都議会総務委員会で質問します   

1年間の経験をもとに2年目に
 都議になっての2年目に入り、私はひきつづき、とくとめ道信さんと一緒に、総務委員としてとりくむことになりました。
 総務委員会は、総務局、政策企画局、青少年・治安対策本部、選挙管理委員会事務局、人事委員会事務局、監査事務局の6局を担当します。とても多岐にわたるので大変ですが、都議の1年目に総務委員としてとりくめたことは幸運でした。東京都のおおもとの計画を学び、どういう風に都政が動いているのかを勉強することができました。
 第3回定例会(9月議会)で成立した人権条例の今後の具体化、ひきこもり当事者や家族への支援、子どもや若者支援、防災対策、多摩格差の解消と多摩振興などをはじめ、さらにとりくんでいきたいと考えています。

総務委員会は11月に2回の質疑
 10月、11月は、事務事業質疑を行います。10月17日に、監査事務局以外は説明を聴取し、資料要求を行ないました。今後の日程は、次のとおりです。

*11月15日(木)午後1時から
 (説明)監査事務局
 (質疑)政策企画局、青少年・治安対策本部、
     選挙管理委員会事務局、人事委員会事務局
*11月22日(木)午後1時から
 (質疑)総務局
*監査事務局の質疑は、12月の第4回定例会の日程のなかでおこないます。

傍聴にいらしてください
 各委員がそれぞれの問題意識にもとづき、自由に質疑を行います。私も、今、テーマを決めて調査をすすめているところです。ぜひ、傍聴にいらしてください。
 なお、総務委員会はインターネット中継もあるので活用してください。



■都議会総務委員会など常任委員会のメンバー

■日本共産党都議団 都議が所属する委員会


駅前で訴えているとたくさん激励をいただきます
マイクを持つのは村山順次郎・東久留米市議
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柿の実
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ベニシジミ
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いま清瀬市と東久留米市で配布している事務所ニュースです
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# by hara-noriko | 2018-10-18 23:04 | 都議会 | Comments(0)

消費税10%への増税をストップさせましょう   

 10月17日、東京・清瀬駅前で共産党清瀬市議団のみなさんと一緒に朝の宣伝をおこないました。そのなかで私は、「いま消費税を10%にしてはいけない」を一致点にして市民と野党が力を合わせましょう、と訴えました。主な内容を紹介します。

安倍首相 来年10月から10%に引き上げる、と

 安倍晋三首相は10月15日の臨時閣議で、来年2019年10月に消費税の税率を8%から10%へ引き上げる増税を予定通りに実施すると表明しました。とんでもないことではないでしょうか。いま、本当に暮らしが大変になっています。そういうなかで、もし消費税が10%になってしまったら、消費不況を深刻化させ、もっともっと格差が広がっていく、貧困も広がっていくことになるのは火をみるよりも明らかではないでしょうか。

「安倍政権のもとで消費税を上げてはいけない」を一致点に

 先日、西東京市の市民連合がおこなったイベントに参加しました。ここで、消費税についてどう考えるかが話し合われました。そのときに、「消費税そのものはなくすという立場には立っていないけれども、いま、安倍政権のもとで消費税10%はやってはいけない」と立憲民主党の方もいいました。私はこれは大事な一致点だと思いました。いま、安倍政権のもとで消費税を上げてはいけない。この一致点で野党も力を合わせて消費税10%をくい止めていく、このことが必要だと思います。
 私たち日本共産党は、消費税そのものが大問題であり、どんなに所得の低い人でも、また高い人でも、消費税は同じように負担がかかっていきますから、不公平な制度であると考えています。消費税はなくしていかなければいけないものだと思っています。でも、国民の多くの方が一致できるのは、「消費税をこれ以上、上げてはいけない」ということではないでしょうか。

