小学校給食の調理委託は約束違反ではないか   

3月議会一般質問から(3)

 市議会本会議でおこなった一般質問(3月7日)の詳報3回目です。小学校給食の調理委託について、市長は「市民参加で見直す」と表明してきました。市民との約束違反を問いました。
 
市民参加による検討がおこなわれたのか?
 市長は、小学校給食調理の民間委託について、市民参加で再検討する、と市民に約束しています。野崎前市長が退任直前に、委託業者を決定した7小については、1年かけて検証をすること、それ以降の計画については市民参加で再検討することを私たちも強く求めてきました。
 今回の予算案には、来年度1小・9小、再来年度小山小の民間委託がもりこまれていますが、市民参加での再検討はいつ、どこで行なわれたのですか?
 また、先日示された、行財政改革アクションプランでは、小学校給食調理業務への外部委託導入について、平成24年度(2012年度)と25年度(2013年度)に次期計画を検討すると示されています。これまでの計画にとどまらず、新たな検討をすすめるというのは、市民との約束違反ではないですか? 説明してください。

【答弁と感想】
 市長は、「7小について、様々な検証を行なったと聞いている。私も試食した。十分大丈夫だと報告も受けているので、1小・9小・小山小の民間委託を予算計上した」「もともと学校給食民間委託の教育委員会のプランで、給食調理員の退職者の推移を勘案しながら導入進める、となっているので、平成24・25年度で小山小以降の計画について検討する」と。
市民参加の検討はおこなわれていなかった
 要するに、市民参加での再検討は行なわれていないのです。しかも、給食調理員の人数が不足していくことを強調していますが、来年度2校も民間委託をしなければならない状況ではないのです。私は、予算特別委員会に職員数の今後の推移(見込み)を提出するように求めました。
 このあと、予算特別委員会において、9小の民間委託先にきまっていた業者が、他の自治体で食中毒を出し、業務停止処分になったことが判明したため、急きょ契約を解除したことが報告されました。正規調理員の人数も足りており、当面直営で給食を継続し、その間に今後どうしていくのか、市民とともに検討すべきだと求めました。…しかし、結局、7小の委託業者が9小も受託することになりました。

3月議会一般質問から(1) イオン誘致推進に市民合意があるのか
3月議会一般質問から(2) 「保育園民営化」 結論先にありきではないのか
3月議会一般質問から(4) 旧保健福祉センターの跡利用 市民の声を聞いたのか
3月議会一般質問から(5) 市民生活を直撃する国保税の引き上げ
3月議会一般質問から(6) 障がい者福祉は削減でなく充実を

                          満開の桜
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# by hara-noriko | 2011-04-10 21:48 | 市政報告 | Comments(0)

「保育園民営化」 結論先にありきではないのか   

3月議会一般質問から(2)

 市議会本会議でおこなった一般質問(3月7日)の詳報2回目です。市長は「情報公開、市民参加、市民との対話による合意形成」といいながら、「保育園の民営化の結論先にありき」の姿勢を示していることをただしました。
 
市民との約束の重みをどう感じているのか
 馬場市長は、「『「情報公開、市民参加、市民との対話による合意形成」を徹底します』といっています。市長は今、この重みをどのように感じているでしょうか。
 市長は、来年度予算案に、今後における保育サービスのあり方検討会の設置をもりこんでいます。これは、市民との約束という点で重要です。が、問題は、このあり方検討会で、民営化についての検証を行うのかどうかということです。うかがいます。
 また、なぜ、あり方検討会と、みなみ保育園民間移管法人選定会議の二つを同時に予算計上しているのですか? これから保育のあり方を議論するのに、みなみ保育園だけ、先に民営化の結論を決めているのは約束と違うのではないですか?

