コミュニティバス、ゴミ減量化、小学校閉校式…   

 毎日を、じっくりと、ていねいに過ごしたいと思いながらも、2月はかなりバタバタしてしまっています。この間の出来事を少しまとめて報告します。
コミバスについて市長の説明会
 12日、コミュニティバス(コミバス)について、自分の任期中に実験運行をする、といった自らの約束ができなくなった、との市長の説明会。会場いっぱいの市民の方々から質問や意見が相次ぎました。「道路建設を見直してバスに振り向けたら」という意見もだされる一方、「道路建設はすすめてほしい。市長にがんばってほしい」という意見も。市長が、市政で何を大事にするのか、改めて姿勢が問われています。
ゴミ減量・有料化問題で府中市を訪問
 13日、ゴミ減量・有料化問題で、共産党市議団で府中市をたずねました。お忙しい中、環境安全部ごみ減量推進課長と管理係長が対応してくださり、くわしくお話をうかがうことができました。府中市では、有料化を決める前に、ゴミ減量について市民懇談会をくりかえし行ない、有料化決定後も、職員総出で市民との懇談を積み重ねて行った…。ここに相当の時間を費やしています。
 東久留米市の3月議会で有料化問題が大きな議論になると思います。私は、経済状況が厳しいなか、有料化先にありきでなく、ゴミの現状を多くの市民の方に知ってもらい、減量するためにどうしていくのか、話し合い、知恵を出し合うことが何より大切にされなければならない、と思います。
第4小学校の閉校式典・お別れ会
 17日、第4小学校の閉校式典・お別れ会。32名の子どもたちが、とてもいきいきとしている姿が印象的でした。校長先生のお話も、どんなにこの子どもたちがすばらしいか、ということが語られ、一人ひとりが大切に育てられてきたことを実感しました。学年をこえて力をあわせたり、お互いを思いやったり…と過ごしてきた経験は、本当に大きなものではないでしょうか。きっと先生たちにとっても。
 学校統廃合の計画が出されてから、父母のみなさんが、4小、そして小規模校の良さを訴え、乱暴な統廃合はしないよう求めてきたことが思い起こされます。子どもたちを大切に思うそうしたとりくみが、今の子ども達の姿に結びついていると思います。でも、本当にさびしい…。子どもたちが安心して次の場に向かい、過ごせるように、長いスパンでの支援を今後も訴えていきたいと思います。

 モズのオス(落合川)
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# by hara-noriko | 2012-02-20 13:51 | 活動日誌 | Comments(0)

活動センターかなえを訪問しました   

 2月8日、活動センターかなえ(東久留米市南沢)に行ってきました。篠原重信議員と永田まさ子議員は宮城県石巻市へ支援ボランティアに行っているため、村山議員とふたりで訪問しました。
施設の改善がすすんで
 今回の目的は、長年、施設から要請されている施設の改善について、ようやく対応されたと聞き、それを見せていただくということです。耐震上危険であるとわかった施設の非常階段部分に、人が入らないように対策がとられ、ようやく、台所に湯沸かし器がつきました。施設長の多田さんは、「パートさんから、これで食器の油も落ちる、と喜んでもらっている。手も冷たかったと思うが、そういう感想で、頭が下がる…」と。
請願がきっかけに
 今回、施設の改善が少し進んだきっかけは、昨年12月議会に提出されたかなえの請願でした。かなえは、2002年に心身障害者訓練施設としてスタートしました。運営は(福)イリアンソスが担っていますが、もともと重度障がい者の高校卒業後の受け皿が足りないことから、市も入って市内の施設関係者で協議するなかでつくられたのが、かなえです。
 いずみ幼稚園の跡地を暫定利用して活動をスタートさせましたが、活動場所が2階なのに、エレベーターがなく車椅子の方を受けいれられない、施設で直してほしいところがあっても、暫定利用なのだから…と十分に手が打たれずにきました。
 かなえの請願では、一日も早く安心して活動できる場所に移転すること、それが実現するまでの間も最低限の施設の改善をして、利用者さんが安心して過ごせるようにしてほしい、という内容でした。本来、当然のことです。そこに、市が応えることになり、今回の改善は、小さいことのようですが、とても大事なことだと思います。よかった!

  施設の改善がすすんだ活動センターかなえ
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# by hara-noriko | 2012-02-09 17:30 | 活動日誌 | Comments(0)

