとりあげました。そのやりとりをふまえ、私も総務委員会で質問しました。大事な答弁も得られ、次につながると思います。以下主な内容です。(実際の質問では、省略している部分もありますが、少し、くわしく書きます)

清水ひで子都議の代表質問をふまえて
 【原のり子】市町村消防団への支援についてうかがいます。共産党都議団の清水議員の代表質問において、市町村消防団への支援について質問しました。市町村は、財政の仕組みが23区と異なるため、消防団の装備が各市町村の財政力に左右されてしまうこと。また、多摩のなかでも山間地域、丘陵地帯、平野部など地形的にも多様性があること。そして、歴史的にも、東京市以来一体性を持っていた23区にくらべ、39市町村がそれぞれ基準自治体としての独自の歴史を重ねてきたことに触れたうえで、市町村の消防団に対する装備、資機材などの支援は23区の消防団を基準にするだけでなく、それぞれの市町村、消防団の特性に応じたきめ細かな対応が必要であることを指摘し、質問しました。これに対し、引き続き、市町村の実情に応じて主体的に配備を進めていくための支援を行なっていること、引き続き市町村と連携し、消防団員に対する装備の支援を進めていく、旨の答弁がありました。また、あわせて、市町村総合交付金により、消防団の装備の充実などを支援していく、とのことでした。

地域の特性に応じて都の支援を活用できる
 【原のり子】そのことをふまえて、以下質問いたします。消防団への支援を強めていくうえで、総合交付金増額はもちろん重要であり、来年度予算案でも増額されることはわが会派でも強く求めてきたところですので評価するものですが、それだけではなく、消防団そのものに使える補助をもっと充実していくことが必要だと考えます。「地域防災力の向上」予算については、消防団への支援を含むものですが、その内訳と内容について、まず、うかがいます。
 【答弁】地域防災力の向上支援と市町村消防の指導・助成。主な内容は、地域の自主防災組織の活動支援、市町村消防団への補助事業。
 【原のり子】市町村消防団への補助事業について、補助対象や補助率はどのようになっていますか。
 【答弁】防火衣を補助対象とし、市町村消防団員定数の3分の1を上限に、その費用の2分の1を補助。
 【原のり子】防火衣が補助対象ということですが、他に使うことはできないのでしょうか。多摩地域は、北部、西部、南部とそれぞれ地域特性が異なります。あわせて、財政力も違いがあります。地域特性に応じた資機材等をそろえる場合や、各消防団独自のとりくみにも活用できないのか、うかがいます。
 【答弁】都はこれまでも、地域全体の実情に応じた、消防団の装備を補助対象としてきた。引き続き、市町村と連携し、地域の特性に応じた補助を実施。
 【原のり子】つまり、地域の実情に応じて可能ということ。たとえば、地域特性ということでいえば、山間地域であれば、チェーンソーが必要で、更新も必要になる場合もある。三多摩消防団連絡協議会でも、南部・北部・西部のそれぞれの特性と課題を意識的に交流して共有しているそうです。そういうなかで、出されてくる必要な課題に対し、より積極的な支援をお願いしたい。

防火衣の補助は必要な分を対象にするよう改善を
 【原のり子】防火衣の補助は、上限数を定数の3分の1としているとのことです。そのため、防火衣を更新するときに、数年かけていくということになるのが実態です。定数の3分の1ではなく、必要な分を対象にできるように改善はできないでしょうか。都の見解をうかがいます。
 【答弁】基本は、市町村自ら必要な装備の配備を行なうもの。消防団は地域における防災活動の中核となる重要な役割を担っていることから、防火衣補助を実施している。今後ともこの制度を活用して支援していく。
 【原のり子】さらなる制度の改善を強く求める。

献身的な活動にプラスになる提案を続けたい

 大事だと思ったのは、地域全体の実情に応じ、地域特性をふまえた都の支援は可能だということを確認できたことです。
 市町村消防団は、すべての消防団がポンプ車を配備し、現場の第一線で活動しています。仕事をもちながらの献身的な活動に、本当に頭が下がります。少しでも、プラスになる提案ができるように引き続きとりくんでいきます。

(注)市町村総合交付金 市町村の裁量で、一般財源として活用できるもの。現在550億円。そのうち、20億円は政策連携枠として、消防団・保育園待機児解消・電気自動車に使えるものとされている。来年度は、10億円ふえて560億円になる予定。


