新しい政治をここから切り開く   

総選挙で自民・公明が過半数割れ
新しい政治をここから切り開きたい


 毎週土曜日に駅前で定例宣伝をしていますが、2日の土曜日は大雨に見舞われたため、3日の日曜日に延期しました。総選挙の結果、自民党・公明党が過半数割れとなりました。私は「新しい政治をここから切り開いていけるように努力していきたい」と訴えました。スピーチの関連部分を紹介します。

日本共産党と宮本徹候補へのお力添えに感謝
宮本さんは議席を失いましたが公約実現へ全力を尽くします

 先に行われました総選挙(10月27日投開票)では、日本共産党に、また東京20区の宮本徹候補に、みなさんのお力添え・ご協力をいただきました。心から感謝を申し上げます。残念ながら宮本さんは議席に届きませんでしたが、10年間衆院議員をやってきて、バッチがなくても公約実現のために全力を尽くしていく、と決意表明をしたところです。私たち日本共産党の都議会議員団、そして市議会議員団は連携して、みなさんの声が実現できる、当たり前の声が通る、そういう政治をつくっていくために、力を尽くしていきたいと思います。これからも、日本共産党へ大きなお力添えをお願いできれば幸いです。

沖縄1区で赤嶺さんが再選
オール沖縄の力を結集して


 今回の総選挙で日本共産党は、改選前の10議席から8議席に後退してしまいました。そのなかでも、沖縄1区はオール沖縄の力を結集して、日本共産党の赤嶺政賢さんが再選し、辺野古の新基地建設は力を合わせて止めていくんだ、という意思表示が改めてはっきり示されました。政治はやはり、力を合わせて変えていくものだということが沖縄の結果でも示されているのではないかと思います。

汚いカネにまみれた政治 裏金政治はごめんだ
これが総選挙で示された民意


 選挙の結果をみなさんはどのようにご覧になっていらっしゃいますでしょうか。
 まず、自民党・公明党が過半数割れをした。これは歴史的な大きな結果だと思います。汚いカネにまみれた政治はもうやめてほしい、裏金政治はごめんだ、そういう声が大きく沸き起こった。その結果ではないかと思います。
 私たち日本共産党は、裏金問題を「しんぶん赤旗」でスクープし、国会で徹底追及してきました。さらに、みなさんご存じの通り、自民党から公認されなくなった非公認の候補者にまで政党助成金から2000万円ずつ自民党本部から配られていたことを「しんぶん赤旗」がつきとめて追及した。これが選挙中も大きな話題になり、「それはおかしい」という声がわきおこりました。

政党助成金2000万円ずつ
自民党本部が非公認の候補に配布


 政党助成金は税金です。みなさんが納めた税金を日本共産党以外の政党が分け合っているものですが、この政党助成金から非公認の候補者にまで2000万円を配布していた。とんでもない事態がわかったわけです。慌ててお金を返したりするなどの動きがあったようですが、いまの自民党政治は変えなければいけない、という声が大きく広がった選挙になりました。そういうなかで、自民党・公明党が過半数割れになりました。

臨時国会 首班指名選挙に注目
総選挙結果を考えれば自民党政治と決別する


 大事なのはここからです。いまみなさんもニュースを注目していると思います。近く開かれる臨時国会で首班指名が行われます。これがどうなるか。メディアでは、カギを握っているのが国民民主党だと取り上げられています。
 その国民民主党は、自民・公明と部分的に連携していくんだ、ということを明らかにしています。首班指名の選挙では、立憲民主党の野田佳彦代表には入れない、としています。総選挙の結果を考えるのであれば、民意を尊重するというのであれば、自民党政治からちゃんと決別しよう、そのためには野党で一致して共同しよう、ということは必要なはずなのに、残念ながら国民民主党は自民・公明に手を貸してしまう。そのため、大きな批判が起こっています。

