2023年 02月 11日
6期目をめざして
原田ひろみ市議のスピーチ
東京都清瀬市で日本共産党大演説会が開かれました(2月4日)。会場参加とオンラインでの開催でした。4月に行われる清瀬市議会議員選挙をたたかう現職4人、新人1人の5人が決意を語りました。市民による応援スピーチ、宮本徹衆院議員の国会報告、私の都政報告と盛りだくさんの内容でした。市議予定候補の決意表明を紹介していきます。5人めは、原田ひろみ市議(47歳)です。原田さんは、市議団長です。
戦争だけは起こさない
そのための努力をするのが政治の仕事
6期目に挑戦します、原田ひろみです。
いま、日本は歴史的な分かれ道に立っていると思います。
軍事費の増額を前提に財源をどこに求めるのか、そんな議論ばかりの政治を食い止めたい。そんな話をすると、「でも北朝鮮や中国が怖い」と話される人はとても多いです。そんな時は、必ず伝えます。戦争だけは起こさない。そのための努力をするのが政治の仕事であり、遠回りのようでも、対話による外交の努力をしていくべきだ、と。
対話を一つひとつ丁寧に重ねる
政治は何のためにあるのか、共に考えることができるから
こんな対話から、先日、ある女性が戦争体験を話してくださいました。まだ3歳、4歳のころに、戦禍の中を逃げ惑い、家族の多くを失い、這いつくばって戦後を生きてきたということでした。
いま、こうした対話を一つひとつ丁寧に重ねることが、本当に大切だと実感しています。政治は何のためにあるのか、共に考えることができるからです。
子ども食堂、フードバンクから見える市民の生活
軍事費の倍増なんて、やっている場合ではありません
いま食糧支援に列をなして並ぶ人々がいて、清瀬市内にもこの数年で子ども食堂が大きく増えました。私がボランティアで関わる子ども食堂では、ひとり親世帯や、病気などで働けない保護者など、胸が痛む実態が見えます。学生のフードバンクでは、夜勤をするなどバイト漬けの学生の姿があります。生活相談では、我慢に我慢を重ねて、病気や怪我でどうしようもなくなって相談にくる方が多く、中には、糖尿病から足の切断になるという方もありました。
軍事費の倍増なんて、やっている場合ではありません。そのために医療や介護の予算を削り、増税まで行おうとする政治を、どうしても許すことはできません。
核兵器禁止条約に参加を
共産党市議団の提案で意見書を可決
いま世界は、核兵器禁止条約のもと、戦争も核兵器もない世界の実現へ必死の努力を続けています。戦争被爆国である日本こそ、この条約に参加するべきだと、日本共産党は意見書を提案し、可決することができました。しかし、自民・公明は反対したため、僅差での可決でした。自公は清瀬でも、被爆者の願いに背を向けています。この市議選で日本共産党を押し上げていただき、清瀬から戦争反対、核兵器なくせの世論を示していきましょう。
国保税 5年前から子どもの減免がスタート
市民の声と運動が清瀬市を動かし、他市にも広がる
私が市議会議員としてうれしかった2つのことをお話ししたいと思います。
1つは、国保税の子どもの減免制度です。国保税は、所得の10%を占める家庭も少なくありません。その原因は、1人当たり3万8000円もの均等割が、家族の人数分、課されるからです。赤ちゃんが生まれたら、国保税が上がる。他の健康保険にはない仕組みです。この均等割をなくすことが必要ですが、せめて、子どもは半額にしようと提案を続け、社会保障推進協議会(社保協)を中心に市民の運動も広がり、5年前から子どもの減免制度がスタートしました。多摩26市では3番目のとりくみで大変注目を集め、連日、市の担当課には全国各地から問い合わせが来たそうです。今では、多摩26市中7市が取り組み、今年度からは国が就学前の子どもに対する減免制度を始めました。怨嗟の声と市民の運動が、清瀬市を動かし、他市にも広がり、国をも変えていく力になったことを、身をもって実感しました。これこそ地方自治だと思います。
減免制度は3月いっぱいで廃止に
継続を求めて、3月議会で条例提案を準備
でも、この減免制度は3月いっぱいで廃止となります。もう国の制度ができたんだからと、12月議会では継続を求める陳情に自民・公明、立憲民主などは反対しました。子育てをしながら、コロナ禍で頑張っている中小零細の業者、農業者、フリーランスなど不安定な身分で働く方々に、国保税の値上げを押し付けることは許されません。日本共産党は、子どもの減免制度の継続を求めて、次の3月議会で条例提案を準備しています。ぜひ応援してください。
清瀬駅南口地域に児童館を設置したい
