保育の「新システム」とは   

 b0190576_1931568.jpg  全国保育団体合同研究集会から(3)
 先日も少し報告した、伊藤周平先生の講義の中で、「新システムは、現在の市町村の保育実施義務をなくし、直接契約方式とするという、旧政権のもとでまとめられた新保育制度案を引き継ぎ、それに民主党がマニフェストで提言していた幼保一体化を、相互の関連性もなく組み合わせたもので、制度設計として稚拙としかいいようがない」と指摘していました。
 新システムの制度要綱案には、最初に、「すべての子どもへの良質な成育環境を保障し、子どもを大切にする社会」とあります。書いてあることは、もっともです。私も、我が家の三姉妹を通じて、保育の素晴らしさを実感し、どの子にもこんなのびのびした乳幼児期が保障されたらいいな、と思ってきました。
 でも、保育園、幼稚園それぞれの歴史や実践があり、議論も不十分なまま一体化することは、あまりに乱暴です。
 また、そのことによって、保育や支援をもっとも必要としている子ども達がはじかれてしまいます。保育の実施義務がなくなるのですから…。
 「子どもを大切にする」システムとは言えないと、強く思いました。

# by hara-noriko | 2010-08-21 19:31 | 活動日誌 | Comments(0)

今野さんのこと   

 8月11日の朝、武蔵村山の共産党市議、今野篤さんが、くも膜下出血のため、亡くなられました。市議3期、44歳。私も3期、同い年…。
 今野さんとは、農業シンポジウムを実行委員として一緒に取り組んだり、昭和病院議会の議員としても、いろいろと相談しあってきました。つい先日(5日)も、議会で会ったばかりです。
とても気さくで、えらぶらず、自然体の人。ゴールデンウィークに、武蔵村山市民会館でお笑いオンステージがあり、うちは家族で観に行ったのですが、そんな時も会ったりして…。
 もともとは、ギタリスト、舞台音響のプロとして仕事をしていた今野さん。10年ほど前、初めて今野さんの演説を聞いた時、押し付けがましくなく、自然に耳に入ってくる感じで、音楽で培われた感性が生かされているなあと感心してしまい…。思わず、「すごくいいですね!」と伝えたら、「そんなことはないです」とさらりとかわした今野さん…つい昨日のことのようです。
 そして市議になり、農業委員としても活躍し、地域の人の思いを大切にしながら活動している姿に、すごいなぁ、といつも思っていました。本当に残念でなりません。そして…信じられません…。

心からご冥福をお祈りします。

# by hara-noriko | 2010-08-16 11:59 | 日記 | Comments(0)

ふと考えたこと   

 全国保育団体合同研究集会から(2)
 第42回全国保育団体合同研究集会(8月7~9日、盛岡市)の報告です。
 8日の午前は、「保育制度に今何が起きているか」と題した講座に参加しました。「子ども・子育て新システム」の問題が詳しく解明されました。
 講師の伊藤周平氏(鹿児島大学)は、講義の冒頭、高齢者の所在不明問題に触れました。「ここに、公的責任を後退させていく問題があらわれているのでは」と。安否の確認さえやらない行政の問題、それをやるだけの人手がない問題…。やがて、所在不明の子ども…などという問題も起きかねないのでは、と。会場には、どよめきが起こりました。
 話を聞きながら、ふと思い出したことがありました。
 東久留米の長寿のお祝い品は、90歳の方と100歳以上の方が対象です。昨年、「初めてもらえる」と楽しみにしていた方から、「変な本が送られてきた」と相談があったのです。それは、結婚式の引き出物でよくみる、商品のカタログでした。「こんなものをもらっても、買えないよ。値段も書いてないし」と。
 市役所の担当からすれば、好きなものを選んでもらえる、ということですが、高齢者の方にとっては、たくさんの商品から選んで申請することが「お祝い」だとは、ピンとこない。ましてや、一人暮らしの方はなおさらです。意味がわからず、あきらめてしまった方もいるのではないか…。その方は、お元気なのか…。市役所の担当者と改めて話し合ってみます。100歳以上の方の確認がとれたから、それで終わりじゃないな、と…。
 保育の問題が高齢者の話になってしまいました。次回も、合同研究集会について書いてみようと思います。


                      キアゲハの写真をいただきました
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# by hara-noriko | 2010-08-13 16:22 | 活動日誌 | Comments(0)

保育について学ぶ   

 全国保育団体合同研究集会から(1)
 8月7、8、9日は、第42回全国保育団体合同研究集会に参加しました。今年の開催地は、岩手県。会場は、盛岡市。…とても暑い! 分科会で会った関西の保育士さんは、「東北だから涼しさを期待してたのに」。たまたまタクシーで相乗りした、盛岡の保育士さんは「今年は異常…東北人は、ヘトヘトです。盛岡の保育園は、乳児クラスしかクーラーがないので、本当に大変です…」と。
 この暑さの中、全国から保育士、父母、研究者、関係者など、6191人も集まりました!
 私は今回、国が進めていこうとしている「子ども・子育て新システム」はどういうものなのか、保育の公的責任はどうなっていくのか、しっかり学びたいな、と考えて参加しました。また、後日報告します。

                      黒目川のアオサギです
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# by hara-noriko | 2010-08-10 11:46 | 活動日誌 | Comments(0)

高齢者の所在不明   

 高齢者の所在不明問題…。なんとも、せつない…考えさせられる問題です。
東久留米の100歳以上の高齢者は、41人。市の福祉保健部によると、全員確認できたそうで、まずはホッとしました。
 世界一の長寿国…ですが、高齢者の方々は幸せなのでしょうか? 安心して暮らせているのでしょうか?
 いずれ誰しも年をとります。自分も高齢者になるんだな、とちょっと想像力をもって考えていきたいです。そして、その輪を広げて後期高齢者医療制度を廃止したいですね。

          今回は、市内で撮ったツマグロヒョウモンの写真をいただきました
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# by hara-noriko | 2010-08-07 16:05 | 市政報告 | Comments(0)

馬場市長に申し入れ   

 3日、共産党市議団として、馬場市長への申し入れを行いました。6月議会でイオン問題について、計画変更はできない、イオンの中に地域スペースを入れる、と市長が発言。共産党は、市長の公約は、市民参加で計画自体を見直すことであり、それを市民が支持して当選したのだから、その立場に戻るべきだ、と求めてきました。しかし残念ながら、計画は変更しない、というのが今日の回答でした…。
 イオンの計画地は、駐車場1700台、市内小売店を飲み込んでしまう広さ、目の前は第5小学校、周りは狭い道路…。しかも、もともと巨大ショッピングセンターなど建てられない場所を、出店できるように市が土地の指定を変更して推進するのです。市長は、イオンの出店は認めるが、規制をかけると言いますが、それでは解決できないので、ここまで反対の声が大きくなってきているのです。また地域住民の方からすれば、イオンが来る来ないに関わらず、広大な土地がどのようになっていくのか、当然心配です。市長は、ここに思いをいたらせるべきです!
 私は、この問題で、もっとも被害を受ける人たちの立場に立って、計画ストップ・見直しに向け、取り組んで行こうと決意を新たにしました。

                写真は、落合川で遊ぶ子どもたちです。
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# by hara-noriko | 2010-08-04 23:35 | 市政報告 | Comments(0)