民意を尊重する政治が行われるのかどうか
ここからが非常に重要


 自民党の汚いカネにまみれた政治はもうやめてほしい、裏金政治はもうごめんだ、これと決別する政治をしてほしい。これが選挙結果で示された民意ですから、私たち日本共産党はこれに応える態度をとっています。立憲民主党に対しても、一致点を大事にして力を合わせる立場も表明しているところです。
 民意を最大限尊重する政治が行われるのかどうか。ここからが非常に重要ですので、私たち日本共産党力を尽くしていきたいと思います。
 残念ながら日本共産党は議席を減らしましたけれども、企業・団体献金禁止をずっと以前から求めてきた政党です。政党助成金も受け取っていません。汚いカネ、憲法違反のお金、こういうものは受け取らないで活動する。それが日本共産党の姿勢です。
 こういう政党が国会の中に存在していることが大事だと思っています。みなさんと力をわせて、新しい政治をここから切り開いていけるように努力していきたいと思います。

「新しい政治を切り開きましょう」と呼びかけています
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対話も弾んで
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# by hara-noriko | 2024-11-04 20:16 | 総選挙 | Comments(0)

決算特別委員会報告(下)   

決算特別委員会
分科会の質疑が終わる


 前回紹介した決算特別委員会での質問の続きです。今回は、生活文化スポーツ局、教育庁への質問です。

【生活文化スポーツ局への質問】

都の結婚支援事業
その問題点について問う


 知事は、人口は国力、と述べ、結婚から妊娠・出産、子育ての一連の流れを支援するため、マッチング事業にまで踏み出しています。子育て支援や出産に対する支援などは重要です。しかし、多様な生き方を応援すべき自治体が、ひとつの生き方のパターンを推奨する。子どもを産んでもらうために異性婚を前提にした支援をする。…これはどうなのでしょうか。しかも、障害者の方がイベント参加を事業者から断られる事態もおきています。2016年度は2373万9000円だった結婚支援事業の予算が、昨年度は1億8200万円にまで大きく増えているなか、考え方を質しました。

自治体所有のプールやスポーツ施設
維持するために都の支援強化を


 都内の自治体所有のプールは、じわじわと減っていて、現在283。この5年間でプールがゼロになったのは1自治体。清瀬市です。清瀬は学校プールも廃止をすすめており、子どもたちの身近にプールがない状態が進行しています。こども都庁モニターアンケートでは、できるようになりたいスポーツのトップは水泳。そして、気軽にスポーツができる場所があることの大事さを7割の子どもたちが回答しています。地域のスポーツ施設を維持していくためには、東京都の支援をもっと強化する必要があると求めました。

朝鮮学校の子どもたちの教育を受ける権利を守れ
外国人学校運営費補助の復活を強く求める

 外国人学校運営費補助は、この補助を通じて、外国籍の子どもたち自身を支援する意義があることを確認。それなのに、朝鮮学校だけ排除されています。子どもの教育を受ける権利に、政治的なものをもちこむことは間違いだと指摘。子どもと都民の声を受け止め、補助を復活するよう強く求めました。

【教育庁への質問】

放課後等デイサービスと学校の連携を強めて!
「内容に応じて連携していくことが重要」との答弁が


 障害のある子どもたちにとっての学童保育である放課後等デイサービス(放デイ)は、第2の家。学校との連携が十分におこなわれてこそ、子どもたちの成長と毎日のくらしを支えることができる。放デイで子どもの気になる様子があったときに、すぐに学校と連絡がとりあえるようにしてほしい…など、放デイの方々の切実な声に学びながら、質問。国からの通知をもとに、連携の大事さを教育庁に初めて確認。「内容に応じて連携していくことが重要」との答弁が。

小中学校 断熱対策の重要性を指摘
調理室のエアコン 「早期に実現することは重要」と答弁


 体育館にエアコンがついたのに、小学生が熱中症になった事例もあり、断熱対策の重要性を指摘。また、調理室のエアコン設置について、共産党東久留米市議団の調査にも学び質問。スポットクーラーがあっても室温が下がらない事例も指摘。「調理室に冷房を設置して、安全で安心な給食を提供することにより、良好な教育環境を早期に実現することは重要」との答弁が。補助の継続と拡充を強く求めました。