清瀬市消防団出初式(昨年1月)
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東久留米市消防団出初式(昨年1月)
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by hara-noriko | 2019-03-25 21:10 | 都議会 | Comments(0)

都議会総務委員会 条例改正で意見を表明   

16の議案について採決
 3月20日、都議会総務委員会が開かれました。2日間にわたる質疑をへて、まず、来年度予算案について各会派が意見開陳を行いました。共産党は、とくとめ道信委員。各会派の意見をふまえ、来週の予算特別委員会が行われることになります。
 そして、総務委員会に付託された16の議案について採決が行われました。共産党以外は、16件すべてに賛成。共産党は、2つの議案に反対することから、採決前に私が意見表明を行いました。結果は、全議案、原案通り決定されました。最終的な採決は、28日の本会議となります。なお、総務委員会の構成は、都民ファースト6人、自民党3人(委員長含む)、公明党2人、共産党2人、立憲・民主1人、ネット1人。

【私の意見表明】

日本共産党都議団を代表して、意見を述べます。

住基ネットの利用拡大にかかわる条例改正について
 まず、第36号議案についてです。住民基本台帳ネットワークシステムにおける本人確認情報の利用をできる事務を追加するもので、具体的には、警視庁からの要請により、道路交通法による放置違反金の徴収に関する事務を追加する内容です。しかし、住基ネットはかねてから個人情報の流出の危険性や、その被害の重大さが指摘されており、その利用の拡大は危険性の拡大になります。住基ネット利用でなくても、現行での事務手続きは可能であり、反対します。

国民保護協議会にかかわる条例改正について
 次に、第41号議案についてです。この議案は、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律にもとづき、東京都国民保護協議会の組織及び運営に関し必要な事項を定めている条例の改正です。内容は、委員70人を74人にふやすものです。提案理由は組織改正に伴い、委員の総数の上限を改める必要があるとしていますが、戦略政策情報推進本部長、住宅政策本部長、副知事だけでなく、環境省の関東地方環境事務所長を加えるとのことです。そもそも国民保護計画は、災害救助における住民避難計画ではなく、政府も「災害は地方が主導するのに対して、有事法制は国が主導する」、つまり、米軍・自衛隊の軍事行動を最優先し、その円滑な行動を図るためのものだと説明しており、今回の条例改正には、反対です。

 その他の議案には賛成ですが、2件について意見を述べます。

首都大学東京を都立大学に名称変更
学生が不利益を被らないように
 第85号議案は、首都大学東京の定款の変更です。都立大学に名称変更することについては、学生のアンケートや関係者の意見もふまえ賛成ですが、プロセスには問題を残しました。学生の声を反映させてほしい、当局と話し合う場をもってほしいと学生が申し入れても、そういう機会がもたれなかったことは大変残念です。これからでも、名称変更した場合に学生が不利益を被ることのないように、協議されるよう求めます。

首都大学東京のあり方
本来の大学の目的「真理の探究」を位置づけて

 第86号議案は、首都大学東京の中期目標変更についてです。首都大学東京の設置目的にある「大都市における人間社会の理想像」と「人材育成」との位置づけに強い違和感があるとの指摘は、かねてから寄せられています。教育基本法では、大学の目的について、「高い教養と専門的能力を培う」ことと「深く真理を探求して新たな知見を創造する」と位置づけられています。「真理の探究」を通してこそ、学生が主権者として成長することができ、また、結果として「大都市」にかかわる課題解決に貢献することにもなる、という教育関係者などからの意見を重視すべきであると指摘します。
 以上です。

東京・清瀬市で開かれた
「市政の転換を求める市民のつどい」でスピーチ
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街頭から都政の報告
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by hara-noriko | 2019-03-20 22:17 | 都議会 | Comments(0)

都議会 総務委員会の質疑から   

 3月15日、18日は、都議会総務委員会で質疑が行われました。私は、青少年・治安対策本部、人事委員会、総務局でそれぞれ質疑を行いました。とくとめ委員は、防災問題を中心に総務局で質問しました。

【私の主な質問内容】

*青少年・治安対策本部
 ・若者相談支援事業「若ナビα」について
 ・2019年度までの計画となっている「子ども・若者計画」の今後の考え方
 ・デートDVについて

*人事委員会
 ・障がい者を対象とした東京都職員Ⅲ類採用選考試験での合理的配慮について。
…障害の特性をふまえての対応、グループ討議での聴覚障害者への合理的配慮(要約筆記やヒアリングループなど)

