12月議会一般質問から(4) コミュニティバスをめぐって   

 いま開かれている12月議会の本会議で、一般質問をおこないました。今回はその4回目、最終回です。

市長が突然、「実験運行を任期中に実施することは難しい」と
 最後に、安心して暮らせるまちづくりと題して、交通不便地域対策についてうかがいう予定にしていました。しかし、おととい、村山順次郎議員への答弁のなかで、市長より、コミュニティバス(コミバス)の実験運行を任期中に実施することは難しい、という趣旨の発言がありました。私の予定していた質問は、市長がコミバスについて前向きに進めていくことを前提にしていましたので、突然、まったく質問が成りたたなくなってしまいました。
重大な政策変更なのに報告もされない
 重大な政策変更であるにもかかわらず、きちんとした報告もされない、なぜその決断に至ったのか十分な説明もなく、根拠となる資料も提出されない、という状況では質問を取り下げざるをえないと判断しました。
市民不在の公約違反に抗議
 コミバス実施を含む、交通不便地域対策については、市長報告を聞いたうえでその場面で質問することにしますが、公約違反という点でも、市民不在、議会軽視の進め方という点でも、市長に対し厳しく抗議するものです。

【関連情報】
コミュニティバスの実験運行 市長が突然、方針変える
「馬場市長に猛省を求める決議」を可決

  南沢湧水の朝霧
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# by hara-noriko | 2011-12-17 14:43 | 市政報告 | Comments(0)

12月議会一般質問から(3) 特別支援教育について   

 いま開かれている12月議会の本会議で、一般質問をおこないました。今回はその3回目です。

 教育行政についてうかがいます。
 特別支援教育について3点うかがいます。
 (1)「東久留米市特別支援教育の環境整備計画」では、小学校の固定学級と通級指導学級の環境整備について計画化されました。同時に、その本文では、「本計画に明記されていない環境整備については、東京都特別支援教育推進計画第3次実施計画に沿って引き続き検討を継続する」と明記されました。現在、どのような検討がなされているのでしょうか。とりわけ、6月議会において陳情も提出されている、中学校での難聴学級についての検討状況をお聞かせください。
 (2)中学校での通級指導学級の現状についてお聞かせください。
 (3)中学校でのスクールカウンセラーの役割は大変重要だと考えます。思春期の真っ只中、さまざまな悩みや不安を抱えながら、進路についても考えていく時期です。いろいろな悩みのなかには、特別な手立てをとる必要のあるケースも想定されます。スクールカウンセラーは交代しても3年間子どもたちを継続して支援していくことを考えると、引き継ぎが重要になってくると思います。どのように行なわれているのかうかがいます。

  朝霧にけむる黒目川
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# by hara-noriko | 2011-12-15 12:02 | 市政報告 | Comments(0)

12月議会一般質問から(2) 障がい者福祉行政について   

 いま開かれている12月議会の本会議で、一般質問をおこないました。今回はその2回目です。

 障がい福祉行政についてうかがいます。
 8月30日、政府内に設置された障害者制度改革推進会議の総合福祉部会が、障害者自立支援法に代わる、障害者福祉総合法の骨格提言をまとめました。55人の委員の方々が、さまざまな立場をのりこえ、全員一致でまとめられたことは大変画期的なことです。
障害者福祉総合法の骨格提言の意義
 2008年10月30日、障害が重ければ重いほど負担も重くなるというしくみに象徴される自立支援法は、憲法に違反すると、障害者や家族が国を提訴しました。その裁判のさなか、2009年8月に政権交代があり、9月には政府が自立支援法の廃止を宣言。そして、2010年1月7日、訴訟団と国との間で基本合意文書が交わされました。
 その直後から、構成員の半数以上が障害者や家族などで構成される障害者制度改革推進会議が開かれ、総合福祉部会は18回もの会議を積み重ねて骨格提言をまとめあげたのです。骨格提言は、国連の障害者権利条約と「基本合意文書」をベースにして、本人の意思が尊重されるサービス、制度の谷間の解消、安定した予算の確保など、新法のめざすべきポイントを示しています。2013年8月までに新法を制定することが閣議決定されていますが、この骨格提言がきちんと生かされたものになるのか、今、大事なところにきています。とくに、「税と社会保障の一体改革」を進めようという野田内閣の動きは、大変心配されます。
 「障害者一人ひとりが自身の存在の価値を実感し、様々な人と共に生きていくことの喜びを分かち合える社会への一歩になることを信じて、ここに骨格提言をまとめました」と、しめくくられているこの骨格提言が生かされた新法がつくられることは、誰もが平等な共生社会へ前進するために本当に大切です。
市はどのように障害福祉施策を充実させていくのか
 さて、このような日本の障害者福祉の方向を左右する重大な局面を迎えている中、市としては、来年度からの障害福祉計画策定のなかで、どのように障害福祉施策を充実させていくのかが問われています。以下、3点についてうかがいます。
3点について質問
 (1)よりよい計画づくりのためには、いかに市民の声を聞いていくかが大事です。第3期計画に向けたアンケート実施の状況はどうなっているでしょうか。また、計画素案の市民説明会はいつ実施されるのでしょうか。
 (2)障害者が地域で安心して暮らしていけるように、市内に生活寮をふやしていくことが必要だと考えます。現在、市内の生活寮の設置状況や定員はどのようになっているでしょうか。また、第2期計画の目標に照らして達成状況はどうでしょうか。
 (3)第2期計画では、自立支援法に受け皿がない事業、たとえば、放課後事業などについても支援することを位置付けています。こうした課題について、市としてどういう支援を行ない、今後についてどのように考えているのでしょうか。