地域の図書館を守るため、都の支援を!
清瀬市では6館を2館に減らす方針がすすめられている


 都の調査では、2016年度に比べ、現在、地域の図書館は6館増えています。しかし、清瀬では6館の地域図書館を2館にする方針がすすめられており、住民のみなさんは、図書館をなくさず充実をもとめるとりくみを広げています。施設が老朽化しても、とくに都からの支援はありません。都立図書館は地域図書館があってこそ、連携して役割を発揮できるのですから、もっと積極的な都の支援が必要ではないか、問題提起。こども図書館の大事さもとりあげました。

決算特別委員会で質問
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# by hara-noriko | 2024-11-03 21:48 | 都議会 | Comments(0)

決算特別委員会報告(上)   

決算特別委員会
分科会の質疑が終わる


 都議会決算特別委員会での分科会質疑が終わりました。私の質問内容をかいつまんでお知らせします。上下2回の連載です。

【福祉局への質問】

視覚障害者の雇用支援を求める
資格を活かして働ける大事な場がなくなっている


 東京都は長い間、視覚障害のあるあんまマッサージ師の雇用を支援していました。が、今は、新たに採用しても支援はおこなわない、となっています。そのため、1999年には136人だったのに、14人にまで激減しています。視覚障害の方が、資格を活かして働ける大事な場がなくなっている現状を改善することを求めて質問しました。実際に、生きいきと仕事をしている視覚障害者の方にもお会いしお話を聞いてきました。障害者雇用の拡大のために引き続きとりくみます。

都民を受け入れる都外の障害児入所施設
ここへの補助を平等に!

 都内の医療型障害児入所施設には1170人入所していますが、足りないため、都外の入所施設で123人を受け入れてもらっています。それでも、待機者は445人もいます。しかし、東京都は都内施設を増やす計画もなく、都外施設にも、都の補助をしている施設と、していない施設があるという無責任な状態です。この状態の改善を強く求めています。この質問は今回2回目。さらに3回目の質問を準備しています。
 ※1回目の質問は、こちら からご覧いただけます。

障害者の生活訓練事業所
オンライン支援を!


 コロナ禍において、国は障害者通所施設においてオンライン出席でも報酬算定の対象にしました。その後、就労系の事業所は、コロナが5類になってからも、その対応が継続されています。しかし、生活訓練事業所は認められませんでした。ひきこもりの方など、オンライン活用により一歩を踏み出せることも多く、つながりにくい人とつながることこそ大事だと努力している事業所の声を紹介。生活訓練事業所も対象にするよう、国に求めることなどを質問しました。

【保健医療局への質問】

コロナは終わっていない
次の波に備えた対策を今こそ!


 コロナは終わっていません。後遺症相談窓口をなくしてしまった東京都の姿勢を見直すことや、マスク着用などの基本的な感染防止対策の有効性を確認。次の感染の波を、何も対策もせずに迎えることのないよう強く求めました。

都立病院での行政的医療充実を
依存症への対応強化も求める


独立行政法人化(独法化)された都立病院ですが、使命である行政的医療を充実させることを求めて質問。今、大きな問題になっている、子ども・若者のギャンブル依存症(とくにオンラインカジノなど)などについても、対応強化を求めました。

※生活文化スポーツ局、教育庁での質疑については、次回でお知らせします。

【都議会の今後の予定】


<11月>
 20(水) 決算特別委員会 全局質疑
 26(火) 決算特別委員会 意見開陳
 27(水) 厚生委員会 事務事業質疑(福祉局)
 28(木) 厚生委員会 事務事業質疑・陳情審査
                   (保健医療局)
 29(金) 厚生委員会 請願・陳情審査(福祉局)

