3月議会 一般質問から(上)   

 ご無沙汰していてすみません。3月議会が続いています。年4回の定例議会のうち、3月がもっともハードですが、今回は、市長の公約違反のうえに、国民健康保険税・介護保険料・下水道料金の値上げ…など、本当に大変です。
 9日の一般質問で、私は、市長の就任当初の市報に載ったあいさつ文を読み上げて、市長の2年間をふりかえって質問しました。実は、こういう質問の仕方をするかどうか、ぎりぎりまで悩みました。嫌味っぽくならないか、私の真意は伝わるか、と。
 このブログでもお知らせしたとおり、私たちは、現在、市長を支持する立場ではありませんが、政治で何を大切にしなければならないか、真剣に議論したい。そのためには、市長の原点に触れる必要があると思ったのです。
 今、予算特別委員会の真っ最中のため、くわしくお知らせすることがかないませんが、私の一般質問の前半をお伝えします。質問の後半は、後日お知らせしたいと思います。
                    ◇               ◇
 東日本大震災から1年になります。改めて、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、地震・津波・そして原発事故にあわれて、今なお大変なご苦労をされている被災者のみなさんに心からのお見舞いを申し上げます。そして、できる限りの支援を、力をあわせてこれからも息長く続けていきたいと思います。
 また、東久留米市が、防災に力を入れ、福祉を大切にする自治体として発展するよう、微力ながらとりくんでいきたいと思います。

 それでは、通告に従い、一般質問をおこないます。
【馬場市政2年を振り返って】
 まず、最初に、馬場市政2年を振り返って伺います。
 篠原重信議員の総括代表質問で述べたとおり、私たち日本共産党も参加する「あたたかい市政をつくるみんなの会」は2月20日、今後馬場市長を支持できない、との立場を表明しました。
 誤解していただきたくないのは、市長が公約を実現していないから問題だ、と言っているのではない、ということです。公約実現には、さまざまな困難がつきものです。時間がかかったり、根本から検討を要する場合もあります。問題は、公約を実現しようとする姿勢とプロセスなのです。
 市長はいつも、独断で公約を投げ捨ててしまっています。たとえば、コミュニティバスについても、財政的に厳しいと考え、庁内検討会の最終報告が出る前に実施を断念しています。なんのための庁内検討会なのでしょうか。その庁内検討会の結果を待って、財政のことも含めて市民に情報公開し、東久留米でどうやって実現するのか市民参加で検討していくことが、市長のとるべき道だったのではないでしょうか。
 情報公開、市民参加、対話による合意形成をかかげた市長なのですから、市民を信頼し、ともに知恵を出し合うという姿勢を貫くべきではないでしょうか。そうすれば、喜んで多くの市民は一緒に汗を流してくれるはずです。そういう方向に向かわなかったことを本当に残念に思いますし、市長の責任は重大であることを指摘します。
 私は、今回の質問で、「情報公開、市民参加、市民との対話による合意形成」を徹底します、と題した市長就任直後のあいさつに照らして、この2年間を振り返りたいと思います。このあいさつは、2010年2月1日の「広報ひがしくるめ」の1面に載ったものです。
 ――私が選挙戦を通じて一貫して訴えてきたことは、「情報公開、市民参加、市民との対話による合意形成」を徹底することでした。それは、『政治とは常に弱者とともにあるもの』だと思うからです。この場合の『弱者』とは、現に病気や障がいがある、貧困に苦しんでいる、女性や子ども、なども当然そうですが、例えば個人ではなかなか立ち向かえないような、企業や行政、政治などの力によってある日突然、弱者に追いやられてしまった人たちのことでもあると思います。そしてこの様なことは誰にでも起きうるものであり、同じ市民として他者の痛みを理解し、このような『突然の弱者』をつくらないようにすることが政治であり、その為にも「情報公開、市民参加、市民との対話による合意形成」を徹底して参ります。――
 私は、ある意味、どの項目を公約に掲げたかよりもずっと重みのあるあいさつだと思います。個人的には、「弱者」という表現はいかがか、という思いもしますが、しかし、弱い立場に追い込まれる人が出ないようにしたい、との市長の熱い思いは伝わってきます。
 こういう考えの市長だから、苦労はあっても市民を裏切ったりしないだろうと感じる内容です。この2年間、「弱者とともにある政治」がすすめられてきたといえるのか、また、「突然の弱者」をつくりだしていないのか、以下3項目についてうかがいます。