*総務局
 ・組織改正について。とくに、青少年・若者支援が考えられていないことについて。
 ・市町村消防団への支援について。とくに、地域特性に応じた支援を求める。
 ・性犯罪・性暴力被害者支援事業のワンストップ支援センターについて。

性犯罪・性暴力被害者支援事業
ワンストップ支援センターについて
 来年度予算案では、センターへの運営負担金が増額となっています。項目としては、被害者が病院などに行くときの同行支援等での交通費、広報、研修などの費用が増額されました。とくに、以前、大山とも子都議とセンターをうかがってお話を聞きましたが、そのときにも、支援員の方々が被害者のお話を聞き続けることで、メンタルにダメージを受けることが話題になり、昨年11月の質疑の際も指摘しました。今回の予算案では、セルフケアのための予算も組まれていることがわかり、重要だと思いました。
都は、必要な体制の確保に努める、と
 ただ、非常勤報酬は現状維持となりました。性被害者への支援を充実していくためには、相談体制のいっそうの強化が必要です。24時間365日、2人体制で相談を受け、必要に応じて同行支援に出かけます。緊急対応が求められるケースもあります。また、そこにいてくれている、待ってくれている、ということが心の支えになる場合もあり、警察や病院で長時間待機することになるケースもあるそうです。答弁では、相談・支援の状況をみながら、適切な相談対応ができるよう必要な体制の確保に努める、と。今後につながります。

総務委員会で質問

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(撮影:長島可純 ↑ 2次加工、SNS以外のご利用はお控えください)

春点描

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by hara-noriko | 2019-03-20 11:30 | 都議会 | Comments(0)

東日本大震災から8年   

「過去のこと」にできない日
 3月11日。東日本大震災から8年。改めて、犠牲になられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災者のみなさんにお見舞い申し上げます。
 前日の10日は、74年前に東京大空襲があり、10万人の命が奪われた日。両日とも、決して忘れてはならない日。そして、「過去のこと」にできない日。命を大事にする政治へ転換していきたい。その思いをさらに強くしています。

フラッシュフォワード
 福島では、原発事故により、「フラッシュフォワード」とよばれる、過去からも未来からも攻撃される二重の苦しみが深刻だと、テレビ番組での特集を観ました。将来への不安のなかで希望ももてず、免疫力も低下して病気になって亡くなっていく…。こういう被災者の方々が多くいらっしゃる、と。

リロケーションダメージ
 また、引っ越しが続く中での「リロケーションダメージ」。人間関係を絶たれ、大きなストレスを抱え、深刻なうつ病になるケースもあるという。自主避難をしている人は、「放射能への過剰反応」「神経質」などといわれるなどの無理解により、二重三重に孤独を抱えているケースも少なくない。避難した人も、残った人も、みんなが傷ついている。本当に想像しただけで辛すぎる。それが今も続いている…。

もっとやれることをやらなければ…
 それなのに、国も県も東電も支援の打ち切りを進めていることは本当に許せないです。東京・東久留米市に自主避難されてきた方々のご苦労も目の当たりにしてきました。都議会で、避難者への支援を求めて質問もしましたが、これでは足りない。もっとやれることをやらなければ、という気持ちでいっぱいです。福島出身のいわぶち友参院議員の質問に背中を押されます。
 いよいよ、統一地方選挙と参院選。希望をもてる政治に変えましょう!政治を変える力は、一人ひとりの判断。力をあわせてがんばります。

白梅

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by hara-noriko | 2019-03-12 10:04 | 日記 | Comments(0)

都知事の公約違反 引き続き追及   

補正予算(案)(築地市場跡地の有償所管換え)
本会議で採決
 3月6日の東京都議会本会議。今年度の補正予算について討論・採決が行われました。日本共産党都議団は、築地市場の一般会計への有償所管換えの予算は議決すべきではない、と経済・港湾委員会や財政委員会で主張してきました。残念ながらその提案は通らず、いよいよ、本会議での採決ということになりました。

記名投票で
 「築地を守る」。これは、小池知事の公約というだけでなく、知事与党である都民ファーストの公約でもあり、都議選での一人ひとりの都議の姿勢が問われます。共産党都議団は、記名投票にすることを提案。記名投票は一人ひとり、名前が書いてある札を投票します。賛成なら白、反対なら青。そして、その結果(一人ひとりの賛否)はすべて議事録に残ります。