<12月>
  3(火) 第4回定例会 本会議
  4(水) 決算特別委員会 表決
 10(火) 本会議 代表質問
 11(水) 本会議 一般質問
 13(金) 厚生委員会 議案審査
 16(月) 厚生委員会 決定
 18(水) 本会議 討論・採決

決算時別委員会での質問
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# by hara-noriko | 2024-11-02 12:32 | 都議選 | Comments(0)

政治を変える大きな流れの一歩が始まった   

線選挙で自民・公明が過半数を割る
共産党は残念ながら10議席から8議席へ


 総選挙ではたいへんお世話になりました。ご協力をいただいたみなさん、日本共産党にご支援をいただいたみなさん、本当にありがとうございました。
 日本共産党としては残念ながら議席が10議席から8議席へと後退する結果になりましたけれども、自民・公明の与党が過半数割れをするという歴史的な一歩をみなさんと一緒に踏み出すことになりました。

きっかけは裏金問題のスクープ
共産党が発行する「しんぶん赤旗」が


 このきっかけは、私たち日本共産党が発行しています「しんぶん赤旗」で裏金問題をスクープしたことでした。そのことを日本共産党の国会議員団がずっと追及してきました。そうしたなかで、「裏金政治はもうやめてほしい」「みんなの声が通る当たり前の政治にしよう」という声が大きく広がったことが、自民・公明の過半数割れに追い込んだと考えています。
 残念ながら、そのことが日本共産党の議席に結びつきませんでしたけれども、みなさんが判断をすれば政治は変わっていくんだ、ということが示されたのではないでしょうか。ここに希望がある。私たちは、みなさんの声が今後の国会でもきちんと実っていくように、しっかりと監視し論戦していきたいと思っています。

企業・団体献金をもらわない党だからできる
自民党 多くの裏金議員が落選


 私たち日本共産党は、企業・団体献金をいっさい受け取らない政党です。だからこそ、裏金問題を表に出すことができました。また、自民党から公認されなくなった候補者にまで、1人2000万円も自民党本部から配布されていた、しかも政党助成金からだった。この事実を明るみに出したのも、日本共産党です。「しんぶん赤旗」がスクープし、他のメディアも取り上げました。「税金である政党助成金から2000万もの金額を非公認の候補に出しているのはおかしいではないか」という声が大きく広がりました。「もうこんな政治は変えたい」という声が大きく沸き起こる選挙だったと思います。その結果、非公認だった多くが、裏金問題を抱えた政治家の多くが落選しました。

誠実な政治、皆さんの声が通る政治へ
さらに力を尽くします


 しかし、自民党が本当に反省したのかといえば、そうはいえないという状況ではないでしょうか。自民・公明が過半数割れをしたもとで、誠実な政治、みなさんの声が当たり前に通る政治を実現していくために、さらに力を尽くしていきたいと思います。

比例東京ブロック候補・東京20区候補
残念ながら宮本徹さんは議席を失いました

 比例東京ブロックの候補として、東京20区(清瀬市・東久留米市・東村山市・東大和市・武蔵村山市)の候補として、日本共産党の宮本徹候補がみなさんに訴えをしてきました。残念ながら比例でも小選挙区でも、議席を獲得することはできませんでした。宮本さんは10年間、国会議員として、後半の5年間は厚生労働委員として、みなさんの声をしっかり届ける役割を果たしてきましたけれども、今回の選挙で議席を落とすことになりました。宮本徹候補へお力添えをいただいたみなさんに、気持ちを寄せていただいたみなさんに、お応えできなかったことは本当に残念です。これからも、みなさんの声に応える活動を続けていきたいと思います。

