安全な駅へ ホームドア設置を   

「安全な駅舎をすすめる会」が主催
ホームドア設置 視覚障がいの方々との懇談会
 11月12日、「安全な駅舎をすすめる会」が主催した視覚障がいの方々との懇談会に出席しました。ホームドア設置について、東京都が整備促進につながる新しい考え方を示したことをふまえ、視覚障がいの方々から生の声をうかがい、学ぼうという趣旨です。
 会に参加する視覚障がいの方が、たくさんのお仲間によびかけてくださり、みなさん白杖をもったり、ガイドヘルパーさんとともに参加してくださいました。また、この問題を追いかけている記者の方の参加もありました。清瀬市の深沢まさ子・山崎市議美和、東村山市の山田たか子市議も参加し、17人ほどのあつまりに。たくさんの大事な意見が出されました。

東京都が示した新しい考え方
1日の利用者が10万人未満でも
 東京都が新しく示した「鉄道駅バリアフリーに関する優先整備の考え方」では、これまでの、1日あたりの利用者数10万人以上の駅を優先整備する方針から、10万人未満であっても特別支援学校や病院があるという駅周辺の特性、狭くて危険などのホームの特徴なども考慮することになりました。東京都はこの考えにもとづき、鉄道事業者に働きかけるとしています。

鉄道事業者がやる気になるかどうか
障がい者の声がとても重要
 要は、鉄道事業者がやる気になるかどうかが肝心。そのときに、視覚障がいの方々の声は本当に重要だと思います。参加してくださった方のなかには、「主人を亡くしました。その後ホームドアがつきました」という方も…。胸がつまります。犠牲者が出てホームドアがつく、ではなく、危険な駅に一日も早く設置するということが本当に求められています。

懇談会で出された切実な声
ホームドア設置を急がなければ
 *自分の思い込みで2回線路に落ちた。電車が反対側に停まっているとはわからなかった。電車が来ていると勘違いして落ちてしまった。
 *ホームの幅がそれぞれの駅で違う。また、1つの駅でも狭いところと広いところがあるので怖い。
 *駅員がホームにいない、誰も声をかけてくれない。インターホンをおさないと来てくれないなんて…。ホームにおりてどちらに行ったらいいかもわからない…。
 *足の裏が鈍感になっていて、点字ブロックがよくわからないときもあり、はじっこをどんどん歩いていってしまうときもある。
 *黄色い線よりさがってください、とアナウンスされるが、黄色い線とは点字ブロックのこと。その危険な場所を歩いているのが、視覚障がい者。
 *スマホをみて歩いている人が多い。弱視なのでぶつかる直前でないと気づけない。
 *ホームのマイクスピーカーの位置が悪く、自分がどこにいるかわからない。すぐに改善を。
 *弱視の人にもわかるように、階段の上る側、下りる側をはっきり表示してほしい。
 *白杖に、「2、3分手伝ってください」というシールを貼って立っているようにした。
 本当に、いろいろ考えさせられ、ハッとさせられました。みなさんのお話を聞きながら、ホームドアを急がなければと改めて強く思うと同時に、ホームドアだけで安全が完結するわけではない、ということも重要だと痛感しました。引き続きとりくんでいきます。

共産党都議団
すべての駅にホームドアを
 2011年、日本共産党都議団は「可動式ホーム柵(ホームドア)の整備促進に関する申し入れ」をおこない、利用者10万人以上の駅にとどまらず、「すべての駅にホームドアを」と取り組みを続けてきました。

切実な声が出された懇談会
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白杖を持つ深沢まさ子・清瀬市議
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# by hara-noriko | 2019-11-15 00:35 | 活動日誌 | Comments(0)

「ハムケ・共に」10周年企画に参加   

ハムケ・共に
朝鮮学校の子どもたちの学ぶ権利を保障するために
 「ハムケ・共に」10周年企画に参加しました。「ハムケ・共に」は、朝鮮学校の子どもたちの学ぶ権利を保障するために、活動を続けています。前後の予定があり、全時間参加することはできなかったのですが、会場の西東京朝鮮第一初中級学校にうかがいました。

加藤圭木さんが基調講演
踏みにじられた朝鮮の村から考える
 まず、会場いっぱいの方たちに驚き、またうれしかったです。
 基調講演は、加藤圭木氏(一橋大学准教授)。タイトルは「植民地支配の実態を知る」。ぜひ聞いてみたいと思っていた加藤先生の講演に、植民地支配、というのは本当に根深い問題なんだと思い知らされました。先生は、日本が加害国であることの認識をもつこと、民衆の目線…踏みにじられた朝鮮の村から考えることを強調。そして、植民地支配は許されない犯罪だということを位置付けて考えていくことの大事さを話されました。とても考えさせられました。ヘイトスピーチ、朝鮮学校への補助金打ち切り、幼児教育無償化からの除外…など、もっと深くとらえていかなければならないと。