署名や陳情、議会での論戦で中央公園につくる計画が実現
もう1つは、清瀬駅南口地域への児童館の設置です。「児童センターころぽっくる」が多くの子どもたちに喜ばれ、拠り所になっています。「南口地域にもほしい」「雨の日でも安全に遊べる場所を」とはじまった運動でしたが、「新しい公共施設はつくらない」という市の方針が大きな壁となっていました。でも地域のみなさんが署名にとりくみ、3回にわたって陳情し、私は毎回のように議会で求めて、「児童館が必要」ということを認めさせ、現在の中央公園につくる計画が実現できました。ここでも、市民の声と運動が市政を動かしました。引き続き、調理ができるスペースの実現など、より良い児童館を求めてがんばります。
共産党市議団
欠かさず予算組み替え案を提出
前回、日本共産党は4人から5人に増やしていただき、議席占有率は4分の1(25%)となり、議会招集権を得ることができました。その後の市議補欠選挙で6人の市議団となり、単独で第一党となりました。この力を生かして、いつも市民のみなさんの声を出発点に、少しでも暮らしの負担を軽減しようととりくんできました。
新年度予算案に対する組み替え案は、欠かさず提案しています。市の予算全体のわずか1%を組み替えるだけで、多くの市民要求が実現できる、という提案です。例えば、コロナ対策として小中学校の教室で寒い冬も雨の日も、窓を開けて換気しなくてもいいように、換気システムを導入することや、緊急福祉資金の貸付制度、子ども医療費の窓口負担の無料化、敬老祝い金の復活、商店街など中小業者への支援が実現可能だと提案してきました。
共産党市議団
条例提案も重ねてきました
また、条例提案も重ねてきました。昨年は、大変な酷暑のなか、命に関わる問題としてエアコンが一台もない世帯にエアコン購入費の補助をしようと提案、否決はされましたが、他党も必要性は否定できず、その後、省エネエアコンへの買い替え制度につながりました。
12月議会では、物価高騰で広がるくらしの困難を前に、議員自らの報酬を削って財源を作ろうと、期末手当への20%加算を廃止する条例を提案しました。約920万円の財源ができるもので、議員が本気になればくらしの支援に回すことが可能です。これも否決されましたが、いま多くの市民の方から賛同の声が寄せられています。
共産党ならではの活動
市民のみなさんの声と運動が力に
これらは他党にマネのできない日本共産党ならではの活動です。市民のみなさんが寄せてくださる声と運動が力になっています。こうした提案をさらに世論を広げて実現したいと決意しています。
誰もがその人らしく生きられる社会の実現
人権の課題として待ったなし
個人の尊厳を守り、いかなるハラスメントも許さず、誰もがその人らしく生きられる社会の実現は、人権の課題として待ったなしです。
清瀬市議会では、性的マイノリティの当事者の方々が大変な勇気を持って市議会に陳情してくれました。その結果、同性婚を求める意見書や、身分証明書に通称名の記載を認める(「求める」になっていましたが)、また選択的夫婦別姓の実現など、数々の意見書を可決しています。東京都のパートナーシップ制度がスタートしてからは、都営住宅と同様に市営住宅も同性パートナーの方が入居できるようになりました。
4月から男女共同参画センターの位置付けが変わる
男女平等や人権尊重の取り組みを後退させてはならない
しかし、まだまだ課題は山積しています。心配しているのは、清瀬市が4月から行う組織改正で、男女共同参画センターの位置付けを変えてしまうことです。担当課を企画部から地域振興部に移しますが、市として全庁的に取り組むために企画部にあった、それを変えることが何を意味するのか。男女平等や人権尊重の取り組みが後退することがあってはなりません。誰もが自分らしく生きることを応援する。そんな清瀬を実現するために、いっそう頑張る決意です。
新型コロナ対策
5類にしていいのか、もっと議論が必要
新型コロナ対策では、この3年間、市長への申し入れを繰り返し、毎回の議会で欠かさず対策を求めてきました。施設での定期検査や自宅療養者への支援などが実現してきました。
新型コロナの位置付けがインフルエンザと同じ5類となった場合、検査や医療費の自己負担が生じることをはじめ、東京病院の敷地内にあるような臨時医療施設も、設置の根拠がなくなり、さらに医療のひっ迫を招くと懸念されています。5類にしていいのか、もっと議論が必要です。
検査の拡充ひとつ要求しない自民党、公明党
市民の困難、苦難に寄り添えない
