2023年 02月 17日
都議会総務委員会で請願審査
「都立大学など都立の高等教育機関の授業料を半額にすること」
2月13日、都議会定例会前の総務委員会が行われました。議案などの事前説明を受け、資料要求を行いました。また、請願・陳情の審査では、「笑顔あふれ、温かい触れ合いを通じて互いに学び、成長する学校に関する請願」のなかにある「都立大学など都立の高等教育機関の授業料を半額にすること」という項目が、総務委員会の審査の対象になりました。
共産党は賛成 他の会派は反対で請願は不採択に
しかし、都立大学の学費無償化へ検討が始まる
残念ながら、共産党以外は反対で採択されませんでした。しかし、福手都議が意見のなかで述べているとおり、都立大学の学費を無償化していく検討がすすめられます。こうした都民の請願がくりかえし提出され、訴えてきた力は本当に大きいと思います。共産党都議団として、学費無償化へとりくみを強めていきたいと思います。
以下は、福手ゆう子都議がおこなった意見表明です。
【福手ゆう子都議の意見表明】
請願第44号「笑顔あふれ、温かい触れ合いを通じて互いに学び、成長する学校に関する請願」について採択の立場で意見を申し上げます。
この請願は「都立大学など都立の高等教育機関の授業料を半額にすること」を求めています。コロナ禍で学生たちは身体的にも精神的にも不安な状況におかれ、経済的にも困窮する状況で、請願者は学生生活を支え学ぶ権利を保障するため、東京都に対して都立大等の学費の負担軽減を求め、まずはせめて半額にしてほしい、というのがこの請願に込められている願いだと考えます。
都立大では、これまで授業料減免制度を国の所得制限よりも高く独自基準を設けて、対象者を広げて、周知も全学生に毎期メールを送るなど努力し、学費で学ぶことを諦めないよう支援を行ってきました。また、物価高騰でさらに学生は困窮度が高まり、学生生活が深刻になっていることに応じて、都は安心して学生生活が送れるように、相談などのサポートも行っています。実際にコロナ禍で全額免除を受けた人数は大きく増加しました。
こうした、これまでの都立大の授業料減免制度の取り組みがあり、都は新年度に「東京都立大学等の授業料実質無償化の実施に向けた準備」予算を示しました。共産党都議団としても歓迎するものです。
請願では授業料の半額を求めていますが、これは新年度予算案に示されている実質無償化を否定するものではありません。むしろ今までの経過をふまえて学生支援が都立大で広がることは、この請願者のもとめてきた、まずは東京都として学費半額をしてほしいという願いと一致しているといえるのではないでしょうか。
以上の意見を述べまして、請願第44号「笑顔あふれ、温かい触れ合いを通じて互いに学び、成長する学校に関する請願」に採択の意見を表明いたします。
意見表明する福手ゆう子都議
奥は原のり子

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by hara-noriko
| 2023-02-17 16:34
| 東京都政
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2023年 02月 16日
「多摩北部医療センター整備基本構想(案)」について
都民からの意見を募集中
東京都立病院機構は、「多摩北部医療センター整備基本構想(案)」についての意見募集を2月13日から開始しました。インターネット(入力フォーム)、郵送のいずれかの方法で受け付けています。Eメール、電話、ファックスによる意見の受け付けは行われていません。詳しくは、こちら から。
産科の整備、救急・がん医療・小児医療の充実
行政的医療の継続と充実などがもりこまれています
基本構想(案)には、新たに産科を整備すること、救急・がん医療・小児医療のいっそうの充実、行政的医療(注参照)の継続と充実などがもりこまれました! みなさんの声と運動の力です。
「良くする会」や市民のみなさんの運動
共産党都議団・市議団の議会論戦などの成果
「多摩北部医療センターを良くする会」をはじめ、市民のみなさんの運動と、私たち都議団、市議団も連携しながら、多摩北部医療センターの充実を求めてきました。たまほくの建て替えにあたっては、何度も申し入れもおこない、議会でも論戦してきました。
