6月議会一般質問から(5) まちづくり(下)   

 私は6月14日、市議会本会議で一般質問をおこないました。市政に対する日本共産党の基本的な考え方をのべたうえで、4つのテーマについて市の市政をただしました。(1)障がい者福祉(2)高齢者福祉(3)保育園の民営化(4)安心して暮らせるまちづくり―です。詳報を5回にわけて紹介します。最終回の5回目は、安心して暮らせるまちづくりについての(下)です。

 安心して暮らせるまちづくりのため、4カ所の道路・通学路の改善について具体的にうかがいます。
(1)カーブミラーの設置について
 小金井街道の小山郵便局の信号と久留米中学校手前の信号の区間の中間に信号のない横断歩道があります。ここを歩行者がわたるときも、車で野火止側から通りに出るにも、非常に危険です。カーブミラーの設置を含め安全対策が急務です。いかがでしょうか。
(2)歩道の設置について
 所沢街道の歩道設置については、これまでも多くの議員がとりあげていいます。東京都にうかがうと、南沢5丁目交差点から南町1丁目の区間が終われば、次が前沢の部分になる、とのことですが、いつ事業化できるかは未定ということです。市としては、どのように働きかけ、どこまで進捗状況はきているのか、うかがいます。
(3)横断歩道の設置について
 下里本邑通りの野火止1丁目交差点から、久留米西高南交差点の間は非常に距離があり、大型スーパー(クルネ)もできて交通量もふえています。この間に横断歩道の設置を求めた請願も採択されていますが、現在どのような検討状況になっているのでしょうか。
(4)通学路に歩道がない
 幸町から、旧市役所通りを通って第一小学校に通う子どもたちは、まったく歩道もなく、通学路であることもわからないところを通っています。大変危険で、通学路点検のなかでも指摘されています。改善の状況はどうなっているのかお聞かせください。

【答弁と感想】
 質問に対するの答弁は、以下の内容でした。
(1)カーブミラーの設置について
 東京都の意見も聞きながら、改善の手立てを探っている。
(2)歩道の設置について
 現在、西東京から南町の部分で歩道設置をすすめているが、ここのめどがたったら、中央町、前沢方面へ進めていく考えであると、東京都から聞いている。
(3)横断歩道の設置について
 田無警察署を経由して、警視庁に上申されている。実施時期は、警視庁の予算等の事情によるので、市としては引き続き要望していく。
(4)進学路に歩道がないことについて
 PTAとの通学路点検でも、危険個所として指摘されており、認識している。今後も改善に向けはたらきかける。
すぐにできる手立てはとってほしい
 私は、子どもたちが歩いている反対側にはグリーン舗装がされているが、通る側にもっと通学路と分かる表示が必要、歩道設置等を検討するとともに、すぐにできる手立てはとってほしい、と強く要請しました。

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6月議会一般質問から(4) まちづくり(上)
6月議会一般質問から(5) まちづくり(下)(このページ)
予算特別委員会で予算案否決
6月議会 日本共産党の反対討論(1)
6月議会 日本共産党の反対討論(2
6月議会 日本共産党の反対討論(3)

                      シオカラトンボ(落合川水生公園)
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# by hara-noriko | 2011-07-09 18:29 | 市政報告 | Comments(0)

6月議会一般質問から(4) まちづくり(上)   

 私は6月14日、市議会本会議で一般質問をおこないました。市政に対する日本共産党の基本的な考え方をのべたうえで、4つのテーマについて市の市政をただしました。(1)障がい者福祉(2)高齢者福祉(3)保育園の民営化(4)安心して暮らせるまちづくり―です。詳報を5回にわけて紹介します。4回目は、安心して暮らせるまちづくりについての(上)です。

 安心して暮らせるまちづくりについて、うかがいます。
(1)バス停から玄関まで 公立昭和病院として送迎を行ってはどうか
 コミュニティバスを一日も早く実現していく必要性について、村山・永田両議員からも質問がありました。そこを進めながら、今すぐにでも改善ができること、しなければならないことは進める必要があります。
 とりわけ、昭和病院に行きにくい、という問題はできるところから解決すべき問題だと思います。2月2日、市民の方々と村山議員、私で西武バス本社で交渉したときも、大きなテーマのひとつでした。昭和病院北入り口バス停から昭和病院玄関までがあまりに遠い。しかし、通常のバスは走らせられない。ここを小平市はコミタクを走らせています。また、公立昭和病院として患者さんの送迎を行なう、という方法もあるのではないでしょうか。ぜひ、検討し、要請することを求めますがいかがでしょうか。
(2)「バス停までが遠くて困っている」の声も切実
 バス停までが遠くて困っている…。この声も本当に切実です。これも西武バスとの交渉時に話しになり、今あるバス路線を生かしながら、バス停までいけるようにする、そこをコミュニティバスで補完していく、という手法についても話になりました。市としては、どのように検討していますか、うかがいます。