ヘイトスピーチをなくさなければならない

都の人権条例の具体化が始まっている
 ヘイトスピーチについては、都の人権条例にもとづき、審査会で検討され、練馬区と台東区でおきたヘイトスピーチについて、認定し、その内容が公表されました。そのなかで都は、ヘイトスピーチをなくさなければならない、という決意を示しました。人権条例の具体化が少しずつ始まっています。これは、ヘイトスピーチを許さない、と声をあげる方々がいるからこそです。本当にヘイトスピーチをなくしていくために、どうするのか。今日、加藤先生のお話しもうかがいながら、くらしも人権も踏みにじられた側にたってものを見ていくことが大事だと痛感しました。もっと勉強して取り組んでいきたいと思います。

素晴らしかった芸術公演
参加してよかった
 その後、生徒さんたちの芸術公演。本当に本当に素晴らしかったです。いつも思いますが、自主的に取り組む姿勢、自分たちで息をあわせて演奏や踊りをする姿…胸が熱くなります。そして、民族の芸術・文化を大事にしていくことの重要性を強く感じます。拍手喝采でした!
 時間の関係で、残念ながらこのあとのシンポジウムを聞くことができませんでしたが、参加して本当によかったです。

【関連記事】
「ハムケ・共に」 8周年記念企画の熱気

基調講演をする加藤圭木さん
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# by hara-noriko | 2019-11-11 00:47 | 活動日誌 | Comments(0)

市民みんなのまつり   

 11月9日、東京・東久留米市で「第40回市民みんなのまつり」(商工祭・農業祭)が始まりました。10日までです。西武池袋線の東久留米駅西口から市役所までの間にたくさんのテントがならんでいます。催し物もあります。ぜひ、足をお運びください。
 午前11時からおこなわれた開会式で私もあいさつしました。大要を紹介します。

私のあいさつ

 みなさんこんにちは。ただいま紹介していただいた都議会議員の原のり子です。きょうは晴天に恵まれてよかったなあ、と思っています。

 なんといっても、「市民みんなのまつり」を支えてくださっている裏方のみなさん、本当にありがとうございます。おまつりが成功するいちばんのカギは、裏方のみなさん、連絡協議会のみなさんの努力だと思います。

 きょうからは、ここに参加する市民のみなさんが主役です。いろんな楽しみ方があるので、私も一緒に楽しみたいと思います。

 毎年、「市民みんなのまつり」に参加して思うのは、「市民まつり」ではなくて「市民みんなのまつり」といっているところが東久留米のいいところだ、ということです。

 「市民みんなのまつり」は、今回で40回。商工祭としては48回、農業祭としては43回です。お互いが力を合わせて、市民のみなさんと一緒につくりあげてきて40回。すばらしいと思います。

 このおまつりでみなさんと一緒に英気を養って、東久留米が発展していくみんなが主役のまちづくりがすすむよう、私も努力していきたいと思います。

 きょうは、本当におめでとうございます。

開会式であいさつ
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村山順次郎市議と
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プログラム
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# by hara-noriko | 2019-11-09 14:39 | 活動日誌 | Comments(0)

政治を動かす若い世代   

大学入試「改革」で声あげる
英語民間試験の導入を延期させる
 いま、若い人たちが大きな力を発揮して政治を動かしています。ご存知の通り、大学入試に英語民間試験を導入する政府の方針に批判の声をあげ、延期させました。高校生をはじめ、若い人たちが世論を広げたからです。
 英語民間試験について高校生たちは、▽費用が異なる試験を2回まで受けることができるとされ、経済格差が生まれる▽試験会場に偏りがあり、地域格差が生まれる―などと批判していました。

萩生田光一・文部科学相の「身の丈」発言

怒りに火をつけた
 そんなときに、萩生田光一・文部科学相が、「身の丈にあわせて勝負してほしい」と発言しました。この発言が若い人たちの気持ちにいっそう火をつけて、「経済的な格差で学ぶ条件や学ぶ環境が変わっていく、これはおかしい」「これを進めていけばお金のある人とない人で完全に格差が出てしまう」と怒りが広がりました。
 そしてとうとう、英語民間試験導入を延期に持ち込むということになりました。すばらしい力だと思います。