議員バッジがあるなしにかかわらず
「政治を変えていくために全力を尽くす」と宮本さん

 宮本さんは選挙後もさまざまな場所で訴え、お礼をさせていただいています。「議員バッジがあるなしにかかわらず、公約を実現するために、政治を変えていくために、力を尽くします」と決意をのべていらっしゃいました。
 今回の総選挙で、日本共産党は10議席から8議席へ後退させてしまいました。宮本徹さんの議席も失いました。これについては、みなさんのご意見をうかがいながら、しっかり分析をし、今後に生かしていきたいと思っています。
 私たち日本共産党は、国会議員団・都議会議員団・市議会議員団が連携して政治を変えていく決意を改めて強くしています。みなさんの変わらぬご支援を日本共産党へお寄せいただけたらと思います。

この機会にぜひ「しんぶん赤旗」を購読してください
政治を変える流れを本物にしていくために、お力添えを

 裏金問題を暴いて総選挙の大争点にしたのは、日本共産党が発行する「しんぶん赤旗」です。この機会に「しんぶん赤旗」を多くの方に読んでいただけたらと思います。総選挙後、たくさんの方から購読の申し込みをいただいています。企業・団体献金も政党助成金も受け取らないからこそ、汚いお金の問題をしっかり追及できるメディアが「しんぶん赤旗」です。そして、こうした問題をどこにも遠慮することなく国会で追及することができるのが共産党です。汚いカネにまみれた政治は終わらせる。もっと社会保障を大事にする、暮らしを大事する政治に切りかえよう。そのために全力を尽くしたいと思います。これからもみなさんの変わらぬご支援を日本共産党にお寄せください。
 「政治を変えよう」という大きな流れの一歩がいま始まった、と私たちは考えています。これを本物にしていくために、日本共産党がしっかりと役割を果たさなければいけないと思っています。大きなお力添えをこれからもお願いいたします。

選挙結果の報告をする宮本徹さん(東京都清瀬市)
左は原のり子
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東久留米駅でも報告しました
マイクで訴えるのは村山順次郎・東久留米市議
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# by hara-noriko | 2024-10-29 20:20 | 総選挙 | Comments(0)

共産党の前進で反省のない自民党政治を変えましょう   

総選挙 大激戦の最終盤
比例は日本共産党 東京20区は宮本徹

 総選挙もいよいよ最、最、最終盤です。大激戦、大接戦になっていますが、比例代表では日本共産党を伸ばしていただきたい。そして、この東京20区(清瀬市・東久留米市・東村山市・東大和市・武蔵村山市)からは、自民党候補と大接戦になっている宮本徹さんをなんとしても押し上げていただきたいと思います。みなさんのお力で、政治をクリーンに変えていきましょう。そのことをまず訴えたいと思います。

「しんぶん赤旗」のスクープに注目が
自民党本部、裏金非公認候補に2000万円


 いま、日本中が大変なことになっているぞ、と注目されているニュースがあります。それは、私たち日本共産党が発行している「しんぶん赤旗」のスクープです。自民党の裏金問題で非公認になった候補者がいますが、この候補者が代表者になっている党支部に、自民党本部から2000万円の政党助成金が振り込まれていたことが明らかになりました。このことについて森山幹事長は、これを選挙に使うということではないんだと、党勢拡大のために使うんだと説明したそうです。でも選挙が始まったとたんにこのお金が送付されているんですから、そんなことは言い訳にもなりません。あわてて党本部に返す人も出てきました。さらに、石破さんはこのスクープに対して非常に憤りを感じているといったそうです。

国民の税金を使って裏金候補を支援する自民党
これでは政治はよくならない

 でもみなさん、憤りを感じるのは私たち、みなさん自身ではないでしょうか。こんなことをまたやっている、政党助成金をこうやって、非公認の人にまで配っている。結局、裏金問題、なんにも反省していないということが、このことではっきりと示されたと思います。自民党政治のままでは、こういう問題が解決できない。裏金をつくって私腹を肥やしてきた、そしてなんとなく反省をしたかのようなポーズをとって非公認にして、でもその人たちには政党助成金、みなさんの税金からお金を出して選挙をやってもらう。これでは政治は絶対に良くなりません。