(1)保育について
 まず、保育行政についてです。
 現在、市長の公約であった、保育のあり方検討委員会も設置しないまま、みなみ保育園の民営化が強行されています。みなみ保育園の関係者は、市長のいうところの「ある日突然弱者に追いやられてしまった人たち」ではないでしょうか。にもかかわらず、施政方針では、「みなみ保育園の民営化につきましては、今後も保護者の方々への丁寧な対応に努めてまいります」と、あたかも、これまでていねいな対応をしてきたかのように平然と述べています。
 さらに、共産党の総括代表質問に対しても、やむにやまれぬ思いで保護者が設定した懇談会も、市が開催したかのようにとれる答弁をし、愕然としました。こういう発言を決して見過ごすわけにいきません。この3月議会を通じて、問題を明らかにしていくことを述べたうえで、以下、うかがいます。
 ・市長は、なぜあり方検討委員会を設置できなかったと考えていますか。
 ・来年度予算案では、保育のあり方検討と切り離して、保育料・学童保育料の改定を検討する、となっていますが、その考えはどういうものですか。
 ・今後、市民とともに保育について話し合っていく考えはあるのですか。簡潔に御答弁ください。

 次に待機児対策ですが、今年も深刻な状況が広がっています。今年度最終となる2月1日付の待機児数は298名。新定義でも248名です。改めて、認可保育園を誘導する考えはないのか、また、認可保育園と認可外保育園の保育料格差是正についてどう対応する考えなのか、うかがいます。

(2)高齢者福祉について
 次に高齢者福祉についてです。
 高齢者福祉電話が廃止されて1年がたちました。野崎市政時代から、福祉電話廃止は課題にあげられていましたが、まさか、馬場市長が廃止の決断をするとは思っていませんでした。しかも、段階を踏むこともなく、いきなりの廃止で、ここでも高齢者の方々が突然の弱者になってしまったのです。
 福祉電話の主な事業内容は、基本料金の補助であり、高齢者の「見守り」の役割を果たしていないので廃止し、他の見守り施策でカバーするとのことでしたが、他の見守り事業への移行は完了したのですか。
 また、福祉電話を利用していた高齢者の方々から、「お金がかかるので、なるべく電話をかけないようにしている」「具合が悪くて知人に相談したいときも電話を控えてしまった」という声を聞きます。こうした高齢者の声を市長はどう受け止めますか。うかがいます。
 高齢者福祉の2点目として、高齢者を支えるとりくみの強化についてうかがいます。
 高齢になっても安心して暮らせるようにしていくことは、どの世代にとっても大切な課題です。私は、昨年の6月議会で高齢者を支える施策の充実を求めて質問しましたが、そのなかでも、救急医療情報キットの導入は急いで実施することが必要であると考えます。近隣自治体でもとりくみが広がっています。検討状況をお聞かせください。
 また、ひとり暮らし高齢者の方から共通してだされるのは、「夜の不安」です。夜、心配なことがあってもどこに連絡して相談してよいかわからない、という声に対し、どうこたえるのかうかがいます。

(3)障がい者福祉について
 次に障がい者福祉についてです。
 前市政から引き続いて大きな課題となっているのが、特別支援学校高等部卒業後や、さいわい福祉センターでの訓練終了後の日中活動の保障です。とりわけ、重度障がいの方の受け皿として、「活動センターかなえ」がつくられましたが、今現在、施設の抜本改善についてめどがたっていません。担当において鋭意努力されていることは認識していますが、もう新年度を迎えようとしています。市長も、重要な課題だと述べられてきましたが、どのように解決しようとしているのか、うかがいます。
 また、地域活動支援事業のなかの移動支援について、全身性の身体障がい者の方への適用を求めてくりかえし質問してきました。来年度は、実現するのかうかがいます。

  スズメ(黒目川)
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# by hara-noriko | 2012-03-20 01:08 | 市政報告 | Comments(0)

