市民合意もなく みなみ保育園の民営化強行とは   

保護者から問題を指摘した要望書が
 11月1日から、みなみ保育園廃園・民設民営化にあたっての、法人募集がスタートしました。11日には、法人募集についての説明会が開かれるそうです。再度の市民説明会の要請にも応えず、市民合意もまったくないなかでの強行です。本当にありえないことです。保護者の方々からは、こうした進め方について問題を指摘した要望書が出されたということです。これについて、市がどう応えるのか、注目されます。
話しが違うのでは?
 私は、法人の公募要領をみて、「話しが違うのでは?」と思った部分があります。先日の共産党市議団としての市長への申し入れのなかでも確認したのですが、市が発表した「民営化の考え方」で示した選定の基準や要件は変更しない、とのことでした。しかし、引き継ぎ、合同保育について、『民営化の考え方』のなかでは「(移管前3カ月程度の)合同保育期間中に子どもたち一人ひとりの状況を把握し、保護者との信頼関係を深めるために個人面談を実施するほか、移管後も必要に応じて、当該保育園に市の保育士を派遣するなど臨機応変に対応します」とありましたが、公募要領ではすっぽり抜けているのです。
もちろん、受託したい法人への記述となるので、まったく同じ文章にはならないと思うのですが、少なくとも、「個人面談の実施」や「移管後、市の保育士の派遣を受け入れることもある」ということは、きちんと記述しておくべきだと思います。そうでないと、受託法人からは「そういう話しは聞いていない」と断られても仕方がない、ということになってしまいます。この公募要領でいくと、法人は、移管後はもう引き継ぎは必要ない、と受け取るのではないでしょうか。
検証が十分にやられていない
 これまでのひばり保育園、うえのはら保育園の民営化をふりかえっても、民営化後の子どもたちをどれだけていねいに支えていくのか、が本当に大事なことでした。それなのに「移管後」についてまったく触れずに募集する、ということはやはり検証が十分やられていない、ということになるのではないでしょうか。
 本当に、市が発表した「民営化の考え方」とは違う募集のかけ方をしているとすれば、事は重大です。改めて、市の説明を聞きにいき、みなさんにもお伝えしたいと思います。
民営化の問題は終わったわけではない
私は、子どもたちに多大な負担を押し付ける民営化にそもそも反対です。法人募集がはじまったからといって、民営化の問題は終わったわけではありません。さらに、市民合意のないまま進めるというやり方は、容認できません。引き続きとりくみます。 

                         ミゾソバ(落合川)
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# by hara-noriko | 2011-11-05 19:05 | 市政報告 | Comments(0)

東久留米で「釈迦内柩唄」 12月2日の本舞台に向けて   

 10月28日、希望舞台「釈迦内柩唄」(しゃかないひつぎうた)のプレ企画、「有馬理恵さんを囲んで」が開かれました。12月2日の本番舞台に向け、主演の有馬理恵さん(1999年以来ずっとこの舞台に出演)を迎えて、舞台のお話、各地での公演の様子、ご自身の生い立ちや演劇との出合いなどをうかがい、交流しようという内容でした。企画したのは、「釈迦内柩唄」をみる会。私も、この会に参加している一人です。
 有馬さんは、まず、一人芝居で『釈迦内柩唄』の世界を演じ、その後、各地で公演してきたエピソードに自分が感じ取ったことをのせて、心をこめて話してくださいました。参加者は、泣いたり、笑ったり、頷いたり…。その後の、ひとりひとりの感想にも、また泣いたり、笑ったり…。心がみずみずしく動くような、とても素敵な時間になりました。
 くわしく書きたいところですが、「当日のお楽しみ」にしておきます。あらすじだけ少し。このお話は、水上勉さんの作品です。秋田県の釈迦内(大館市)が舞台。そこで火葬場の家業を継ぐことになった末娘・ふじ子の物語。その仕事ゆえに、嫌われ、差別される家族。でも、深い愛情で結ばれ、人に対するわけへだてない優しさがあります。それは、花岡鉱山から逃げてきた朝鮮の人を受けいれるシーンに、深く表現されます。
 人として、何を大切に生きるのか、深く考えさせられ、そして希望をもてるすばらしい作品です。そして、このお芝居は、各地で「実行委員会」が立ち上げられ、上演されています。だから、その場所その場所で、そのとき一回限り、そこにいる人たちと一緒につくられるものです。それをすでに「釈迦内柩唄」は440回を超えて全国各地で行なってきています。人と人のつながりのなかで生み出される舞台の魅力、そして1000回をめざす思いを劇団代表の由井さんが話してくれました。
 東久留米ではどんな「釈迦内柩唄」になるのか…本当に楽しみです。みなさん、ぜひ!