よりよい多摩北部医療センターへ
ぜひ声を送りましょう 3月14日まで
ぜひ、みなさんの声を送り、より良い病院にしていきましょう。意見募集期間は、3月14日までです。
(注)行政的医療については、東京都立病院機構のホームページで詳しく説明しています。救急・感染症・災害・小児・難病・障害・周産期など、民間では採算が取りにくく、行政が積極的におこなう必要がある医療を指しています。
多摩北部医療センター(東村山市青葉町)
「多摩北部医療センターを良くする会」の人たちが繰り返し都や同センターに充実を求めてきました
私も駅前などで訴え続けています 
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by hara-noriko
| 2023-02-16 21:30
| 東京都政
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2023年 02月 14日
清瀬市議選 5人の予定候補とともに
私もスピーチ
東京都清瀬市で開かれた日本共産党大演説会(2月4日)。4月の清瀬市議会議員選挙をたたかう現職4人(香川やすのりさん、山崎美和さん、佐々木あつ子さん、原田ひろみさん)、新人1人(穴見れいなさん)の5人が決意を語りました。宮本徹衆院議員の国会報告とともに、私も都政報告をしました。私のスピーチを紹介します。
安中知恵さんの応援スピーチ
市民と市議団が連携して政治を動かしている
みなさんこんにちは。紹介していただきました都議会議員の原のり子です。清瀬市で2人のお子さんを育てる安中知恵さんが最初に応援スピーチをしてくださって、本当にありがとうございました。そして、安中さんと呼応するような市議予定候補5人のみなさんのお話があって、この清瀬はやっぱり市民のみなさんと市議団とが連携して政治を動かしているんだなあ、とつくづく実感しました。
清瀬市議団や市民のみなさんと活動できることが幸せです
みなさんと一緒に5人の予定候補を押し上げたい
予定候補5人のみなさんの決意表明に、本当に胸がいっぱいです。私は都議になって、東久留米だけではなく清瀬で、この清瀬の市議団のみなさんや市民のみなさんと一緒に活動できるようになったことが本当に幸せだと思っています。この5人の予定候補を、みなさんと一緒に押し上げていきたい。その気持ちでいっぱいです。都政の場からみなさんと連携をして取り組んでいく、その決意を最初に申し上げたいと思います。みなさんどうぞよろしくお願いいたします。
大軍拡・大増税の路線にストップをかける選挙に
全国の草の根から声をあげていく
今度の統一地方選挙、全国で行われるこの選挙は、大軍拡・大増税の路線にストップをかける、これを本当にみなさんと一緒にやりたいと思っています。この路線になってしまったら、平和は脅かされ、そして、暮らしはどんどん切り縮められていくことになってしまいます。これに全国の草の根から声をあげていく。これが今度の統一地方選挙の最大のテーマではないかと私は思っています。
力を合わせれば政治を変えられる
憲法9条を生み出した力、戦争体験を語り継ぐ声…
大軍拡・大増税の路線にストップをかけることはできるんだろうか、と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、できるんだということを私はぜひみなさんと共有したいと思います。
力を合わせれば変えられるんだな、と都政にいて実感をしたことを1つご紹介したいと思います。それは平和の問題です。今、これだけ平和が脅かされる、9条を踏みにじって敵基地攻撃能力を保有しようなどということがすすめられる、そういうなかにありますが、止められると私は思っています。
日本に生きている私たちは、憲法9条を生み出した力をもっています。戦争は絶対にしないという誓いをした。その私たちにこの平和を守る力があるということがまず第一にあります。それと、もう一つは、戦争を経験をされてきた方々が各地でこのことを語り継いでくださっています。
東京大空襲の体験を語り継ぐ
運動を続けて証言ビデオの公開を実現