社会保障は切り捨てられて…
 そういう話をしていますと、例えばスウェーデンなどでは消費税が高い、20%を超えているじゃないか、10%ぐらいたしたことはないのではないか、そういう声もたまに聞かれます。
スウェーデンなどは、みなさんご存知の通り、医療費やまた学費などもかからない、貯金などがなくても安心して老後も送れる、こういう国です。そういう福祉国家として国民のみなさんが育て上げてきています。
消費税はたしかに高いですが、実は所得税などはほとんどの人が払っていないという状況です。日本とはまったく違います。国の仕組み、税制の仕組みも違うなかで、消費税だけを比較することはできません。
 日本の場合、政府は、消費税を上げて社会保障に回すんだといってきました。でも、社会保障はどんどん切り捨てられてきています。それなのに、消費税をここで上げるということは絶対に許されないと私は思います。

来年の統一地方選・参院選で安倍政権に審判を
 消費税の増税をくい止めていく。このことも、4月に行われる統一地方選挙、そしてそれに続く参院選挙の大きな課題ではないでしょうか。毎日新聞が10月13~15日に実施した特別世論調査で、2019年10月に予定される消費税率10%への引き上げの賛否を聞いたところ、「反対」は44%で「賛成」の35%を上回りました。いま消費税を上げるべきではないという人が多数というなかで、強行をさせてはいけないと思います。私たちの声が通る、当たり前の声が通る、そういう政治にしていくためにも、一日も早く安倍政権を倒していくことが必要ではないでしょうか。みなさんと一緒に力を合わせていきたいと思います。


清瀬市議団のみなさんと一緒に訴えました(清瀬駅前)
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(左から)佐々木あつ子市議、山崎美和市議、香川やすのり市議予定候補
深沢まさ子市議、原田ひろみ市議
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# by hara-noriko | 2018-10-18 00:04 | 活動日誌 | Comments(0)

子どもの力はすごい!   

東久留米市立保育園 全園で運動会
さいわい保育園は、ちゅうおう保育園と一緒に
 10月13日は、東久留米市立保育園全園の運動会でした。今年度で閉園予定のさいわい保育園は、ちゅうおう保育園と一緒におこなうと聞き、ちゅうおう保育園へ行きました。さいわい保育園の子どもたちは、年長さんの5人。ちゅうおう保育園の年長さん20人と一緒に、元気いっぱい参加していました!

戸板のぼり 25人全員がやりとげた
 戸板のぼりは、年長さんだからこその種目。一人ひとり、挑戦していきます。戸板をどのぐらいの高さに設定するかは、自分で決めます。練習のときよりもずっと高くして挑戦していく子も。思い切って走って戸板に飛びつきよじのぼり、越えていきます。何度でも挑戦します。
 途中で、高さも自分の意思で調整します。高く設定したけど、少し低く設定し直す子も。先生がマイクで、「低くすると自分で決めることも大事です」とアナウンス。また、何度も挑戦してなかなか成功しないと、少し休憩を入れて順番をあとにして再挑戦します。そうやって、25人全員がみごとにやりとげました!
 その間、先生たちが指図したり、せかしたり、勝手に手助けすることはまったくありません。他の子どもたちは、大きな声で応援しています。年中さんは、「来年は自分たちがやるんだ」という思いでしょうね。ああ、すごいな、子どもの力は、と胸があつくなります。

みんな真剣 年長さんリレー
 そして、年長さんのリレー。1回勝負。みんなと一緒に入場し、先に1人の子が先生と一緒にバトンを持って走ります。ニコニコでゴール。そして、そのほかのみんなが青と白に分かれてリレー。みんな真剣です。バトンパスも上手。手に汗握る展開です。勝ったみんなは大喜び、負けたみんなは残念。でもやりきったね、というすがすがしい雰囲気にまたまた感激。保育園生活でつけてきた力を実感します。