【答弁と感想】
コミュニティバスへ重要な進展
 今議会、コミバスについては、重要な進展がありました。今年度、庁内検討委員会を実施し、来年度は、市民・行政・警察・交通事業者・学識者などによる地域公共交通会議を実施して、具体的検討を行ない、再来年度、実験運行する、との発言が市長より行なわれました。市民のみなさんの署名や交渉が市を動かしています!コミバス実現、バス路線の拡充にひきつづきとりくんでいきます。
(1)患者さんの送迎 「昭和病院に要請することを検討する」と市長
昭和病院に行きやすくするため、バス路線を改善してほしい、という声は切実です。昭和病院自身がおこなった患者さんの満足度調査でも、改善を求める声が多数あります。少なくとも、できるだけ早く改善できることとして、昭和病院北入り口バス停からの足について、「公立昭和病院として患者さんの送迎を行なう」ことを提案しました。
 実は、選挙中、個人演説会をおこなうなかで、「民間の病院で駅から病院までバスを出しているわよね」という指摘がたくさんあり、「本当にそうだ」と思い、今回提案しました。市長は、公立昭和病院は8つの自治体で構成されていることからも、「要請することを検討したい」と答弁しました。
(2)「バス停までが遠い」も改善を検討へ
 バス停までが遠い…。この声も、小集会でたくさん聞かれました。これについては、市長は、「今年度おこなう、庁内の検討委員会でまず検討していきたい」との答弁でした。

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6月議会 日本共産党の反対討論(2)
6月議会 日本共産党の反対討論(3)

                          モンシロチョウ
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# by hara-noriko | 2011-07-08 22:36 | 市政報告 | Comments(0)

6月議会一般質問から(3) 検証なしの保育園民営化   

 私は6月14日、市議会本会議で一般質問をおこないました。市政に対する日本共産党の基本的な考え方をのべたうえで、4つのテーマについて市の市政をただしました。(1)障がい者福祉(2)高齢者福祉(3)保育園の民営化(4)安心して暮らせるまちづくり―です。詳報を4回にわけて紹介します。3回目は、保育園の民営化についてです。

廃園・転園 子どもたちへの影響を検証すべきだ
 3月末、市立上の原保育園が44年間の歴史に幕をおろしました。12人の子どもたちは、小学校へ巣立っていきました。最後の卒園式に出席した方にうかがうと、子どもたちがとてものびのびとしていて、1年間大事に育てられてきたのだと実感した、とのことでした。職員・保護者・地域の方が、子どもたちを真ん中に手を結び合ってきた結果でした。
保護者の苦悩は大変なもの
 しかし、さくら保育園に転園するのか、廃園まで上の原保育園に残るのか、保護者の方々の苦悩は大変なものであり、選択してからも本当によかったのか、という思いが残った、という声も聞きます。何より、子どもたちの環境変化の影響は大きく、この検証は十分になされなければなりません。
市長はなぜ公約を取り下げ民営化をすすめるのか
 ところが、市長は、公約していた保育のあり方検討について、今回の予算案では取り下げてしまいました。その一方で、みなみ保育園の民営化のための予算は計上されています。取り下げの理由と、これまでの民営化の検証をどのように行なう考えか、うかがいます。