【答弁と感想】
 市長は、「あり方委員会では保育園民営化の是非は検討しないが、これまでの民営化の検証については話しあっていただきたい」「みなみ保育園については計画通り民営化していきたい」と答弁しました。
納得できません
 市長は、南町都営住宅建て替えのスケジュールからいっても、みなみ保育園は民営化ですすめざるをえない、といいますが、これはまったく納得できません。
 一般質問のあと、厚生委員会、予算特別委員会とありましたが、私は重ねて質問しました。このなかで、みなみ保育園民間移管法人選定会議が動き出すのは、「10月以降」と担当も答弁しており、あり方委員会でまず、これまでの民営化の検証をし、みなみ保育園について議論し結論をだす、ということは十分可能です。
 そのことも具体的に示して市長に質問しましたが、「みなみは予定通り」との答弁がくりかえされました。本当に残念です。市長選での市民との約束はどこに行ってしまったのでしょう。
どういう保育ビジョンをもつかが肝心
 財政面からみて、民営化しないことはありえない、と自・公・民などの議員はくりかえし主張していますが、私は、まず、東久留米の保育の現状をきちんと評価したうえで、どういう保育ビジョンをもつのかが肝心だと思います。そしてその上で、東久留米の予算全体のなかで、何に重点を置くのか明らかにしていくことが必要です。
 いずれにしても、市長の予算は否決されましたので、この問題はひきつづき議論の中心になります。

 3月議会一般質問から(1) イオン誘致推進に市民合意があるのか
 3月議会一般質問から(3) 小学校給食の調理委託は約束違反ではないか
 3月議会一般質問から(4) 旧保健福祉センターの跡利用 市民の声を聞いたのか
 3月議会一般質問から(5) 市民生活を直撃する国保税の引き上げ
 3月議会一般質問から(6) 障がい者福祉は削減でなく充実を

                    空を行くカルガモ(黒目川上空)
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# by hara-noriko | 2011-04-10 03:25 | 市政報告 | Comments(0)

震災被災者支援・防災の抜本的強化―市長に申し入れ   

 日本共産党東久留米市議団は4月5日、馬場市長に、東日本大震災の被災者支援および防災の抜本的強化・拡充を求める申し入れをおこないました。3月15日にも申し入れましたが、その後の状況をふまえた第2次の申し入れです。

申し入れの内容は
 (1)避難者の方々への住宅の確保・提供に東久留米市として積極的にとりくむこと。市内の国家公務員住宅、都営住宅、都住宅供給公社住宅、UR住宅などの空き室を提供することを関係機関に要請する。あわせて、個人住宅で提供できる条件と意思をもつ市民への協力よびかけを行なうこと。
 (2)被災者への救援募金および救援物資の協力をよびかけること。また、市の職員を現地に災害ボランティアとして派遣すること。
 (3)市民への情報提供について、市のホームページや防災無線放送の改善。
 (4)原発事故に関する正確な情報提供を。
 (5)6月の定例市議会に提出される一般会計予算の防災対策予算について、拡充をはかること。備蓄の充実。個人住宅・マンションの耐震改修・リフォーム助成の実施。市公共施設の耐震診断・改修。災害弱者の情報伝達、避難所整備対策など。

市長からの説明
 このなかで、市長は、全国市長会から、被災地に26市の職員を250人派遣する要請があり、市としても応えていくこと。避難者の住宅提供については、関係機関からの情報提供を受けていること。現在、東久留米市に自主避難してきている方たちの住宅確保に向け、東京都などにも要請していること。来年度予算で防災対策の充実や予備費の増額など検討していきたいとの考えが話されました。

避難者へ積極的な住宅提供を 水道水の安全性もわかるように
 私は、避難者への住宅提供については、市として積極的に受け入れる意思を明らかにして協議すべきであること、水道水の安全性などについて市のホームページでわかるようにすべきであること、などを指摘しました。ホームページについては、改善に着手していることが話されました。

ホームページを見る手段のない方への情報提供
 さらに、ホームページを見る手段のない市民の方への情報提供について求めたところ、4月15日広報にも掲載するとのこと。重ねて私は、どの公共施設に情報提供の貼り紙やチラシがあるのか、わかるようにするよう求めました。そのほか、障がい者や高齢者の避難場所について、意見交換をしました。