民営化について改めて考えさせられました
保育を受ける権利は質が伴う
 さいわい保育園の子たちが、ちゅうおう保育園でみんなと運動会をできて本当によかったと思いました。さいわいの保護者や保護者OBのみなさんも一緒に。
 同時に、民営化について改めて考えさせられました。さいわい保育園の民営化は、民設民営化でした。でも、保護者のみなさんが働きかけをするなかで、きちんと引継ぎをしていこうとなり、話し合いもおこなわれてきました。本来であれば、運動会もその新園で一緒におこなうということもありえたのではないかと思います。
 しかし、そうはならなかった。そこにはさまざまな事情があると思いますし、何が正しいかということではありません。新園のご苦労もあるでしょう。でも、改めて、民営化ということそのものに無理があるな、と実感します。子どもたちの保育を受け続ける権利を保障することこそ、行政の責任ではないでしょうか。保育を受ける権利とは、ただそこにいられればいい、卒園さえできればいい、というものではありません。大事なのは質です。

公立保育園全廃計画は大問題

子どもたちの権利を保障するといえるのか
 改めて、今、東久留米市が、しんかわ保育園からすすめようとしている公立保育園民間化計画=公立全廃計画は、いままでの民営化に輪をかけて大問題だと声を大にしていいたいです。「卒園保障はします」と市はいいますが、毎年1学年ずつ募集停止をしていくといいます。これで保育を受ける権利が保障されているといえるのですか?

自治体の姿勢が問われています

 こういう話をしていくと、じゃあ財政はどうなのか、という話がでてきます。たしかに、国と都の補助に、公立保育園の運営費も整備費も名目はありません。しかし、過去の三位一体改革のなかで一般財源化され、それは交付税に含まれています。つまり、自治体の裁量で公立保育園に必要と判断すれそこに充てられるわけです。もちろん、国や都の補助をもっと増やす必要はありますが。

公立保育園を存続することで民間保育園を応援する
 要は、自治体として何に力を入れるのか。子どもたちとその家族を40年、50年と支え、その保育内容も高く評価され、セーフティーネットの役割も果たしている公立保育園をなくしていいのか。児童虐待や子どもをとりまく厳しい状況があるなかで、今ある保育・子育て資源をなくすのではなく、充実させていくことこそ重要ではないのか。公立保育園を存続することで、今がんばっている民間保育園を応援し、さらに役割を発揮してもらえるのではないか。……公立保育園全廃計画になんとしてもストップを! その思いをますます強くしています。


ちゅうおう保育園に掲げられた運動会の横断幕
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落合川や黒目川に咲くミゾソバ
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ヤブランもあちこちに
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# by hara-noriko | 2018-10-15 22:46 | 行事 | Comments(0)

豊洲市場が開場 共産党都議団が抗議宣伝   

 10月11日、豊洲市場が開場しました。共産党都議団は急きょ、お昼休みに、新宿駅西口で抗議宣伝を行いました。

こんな対話に

 「こんなところで宣伝していて意味があるの? もう反対しても遅いんじゃない?」と聞いて来た方がいました。「多くの都民の方に知ってほしいんです」「土壌汚染もある。地盤沈下、ひび割れ、業者の方にとっての使い勝手…と課題が山積みのままなんです」と話すと、「たしかに課題が次々出てきているというのはわかるわ」と。すると、「こうなってみると、小池知事が立ち止まらなかったほうが良かったのでは?」と。「盛り土がない、土壌汚染が深刻…という状況で立ち止まって検証していくことは必要でした。ただ、それでまだ問題は解決していないし、むしろ問題がふえているのに、今強行するということが問題だと思うんです」と話すと、「たしかにね。働く人達のためにもがんばって」。

「築地を守る」といった都知事 約束と責任ををどう果たす

 改めて、知事が「築地を守る」「戻りたいという人は戻れるように」という発言をしていた責任をどう考えているのか、と思います。知事が公約を破って豊洲移転を強行したことに抗議し、問題の解決を迫るとともに、「築地を守る」との約束について責任をどう果たすのか、厳しく求めていかなければならないのでは、と強く思います。