【答弁と感想】
 取り下げの理由は、国で検討中の「子ども・子育て新システム」がまもなく成立されそうだ、との判断で、新システムが施行になればそれにそった会議を持つことになる、今あり方検討委員会をはじめるとダブってしまう。だから、取り下げるといいます。
検証せずに保育園を民営化することは容認できません
 では、新システムにもとづく会議で、これまでの民営化の検証をするのかといえば、「これまで第三者評価や保護者のアンケートを行なった。みなみ保育園の民営化をていねいにすすめていく」ということですから、市民参加での検証はせず、そのままみなみ保育園は民営化する、ということであり、とても容認できません。
国の「子ども・子育て新システム」にも深刻な問題が
 新システム自体も、市町村の保育実施義務をなくし、保育を自己責任にしてしまうなど、深刻な問題を抱えています。みなみ保育園は、民設民営化されるだけでなく、不透明な新システムのなかでどういう道をたどるのか心配です。
市長は自らの公約に立ち戻れ
 市長は、財政問題と同時に、都営住宅建て替えで期限が決まっていることを強調します。しかし、民設民営に無理矢理しようとするから、時間がないのであり、また、財政問題についていえば、そこも含めて市民参加で議論するところに意味があるのです。私は、議会全体を通じて、市長は公約に立ち戻るように強くもとめました。

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予算特別委員会で予算案否決
6月議会 日本共産党の反対討論(1)
6月議会 日本共産党の反対討論(2)
6月議会 日本共産党の反対討論(3)

                             トンボ(落合川)
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# by hara-noriko | 2011-07-07 15:12 | 市政報告 | Comments(0)

6月議会 日本共産党の反対討論(3)   

 6月議会で日本共産党を代表して私がおこなった反対討論の3回目(最終回)です。

日本共産党市議団の立ち位置
 最後に、共産党市議団としての立ち位置について述べます。共産党市議団としては、市長の公約中の公約であったイオン誘致問題で、市長が推進の立場に転じ、再三にわたり公約に立ち戻るように求めましたが、市長は推進の態度を変えませんでした。そのため、今後は、是々非々を貫くことを3月議会において表明しました。
「市民参加による検証」を市長が反故にすることは認められない
 共産党としては、保育園の民営化問題に象徴されるように、市長とは考えを異にしています。しかし、この問題で何より大事なのは、市長が市民との間で、市民参加で再検証する、と約束したことを守るのか、破るのか、なのです。民営化の是非以前の市民とともに話し合い、計画を再検証していくということをきちんとやるのかどうか、ということなのです。私たちは、そこを問うているのであり、そのあたりまえの入り口の問題を反故にしてしまうことは認められません。
市長は公約に立ち戻るべきです
 今議会で方向転換しようとしている保育園について、もう一度、自らの公約に立ち戻る判断をすべきであることを強く指摘するものです。以上の意見を述べて、予算にたいする反対討論といたします。(おわり)

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6月議会一般質問から(4) まちづくり(上)
6月議会一般質問から(5) まちづくり(下)
予算特別委員会で予算案否決
6月議会 日本共産党の反対討論(1)
6月議会 日本共産党の反対討論(2
6月議会 日本共産党の反対討論(3)(このページ)

                          ネムの花(黒目川遊歩道)
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# by hara-noriko | 2011-07-06 15:34 | 市政報告 | Comments(0)

6月議会 日本共産党の反対討論(2)   