みなさん、驚くことに、清瀬の自民党や公明党は新型コロナの対策について、まともに質問をしたことがありません。ワクチン頼みの政府と同じで、検査の拡充ひとつ要求しません。Withコロナ、アフターコロナの議論ばかりで、ひどい人では、清瀬市はコロナ患者数も亡くなった人も少ない、全体の死亡者数は逆に減っている、という発言まであり、影響は深刻ではないといわんばかりです。市民の困難、苦難に寄り添えない、その姿勢がここに象徴されていると思います。
市長の与党が伸びても政治はよくなりません
市民と同じ立場でがんばれるのは日本共産党
「市役所出張所をなくさないで」「公立保育園を残して」「子どもの医療費完全無料化を」「ごみ袋の値上げをやめて」など切実な願いに、ことごとく反対してきたのが自民党、公明党です。そして残念ながら、立憲民主、生活者ネット、無所属議員も、市政の課題においては、ほとんど共同の立場で力を合わせることができていません。市長の与党の立場にあるためです。これらの勢力が伸びても、清瀬の政治を良くすることができないことははっきりしています。
自民党は議席の奪還のために、現在6人の予定候補者を発表しています。全体では定数20人に対して、22人が名乗りをあげていますが、まだ増える可能性もあります。この中で、日本共産党5人全員をおしあげていただくことは容易ではありません。でも負けるわけにはいきません。日本共産党の活動は、みなさんの声あっての活動です。だから、生活困窮の実態などを行政に届け、どう対策を行うのか、予算をどこに振り向けるべきなのか、みなさんと同じ立場でがんばることができます。
5人を市議会に押し上げてください
力をお貸しください
穴見れいな、香川やすのり、山崎美和、佐々木あつ子、原田ひろみ、日本共産党の5人を、必ず市政へ押し上げてください。力をお貸しください。重ねてお願いいたしまして、発言を終わります。ありがとうございました。
大演説会でスピーチする原田ひろみ市議
参加者の声援に応えて(左から)原のり子、原田ひろみ市議、佐々木あつ子市議、山崎美和市議、宮本徹衆院議員、香川やすのり市議、穴見れいなさん
市政報告懇談会で報告する原田ひろみ市議
駅前で宣伝 
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by hara-noriko
| 2023-02-11 11:55
| 選挙
|
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2023年 02月 10日
7期目をめざして
佐々木あつ子市議のスピーチ
東京都清瀬市で日本共産党大演説会が開かれました(2月4日)。会場参加とオンラインでの開催でした。4月に行われる清瀬市議会議員選挙をたたかう現職4人、新人1人の5人が決意を語りました。市民による応援スピーチ、宮本徹衆院議員の国会報告、私の都政報告と盛りだくさんの内容でした。市議予定候補の決意表明を紹介していきます。4人めは、佐々木あつ子市議(66歳)です。
24年間支えてくださった方が亡くなりました
5人の勝利を天国に報告したい
ただいま、ご紹介いただきました。佐々木あつ子です。
地域のみなさんに支えていただき、24年間元気でがんばることができました。感謝を申し上げるとともに7期目をめざしてがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。
1月に、自分の議員生活を24年間支えてくれた尊いかたをなくしました。つい最近まで地域のお年寄りを介護相談会に誘ってくださり、親身になっていつも誰にでも丁寧な対応をして、優しくて熱いまなざしを忘れることができません。苦難を抱えている人のところに飛んでいく姿に共産党の党員としての多くを学ばせていただいたことに感謝しかありません。必ず5人の勝利を実現し、天国に報告したい。そんな気持ちでいっぱいです。
岸田政権への審判をくだす大事な選挙
ロシアによるウクライナ侵略に戦前の日本が重なる
4月の市議選は、1つには岸田政権への審判をくだす大事な選挙です。昨年暮れのテレビで、タレントのタモリさんが「新年は新しい戦前になる」と発言したことが話題になりました。日本にも戦争の影がにわかに忍びよっていることをいったのです。私の父は、1945年に10代で予科練に入隊し、神風特攻隊になりました。同僚が次つぎと戦死していくなか、自分が飛び立つのはいつかと不安な日々を過ごし、1945年8月15日の終戦で救われたという父の話は、脳裏に焼き付いています。ロシアによるウクライナ侵略に戦前の日本が重なります。戦争する国ではなく、憲法9条を生かした平和外交こそ、と強く訴えていきます。
