東京農業の振興を
2018年 07月 20日
東京の農業は本当に魅力的
私は、素人ながら都市農業の問題をずっとテーマに掲げて取り組んできました。農家のみなさんに教えてもらって、東久留米市議の時も取り上げてきました。昨年7月におこなわれた東京都議選のとき、農家のみなさんからたくさんの応援をいただいたきました。
都議になって学んだことの1つは、東京の農業を全体として見ていくことの大事さです。「この地域の都市農業」といういい方をしてきましたけれど、東京の農業というのは本当に魅力的で、中山間地域もあり、多摩の木がいろいろなところに使われたりしています。そして、島もあります。この全体、都市農業だけじゃなく、東京農業を全体として推進していこう、振興していこう、ということを訴えています。
八丈島の台風被害を都議会で取り上げる
今年の1月、八丈島にも行きました。八丈島では台風の塩害、塩の被害でフェニックス・ロベレニーという、花束に入っている緑の葉っぱなんですけれども、あれがほとんど八丈島で生産されているんですね。これがもう壊滅状態になっているというので、見に行って、その問題を都議会総務委員会で取り上げました。
今回、市町村総合交付金というのが八丈島に2億円増えて、それでロベレニーの対策をとることになったんです。ですので、この島のみなさんの取り組みも含めて東京農業全体を振興していこうということで取り組みます。
【八丈島の関連記事】
都議会総務委員会の質問から
八丈島の台風被害 復旧支援で都知事に申し入れ
さまざまな取り組み
地域の声を都政にということでいろいろ取り組んでいます。都営住宅のこと、都市計画道路問題、シルバーパス、ブラック校則問題などなど、もう本当にいろんな問題があります。ブラック校則問題では、都立高校でぜんぜん茶髪じゃない黒い髪なのに「黒染めしてこい」と指導されている高校生の訴えを取り上げて改善させるとか、そういうことも含めていま取り組んでいます。
特別支援教育、障害者福祉、高齢者福祉、セクシュアルマイノリティーの権利保障についても、みなさんと一緒に取り組んでいます。
公約違反の方向に走る小池知事
最後は、都政の状況です。小池知事はいま、大きく公約違反の方向に走っています。築地市場の豊洲移転を10月11日に強行しようとしています。でも、おかみさん会や仲卸の業者のみなさんは諦めていません。圧倒的多くの人たちは、「いまのままでは移転できない」と言っています。
土壌汚染も本当に深刻ですので、「築地市場の豊洲移転は認められない」「公約違反を絶対に許さない」「都民の安全、安心を守っていく」ということで引き続き取り組んでいます。
国政・都政・市政の連携で
清瀬市・東久留米市には、宮本徹衆院議員がいて、私が都議になり、2つの市議団があります。市民のみなさんがいて、国政・都政・市政の連携でいろんな問題に取り組むことができます。先日も、みんなで一緒に厚生労働省交渉をやりました。こうした努力を強めながら、来年の市議選に向けてがんばっていきたいと思っています。
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# by hara-noriko | 2018-07-20 22:02 | 都政報告 | Comments(0)