 6月議会で日本共産党を代表して私がおこなった反対討論の2回目です。

 今後の市政運営に関し、予算特別委員会において提起した課題について、8点にしぼって改めて意見を述べます。
(1)行財政改革アクションプラン、職員定員管理計画について
 これらの計画は、抜本的に見直すべきであると考えます。それは、自治体としてどういう役割を果たしていくのか、自治体として何を大切にしていくのかが踏まえられていないと考えるからです。もし、このまま計画が遂行されれば、保育園、小学校給食、図書館などの民営化、各種公共料金の値上げ、職員のさらなる削減がおこなわれます。
 東日本大震災で、いかに地域にとって役所および職員の果たす役割が大きいかを教えられました。防災対策の係長などもおけない市役所の体制で本当によいのか、もっと議論する必要があります。地方自治法で規定する、自治体の本旨は住民福祉の向上である、との立場で自治体の役割を改めて考えるべきではないでしょうか。
(2)財政問題について
 では、財政が厳しいなか、どうするのか、ということです。財政調整基金が26市のなかでももっとも少なくなっているのは現実ですが、冷静に見ていく必要もあります。
 たとえば、昨年教育振興基金もつくられ、学校教育についてはこの基金が活用されることになりました。共産党としては、本来新しい基金はつくらなくても、必要に応じて教育に財源を充てることはできる、という考えにたっていました。しかし、その後、学校教育に使う目的も改めて確認するなかでこの基金に賛成しました。有効に活用することが必要です。
 また、このほかにも特定目的基金があります。現在は目的を失っている基金はないかなど、基金を精査して有効に活用することも必要です。
 そのほか、共産党としては、財政運営について、10項目の提案をしています。都市計画道路同時建設の見直し、小学校給食の民間委託の見直し、中学校給食の契約の見直し、教育センター借り上げ料の見直し、スポーツセンター委託料の見直し、電柱の道路占用料の見直し、駅西口壁面の広告収入、地下水大量使用企業の協力金制度、土地開発公社の解散、市有地・市役所7階・UR余剰地などの活用です。
 市民にしわ寄せをしないでできる対策を十分に行っていく、その内容を市民に公開し、東久留米の財政運営についても市民とともに考えあっていく、そういう姿勢が何より大切ではないでしょうか。
(3)大道幼稚園跡地の利活用問題について
 大道幼稚園が閉園されてから、園舎も園庭も使われないままになっています。私たちは、保育園の待機児解消のため、ここに認可保育園を誘致することをかねてから提案してきました。一日も早く、決断されることを求めます。
(4)放射線の影響から市民の健康を守る問題について
 放射線量測定器は、東京都から1台借りられたとのことですが、すべての学校・保育園・幼稚園、公園などを継続して測定できるよう、求めます。
 また、学校のプール水の測定について、今からでも実施することを求めます。
(5)小中学校のエアコン設置と猛暑対策について
 エアコンについては、国の動向もみながら、遅滞なく対応することを求めます。同時に、猛暑対策はただちに手を打つことが必要です。ネッククーラーやよしずなど可能な限り対策をとるべきです。
(6)防災対策について
 共産党市議団として、3月11日の大震災以降、3回にわたって被災者支援と防災対策の充実を求め、市長に申し入れをおこなってきました。防災計画の見直しをはじめ、改善をすすめることを求めます。
(7)コミバスについて
 今議会で進展がありましたが、既存バス路線の充実を含め、市民参加により確実に進むよう改めて求めます。
(8)都市計画道路の見直しについて
 現在、市内の計画は13路線ですが、50年近く前に決めたこの計画を進めていったら、財源がいくらあっても足りません。和歌山県などは、県としての見直しを行なっています。わが市としても、見直すことが必要であると考えます。(つづく)

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6月議会一般質問から(4) まちづくり(上)
6月議会一般質問から(5) まちづくり(下)
予算特別委員会で予算案否決
6月議会 日本共産党の反対討論(1)
6月議会 日本共産党の反対討論(2)(このページ)
6月議会 日本共産党の反対討論(3)
                          
                           アオサギ(黒目川上空)
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# by hara-noriko | 2011-07-05 13:31 | 市政報告 | Comments(0)

6月議会 日本共産党の反対討論(1)   