3月議会始まる 初日から議論   

 3月1日、東久留米市議会第一回定例会(3月議会)がはじまりました。初日から夜10時までかかるという状況…。やはり、大変な議会です。

旧大道幼稚園の利活用について質問
 市長の行政報告に対し、私は、旧大道幼稚園の利活用について質問しました。
 市の計画案は、滝山相談室(西中学校の横)が老朽化したので移転させ、また、防災備蓄倉庫としても活用するというものです。この案について市民意見を募集したことはよかったのですが…。
 13件の意見のなかに賛成意見は1件もありませんでした。なのに、市の計画案ですすめるという結論になっています。そして、市民意見は今後の参考とする、ありがとうございます、というだけなのです。形だけの意見募集だったのでしょうか? どんなふうに検討して市の計画案でいくと決めたのか、まったく不透明です。これは市民参加とはいえません。行政の説明責任も果たしていないと私は思います。今議会、この問題はひきつづき議論を尽くさなければと思っています。
イオン誘致計画についても質問
 また、イオン誘致計画にかかわる市長報告もあり、質問しました。
 イオン計画を市民参加で見直すという公約を反故(ほご)にして、イオン誘致を推進している馬場市長。イオンのなかに地域貢献施設をつくって、市民に役に立つ施設にしていく、市民の不安を少しでも軽減していく…と述べてすすめてきました。
 しかし、「目玉」(?)であった情報発信施設については財政負担が重い(年800万円と試算)ことから断念。他の課題も今後イオンと協議していく、というだけです。
 そもそも、地域貢献施設を何かつくれば市民負担を軽減できるのかといえば、そうではありません。周りは狭い道路で、第五小学校の目の前。規模は本町ヨーカドーの5倍、駐車場台数1700台。もともと無理な計画なのです。しかし、馬場市長は推進に転じたうえ、今度は、地域貢献施設についても市民を裏切ることになりました。
イオンの中に認証保育園を導入するというが
 財政負担が重いといいながら、認証保育園については導入するといいます(年2000万円の市負担)。本当に待機児解消を考えるなら、あの場所でいいのか? また、保育環境としても適切なのか? 認証保育園の保育料が高いため、利用したくてもできないという声にどう応えるのか?…疑問は膨らむばかりです。しかも、イオンが保育園の事業者を決めるのですが、まったく見えないのです。
イオン計画は中止すべきです
 現時点にいたっても、市民のみなさんに安心してもらえる材料がないこの計画は、中止すべきだと思います。市民のくらしを守らなければならない市長としては、まず一時中断を申し出るぐらいの姿勢を示すべきです。
 引き続きとりくみます。

 そのほか、家庭ごみ有料化、図書館への指定管理者導入問題など、さまざまな質疑が交わされています。

  椿にメジロ(黒目川遊歩道)
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# by hara-noriko | 2012-03-03 20:37 | 市政報告 | Comments(0)

3月1日から3月議会が始まります   

 東久留米市議会第一回定例会(3月議会)が3月1日から始まります。日程が決まりました。
 1日(木) 9時半~本会議
       (市長施政方針演説、市長報告、行政報告、議案上程など)
 5日(月) 本会議(各会派の代表質問)
 6日(火) 本会議(一般質問)
 7日(水) 本会議(一般質問)
 8日(木) 本会議(一般質問)
 9日(金) 本会議(一般質問)
 12日(月) 議会運営委員会
 13日(火) 9時半~総務委員会
        1時~厚生委員会
 14日(水) 9時半~文教委員会
        1時~建設委員会
 15日(木) 9時半~予算特別委員会(補正予算)
 16日(金) 予算特別委員会(来年度予算)
 19日(月) 予算特別委員会(来年度予算)
 21日(水) 予算特別委員会(来年度予算)
 22日(木) 予算特別委員会(来年度予算)
 27日(火) 本会議(討論・採決)

★すべて市役所3階です。ぜひ傍聴にいらしてください。
 傍聴は、簡単です。時間途中の入室・退室もできます。カードに記名して箱にいれて、入室してください。お子さん連れでも大丈夫。ロビーでも聞くことができます。