東京も例外ではありません。東京大空襲を経験をされたみなさんが、命を切り刻むような思いで、その体験を語り継ぐ取り組みをしてきてくださいました。その証言ビデオは、山のようにあります。ところが、東京都は、平和記念館を建設する計画をとん挫させてしまっていた。そして、記念館ができたらそこに証言ビデオを出すことになっていたけれども、その証言ビデオも一緒にお蔵入りになってしまっているんです。これを、戦争体験者のみなさんが、「早く公開するべきだ」とずっと運動を続けてこられてきました。私たち共産党都議団も、ずっとこの問題に取り組んできました。なかなか多数派にならなかったんですが、ようやく、証言ビデオを都民のみなさんに公開しようということが決まりました。私は、戦争体験者のみなさんが、こうやってこじ開けたことをみなさんにぜひ知っていただきたいと思っています。
戦争へと駆り立てていくような流れがあるなかで
過去の戦争から学ぶことは何より大事
なんでこれが大事かといいますと、今、どんどんどんどん戦争へ戦争へと駆り立てていくような流れがあるなかで、やっぱり過去の戦争を風化させない、ここに学ぶ、戦争体験者のみなさんの言葉から学ぶ、ということが何より大事だからです。そういう点で、この証言ビデオを公開できるようになるということは、力を合わせれば平和は守れる、力を合わせれば政治は変えられる、ということを示しているとみなさんにお伝えしたいと思います。
都政の場から実感していること
市民のみなさんの声が政治を動かす
私は都政の場から、みなさんの声が政治を動かすんだ、ということを実感しています。コロナのなかで、障害をもっている方々が感染しても病院に受け入れられない。こういうことが起きました。障害者のみなさんの運動、とくに清瀬を中心として「障害特性に応じて必ず障害者の人たちを受け入れてほしい」という取り組みがありました。「障害者の方がコロナに感染したときに誰が受け入れるんだ」ということで、都議会に陳情も提出されました。なんとこの陳情が趣旨採択されることになりました。全会一致だったんです。
大事だったのは、障害のある方たちを都立病院、公社病院がきちんと受けとめるんだ、ということを都が約束しました。都立病院や公社病院は、行政的医療を担うことが中心だから、障害者を必ず受けとめます、という答弁が繰り返されるようになりました。障害のある方がコロナに感染したらまず真っ先に受け止めるのは都立病院だ、ということが答弁された。このことが本当に大きな一歩になったと思います。
運動があったからこそ動かしている
清瀬のみなさんの声がいちばんのおおもとに
その後、都立病院・公社病院は地方独立行政法人にされてしまっていますけれども、行政的医療はきちんと引き継いでいかなければならないということを条例にも位置づけさせることができました。運動があったからこそ動かしている。しかも清瀬のみなさんの声がそのいちばんのおおもとになっていたことを、ぜひみなさんに知っていただきたいと思います。
共産党都議団が補聴器助成条例を提案
13万7000円まで都が補助
きょう、みなさんにお配りした資料のなかに私の事務所ニュースも入れさせていただきました。1面で、共産党都議団が補聴器助成条例を提案することをお知らせしています。実はいま、補聴器購入への補助が全都的に広がってきました。2019年にはまだ9自治体しかやっていなかったんですけれども、今は18自治体にまで増えています。各地でいろいろ工夫をしてやっていまして、東京都の包括補助を利用してやっているところもあります。ただ、この東京都の補助がまだまだ十分ではないので、私たちは条例提案で、東京都が13万7000円までは10分の10、つまり東京都のお金で補助を出しましょうということを提案しています。
対象は18歳以上
障害者手帳の対象にならない聞こえの悪い人たちも対象に
清瀬のみなさんとの議論のなかで、また清瀬市議団のアドバイスもいただいて、高齢者だけではなくて18歳以上を対象にしようというふうにしました。加齢性難聴の問題は、高齢者の問題だというふうに思われがちですけれども、30代からだんだんと聞こえが後退していくものです。ですから18歳以上の方を対象にして、障害者手帳の対象にならない聞こえの悪い人たちもきちんと対象にしましょう、ということで提案しました。
共同提案を全会派に呼びかけ
しっかり注目していただきたい
いま、共同提案をしようということで、全会派に呼びかけています。これにどの会派がのってくれるのか。ここが注目されるところなんです。東京都医師会の尾﨑治夫会長も、こういう問題に党派はないと、ぜひ頑張ってほしい、とエールを送ってくださいましたが、各会派がどういう態度をとるのか、しっかり注目していただきたいと思います。