野党も一致して取り組む

延期で終わりではない
 同時に、この高校生や若い人たちの声を受けて、野党が一致してこの問題でとりくみを続け、さらに、延期の決まったあとも、高校生や若い人たち、大学生たちが、「延期になったことは一歩だけれども、これで終わりではない」と声をあげました。これを受けて、野党のみなさんも、「これで終わってはいけない、若い人たちがそのことを教えてくれた」と、「撤回するまでがんばる」という確認をしています。

政治は市民が動かす
力を合わせましょう
 やっぱり政治は市民が動かす、そして若い人たちがこのように大きな力を発揮するということがはっきりと示されたと思います。私はあらためて、安倍政権のもとで冷たい政治が行われていることを本当に変えていく、そういうときだと思います。みなさん、力を合わせてまいりましょう。

高校生が都政を動かす
「ブラック校則」ノー
 若い人の活躍は、国政だけではありません。若い人たち、高校生たちが東京都政をも大きく動かしています。
 日本共産党の都議団の発行しています都議団報告でも、そのことをお知らせしています。いま、高校生の間で、「ブラック校則」ということが大問題になっているのをご存知だと思います。下着の色まで指定することまでおこなわれている。人権侵害です。

高校生から相談が
生まれつき黒い髪なのに「黒く染めろ」と
 私自身もこれまで、高校生からの相談を受けてきました。たとえば、生まれつき黒い髪の毛なのに「黒染めをしてきなさい」という、「黒染め指導」がありました。女子生徒が3年生になったときに、就職試験が近いからという理由もあってか、突然、学校側から、黒い髪で染めたこともない髪なのに、「うちの学校の黒ではない、もっとしっかり黒にして来い」といわれました。
 これに対して高校生は、「染めてもいないのにおかしい」と思い、「生徒手帳には『髪を染めてはいけない』と書いてあるのに、私には黒く染めてこないといけないというのは、おかしいのではないか」と声をあげました。そうしましたら、学校の先生が「黒染めは別なんだ」といって、黒染め指導を撤回しないという状況になりました。その後、この高校生は授業も受けさせてもらえない事態になりました。

「黒染め指導」は撤回された
都教育委員会が画期的な通知を出す
 私たち日本共産党都議団でも、これは放っておけないということで、とりくみを進めました。教育委員会とも話し合いました。そういうなかで、高校生ががんばり続けた結果、この「黒染め指導」は撤回されました。
 各地でたくさんの高校生が、「いまのブラック校則、おかしい」と声をあげてきました。今年、東京都教育委員会からあらためて通知が出されました。この通知は画期的なもので、「すべての教育活動は人権尊重を基本としなければいけない」としっかり明記したうえで、高校生に対する黒染め指導、髪の毛を黒染めにしなさいというまちがった指導は是正をするということになりました。まさに、高校生がこの問題で都政を動かした、あの東京都の教育委員会をも動かしたということになります。

若い人たちと一緒に
 私は、あらためて、これからも若い人たち、高校生の声も聞きながら、それを都政に届ける役割を果たしていきたいと思います。

駅前で若い世代の活躍を報告
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ビラを配布する村山順次郎・東久留米市議
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# by hara-noriko | 2019-11-07 19:38 | 都政報告 | Comments(0)

都政報告会を開きました   

東京・東久留米市で
 11月3日、東京・東久留米市において、共産党東久留米市議団と一緒に都政報告会を開きました。行事もたくさんあり、しかも連休の真ん中の夜に、足を運んでいただいたみなさん、本当にありがとうございました。

うれしかった!
社民党の青木市議が自主参加
 なんと、社民党の青木ゆうすけ市議がツイッターの告知を見て、自主的に参加してくださいました。青木さんにご挨拶をお願いしたら、「今、都議会に社民党はいないので、都政の様子はこの地域の都議の原さんのブログやツイッター、駅頭宣伝を通じて知ることができる。突然来てしまってすみません、勉強しようと思ってきました」と。なんて真摯なのだろう。そして、共産党市議団も一致点を大事にして頑張っているんだな、とも感じて、うれしかった。野党共闘、市民との共同をさらに強めていけるように頑張りたいと思いました。また、地域の都議として頑張ろうと改めて強く思いました。

都政と市政を結んで
北村りゅうた、永田まさ子両市議が報告
 まず、北村りゅうた市議から、連携してとりくんでいる都市計画道路問題や高齢者の補聴器問題について報告。つづいて、永田市議から、今の市政の特徴をしんかわ保育園、学童保育問題を中心に。また、学校体育館のエアコン設置についても報告。
 都政と市政連携してとりくんでいることが、参加者のみなさんに伝わったのではないかと思います。感想でも、「北村さん、永田さんのご発言も素晴らしく、立派な活動をされていると思いました」と書いてくださった方も。本当にうれしかったです。