日本共産党の一般質問は、9日になる見込みです。
永田まさ子議員
 上の原地域について(高齢者福祉施設誘導その他)、コミュニティバス、図書館の指定管理者制度導入問題、学校図書館、小学校給食調理業務委託について、放射線対策。
村山順次郎議員
 コミュニティバス、イオン誘致問題、ごみ減量について、被災地のがれき処理について、商業振興策、公契約条例、通学路の安全対策。
篠原重信議員
 防災対策、介護保険料・利用料の負担軽減、被災者支援、原発から再生可能エネルギーへの転換へ自治体としてのとりくみ。
私の一般質問は
■馬場市政2年を振り返って伺う
(1)保育について
 イ、市民とともに保育のあり方を検討しないまま、民営化を強行していることについて
 ロ、待機児対策について
(2)高齢者福祉
 イ、福祉電話の廃止について
 ロ、高齢者を支える取り組みの強化について
(3)障がい者福祉
 イ、「卒後対策」について
 ロ、移動支援について
■スポーツ行政
 スポーツ基本法にもとづく市のとりくみについて
■教育行政
(1)スクールカウンセラーについて
(2)通学路の安全対策について

★下水道料金値上げの議案は、建設委員会。国民健康保険税、介護保険料の値上げの議案は厚生委員会で審議されます。

★請願は24件寄せられています。各委員会で審査されます。

  シジュウカラ(黒目川)
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# by hara-noriko | 2012-02-25 23:17 | 市政報告 | Comments(0)

「みんなの会」が記者会見 「今後、馬場市長を支持できない」と表明   

 驚きました。馬場一彦市長は、やはりイオン誘致問題の重大さ、自分自身の相次ぐ公約破棄の責任の重さをわかっていないようです。
再度の市長要請
 2月10日、「あたたかい市政をつくるみんなの会」は、再度の市長要請を行ないました。前回(2月2日)、市長が突然「協議したい」ということを言いだしたことは、2月3日の記事で紹介しました。このため、「みんなの会」でも検討しました。市長と信頼関係のうえで協議をするためには、その前提問題を解決できなければだめだ、ということで、事前に要請文を送りました。「イオンの問題は、道路・環境・商業問題など今日に至っても解決策が見出されていません。これらの諸問題が解決するまで、イオンの進出作業はとりあえず、一時中断するよう要求します」と。
市長の回答を求める
 再度の市長要請の席上、「みんなの会」の井口信治代表は、これに応えられないようでは、信頼をもって話し合うことはできない、市長の回答を求める、とあいさつしました
 これに対して市長は、「不意打ちをくらったような内容で、答えに窮する。イオンという一項目をもって私と協議しないということは、遺憾だ。残念だ」と発言しました。その最初の一言を聞いて、イオン問題の重みを市長はわかっていない…と思いました。
イオン問題の重み
 市長はすでにイオン推進に転じているわけですが、「やむをえず」の判断だったはずです。しかし、一年以上たっても道路問題などがいっこうに解決されていません。解決されていないのにこのまま進めていいのか、ということなのです。ところが市長は、「イオン問題は一年前に決定をみている。政治判断とか、中断するとかしないとか、ということができる権限は私にはない」と語りました。
 馬場市長は、市民参加でイオン計画を見直すことを公約に掲げて当選しました。多くの市民がその公約を支持したからです。なのに、公約を裏切ってイオン誘致推進に転じてしまったことへの責任も感じていません。同時に、問題が解決されていないなかで市長として立ち止まって考えなければならない、とも思っていません。「みんなの会」は、市長のそうした姿勢を問うているのです。市長は、なぜいまさらそんなことを言うのか、という態度でした。
相次ぐ公約破棄はイオン問題から始まった
 「イオンという一項目」と市長はいいますが、相次ぐ公約破棄はイオンから始まりました。この問題に市長の姿勢が象徴されているのです。
 さらに驚いたことがあります。井口代表が、「あなたは力が足りなくて見直しできなかった、と言ったがそうではない。約束どおり見直す勇気がなかったんだ。」と指摘すると、市長は「私がとった判断は、『下がる勇気』だったんだ」と発言しました。公約違反も勇気なのか?
 最後に、抗議文を読み上げると、市長は「それに対し反論する、納得できない、抗議する」といいました。
「みんなの会」が記者会見
 市長要請終了後、「みんなの会」は記者会見を開きました。今後、市長を支持できないこと、個別の市民要求については一市民団体として運動し、必要な交渉をしていく、という立場を明確にしました。
イオン問題とは
 東久留米市南沢の閑静な住宅街の中、第5小学校の目の前の旧第一勧銀グランド跡地に、本町にあるイトーヨーカドーの5倍の規模のイオンショッピングセンターを誘致するというもの。野崎市政時代にはじまり、2年前の市長選で大きな争点に。市民参加での計画見直しを公約にかかげた馬場一彦氏が市長に就任。日本共産党も参加する「あたたかい市政をつくるみんなの会」は、イオン計画の見直しを含めた政策協定を馬場氏と結び、選挙をたたかいました。ところが馬場市長は、就任してわずか半年で「推進」に転じました。「みんなの会」は再三にわたって公約に立ち戻るように求めましたが、市長は耳を貸さずに推進してきました。