この補聴器の補助も東京都で大きく広がってきている。そこもやっぱり運動が政治を動かすんだということをみなさんに知っていただきたいと思います。
16兆円を超える東京都の財政力
スウェーデンを超える力
では、東京都に財源はあるのか、という問題です。東京都は16兆円を超える財政力をもっています。スウェーデンを超えています。1つの国よりもお金がある。しかも、今年度に比べて来年度は3700億円以上増収になると見込んでいます。財政調整基金も4800億円を超えています。ですから、こういう提案をしても、本来ならどんどん実現をできる力があります。ですからみなさん、遠慮なくどんどん要望を出していただきたいと思うんです。
知事 子どもたちに5000円の給付を決める
障害者や高齢者のみなさんにも予算を振り向けていきましょう
知事は今回、子どもたちに5000円の給付をすることを決めましたよね。これ年間で1200億円かかります。それだけのことができるという判断があるわけです。さきほどいいました補聴器の補助は1年間で106億円です。
共産党都議団は、未来のある子どもたちをしっかり応援していくために、所得制限を撤廃して、どんどん支援をしていく。同時に、障害者や高齢者のみなさんにも予算を振り向けていこう、世代間の手を取り合ってみんなでよりよい政治にしていこう、ということを訴えていきたいと思うんです。どうしても今、国も子どもの議論が中心だから、子どもばっかりじゃないかっていうふうに見えますよね。そうではなくて、これだけの財政力があるのだから、どの世代も安心して生きられるように、そこにこの財政力を使っていこうということを提案をしています。ぜひご一緒に、この道を進んでいきたいと思います。
清瀬市議団の取り組みに学んで
都議団として学校給食費無償化を提案
最後になりますが、私は、この清瀬市議団から、たくさんのことを学んで、今、都議会のなかでも取り組んでいます。学校給食費無償化の問題も、清瀬で時限的にコロナや物価高騰のなかで実現されています。そのことを都議会の代表質問で取り上げて、私たちも給食費無償化を提案しました。まずは半分を東京都が補助をしようということを提案していました。
ところが、この条例案に共産党以外の主要会派はほとんど賛成しませんでした。みなさん選挙が近くなると、みんないいことをいいだしますけれども、どういう態度をとっているのかということをしっかり見ていただきたいというふうに思います。
多摩北部医療センターに産科の設置を
清瀬市議団を押し上げて、声が通る政治に
共産党清瀬市議団は、さらに給食費無償化に向けて意見書を提案し、どの会派にも呼びかけて全会一致で可決させました。そういう力があります。そしてもう一つ、大きな実績があります。多摩北部医療センターに産科を設置することを大公約に掲げて取り組んできました。「多摩北部医療センターをよくする会」のみなさんとも連携してきました。ようやく、この基本構想検討委員会の報告書に産科の必要性がはっきりと載りました。これはみなさんの力で、産科を設置させるということが目の前まできています。こういう実績をもっている清瀬の市議団をなんとしても押し上げていただいて、もっともっとみなさんの声が通る清瀬市にしていきましょう。そのために、私も全力をあげてみなさんと取り組みます。その決意を申し上げまして、私のあいさつといたします。ありがとうございました。
【清瀬市で開かれた日本共産党大演説会から】
市民の応援スピーチ 安中知恵さん
新人予定候補 穴見れいなさんのスピーチ
香川やすのり市議のスピーチ
山崎美和市議のスピーチ
佐々木あつ子市議のスピーチ
原田ひろみ市議のスピーチ
【日本共産党のオンライン東京演説会から】
穴見れいなさんの決意表明
都政報告をする原のり子
国政報告をする宮本徹衆院議員
参加者の声援に応えて(左から)原のり子、原田ひろみ市議、佐々木あつ子市議、山崎美和市議、宮本徹衆院議員、香川やすのり市議、穴見れいなさん
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by hara-noriko
| 2023-02-14 10:43
| 選挙