 6月29日に東久留米市の6月議会が終わりました。3月議会につづいて、再び当初予算が否決されました。そのため、9月議会で改めて提案し直されることになります。その間は、引き続き暫定予算になるため、7月に臨時議会が開かれる見込みです。
 私は、日本共産党市議団を代表して、予算に対する反対討論を行ないました。3回に分けてお知らせします。
               ◇       ◇       ◇       ◇       ◇
 本予算は、当初予算が3月に否決され、7月までの暫定予算となっているため、8月以降の予算として提案されています。予算の賛否は、簡単なことではありません。なぜ、共産党市議団として反対するのか、この間の経過に触れながら、理由を述べたいと思います。
3月議会は、どういう事態だったのか
 私たちは、3月議会に予算組み替え案を提案し、考え方を示しました。都市計画道路や学校給食の民間委託、イオン誘致などを見直して、その財源を市民のくらしに振り向けること、とりわけ、防災対策費を1000万円増額することを提案しました。これは否決されましたが、市長提案の予算も否決されました。そのため、暫定予算が示されました。しかし、暫定といいながら、市長の政策経費がもりこまれました。とくに、私たちが、組み換えを求めた、イオン誘致、都市計画道路、学校給食の民間委託が計上されていました。私たちは、学校教室へのエアコン設置や、子どもたちのワクチン接種など、先送りにできない課題については当然賛成ですが、議会で意見が分かれ、市長の公約とのかかわりでも違う方向になるものまで、あえて、盛り込むことは容認できません。学校給食の民間委託についていえば、二年後の小山小学校の民間委託まで予算に計上しているのです。こうしたことから、私たちとしては、反対せざるをえないと判断しました。
4月の市議選を経た予算案の問題点は
 そして、4月の市議選を経て、今議会に改めて予算案が示されました。3月議会での議論をふまえ、2つの変更点が示されました。
 1つは、外部評価委員会を取り下げ、市民による事業仕分けを実施すること、もうひとつは、保育のあり方検討を取り下げる、というものでした。
 共産党市議団としては、3月議会での予算組み替えで、外部評価委員会の中止は提案しましたが、保育のあり方検討については実施すべきであり、合意のないみなみ保育園の民営化に関する予算を取り下げるように求めました。しかし、市長の提案は逆でした。
市長は「市民参加」という自分の公約を取り下げてしまった
 あり方検討委員会の設置については、議会のなかでも設置すべきではない、という意見も多く、予算修正もされてきた経過があるので、市長として推進することは苦労があることは推察します。しかし、自分の公約であるものを自分で取り下げてしまい、ではその分、どう対応するのかもない。保育園民営化の検証は、「十分内部で検証した」と答え、みなみ保育園民営化に踏み出す前に、市民参加で検証するという考えは示されない。さらに、厚生委員会で、今後は民営化をすすめ、民設民営を基本とする、保育士の任用替えまで考えていることを示しました。市民参加・市民合意、という市長の公約はどこにいってしまったのでしょう。
保育園の民営化を「トップダウンに近い」と…
 市長選で問われた大きなものが、市民参加でした。それまでの保育園民営化計画はトップダウンですすめられました。それに対し、当事者・市民を抜きにしてすすめないでほしい、という声が大きくおこり、馬場市長は誕生したのではないですか。ところが、予算特別委員会で、今回の市長のすすめかたはトップダウンではないか、と質問すると、「トップダウンに近い。私自身の判断だ」と認め、修正もされませんでした。
 予算審議の中で、今述べた保育園の問題のほかにも、市長の公約であり市政運営の理念でもあるはずの、「情報公開、市民参加、対話に基づく合意形成」に照らしていくつかの重大な問題が明らかになりました。
イオン誘致で基本的な情報さえ示されなかった
 1つは、イオン誘致問題です。市長は、市民参加での見直しという公約を投げ捨て、推進の立場に転じましたが、それだけでなく、イオンが出店された場合の税収増の見込みや地域貢献施設を入れた場合の市の負担額などについて、基本的な情報さえ答弁されません。
小学校給食の民間委託も取り下げない
 2つめは、小学校給食の民間委託です。現在の民間委託計画について、市民参加で再検討と約束したにもかかわらず、「私は民営化するともしないとも言っていない」と答え、市民が誤解したかのように答えました。そのうえ、現計画のあとの新しい計画まで検討するとしています。これを取り下げるべきと指摘しましたが、取り下げる意思がないことがわかりました。
旧保健福祉センター売却問題でも「説明会はしない」と答弁
 3つめは、旧保健福祉センター売却問題です。市民の方たちからは、過去に、跡利用について市民参加で検討したい、との陳情もだされていましたが、残念ながら売却していく方針となりました。私たちは、これまで聞いて来た市民の意見をふまえ、それが生かされるように求めました。そして、市の売却方針、考え方について市民説明会を開くことをくりかえし求めましたが、説明会はしない、との一点張りでした。市の土地は市民の財産であり、市民に説明するのは当然のことです。改めて実施することを強く求めます。
日本共産党は、市長との政策協定と市議団の公約に立って予算案に反対
 以上述べたように、市長の公約と実際に進んでいる方向の矛盾が広がるなか、共産党市議団としては賛成できません。市長選で馬場市長を市民のみなさんと一緒に応援した責任において、政策協定に立っての判断です。また、4月の市議選で、私たちは4人全員当選させていただきました。その公約にたち、態度を表明するものです。(つづく)

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6月議会一般質問から(4) まちづくり(上)
6月議会一般質問から(5) まちづくり(下)
予算特別委員会で予算案否決
6月議会 日本共産党の反対討論(1)(このページ)
6月議会 日本共産党の反対討論(2)
6月議会 日本共産党の反対討論(3

                        カルガモのヒナ(落合川)
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# by hara-noriko | 2011-07-04 16:56 | 市政報告 | Comments(0)