障がい福祉の懇談会でも切実な声が
 3月25日、原のり子事務所主催で障がい福祉の懇談会を行なったのですが、そのときも、障がいの当事者、親御さんから切実な声がたくさん聞かれました。ある精神障がい者の方は、「原発事故による放射能が心配で、外に出られなくなった人がいる」「心配でテレビやネットにかじりついてしまい、昼夜逆転し心身ともに調子が悪くなってしまった人もいる」。親御さんからは、「避難所までの避難ができるかどうか心配」「避難所で受け入れてもらえるのか」「薬が手放せないが、持って避難できなかったらどうなるか」などなど…。こうした不安を話し合い、それをもとに市の防災対策も強化していくことが必要だと実感しました。ひきつづきとりくんでいきたいと思います。

       馬場市長(左)に申し入れる、(左から)しのはら重信市議、私・原のり子、
  村山順次郎党東久留米くらしと労働相談室長、永田まさ子党東久留米くらし子育て相談室長
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# by hara-noriko | 2011-04-06 01:04 | 市政報告 | Comments(0)

いよいよ市議選へ   

 ようやく議会が終わりました。3月28日の最終日には、公明党から馬場市長に対する辞職勧告決議が出され、自民・公明・みんな・宮川議員の賛成で可決され、その後、予算は否決。
 日本共産党は、この辞職勧告決議には反対しました。この決議は、提出者の考える予算の問題を指摘し、こうした市政運営を続ける馬場市長は辞めなさい、という内容です。私たちは、予算の問題点については、予算組み替え案を示し、指摘しました。市長の出した予算案についてしっかり議論し、正すべきは正す、ということが議会の役割であり、市長の予算案が気に入らないから辞職しなさい、という立場には立ちません。
 無論、イオン問題をはじめ、市長の公約違反は許せません。この問題についても、予算組み替え案にも示して論戦しています。私たちは、辞職勧告決議に反対、そして、市長の予算案についても問題点を指摘し、反対しました。
臨時議会も開かれて
 さて、3月30日は臨時議会となりました。予算が否決されたもとで、暫定予算を決めなければならないからです。市議選があるため、暫定予算の期間は4~7月。私たちは、あくまで必要最低限の経費で組む暫定予算の性格からすると、4カ月は長すぎる、議会日程の工夫をすれば、もっと短くすることができる、と指摘しました。
 内容の点でも問題です。イオン誘致関連予算、学校給食民間委託など、政策経費も含まれています。まったく市民合意がはかられていないイオン問題や、2年先の給食の民間委託まで暫定予算に組み込むとは、本当にひどい話です。
 私たちは、小中学校教室のエアコン設置など、夏休みに工事をするため、どうしてもスケジュール上、今から入れておかなければならないものについて盛り込むことはもちろん賛成です。しかし、その必要のないものまで盛り込んで、認めなさい、というやり方はおかしいです。よって、暫定予算にも反対せざるをえない、と判断しました。
 結局、馬場市長に辞職勧告決議をだした自民・公明・宮川議員は、暫定予算に賛成しました。(反対したのは、共産党・みんな)
 これで、いよいよ市議選に向かっていくことになります。

                          新芽とヒヨドリ
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# by hara-noriko | 2011-04-02 01:39 | 市政報告 | Comments(0)

予算の組み替え求める   

 3月23日、市議会予算特別委員会が終わりました。日本共産党は、来年度予算案に対し、予算組み替え案を提出。残念ながら、共産党以外は全会派反対で、否決されてしまいました。
防災対策に力入れる
 組み替えの中身は、大震災という状況もふまえ、防災対策にもっと力を入れ、市民のくらしと福祉を支える方向へ前進することを中心にしています。多くの人に賛同をいただきたかった内容です。
 その後、予算案の採決が行われ、共産党のほか、自民・公明・みんな・久留米が反対し、否決。28日の最終日に、改めて、全会派で討論を行ない、最終的な採決が行われ決定します。
 予算が正式に否決となった場合、新年度を目の前にして、市としてどのように対応していくのか。いずれにしても、市民のみなさんの生活に支障のないようにしていかなければなりません。
 いろいろ報告したいこともありますが、まずは、28日の討論に向けて、準備をしたいと思います。
 