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2023年 02月 13日
日本共産党 オンライン東京演説会
統一地方選挙で、草の根から平和の審判を下す
2月11、日本共産党のオンライン東京演説会が開かれました。清瀬市議予定候補5人、東久留米市議予定候補4人をはじめ、全都の現時点での予定候補が紹介されました。志位和夫委員長の講演は、区市町村議員団と都議団が連携してとりくんでいることに注目しての話で、とても確信になりました。また、平和を守るとりくみの重要性を詳しく話されました。来たる統一地方選挙で、草の根から平和の審判を下そう、その思いを新たにしました。
新人予定候補を代表して
清瀬市の穴見れいなさんが決意表明
この演説会で、新人予定候補を代表して、われらが穴見れいなさん(清瀬市議選予定候補)が決意をスピーチしました。素晴らしいスピーチでした! 多くの方から感動したと声が寄せられています。政治はなんのためにあるべきか…みごとに表現されたスピーチでした。
私はスピーチを聞きながら、本当に予定候補になってくれてよかった…と思いました。たくさん苦労をしてきた人ですが、その経験を通じて、人とつながり、学び、政治に希望の光を見出した人。やさしく、へこたれない人。生きづらい、困難な社会のなかで、穴見さんの決意と姿勢が多くの人を励ますと思います。
一緒にとりくんでいる清瀬市議団と清瀬の党と後援会のみなさんに心から敬意を表します。私も力をあわせてがんばります。ぜひ、スピーチをお読みください。
清瀬市と東久留米市で共産党演説会
議員のスピーチもすばらしかった
清瀬市、東久留米市の日本共産党演説会も終わりました。それぞれの議員のスピーチは本当に素晴らしく、ぜひあわせて読んでいただきたいです。清瀬はすべて掲載済み。東久留米はこれから順次掲載していきます。
【穴見れいなさんのスピーチ】
清瀬市で市議会議員の選挙に挑戦します。穴見れいなです。新人候補を代表して決意を述べさせていただきます。
暮れも押し迫った12月のおわりに地域を訪問しておりますと、訪問予定だったお宅の玄関の扉が開いていて、なかから声が。表には救急車が止まっています。介護ベッドが見えています。寝ている女性が見えました。その横で、高齢の夫の方が、救急隊員に説明を受けていました。
「コロナっていっても、酸素の数値がよっぽど悪くないと、入院させてくれる病院ないから」という会話です。
3年まえとまったく変わっていない。ショックでした。わたしの娘は重度知的障害があり、障害を理由に発熱外来を断られ続けました。しかもそのころは、知的障害者に入院先はなかった。政治に見殺しにされるならば、いっそ二人で命を絶とうとまで考えました。
そう、あの時と同じ、絶望で崩れてしまうような思いを、いま、このご夫婦がしている。ミサイル買ってないで、震えているこのご夫婦のために、安心して入院できるベッドを、なんで用意できない! 怒りがこみ上げました。
後日、かなり遠方の病院に入院できたことは、確認することができましたが、地域で医療の拡充がすすんでいないことを痛感しました。
障害者や認知症の方のコロナ対応は「都立・公社病院が対応する」。当事者・ご家族の運動と連携して、日本共産党の区市町村議員も声をあげ、日本共産党都議団が都議会で確約をとりつけたことは、大きな前進です。独立行政法人化しても東京都が行政医療として責任を果たすという流れも市民とともに日本共産党はつくりました。
でも、まだ、必ずぎりぎりの命があります。そこを見つけだして、人権と命を守ること、それが日本共産党の値打ちです。声にだせないひとにも光をあて、その声をまっすぐ届けるためにも、勝利をかちとることを誓いたいと思います。
【清瀬市で開かれた日本共産党大演説会から】
「私も共産党を応援します」 清瀬市の安中知恵さんのスピーチ
新人予定候補 穴見れいなさんのスピーチ
香川やすのり市議のスピーチ
山崎美和市議のスピーチ
佐々木あつ子市議のスピーチ
原田ひろみ市議のスピーチ
新人予定候補を代表してスピーチする穴見れいなさん
清瀬市議選をたたかう5氏(左から)山崎美和市議、原田ひろみ市議、佐々木あつ子市議、香川やすのり市議、新人の穴見れいなさん
東久留米市議選をたたかう4氏(左から)北村りゅうた市議、村山順次郎市議、永田まさ子市議、かもしだ芳美市議