2月28日に市政報告懇談会
 3月1日から東久留米市議会第1回定例会(3月議会)が始まります。日本共産党市議団は、市民参加市民合意を大切にする市政への転換をめざして、市政報告懇談会を開催します。たくさんの方のご参加をお待ちしています。
日時:28日午後7時から9時
場所:市民プラザホール(市役所1階)

  「みんなの会」がおこなった再度の市長要請
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# by hara-noriko | 2012-02-22 00:27 | 市政報告 | Comments(0)

コミュニティバス、ゴミ減量化、小学校閉校式…   

 毎日を、じっくりと、ていねいに過ごしたいと思いながらも、2月はかなりバタバタしてしまっています。この間の出来事を少しまとめて報告します。
コミバスについて市長の説明会
 12日、コミュニティバス(コミバス)について、自分の任期中に実験運行をする、といった自らの約束ができなくなった、との市長の説明会。会場いっぱいの市民の方々から質問や意見が相次ぎました。「道路建設を見直してバスに振り向けたら」という意見もだされる一方、「道路建設はすすめてほしい。市長にがんばってほしい」という意見も。市長が、市政で何を大事にするのか、改めて姿勢が問われています。
ゴミ減量・有料化問題で府中市を訪問
 13日、ゴミ減量・有料化問題で、共産党市議団で府中市をたずねました。お忙しい中、環境安全部ごみ減量推進課長と管理係長が対応してくださり、くわしくお話をうかがうことができました。府中市では、有料化を決める前に、ゴミ減量について市民懇談会をくりかえし行ない、有料化決定後も、職員総出で市民との懇談を積み重ねて行った…。ここに相当の時間を費やしています。
 東久留米市の3月議会で有料化問題が大きな議論になると思います。私は、経済状況が厳しいなか、有料化先にありきでなく、ゴミの現状を多くの市民の方に知ってもらい、減量するためにどうしていくのか、話し合い、知恵を出し合うことが何より大切にされなければならない、と思います。
第4小学校の閉校式典・お別れ会
 17日、第4小学校の閉校式典・お別れ会。32名の子どもたちが、とてもいきいきとしている姿が印象的でした。校長先生のお話も、どんなにこの子どもたちがすばらしいか、ということが語られ、一人ひとりが大切に育てられてきたことを実感しました。学年をこえて力をあわせたり、お互いを思いやったり…と過ごしてきた経験は、本当に大きなものではないでしょうか。きっと先生たちにとっても。
 学校統廃合の計画が出されてから、父母のみなさんが、4小、そして小規模校の良さを訴え、乱暴な統廃合はしないよう求めてきたことが思い起こされます。子どもたちを大切に思うそうしたとりくみが、今の子ども達の姿に結びついていると思います。でも、本当にさびしい…。子どもたちが安心して次の場に向かい、過ごせるように、長いスパンでの支援を今後も訴えていきたいと思います。

 モズのオス(落合川)
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# by hara-noriko | 2012-02-20 13:51 | 活動日誌 | Comments(0)