 12月2日(金) 夜6時半開場、7時開演(8時45分終了予定)
 東久留米市生涯学習センター(まろにえホール)にて
 入場料 一般3000円 障がい者・高校生以下1500円
 問い合わせ 「釈迦内柩唄」をみる会事務局 電話 042(472)3757
                     メール chinobu-k@jcom.home.ne.jp
 もちろん、私にご連絡いただいてもかまいません!
 電話・ファクス 042(475)5463
 (留守電の場合、お名前と電話番号を入れておいていただければ、
 おりかえしこちらからご連絡します)

                      お話しする有馬理恵さん
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# by hara-noriko | 2011-10-29 15:13 | 行事 | Comments(0)

馬場市長との懇談詳報   

 10月25日の市長への申し入れにおける懇談には、企画経営室長も同席され、まず、放射線量測定について市側のこの間の対応と今後の考え方がくわしく話されました。
放射線測定の結果は
 市内21か所の測定の結果、南中・久留米中・5小で、基準(0・24マイクロシーベルト)を超過し、ただちに除染作業が行なわれるとともに、全小中学校の測定が実施されました。雨水がたまりやすい場所などをこまめに測った結果、21校(小学校14校、中学校7校)のうち、基準値内だったのは、1小・2小・3小・4小・6小・神宝小・本村小の7校だけでした。基準値を超えた14校について、すぐに除染作業が行なわれています。このほか、下里学童とくぬぎ児童館でも基準を超えた、とのこと。保育園はすべて基準内であった、との説明でした。今後、了解を得た私立幼稚園や、公園150カ所などの測定を行なうとのことです。
 そのため、新たに、測定器を3台追加購入することや、臨時職員も2名増員して対応していく考えが示されました。
 懇談のなかでは、文科省のガイドラインでは、地上1メートル地点で、毎時1マイクロシーベルト以上が除染の対象となっていることも話題に。市としては、今後も0・24マイクロシーベルトを基準に対応していくとのことです。
イオン問題、みなみ保育園廃園・民設民営化、小学校給食の民間委託
 その他の項目について。
 イオン問題、みなみ保育園廃園・民設民営化、小学校給食の民間委託については、今後も推進していく考えが表明されました。すべて、市長の公約とは異なる方向に進めています。とりわけ、みなみ保育園については、このまま11月から委託法人の募集を始める、と。市民説明会を再度開くこともせず、市民合意もいっさいないままの強行です。私は、このような市長の姿勢や進め方について、決して容認できないことを改めて伝えました。法人の募集が始まればみなみ保育園問題は終わり、ではありません。引き続き、とりくみます。
 なお、市長は、市がすでに発表している「民営化の考え方」(選定基準や引き継ぎの考え方などを示したもの)については、条件を切り下げたりせず、これを基準に募集に入る考えを表明しています。
 また、大道幼稚園の跡利用については、市の案を示し、住民意見を聞く考えがあること。公共料金改定では、とくに下水道使用料について値上げや減免措置の縮小について理解してほしい、との話しでした。
 共産党市議団は、11月に改めて来年度予算について要請する予定にしています。

# by hara-noriko | 2011-10-29 14:06 | 市政報告 | Comments(0)

馬場市長に緊急申し入れ   

 10月25日、日本共産党東久留米市議団は、馬場市長に「市民の健康とくらしを守る緊急要望」を申し入れ、懇談しました。申し入れ内容は、以下のとおりです。

東久留米市長
馬場 一彦 殿
           市民の健康とくらしを守る緊急要望書
                                   2011年10月25日
                                   日本共産党東久留米市議団
                                   篠原 重信  原 紀子
                                   永田 雅子  村山順次郎