しんかわ保育園の1歳児募集停止
あいまいにできない大問題
 しかし…重ね重ね、しんかわ保育園1歳児募集停止を1年繰り下げる条例案否決は本当に残念でたまらない。保護者のみなさんの必死の努力に野党が応えたのに、自民・公明・宮川議員が反対し、1票差で通らなかった…。待機児がいるのに、しんかわ保育園の1歳児の募集停止をしてしまうなんて、考えられない。それに、子どもたちにとっての1年の重みを考えたら本当にあいまいにできない。このまま終わりにしてはならない大問題です。

都の待機児ゼロも道半ば
公立保育園廃止ストップへ努力
 東京都も、待機児ゼロを公約にかかげた小池知事の任期が残り1年を切りましたが、待機児ゼロは道半ば。都政の場から、公立保育園廃止ストップ、待機児解消のため、私も努力したいと改めて決意しています。

たくさんの意見・感想をいただきました

いくつか要旨を紹介します
 私の報告のあと、みなさんから意見も寄せていただきました。カジノ、人権、ヘイトスピーチ、幼児教育無償化など、ご提案も多数。ハッとさせられ、勉強になります。また、感想を書いていってくださった方々も。そのなかから、いくつか要旨をご紹介します。
 ・北村市議より補聴器補助のとりくみが報告された。ぜひ、都の補助をすすめて。
 ・都でそういう質問したとは知らなかった。よかった。
 ・都知事選が大事ですね。高知に続いて東京でも、市民と野党の共闘で。
 ・髪の黒染めのことについては、大きな成果だったと思う。私が高校生の頃も、もともと茶髪の人は美容師の証明書を出すようにいわれていた。55年前のことですが、まだ生徒の人権が守られていないブラック校則には腹がたちます。
 ・今回も都政が身近になり、市民要求が都政で実現する、先が見えてきた感じがしました。障がい者問題は日本の福祉の問題でもあり、引き続きよろしくお願いします。私たちも具体的な調査データを提供できるようにしたいと思います。
 ・豊洲の安全の問題。現状を知りたいと思いました。
 ・ブラック校則の話、びっくりするやら、怒りでいっぱいになりました。
 ・高校生の髪染め強要の問題で、あの(都の)教育委員会が「人権尊重を基本」と認めたことは画期的。

清瀬市でも都政報告会を予定

 そのほか、私の一般質問や活動について、過分なおことばもいただき、恐縮しつつ、とても励まされました。ありがとうございました。引き続き頑張ります。
 今月、清瀬市でも都政報告会を行う予定です。詳細が決まり次第、お知らせします。


たくさんの方に来ていただいた都政報告会(東久留米市)
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都政について報告しました
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あいさつする社民党の青木市議
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都市計画道路などについて北村市議が報告
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市政の特徴について永田市議が報告
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メモをとって聞いてくださる方も
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# by hara-noriko | 2019-11-06 23:11 | 東京都政 | Comments(0)

東京都青少年問題協議会第1回総会   

「東京都子ども・若者計画」の改定が目的
共産党から米倉春奈都議と私が委員に
 10月25日、第32期東京都青少年問題協議会第1回総会がありました。委員は36人。会長は知事。学識経験者、関係行政庁職員、区長・市長、都職員、都議。都議は6人。都民ファースト2人、公明1人、立憲・民主1人(今日は欠席)、そして共産党は2人で米倉春奈さんと私です。
 今年度で計画期間が終了する「東京都子ども・若者計画」の改定をおこなうことが目的。今日は最初の総会なので、事務局から説明があり、意見交換をおこないました。都議5人はそれぞれ意見を述べました。会派は違うけれど、それぞれよりよい計画をつくろうという立場のものだと感じました。

駅前で都政の報告
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米倉都議の意見
当事者が主体として参加することが大事
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 米倉春奈都議は、前回の計画策定のときに、子どもの貧困や、JKビジネス、居場所のない少女たちなど、各分野で子どもの支援に取り組む方たちから報告があり、重要であったこと。しかし、それが計画自体には残念ながら盛り込まれなかったことを指摘し、これらの議論もふまえ、専門家や幅広い都民から意見を聞くことを要望。
 さらに、当事者である子どもや若者の意見を聞くことを位置づける必要性を指摘。愛知県新城市の若者議会の傍聴に行ったことも紹介。市長の付属機関として、若者が政策をつくり、市長に提案するというとりくみを生きいきと展開していること。そして、若者自身が成長していくこと。若者とともにまちづくりをしていくこと。…などをわかりやすく話し、子ども・若者自身が主体となって参加していく大事さを訴えました。
 そして、計画の定期的な検証をしていく必要性とその際にも子どもの意見を聞くことを位置づけるべきと求めました。