「みんなの会」の市長要請に参加して   

 2月2日、「あたたかい市政をつくるみんなの会」の市長要請に参加しました。「みんなの会」は、女性・業者・保育・高齢者など各分野の団体を中心に構成され、市長選では馬場氏と19項目の政策協定を結んで、応援しました。日本共産党も、会に参加しています。
市長の責任を問う
 今回の要請は、馬場市長が市長に就任してから、ことごとく公約を投げ捨ててきたことについての責任を問い、市長の考え方を聞いたうえで、こちらの態度も改めて明確にする、という趣旨で行ないました。
 庁議室は30名の市民でいっぱいになりました。市長は冒頭、「こんな多い人数とは」と言いながら、「今日は懇談ですよね、懇談でいいんですよね」と何度も念押ししました。
 参加者から、「2010年6月のイオン問題での市長報告や、新年の市報のあいさつなど、市長は『市民合意』ということをいっさい言わなくなった。なぜなのか」と聞かれ、市長は、なぜそんなことを聞くのか、という表情。そして、「合意形成に努めるということは今も変わらない。言葉がなかったというが、そこに他意はない」と。「自分のスタンスは何もかわっていない」とくりかえし発言し、参加者からは、「もういいよ」との怒りとも呆(あき)れているともとれる声がでる状況でした。
 各分野からの発言に対しても、市長が長い時間をとって話しつづけ…。「そこを聞いているんじゃないんです」と市民の方が指摘する場面が何度もありました。
公約違反への反省はなく
 結局、公約違反の反省の言葉はまったくなく、市民の団体を前にしてもおわびさえありません。まして、イオン・保育園・コニュニティバスなどの大きな公約について、少しでも立ち戻る検討がされたとはまったく思えません。そもそも、公約違反ではない、と思っているのではないでしょうか。自分はやりたかったけど、財政や議会状況のためできないんだ、という発言も何回かありました。それに対し、市民の方々からの反論もありました。
 もう時間が過ぎて終わろうというとき、市長は、突然「また協議しましょう」。「あなたは、大きな公約をことごとく裏切っているんですよ」といわれると、「他の公約も大事ですから。誰に連絡すればいいですか?」。…言葉を失います。
改めて市長に申し入れを計画
 しかし、みんなの会としては、さまざまな団体で構成されているので、時間ぎれで打ち切り、という終わり方はできません。今日の要請のなかみを幹事会できちんと検討して、近日中に改めて市長に申し入れをしていくことになりました。
 *今回の要請については、マスコミにもお知らせし、オープンな形で行なっています。

  「みんなの会」がおこなった市長への要請
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# by hara-noriko | 2012-02-03 21:02 | 市政報告 | Comments(2)

来年度予算案 市長の公約は軒並み後退   

 1月25日、来年度予算案の説明がありました。くわしい調査はこれからですが、市民の願いに応えるものもあり、きちんと分析していきたいと思います。ただ、市長の公約にかかわるところでは、軒並み後退しています。
コミバスは予算化なし
 とくに、コミバス(コミュニティバス)は何も予算化なし。市長が、「自分の任期中はできない」としてしまったとはいえ、市の基本計画では位置付けられている事業なのですから、調査・検討は継続すべきです。
保育のあり方を市民参加で検討することも投げ捨て
 また、市長の公約である、保育のあり方について市民参加で検討していく、ということについては投げ捨て、保育料・学童保育料の改定について社会福祉審議会の子育て支援部会で検討する、ということを予算化。請願が採択されている、認可外保育の保育料の負担軽減については、予算化されていないだけでなく、子育て支援部会で議論することにもなっていません。
保育園民営化をさらに推進
 さらに、みなみ保育園の次に民営化する保育園について、9月議会で示したい、と。また、イオンの中に、「地域貢献施設」として情報発信施設を導入するとしていましたが、それも「できない」…など。
 市長は、いったい何をやりたいと思っているのか、公約への責任をどう考えているのか…。3月議会も大変な議会になると思います。

  飛び立つコサギ(黒目川)
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# by hara-noriko | 2012-01-26 14:54 | 市政報告 | Comments(0)

多摩六都フェア「ぴゅああーと展」始まる   

 1月18日、多摩六都フェア「ぴゅああーと展」がはじまりました。20日まで、市役所1階の市民プラザホールにて。午前10時~午後5時です。
 多摩六都フェアは、5市(東村山、小平、清瀬、西東京、東久留米)で構成される、多摩北部都市広域行政圏協議会が主催する市域をこえた文化事業です。「ぴゅああーと展」は、圏域に在住、在勤、在学されている障がいのあるみなさんの絵画、陶芸、書道などの作品を、専門家が選考し、展示するもので、今回で6回目。今年は、235点もの応募があったとのこと。そのなかから、94点が入選したそうです。
オープニングセレモニーに出席
 初日はオープニングセレモニーがあり、私も参加しました。選考にあたった武蔵野美術大学の大坪圭輔教授が講評されました。…年々すばらしい作品になっているのは、技術的なことだけではない。みなさんが、安心してのびのびと暮らせるその環境が充実しなければこういう作品はうまれない。この地域には、そうした支える力があるということだと感じる。みなさんの作品に個性があるのは、人と人とのかかわりがあるからこそ。これからもそこを大事にしてほしい。大学としても、地域に貢献していきたい…。こういう趣旨のすばらしいお話しでした。
 以前、のぞみの家(市内下里にある身体障害者通所授産施設)の作品展にうかがったときに、職員の方が、日々のくらしのなかで楽しかったことや悲しかったことなどを、一緒に話し合いながら作品が生まれていく、ということを話してくれたことを思い出します。そして、障がいのある人たちが、「安心してのびのびと暮らせる」ように家族のみなさん、関係者のみなさんが、息長く運動を続けていることの意味の大きさを改めて実感します。今日も、たくさんの関係者のみなさんがスタッフとして動かれていました。本当に頭が下がります。
 東京フィルハーモニーによる、木管五重奏のコンサートもこの作品展にぴったりの雰囲気で、すてきでした。
 どの作品もすばらしく、感動します。なぜでしょう、毎回、とても前向きな気持ちにさせてくれるのです。ぜひ、たくさんの方に観てほしいです。
のぞみの家の作品展も
 市役所の向かいのスペース105では、19日まで、のぞみの家の作品展も行われています。

# by hara-noriko | 2012-01-18 19:31 | 活動日誌 | Comments(0)