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by hara-noriko
| 2023-02-13 14:18
| 選挙
2023年 02月 12日
清瀬市で2人の子どもを育てる
安中知恵さんのスピーチ
東京都清瀬市で開かれた日本共産党大演説会(2月4日)では、清瀬市で2人の子どもを育てる安中千恵さんが応援スピーチをしてくださいました。主な内容を紹介します。
清瀬に引っ越してもうすぐ2年
娘のぜんそくの症状がほとんど出なくなって
5歳の娘と息子の双子を育てています。清瀬市に引っ越してもうすぐ2年がたちます。引っ越してきて本当に良かったな、と思うことからお話をさせていただきます。
私の娘は生まれてすぐにダウン症と診断されています。気管支が弱いので、風邪をひくとすぐにゼコゼコとなります。けれども、清瀬に引っ越してきまして、気管支炎の症状がほとんど出なくなりました。清瀬市には結核の療養所があったと聞いています。同じ東京都でも、自然に囲まれきれいな空気のなかで暮らしていることがここまで効果があるのかを引っ越して初めて知りました。
環境を条例で守ってきたところ
清瀬の価値を守ってきた共産党市議団
先日、市政報告会に参加させていただきました。原田市議からうかがったのは、清瀬というのはこの環境を条例で守ってこられたということでした。どこにでもある東京の郊外ということではなくて、清瀬に引っ越してきたからこそ、うちの娘は健康で暮らしていけるようになったということを実感しています。
この価値をわかって守っておられるのが、日本共産党清瀬市議団のみなさんだと思っております。
娘は保育園に入ることができました
香川やすのり市議に話を聞いてもらって
清瀬に引っ越してきて、娘は保育園に入ることができました。以前に住んでいた区や、友人が住んでいる区は、お金はたくさんあるのですが、待機児童を減らすことばかりを目標にしていて、障害がある子は1つの園に3人とかしか受け入れてくれないみたいな感じで、障害がある子だけが待機児童として残ってしまうみたいなことが起こっていました。
清瀬に引っ越してきて最初の年は、2人とも障害児専門の療育施設に通わせていたのですが、私の方でダウン症の娘と自閉症の息子の2人を一緒にみることが大変になってきまして、保育園に入れてほしいということで香川やすのり市議に相談しました。
最初は、私一人で保育課に電話をしたのですが、断られてしまいました。香川さんはすごくていねいに聞き取りをしてくださって、保育課ともお話をしてくださって、課長さんが「いまだったらこの園が空いているからすぐに入れますよ」という話までしてくださるようになりました。このときは距離が遠かったので通わせることができなかったのですが、昨年の4月から近くの保育園に入れてもらえることになりました。
娘はぐんぐん成長
歩くこと自体が楽しい、と
保育園に通い始めて、娘にはとてもいい刺激になって、ぐんぐん成長しております。ダウン症の子というのは、筋肉が弱くて疲れやすいんです。その娘がなんと、同級生の子と一緒にお散歩を通しで歩けるようになりました。1キロメートルくらいある道を普通に歩ける、ということを聞いて、びっくりしてしまいました。
保育園の近くに自然が豊かな公園があります。そのなかを、葉っぱが落ちているとか、どんな花が咲いているのかとかを見ながら歩くのですが、歩くこと自体が楽しいと彼女が感じることができて、お友だちと一緒に歩けるようになったのです。
仲のいいお友達もできて
親離れがすすんで、ちょっと寂しい
仲のいいお友だちができるようにもなりました。お友だちが積極的に遊びに誘ってくれたりして、この子がいるから安心だ、というお友だちが何人もいるような環境になっています。
登園するとすぐ、母親の私に「バイバイ」といってお友だちの方に行ってしまって、親離れがすすみ、私の方が寂しいくらいです。
障害があってもひとりの子どもとして受け入れてくれる
市民の運動と共産党の取り組みがあったから
障害があっても、一人の子どもとして受け入れてくれるというのは、清瀬の市民のみなさんが守ってきた大切な価値観だと思います。安易に民営化をすすめたりせずに、公立の保育園を守っていく。待機児童の数だけ解消するのではなくて、保育の質もしっかりと保障する。そういう運動を市民のみなさんと日本共産党の議員のみなさんが取り組んでこられた。その恩恵を私の娘は受けていると思います。