私も発言
子ども・若者の声を直接聞く機会を
 つづいて、私も発言しました。そのなかで、今回の改定において、米倉都議も求めたとおり、子ども・若者の声を直接聞く機会をもつことが必要ではないか、と見解を求めました。これに対し、議事進行を務める副会長から、みなさんからの意見を受け止め検討に生かしていきたい、ご質問の件も今後の審議のなかで…という旨の発言がありました。
 総会後、さっそく、専門部会(若者支援部会)が開かれ、具体的な検討に入りました。米倉さんと私も傍聴し、熱心な審議を見守りました。よりよい計画になるようとりくんでいきます。

《私の発言から》

 今後、改定に向けての検討をすすめるうえで、私もいくつか問題意識をお話しし、要望したいと思います。

【進め方について】
 まず、進め方についてです。
これまでの検証が重要
 知事の諮問の文章では、今回の改定について、「今年度をもって計画期間が終了することから、より充実したものへと改定するため」と述べられています。より充実したものへと改定するためには、これまでの計画、およびその執行状況がどうであったのか、検証が重要です。たとえば、73ページの自殺対策は、各局それぞれの施策がありますが、ここには書かれていませんが、教育庁でも事業がおこなわれており、こういうことも踏まえる必要があると思います。今後、専門部会で検討する際には、その点をふまえられる資料などを事務局側が提供されることを求めたいと思います。

当事者の意見を聞く
 また、よりよいものに改定する点で、大事なのは、当事者の意見を聞くことであると思います。先ほど、米倉委員からも子ども・若者自身の声を直接聞いていく必要性が話されました。ぜひすすめてほしいと思いますがいかがでしょうか。この点については、ご回答いただけるとありがたいです。よろしくお願いします。

【計画改定の視点について】
 次に、計画改定の視点、子どもや若者の見方についてです。
子どもや若者をどう見るか
 内閣府の調査について説明がありました。考察では、「日本の若者は諸外国の若者と比べて、自分自身に満足しているなど、自身を肯定的にとらえている若者の割合が低い傾向にあり、こうした自己肯定感の低さには自分が役に立たないと感じる自己有用感の低さがかかわっている」と述べられています。

自己肯定感とは
 大事なのはなぜ、自身を肯定的にとらえられないのか、ということだと思います。それは若者本人の責任ではありません。そもそも自己肯定感は、自分に価値があるかとか、自分が必要とされているか、ということではなく、存在そのものが受け入れられている、自分が自分であって大丈夫、否定的な部分や失敗してしまった自分でも受け入れられる、ということだと思います。何度でもやり直せる、一人ひとりいろんな歩き方があっていい、という社会をつくっていくことが大事だと思います。

たとえば不登校の場合は
 たとえば、不登校になると、子どもたちの多くは行くことのできない自分を責めます。学校にいけない自分はだめなんだ、と。そして、行けないその子に対する周りの対応がはじまります。でも、大事なのは、なぜ学校へ行けないのか、行きたくないのか、その子だけの問題に解消するのではなく、学校がどうなのか、みんなが楽しく行けるようになっているのか、と見つめなおすことも不可欠です。そして、学校がすべてではなく、いろんな道があるということ、疲れたら休むことも大切であると伝えることも大切だと思います。こういうことを大事にしている、不登校の子どもたちの居場所のとりくみや、親の会の方たちのとりくみを聞かせてもらい、とても学ばされました。こうしたとりくみを計画にも生かしていくことが大切だと思います。

子どもの権利条約をふまえて
 私は、今回の計画の改定で、子どもの権利条約で示されている、意見表明権、そして休息する権利などをしっかり保障することが重要ではないかと思います。そして、誰もが輝けるようにするためには、経済的な格差によって子どもたちの進路選択を狭めるということのないように、制度などを整えていくことは大前提だと思います。子ども若者計画は各局で実施している施策等を改めて見直す大事な機会なので、ぜひ、そうした視点もふまえて検討していただくことを要望したいと思います。


駅前で市民と対話
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# by hara-noriko | 2019-10-25 23:33 | 東京都政 | Comments(0)