 日本共産党の予算組み替え案
 (1)1小・9小の給食調理業務の民間委託を中止する
 (2)南沢5丁目地区地区計画策定業務委託予算を削除(イオン誘致関連)
 (3)都市計画道路東3・4・20号線建設を当面凍結
 (4)みなみ保育園民営化のための移管法人選定会議予算を削除
 (5)学力テストの中止
 (6)外部評価委員会の中止

 以上の6項目によりうみだされる財源(一般財源)、約7048万円を、以下の施策に振り向ける。

 ★防災対策費の需用費の増額1000万円
 備蓄食料を増やす。赤ちゃん用品、介護用品、女性の生理用品など、備蓄の拡充をはかる。
 ★住宅耐震改修助成450万円
 ★放射能汚染測定器の購入120万円
 ★福祉電話の廃止を中止し継続500万円
 ★後期高齢者医療の健診自己負担を廃止350万円
 ★全身性身体障がい者を移動支援の対象に1000万円
 ★コミュニティバスの市民参加の検討会設置50万円
 ★子ども議会の開催5万円
 ★財政調整基金への積み立て3573万円

                        スズメ(黒目川)
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# by hara-noriko | 2011-03-26 00:12 | 市政報告 | Comments(2)

東日本大震災 支援募金の訴えにたくさんの善意が…   

 久しぶりのブログになってしまいました。日々、深刻な状況が明らかになっている東日本大震災…。未だ行方不明の方、避難所で命を落とされた方…寒い中、必死で過ごされている被災者のみなさん…。私たちに何ができるか、何をしなければならないか、考え続ける毎日です。
お寄せいただいた募金は被災地に届けます
 3月19日、私も、支援募金の取り組みに参加しました。1時間のとりくみでしたが、たくさんの方の善意が寄せられました。とくに、子どもたちが思いを寄せてくれることに、感激しました。被災地支援を抜本的に強化していくと同時に、他人の痛みを自分のことのように感じる、子どもたちのやわらかい心が大切にされる社会に、との思いをいっそう強めました。毎日、事務所にも募金が寄せられています。お預かりし、確実に現地に届けます。
市長に申し入れ
 共産党市議団としては、現在開会中の3月議会で、東日本大震災での被災者救援や市の防災対策について質問するとともに、市長にも申し入れを行ないました(15日)。市としても、支援募金のとりくみがはじまりました。また、21日の午前9時から午後3時まで、市役所1階において、市民のみなさんからの支援物資の提供を募っています。
崩れた原発の「安全神話」
 今回の大震災の深刻さは、地震、津波に加えて、原発事故が起きたことです。「安全神話」は崩れました。政府の初動の悪さが悔やまれます。被災者の方々の安全の確保を確実にすすめてほしい。そして、東久留米市としても、市民の不安にきちんと応えていくこと、また、放射線測定器を市として用意することなども要望しました。
 私たちは、今の時期、被災者の方々への支援と被災地の復興に全力をあげるべきであり、いっせい地方選挙は全国的に延期すべきだと提案してきました。残念ながら、その意見は通りませんでしたが、被災者の方々への支援とともに、命を大事にする政治の実現を訴え、取り組んでいかなければ、と思っています。
計画停電・支援物資については市のホームページに
 計画停電について、支援物資の提供についてなど、震災関連のくわしい情報は東久留米市のホームページをごらんください。

日本共産党市議団 市長への申し入れ内容
 「東日本大震災での被災者救援等についての申し入れ」
 (1)被災地への物心両面の支援
 (2)市民へも支援をよびかけ、募金等の受け入れの実施
 (3)市民の問い合わせ窓口の設置
 (4)計画停電の正確な情報提供
 (5)計画停電により、命にかかわる状況となる、病院・診療所・特別養護老人ホーム、
   また、在宅酸素などの方への対応
 (6)公共施設への影響の調査と事故防止対策
 (7)災害弱者への訪問活動。聴覚障がい者への災害メールの実施など、
   情報伝達に万全を期すこと
 *なお、現在市では、臨時電話も設置し、市民のみなさんの問い合わせに対応しています。

                    支援募金の取り組みに参加しました
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# by hara-noriko | 2011-03-21 00:40 | 市政報告 | Comments(0)