自民党はなんの反省もしていない
裏金政治をやめさせることが必要です

 私は、この2000万円問題、政党助成金問題ではっきりしたことが2つあると思っています。1つは、自民党はなんの反省もしていないということです。選挙が終わったら、なかったことになりますよ。また裏金政治が続いていくということになってしまいます。ですから、本当にここでやめさせることが必要だということが1つです。

共産党議員が国会にいる大切さ
企業・団体献金も政党助成金ももらわないクリーンな党


 そして2つ目は、共産党が国会にいること、これが本当に大事だということではないかと私はみなさんに訴えたいんです。私たち日本共産党は、多くの方がご存じかと思いますけれども、企業・団体献金を1円も受け取ったことがありません。そして、いま問題になっている政党助成金、みなさんの税金から政党助成金をもらうことをやっていない唯一の政党が日本共産党なんです。この共産党が国会にいて、そして「しんぶん赤旗」があって、こういう裏金問題を反省していない自民党の問題や、政党助成金から2000万円も払われていることもはっきりとつかめるのは、共産党がいるからなんだということをみなさんに私は心から訴えたいんです。

共産党の議席がもっと必要です
東京ブロック 比例で2議席以上3議席を


 みなさん、クリーンな当たり前の政治にしていくために、日本共産党が今の国会にもっともっと必要ではないでしょうか。みなさんの当たり前の声をもっと届けるために、共産党の議席を大きくしてください。東京で日本共産党は、比例で2議席を預からせていただいていますが、これをぜひとも小選挙区の東京20区で宮本さん押し上げ、そして比例代表では2議席以上、3議席、そしてもっとその上へと、みなさんのお力をお借りしたいと思います。みなさんの声をちゃんと届けて、お金に汚い政治はもうやめさせる。そのために全力を尽くします。心からみなさんにお願いしたいと思います。

東京20区 自民党当選にストップかける
「尊厳死」をいう国民民主党は許されない


 この東京20区で選挙をみなさんと一緒にやっていて実感しているのは、裏金問題や統一協会の問題などを解決していくためには自民党を増やしちゃいけない、この東京20区でも自民党を当選させることにストップかけなければいけないと思っています。
 それだけではありません。この東京20区には3人の候補者が出ています。今回、国民民主党の代表の方が尊厳死という言葉を使いました。これは本当に許せない、とずっと思っています。この言葉、どういうところで使ったか。若い人たちや現役世代を応援していく、手取りを増やしていく、そのために、高齢者のみなさんに医療費などの負担をしてもらう、もっと負担をしてもらうということをいった。その流れのなかで尊厳死という言葉まで使った。これは、人としても、政治家としても、許されないことです。

世代の違うみんなが安心して生きられる社会こそ
それを訴える日本共産党を伸ばしてください


 私たちが望んでいる社会はどういう社会でしょうか。若い人たち、現役世代の人たちだけが元気で生きいきとしていれば、それでいいのでしょうか。そうではありませんよね。現役世代の方だって、お子さんだって、若い人たちだって、みんな思ってるはずです。世代が違うみんなが、本当に安心して生きられる社会であってほしい。それがみんなの願いではないですか。それなのに、尊厳死という言葉まで使って、高齢者の人たちはもういらないかのようなことをいう。こういう政党が伸びてしまったら、もっと社会保障大事にしてほしい、みんなが安心して暮らせる社会にしてほしい、こういう声が届かなくなってしまいます。
 私はいま、とても危機感を感じています。こういう言葉が選挙のなかで出てくるようになってしまった。これはみなさんと一緒に食い止めなければいけないと思うんです。汚いお金にまみれた政治はもちろんやめさせる。同時に、一人ひとりを、世代を超えて、だれもが大事にされる社会をつくる。この当たり前のことができる政治に切り替えていく。そのために私たち日本共産党をなんとしても伸ばしていただきたいと思うんです。