豊洲の使い勝手の悪さ テレビが特集
 夜、テレビを観ていたら、豊洲はいかに使い勝手が悪いか、ということを特集していました。トラックのサイドドアをフルオープンにして、荷物の出し入れができない。店もせまい。ターレのすれ違いやカーブが危険。水産部門と青果部門の場所が遠くて時間がかかりすぎる。…どれもこれも、前々から業者のみなさんが指摘してきたことばかり。なんともいえない気持ちになります。共産党都議団も、経済港湾委員会の尾崎あや子・あぜ上三和子両都議を中心に議会でとりあげてきました。

市場移転問題は終わっていない

 改めて、市場移転問題は終わっていない、とつくづく思った一日でした。それにしても…さっそく築地市場の解体に入っている映像には、胸が締めつけられました…。これからも、都民のみなさんの食の安全を守り、業者のみなさんの営業を守る立場で、共産党都議団の一員としてがんばる決意です。

抗議宣伝をおこなった共産党都議団(10月11日、新宿駅西口)
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# by hara-noriko | 2018-10-12 01:00 | 活動日誌 | Comments(1)

「認可外幼稚園も無償化を」 政府に申し入れ   

8施設の保護者や先生たちが
 幼児教育無償化問題で、都内の幼稚園類似施設(認可外幼稚園)8施設の保護者や先生方30人が、政府に署名や要望書を手渡しました(9月28日)。内閣府・文科省・厚生労働省それぞれから、担当職員が出席し、みなさんの意見を聞き、質問にも答えました。

10日で3700人の署名が

 「サフラン愛児園」(西東京市)の署名はわずか10日ほどで3700人以上も集められ、提出されました。先生は、「こんなにもみんなの思いが集まっている。受け止めてほしい」と涙をこらえながら手渡しました。

「園は存続できない」「園児募集の時期なのに」

 幼児教育無償化といいながら、今年閣議決定された「骨太の方針」では、認可外幼稚園は無償化の対象外となっています。すべての施設の先生、保護者から発言がありました。同じ幼児のなかに差別をもちこむのか、無償化からはずれてしまったら園は存続できない、来年度の園児募集の時期を迎えているのに、どうやって説明したらいいのか…。次々と意見が出されました。

どの子も差別なく無償化の対象にすべきです
 共通していたのは、障がいのある子や大人数の幼稚園では安心して過ごせずに移ってきた子の受け皿ともなっていることです。どの子にもふさわしい幼児教育の場を選ぶ権利があるのに、無償化の対象になっていなければ選びたくても選べなくなってしまう…。なぜ、保育園は認可外保育園も無償化の対象になっているのに、認可外幼稚園は認められないのか…。
 幼児教育無償化といった以上、どの子も差別なく対象にしていくべきです。

お母さんの訴え
 赤ちゃんを抱っこして参加したお母さんの訴えを紹介します。
 私は、産後うつで悩んでいました。今、認可外幼稚園に通っている長男は、アレルギーがひどく、全身かきむしり、血だらけになるひどさです。裕福ではないですが、働きにいける状態ではありません。言葉の遅れもあります。
 その子が行きたいといっていた幼稚園があります。遊具も立派で先生たちの感じもよく、長男の様子を相談したところ、定員もあいているから大丈夫、といってもらえました。ところが、入る段になったら、「定員いっぱいなので」と断られてしまった。区別されたことを子どもに説明できないと思いました。そんななかで出会えたのが認可外幼稚園です。なくならないようにしてほしい…。
 もっとくわしく話してくださったのですが、胸にせまり、十分にメモをとれませんでした。

引き続き取り組み強める
 文科省の担当者らは、「なくしていいなんて思わない。こんなにもたくさん来てくださり、お話を聞かせていただきありがとうございます」「各省庁と連携して、知恵をしぼりたい」「何ができるか検討している」と。
 この要請には、宮本徹、畑野君枝の両衆院議員、吉良よし子参院議員、保谷清子西東京市議、都議の私が同席しました。引き続き、とりくみを強めます。


政府の担当者に署名や要請文を渡す保護者や先生たち
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共産党国会議員団と一緒に私も参加(右奥)
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萩の花
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# by hara-noriko | 2018-10-10 23:16 | 活動日誌 | Comments(0)