6会派50人が反対
 結果は、賛成75人(都民ファ、公明、東京みらい)、反対50人(自民、共産、立憲・民主、維新あた、ネット、自由を守る)。可決されたものの、6会派50人が反対したということは大変な重みがあると思います。しかも、各会派、市場についてそれぞれ考えが違いますが、知事が方針変更したことを認めない、自分は何も変わっていない、と強弁していることについて、それはだめだといっている点が私は重要だと思います。

築地ブランドを築いてきた人たち
その努力を踏みじにっての「未来」とは?
 知事は、「築地を守る」といい、5年後に戻りたいと考える業者の方には戻れるように手伝う、とまでいってきた。その公約にもとづいて、営業やくらしの計画を立てている方たちのこと。築地に市場機能をもたせることを期待して、なんとか踏みとどまろうととりくんでいる場外で営業している方たちのこと。…公約違反は人々のくらしにかかわる重大問題です。都民ファーストの討論を聞いていて、東京の未来のために、と強調していましたが、今があって未来があるのです。築地ブランドを築き上げてきた人達の努力を踏みにじっての未来ってなんですか、と問いたい。

共産党から尾崎あや子都議が反対討論
 共産党都議団の討論には、尾崎あや子都議が立ちました。討論を次のようにしめくくりました。
 「補正予算は可決されましたが、まだまだ解明すべき多くの問題が残されています。豊洲市場についても、土壌汚染問題は解決していないうえ、ターレの事故、建物の揺れ、黒い粉塵、売り上げの減少、年間120億から140億円にもおよぶ赤字が続くことなど、問題が山積しています。わが党は、引き続き、予算特別委員会などをとおして、知事の公約違反問題について、徹底追及していきます」
 引き続き、とりくんでいきます。


【関連情報】
尾崎あや子都議の反対討論
築地市場跡地に関する補正予算の中途議決について
  共産党都議団 大山とも子幹事長の談話
平成30年度東京都一般会計補正予算修正案について
平成30年度最終補正予算(案)(築地市場跡地の有償所管換え)を予算特別委員会に付託することを求める意見
平成30年度最終補正予算(案)の知事出席による連合審査に関する申し入れ
平成30年度最終補正予算案の審議に知事の出席を求める申し入れ


補正予算案の反対討論に立つ尾崎あや子都議

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補正予算案に反対票(青票)を投じました

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(撮影:長島可純 2次加工、SNS以外のご利用はお控えください)


by hara-noriko | 2019-03-07 11:39 | 都議会 | Comments(0)

小池都知事の公約違反は許されない   

 3月5日、日本共産党の東久留米市議、永田まさ子さん、地域の後援会のみなさんと一緒に朝の宣伝をしました。私は、いま開かれている東京都議会の状況を報告しました。

波乱の都議会

 いま東京都議会第1回定例会(予算議会)が開会中です。みなさんもニュースでご覧になっていらっしゃると思いますが、大変な波乱の都議会になっています。
 初日の2月20日は、日をまたいで夜中の2時に終了する事態になりました。( こちら をご覧ください)

2年前 小池都知事の公約
 3月4日は、経済・港湾委員会で築地市場の豊洲移転問題をめぐって、都知事との一問一答の質疑が行われました。この様子が今日のニュースでも報道されています。都議会議員選挙(2年前の7月)の直前に小池百合子都知事は、「築地は守る、豊洲は活かす」という基本方針を発表しました。そして、「築地女将さん会」や仲卸の業者のみなさんには、5年後に築地に戻ってきたいという希望があったら、そのお手伝いをしたい、と約束しました。さらに、食のテーマパークを築地につくっていく、市場機能を残していく、とはっきり約束しました。

公約違反が問われている
 ところが、都議会議員選挙が終わって、徐々にその方針、公約が後退してきました。そして今議会は、築地市場5423億円を市場会計から一般会計に移してしまおうとしています。一般会計に移れば、市場機能とは無関係の開発が可能になります。これは明確な知事の公約違反です。
 さらに、築地市場の跡地には、国際会議場やホテルなどの集客施設を誘致をしていくことが素案として出されているという状況です。「築地を守る」という公約は、いったいどこにいってしまったのか。