「国民の苦難を軽減する」が共産党の立党精神
この党が伸びれば政治が変わります

 日本共産党は、党をつくったときに決めていることがあります。それは、住民のみなさんの苦難を軽減するということです。私たちは不平等な社会をもっと平等にしていこう、そういう理想をもってとりくんでいますが、今の現状のなかでもできることをしっかりやって、みなさんの苦難を少しでも減らしていくために力を尽くす、これが私たち日本共産党の立党の精神です。その立場に立って、今私たちはとりくみをしています。この党が伸びれば、1人でも2人でも増えていけば、必ず政治は変わります。

宮本徹候補
「桜を見る会」を中止に追い込んだ人


 比例東京ブロックと東京20区の候補者である宮本徹さんは、国会で論戦の先頭に立って大きな仕事をしてきました。その1つが、みなさんも記憶に新しいと思いますが、あの「桜を見る会」の追及でした。不正を許さない立場から、「桜を見る会」の問題を一番に告発して、徹底追及して中止に追い込みました。

障害者の余暇支援をいち早く国会で取り上げた宮本さん
多くの人たちの声を丁寧に聞いて質問


 また、障害者の方の問題では、「18歳の壁」の問題。放課後デイサービスがちょうど終わってしまう18歳以降の、青年・成人期の障害者のみなさんが行ける場所、余暇支援、これをいちばん初めに国会で取り上げたのは宮本徹さんなんです。この地域のお母さんたちや、多くの人たちの声を丁寧に聞いて、国会で取り上げてきました。私は、こういう仕事をするのが宮本さんであり、日本共産党の議員であるということを多くの方にお伝えしたい。

東京都政で実感すること
共産党議員が増えれば政治は変わる


 そしてもう1つ、私がお伝えしたいと思うのは、共産党を増やしていただけると政治が大きく変わることを都議会にいて実感している、ということなんです。共産党都議団は19議席で、野党第1党になっています。こういうなかで、学校給食の無償化もようやく清瀬市や東久留米市でもスタートをすることになりましたよね。これは、ひとえにみなさんの運動の力です。同時に、市民のみなさんの声をちゃんと議会で取り上げる議員がいる、そしてその議員が増えている、このことにかかっていることを実感しています。

給食費無償化にみる共産党の役割
議員を増やしながら繰り返し条例提案


 2017年に私は都議になりました。それ以降、共産党都議団は給食費無償化の問題で4回の条例提案を行い、議会で論戦してきました。自民党や公明党は、いつも条例案に反対して否決しましたけれども、とうとう動かしました。都が市町村に対する補助率を引き上げて、都内全域で無償化が実現します。条例提案ができる人数をもっていて、野党第1党であること、そして毎回の選挙で、1人、2人と議員を増やしながら、みなさんの声を届ける役割を果たしてきたこと、これが政治を大きく動かすということが、私もこの都議会のなかにいて実感しているところです。

日本被団協にノーベル平和賞
平和な日本へご一緒に政治を変えましょう


 今度の選挙でも、日本共産党の国会議員をぜひとも増やしていただきたい、と心から訴えます。みなさん、今度の選挙は、平和の問題でも本当に重要になってきました。先日はノーベル平和賞を日本被団協のみなさんが受賞されましたよね。核兵器禁止条約を批准していく政治に切り替えていく。総選挙が終わったら、たちまち防衛費を増やしていくような政治にならないようにするためには、日本共産党を伸ばすことです。どうか今まで自民党に入れていた方も、共産党にはちょっと入れたことがないなという人も、今回は日本共産党へお力をお貸しください。自民党では政治は変わらない。このことははっきりしました。ぜひみなさん、ご一緒に政治を変えましょう。そして、どの世代の方も安心できる、そういう社会に切り替えていきましょう。

力を込めて訴える宮本徹候補
比例東京ブロック・東京20区の候補者です
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激励を受ける宮本さん
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私も最後まで訴え続けます
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# by hara-noriko | 2024-10-26 16:03 | 総選挙 | Comments(0)