 市長におかれましては、第4回定例会や来年度予算に向けての準備等で大変ご多忙のことと推察いたします。
 さて、依然として、市民のくらしは大変厳しい状況にあります。そのうえ、来年度はさまざまな公共料金の改定が予定されています。また、放射能汚染から市民、とりわけ子どもたちの健康を守っていく問題も、ますます切実な課題となっています。地方自治法で規定しているように、地方自治の本旨は『市民福祉の向上』です。その立場にたって、情報公開、市民参加、市民合意を大事にした市政運営をおこなわれるよう、強く求めるものです。
 以下、緊急を要する5項目について要望いたします。

(1)放射能汚染から市民・子どもの命と健康を守る問題について
 20日、小中学校3か所において、基準を超える放射線量が測定された。このことにより、子どもたちが日常的に過ごしている場所については、ただちに測定する必要があることがいっそう明らかになった。共産党市議団としては、この間、市内21カ所の測定では十分とはいえない、と指摘してきたが、改めて、すべての小中学校・幼稚園・保育園・学童保育所・児童館において、ただちに測定を行なうことを求める。また、測定の結果をすみやかに公表するとともに、基準値を超えた場合、その箇所の除染をただちに実施し、市民・子どもの安全を図ることを求める。
 あわせて、公園・広場の測定、砂場などの土壌調査を行なうことを求める。
 (東久留米市が実施した「東久留米市内の空間放射線量の測定について」はこちら) 

(2)イオン問題について
 10月3日におこなわれた「住民説明会」は、後日イオン側が「お詫び」文書を出したことからも明らかなように、会場に入れず帰された住民もいるなど、事実上成立したとはいえないものである。そのうえ、19日、建築許可のための公聴会を開くことが「公告」された。本来、「住民説明会」をイオンの責任で再度開いてから、その先に進むべきである。東久留米市として事業者に対し、条例にもとづく説明会を再度開催することを要請するよう求める。
 また、市が主催する「説明会」について、いつ、どのような形で行なうのか、明らかにすることを求める。

(3)みなみ保育園廃園・民設民営化問題について
 9月30日の説明会において、市民説明会を再度開くことを市民・保護者の方々は要請していたが、それは行なわない、と市が返答したとのことである。いっさいの市民合意がないまま、法人の募集を11月から強行することはありえないことである。まず、保護者・市民への説明会を開くこと、そして11月からの募集は見合わせる事を求める。

(4)小学校給食の民間委託について
 来年度、小山小で民間委託を実施するための準備をすすめられているが、正規調理員が不足していない状況でもあり、財政運営を考えても実施は見合わせることを求める。

(5)旧市立大道幼稚園の利活用について
 旧市立大道幼稚園の利活用について、市は、今年度中に利用計画案をとりまとめる方向で調整中との考えが示されている。
 利用計画案をとりまとめるにあたって、地域住民の要望等について事前に伺う「説明会」を開くことを求める。

(6)公共料金の改定について
 来年度は、下水道使用料、国民健康保険税、介護保険料、後期高齢者医療保険など、一斉に改定されることが見込まれている。前段でも述べたとおり、市民のくらしは厳しい状況であり、値上げの抑制と低所得者への配慮が十分にとられることを求める。

              馬場市長(左)に申し入れる日本共産党市議団
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# by hara-noriko | 2011-10-26 10:35 | 市政報告 | Comments(0)

教育研究集会に参加して、不登校の問題を語りあう   

 10月21日、秋の教育研究集会(東京都教職員組合東久留米地区協議会が主催)に参加しました。共産党市議団でもチラシをみて、参加して勉強しようと話し合い、永田まさ子さんと私で参加しました。今年は、(1)放射能問題分科会(2)特別支援教育分科会(3)不登校問題分科会―の3つの分科会。永田さんは放射能問題分科会、私は不登校問題分科会に出席しました。
 不登校問題分科会は、不登校問題を考える親の会「どじょっこの会」が運営。ここで話すことについて、お互いに否定したり注文をつけたりしない。そして、話したことはお互いに外にもちださず、安心して語り合えるようにすること、を最初に確認します。
子どもの思いにどう寄り添うか
 「どじょっこの会」がすごいな、と思うのは、子どもと親によりそうことに徹していることです。不登校をどう「乗り越えるか」ではなく、子どもの思いにどう寄り添うか…。そして、語りあうことで、親が元気になっていくことを大事にしています。あるお母さんが、「話しを聞いてもらえることが、こんなに助けになるなんて…」と話していました。じーんと胸があつくなりました。
みんなが楽しく通える学校づくり
 先生たちの教育研究集会で、不登校問題を分科会として位置付けていることは本当に大切だと思います。そしてその中身も、お互いの子どものことを語りあいながら、それがおのずと、教育で何が大事にされなければならないか、ということにつながっているのです。不登校問題を、「不登校の子どもの問題」とかたずけてしまうのでなく、学校としても「みんなが楽しく通える学校づくり」という問題として深めていってほしい、と思いました。