「築地女将さん会」の悲痛な叫び

 4日、「築地女将さん会」のみなさんが、この問題で都議会議員全員に陳情書を提出しました。陳情書は、「都知事にご確認いただきたいこと」というタイトルになっています。書き出しは「私達は東京都知事小池百合子さんに騙されたと思っています」という一文から始まります。最後の方には、次のような悲痛な叫びが記されています。「私共、事業者は小池さんの度重なる、場当たり的な発言に振り回され、怒りを覚えるだけでなく人間不信に陥りショックを受け疲弊しています」と。
 業者のみなさん、女将さん会のみなさんを裏切って、築地市場の豊洲移転を強行し、さらに築地に戻りたい人には戻れるようにするという約束まで反故(ほご)にしようとしています。

補正予算案は議決すべきではない
 みなさん、私はこういうことが行われるから、政治不信が広がるんだということを改めていいたいと思います。知事には、公約に立ち戻るように、築地を守るという公約をしっかりと守るように、要求しています。共産党都議団として、築地市場の5400億円を市場会計から一般会計に移そうという補正予算案は議決すべきではない、と取り組んでいます。

食の安全にかかわる問題です

 築地市場からやむなく豊洲に移った方々も、今とても不安を抱えています。というのは、豊洲市場の土地の部分、土壌汚染がまったく解決されていません。直近のデータでも、危険なベンゼンは基準の130倍を超えている。ヒ素なども検出をされている。そういう状態です。ですから、豊洲で働いている方々も、築地を単に売却するとか、他のものにしてしまうのではなくて、約束通り市場機能を残してほしいという声があがっています。これは、食の安全にかかわる問題だということを私たちは指摘をしています。

知事は公約に立ち戻れ
 日本共産党都議団は、知事は公約に立ち戻りなさいということを厳しく求めて、ねばり強く取り組んでいきます。来年には都知事選挙が行われます。築地と豊洲の両方にかかわる人たちを踏みにじって、公約を破ることは絶対に許されない。このことを改めて厳しく指摘したいと思います。


永田まさ子・東久留米市議(左)と一緒に朝の宣伝
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私もスピーチ
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永田さんのリーフも配布しました
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(撮影:長島可純 2次加工、SNS以外のご利用はお控えください)





by hara-noriko | 2019-03-06 08:48 | 都議選 | Comments(0)

東京・清瀬市 いよいよ市政を変えるとき   

深沢まさ子市議の事務所びらき
宮本衆院議員と一緒に参加
 3月2日午前中、共産党の深沢まさ子・清瀬市議の事務所びらきでした。宮本徹衆院議員は、午前2時に本会議を終えて駆け付け、あいさつ。つづいて私も。司会の方が、「いつも2人でいろいろな行事に参加してくださり、身内のようです」と紹介してくださり、とてもうれしかったです。

市長予定候補 池田いづみさんも駆けつけて
 そして! 池田いづみさん(市長予定候補)が駆けつけてくださいました。「党派をこえて推薦や支援を決めてくださっていること、とてもうれしい。この流れをさらに広げたい」と。深沢さんのことも、「従軍慰安婦問題や男女共同参画のとりくみで、ご一緒してきた」と話され、そのなかで人となりも含め、信頼できる人だということをよくわかっている、さらに市議として引き続きとりくんでいただきたい、と熱いエールを送ってくださいました。そしてしめくくりに、ひとりの行動が社会を動かしていくと信じている、という信念を語られ、感動しました。分け隔てがなく、物事をまっすぐに見て行動する、素晴らしい方! 池田さんが、「うそのない政治にしなければならない」というと、本当に説得力があります。

深沢まさ子市議 原点を語る
 そして、深沢さんがスピーチ。池田さんのお話を受けて、池田さんが清瀬市の男女平等推進条例制定と普及に尽力されてきたこと。そこに、自分自身も参加し、男女平等について子どもにわかるパンフレットをつくり、現在小学5年生全員に配布されていることなどを紹介しながら、男女平等、差別のない社会にしたいという思いで共産党に入党した、という自らの原点を話しました。
 そのもともとのきっかけは、社会事業大学の学生だったときに、女性の緊急一時保護施設での実習だったと。そのシェルターをつくり広げる運動をしてきたのも池田さん、と紹介。誰もが個人として尊重される社会をめざしてとりくんできている2人の話に、いよいよ市政を変えるときだ、と思いました。

 池田いづみさんと一緒に。そして、共産党市議団を4人から5人へ。私も一緒に頑張ります。


スピーチする深沢まさ子市議
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市長予定候補 池田いづみさん
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国会報告をする宮本徹衆院議員
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私もスピーチ
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「がんばってね」「がんばる!」と和やかに
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by hara-noriko | 2019-03-04 20:16 | Comments(0)