  東久留米市から望む夕焼けの富士山
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# by hara-noriko | 2011-12-14 12:08 | 市政報告 | Comments(0)

12月議会一般質問から(1) 保育行政について   

 いま開かれている12月議会の本会議で、一般質問をおこないました。すでにお知らせしたように、市長の発言などをめぐって議会が紛糾しています。常任委員会の審議が深夜におよぶ事態です。本来なら答弁も含めてお知らせするのですが、その余裕がありません。まずは、質問の内容を4回に分けて掲載します。また、議会の状況も引き続きお知らせしていくつもりです。

みなみ保育園廃園・民設民営化 強行された法人募集
 最初に保育行政についてうかがいます。
 みなみ保育園廃園・民設民営化のための法人募集が、保護者・市民の合意がまったくないまま、11月から開始されてしまいました。9月30日に、ようやく保護者・市民説明会が開かれましたが、そこでさまざまな意見や質問がだされ、その場で解決されず保護者・市民の方々は再度説明会を開くよう要請していました。
 しかし結局、開かれず、法人募集が強行されたのです。市民参加と対話にもとづく合意形成をかかげる市長が、なぜこのような進め方をしてしまうのか理解に苦しみます。以下、5点うかがいます。
市長に5つの質問
 (1)そもそも、市長の保育行政についての公約はどういうものだったのか。
 (2)なぜ、保護者・市民の合意のないまま法人募集を強行したのか。
 (3)市は、保護者・市民説明会において、「民営化の考え方」という資料を配布しています。ここには、法人選定にあたっての考え方・基準が示されています。ところが、法人の公募要領ではそこに示されていたことを変更しています。とりわけ重大なのは、引き継ぎについてです。保護者への資料では、「移管後も必要に応じて当該保育園に市の保育士を派遣するなど臨機応変に対応します」となっています。ところが、公募要領には、その記述がいっさいありません。法人募集の説明会で訂正するよう求めましたが、どう対応されたのか。
 (4)9月30日の説明会で明らかになった、市長が数人の保護者に対し直接電話をかけた件について、その後どのように解決されましたか。
 (5)みなみ保育園の問題でこれだけ難航しているのに、なぜ、行革アクションプランにおいて、次の民営化の検討をこの時期にかかげたのですか。火に油を注ぐとはまさにこういうことをいうのではないでしょうか。
保育料格差について
 次に、認可保育園と認可外保育園の保育料格差の問題です。このことについては、9月議会において、請願が採択されました。その後、どのような検討がされているのかお聞かせください。

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  初冬の雑木林(野火止2丁目)
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# by hara-noriko | 2011-12-13 16:51 | 市政報告 | Comments(0)