                         キバナコスモス
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# by hara-noriko | 2011-10-22 12:20 | 活動日誌 | Comments(0)

イオン誘致 公聴会に進んでいいのか?   

 「イオン予定地」の近隣にお住まいの方から、建築許可前の「公聴会」の公告が、フェンスに表示された、と連絡をいただきました。19日に公告を出し、27日実施、発言したい場合は3日前に書面を提出しなければならない…となっています。あまりに時間がありません。主な内容は、以下の通りです。

公告
公開による意見の聴取(公聴会)開催のお知らせ
建築基準法の規定による許可申請があったので、公聴会を実施する。
公聴会で意見を述べようとする者は、公聴会の期日の三日前までに、東京都多摩建築指導事務所長に対し、意見の要旨並びに住所、氏名および当該公聴会の事由となる処分についての利害関係を記した書面を提出してください。
        平成23年10月19日
                    東京都多摩建築指導事務所長 伊藤達也
1、公聴会を行なう日時  10月27日(木) 午前10時から
2、会場         南部地域センター2階講習室
3、書面の提出先     小平市花小金井1-6-20
             東京都小平合同庁舎
             東京都多摩建築指導事務所 建築指導第二課指導第一係
             電話464-0009
4、公聴会を行なう理由  下記の建築許可をするため
*建築主 イオンリテール株式会社
*新築。自動車車庫および百貨店、マーケットその他の物品販売業を営む店舗。
*敷地面積11,544㎡、建築面積4,393㎡、延べ面積20,581㎡
*鉄骨地上6階建て、高さ24・30m。

10月3日の説明会は成立したとはいえない
 10月3日、イオンリテール株式会社(事業者)と鹿島建設株式会社(設計・施工者)による説明会が行なわれましたが、条例で規定している基準からいって、1000人以上が対象なのに120席しかない会場で、会場に入れてもらえなかった住民も出る、という状況でした。しかも、住民からの質問も4人しかできなかったということです。
 こうしたなか、さすがにイオン側も問題を感じたのか、後日、入場できなかった人がでたことへの「お詫び」文書が配布されています。つまり、この説明会は成立したといえないのです。
 本来、この説明会は、「周辺住民に対して説明し、誠実に協議を行ない、事業計画について合意を得るよう努めなければならない」(東久留米市宅地開発条例)、「周辺の生活環境に及ぼす影響に十分配慮するとともに、身近な近隣関係を損なわないように努めなければならない」(東京都紛争予防条例)という条例にもとづいて実施されるものです。
 それなのに、住民の「合意を得る」どころか、不信をかう結果になっています。さらに、この説明会の状況を市としては直接把握していないことにも問題があります。市としても、事業者に対し、説明会を再度開くよう要請する責任があるのではないでしょうか。住民のみなさんから、市に対して要望書がだされたとのことです。誠実に対応するよう私も求めていきたいと思っています。
再度の説明会も開かず公聴会とはひどすぎる
 10月3日の説明会で問題があったことを認めながらも、再度の説明会も開かず、あっという間に公聴会に進んでしまう、イオンという企業のやり方…。ひどすぎると私は思います。住民がどう思おうが、強引に進める…。このまま見過ごすわけにはいきません。まず、この状況を多くの方に知っていただきたいです。やっぱり、計画は市民参加で見直すべきだ、と改めて強く思います。

# by hara-noriko | 2011-10-21 20:52 | 市政報告 | Comments(0)