市民の目線にたった手続きをしてくれる
市役所職員の姿勢に感動
清瀬は、市民の目線に立って手続きをさせてくれるな、と感じました。
以前に住んでいた自治体で子どもの障害者手帳を取得しました。そのときには、きれいに製本された分厚い冊子が送られてきまして、そのなかからほしい支援があったら問い合わせてね、みたいな感じでした。
清瀬に引っ越して、障害福祉課に行ったところ、紙を1枚出してくれました。そのチェックリストを職員のみなさんが一つひとつ、受けられる支援かどうかを漏れがないように確認してくれました。職員の人が一緒にチェックしてくれる姿勢に感動しました。
子どもの医療費なんですが、領収書を窓口に持って行ったら、窓口の人が一緒に計算して児童手当の口座に振り込んでくれる。すごく簡単な手続きですんだので、びっくりしました。
児童手当に所得制限が
手当と引き換えに扶養控除がなくなる
私たちは児童手当をもらえているのですが、昨年の10月からもらえない子が出てきてしまいました。財政を圧迫するから年収が一定以上の方には支給を停止します、ということが行われています。
清瀬で合理的にやられていたのが、国の方でぐちゃぐちゃにされてしまっている現状もあります。
「1200万円以上の収入がある世帯はもらえない」と聞いて、「そんなに稼いでいるなら手当なんかなくていいじゃないか」とおっしゃった方もいらっしゃいました。いまの中学生以下の子どもたちというのは、手当と引き換えに扶養控除がなくなっていまして、税金がかかっている状態になっています。かけられた税金をもとに、「あなたの世帯はこれだけの税金が払えるのだからいらないよね」と切られている福祉制度もいっぱいあります。
「所得が高い」と勝手に決められて
困っている人がたくさんいる
高校無償化についても、無償になっている世帯というのはすごく限られていまして、所得が一定以上ある家庭に対しては、公立高校しか支援が受けられないとか、全額自己負担で払うしかないとか。障害者へのサービスについても、同じ回数、同じ事業所を利用しても、所得によって払う金額が2万円、3万円違う例があります。所得が高いから払えると勝手に決められてしまって、困っている人もたくさんいます。
年収1200万円以上の友人 下のお子さんに障害が
上のお兄ちゃんたちが大学を諦めるしかなかった
私の友人で1200万円以上の年収があるのですが、6人のお子さんがいらっしゃいます。下のお子さんに障害がありまして、この子にかかる費用が国から何ももらえない。上のお兄ちゃんたちが大学に行くのを諦めるしかなかったという例もあります。「進学を諦めさせてしまったことを思い出すと、いまでも申し訳ない気持ちだ」といっています。制度がどんどん改悪されて支援が受けられなくなり、社会保険料も高くなっています。
「困った」の声を聞いてくれる共産党市議団
ぜひ議席を守っていただきたい 私も応援します
「困った」という声を聞いてくださって、物価が上がって子どもの将来のために貯金する余力がないということを日本共産党市議団のみなさんは、本当によく聞いてくださっています。
政府のやることは、低所得の人に手厚くなどといいながら、高齢者の医療費や介護保険の自己負担を増やしてしまうなど、やっていることがちぐはぐで、みんなが苦しいのではないかと思います。
困っていることに対して、また何かあったときに、すぐに声を聞いてくださるのが日本共産党の議員のみなさんだと思っています。この清瀬でぜひ議席を守っていただきたい。そういう思いで私も応援させていただきます。
【日本共産党の清瀬市議選予定候補5氏の訴え】
穴見れいなさん(新)
香川やすのりさん(現)
山崎美和さん(現)
佐々木あつ子さん(現)
原田ひろみさん(現)
応援スピーチをする安中知恵さん
参加者の声援に応えて(左から)原のり子、原田ひろみ市議、佐々木あつ子市議、山崎美和市議、宮本徹衆院議員、香川やすのり市議、穴見れいなさん 
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by hara-noriko
| 2023-02-12 10:08
| 選挙
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