「馬場市長に猛省を求める決議」を可決   

 8日、「馬場市長に猛省を求める決議」が全会一致で可決されました。コミュニティバス(コミバス)での突然の方向転換や、下水道料金値上げ議案の提案の問題(説明会での内容と異なる議案を提出)など、市民不在、議会軽視の進め方について議会全体で看過できない、となったのです。
コミュニティバスで市長が方向転換
 9日、コミュニティバスについての「市長報告」が行なわれました。先日お伝えしたように、馬場市長は「任期中の実験運行は難しいとの結論にいたった」と突然方向転換。まだ、庁内検討委員会の報告もだされていないのに…。このことをめぐって議会でも紛糾。共産党としては、きちんと議会において市長報告を行なうべきだと求めてきました。
コミュニティバス実現へ光を消さないために
 報告に対する質疑は、私を含め7人が行ないました。私は、市長の姿勢について厳しく抗議することはもちろんですが、コミュニティバス実現への光が消えてしまったりしないように、と強く思いつつ質問しました。
市の基本計画は「調査・検討・実験運行」
 市長は、自分ひとりで「任期中(2014年1月19日まで)は難しい」と結論をだしてしまいましたが、市の基本計画には、2011年度から15年度でコミュニティバスなどの公共交通の充実について、「調査・検討・実験運行」と明記されているのです。この計画をすすめる責任が行政にはあるのです。
市民の声を聞け
 私は、これにもとづき、市民の方々に意見を聞くアンケートや「意見を聞く会」などを今こそやっていく必要がある、と指摘しました。市長は、「検討する」と述べています。また、現在開かれている「庁内検討委員会」は継続し、最終報告書が出されたら、改めて市長が見解を述べるべきだ、と求めました。これについては、「そのようにする」との市長答弁でした。
他会派の態度は
 他会派からは、「財政が厳しくもともと無理なことをなぜやろうとしたのか」「財政が厳しいが市長がやるといったから賛成した」「市長が任期中できない、というのだから基本計画を変更すべきだ」などの意見も…。議員のほとんどが市民の請願にも賛成して採択されてきた事実をどう考えるのでしょう。馬場市長の方向転換を機に、コミバスをやらない方向にしたいのでしょうか? 市民の要求も切実で、議会も一致して進めてきたコミュニティバスの問題が、市長の発言で立ち消えにならないように、議会全体で迫っていくことこそ求められているのではないでしょうか…。
交通不便地域を解消するために
 コミュニティバスは、交通不便地域や交通弱者対策のひとつの手法です。私は、かねてから質問しているように、コミバスに限らず、その地域によってふさわしい対策をとっていくこと(路線バスの拡充など)が必要だと思っています。しかし、市全体を考えた場合、どう考えても、コミュニティバスの実施を含めて検討していかなければ、交通不便地域の解消はできないと思います。私は、引き続き、市の計画にのっとって、対策がすすむようにとりくんでいきます。
市民の声が届くあたりまえの市政に
 それにしても、馬場市長の今回の発言は、本当に深刻であり無責任だと思います。市民との約束を、市民に相談なく一方的に反故にしてしまう…しかも、実現のための努力をする前に…。これが、イオンでの方向転換以来、ずっとくりかえされています。この状況を市民のみなさんにお知らせしつつ、市民との約束を守り、市民の声が届くあたりまえの市政にしていくため努力していきます。

  飛ぶコサギ(黒目川)
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# by hara-noriko | 2011-12-11 19:48 | 市政報告 | Comments(0)

にぎやかカーニバルで心あたたまる   

 12月議会は、本当に緊迫した状況が続いています。そんななかでも、ほっと気もちがあたたかくなる出来事も。
障がい児・者の団体が歌やダンスを発表
 10日、第20回にぎやかカーニバルに参加しました。障がい児・者のさまざまな団体が、歌やダンスを発表し、会場みんなで盛り上がるこのつどい。毎年楽しみに参加しています。
 当日配られた資料には、「『障害者を主人公に』『障害のある人もない人もみんなで楽しもう』『この東久留米を住みよい街に』という3つの柱を掲げて、毎年、12月の第2土曜日、まろにえホールで行なわれている市内の障害者と楽しむイベントです」とあります。
「ありがとう」と言い合えるあたたかいまちに
 まろにえホールは、生涯学習センター(旧・中央公民館)のなかにあります。
 公民館事業として位置付けられてきたこのイベントが、生涯学習センターとして指定管理者に委ねられたときにどうなっていくのか心配され、議会でもさまざまな議論がありましたが、今年も実行委員会のみなさんの手によりすばらしいものになっていました。本当にそのご苦労と熱意に頭が下がります。下田実行委員長のあいさつで、「私達は、これまで、すみません、という言葉をいっぱい言ってきたけれど、これからはありがとう、とお互いに言い合えるあたたかいまちに」と話されましたが、本当にそうだな…と思いました。
 障がいをもつ人たちが、一堂に会して遠慮なく楽しめ、みんな出番がある素敵なつどい。これからも続いていってほしい…。そのために応援していきたいと改めて思いました。

  東久留米駅の富士見テラスから望む
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# by hara-noriko | 2011-12-11 15:10 | 活動日誌 | Comments(0)