日本共産党を大きく伸ばしてください。どうぞよろしくお願いいたします。
5人の市議団 単独で議会の招集権を獲得した力
ゴミ袋の値上げ延期へ臨時議会の招集を求める
前回の市議選で共産党市議団を5人にしていただき大きな力を発揮することができました。
単独で議会の招集権を獲得した力を発揮できたのは、ゴミ袋の値上げの問題を取り組んできた時のことです。2020年は、新型コロナウィルス感染が拡大し、初めての緊急事態宣言で4月は学校の一斉休校になり、飲食店をはじめ営業にも影響が広がり、景気が一気に冷え込みました。こんなコロナのなかで「ごみ袋の2倍もの値上げは中止すべきだ」と私たち日本共産党は、緊急性があると判断し、実施の延期を求める条例提案をしようと臨時議会の招集を求めました。
自民党・公明党・清瀬市が出してきたのが「無料配布」
市民の負担軽減を考えて4カ月分の無料配布に
市長に請求権を提出に行く日、自民党、公明党から議長を通じて待ったがかかりました。自民党、公明党は、臨時議会を開かれては困る。共産党の提案に反対したら批判が怖いからです。追い込まれた自公と清瀬市政が対案を出してきたのが、「ごみ袋の無料配布」でした。この提案を受け私たちの中で何度も何度も議論をおこない、臨時議会を開いても、延期条例に反対されれば、このコロナ禍のなかで市民の負担増は避けられないことになる。苦渋の選択として「無料配布」を了解することにしました。4カ月分の無料配布は実施され、負担軽減に「助かっていますよ」と市民のみなさんからの声が多く寄せられました。
ごみ袋の値下げへの見直しは共産党市議団の公約です。今回おこなった市民アンケートでも63%の人が望んでいます。引き続きこの仕事をやらせてください。どうぞよろしくお願いいたします。
清瀬市政 市民の合意もないまま学校削減などを計画
3代の市長と論戦 いまの市政は最悪だと感じます
私は、この7期目にどうしてもやりたいことは子どもたちの学校の問題です。公共施設を再編する考えのなかで、市は将来学校を半分にする計画を打ち出しました。八小の廃校を始め、学校削減と一貫校がすすめられようとしています。市民の合意形成もないまま拙速にすすめることはあまりにも乱暴で市政の暴走でしかありません。私はこれまで歴代3人の市長と論戦をしてきましたが、学校の在り方についての問題では今の市政が最悪だと感じます。
人口増が見込まれる清瀬小、八小の学区域
議会で論戦し、八小廃止は「強行はしない」と答弁させる
統廃合計画のどこに道理があるのでしょうか。少子化を理由にしていますが、清瀬小、八小の学区域には宅地開発がすすみ、道路の開発で今後も人口増が見込まれます。矛盾点を繰り返しの議会で論戦し、市民のみなさんとの運動と共産党の追及で、市はとうとう当初令和10年(2028年)としていた八小廃止は「人口動態を見て時期は改めて検討する。強行はしない」と市長に答弁させたのです。大きな成果です。しかし、市は統廃合計画を撤回したわけではありません。八小を廃校するわけにはいきません。統廃合計画に市が断念するまで頑張ります。この仕事を佐々木あつ子にやらせてください。どうぞ、よろしくお願いいたします。
市民の声から学んで
市民とともに市政を前にすすめたい
私はこの問題を運動する人たちと一緒に取り組むなかで、八小が廃校されると聞いたお母さん方が、「理由もわからず八小がなくなることに子どもたちは不安を覚えています。いつなくなっちゃうの?と。どれだけ子どもの心を傷つけているのか」と意見をいただいたことに気づかされました。市民と一緒に運動を広げ市に迫ることの大事さです。
市政を前に動かすのは、市民の力です。一緒に日本共産党は、切実な要求実現を目指して頑張ります。そのためにはどうしても5人の市議団が必要です。大きなお力添えを心からお願いして、私の決意といたします。ありがとうございました。
大演説会でスピーチする佐々木あつ子市議
参加者の声援に応えて(左から)原のり子、原田ひろみ市議、佐々木あつ子市議、山崎美和市議、宮本徹衆院議員、香川やすのり市議、穴見れいなさん
清瀬市議団の市政報告懇談会で報告する佐々木あつ子市議
駅前で訴える
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by hara-noriko
| 2023-02-10 13:39
| 選挙
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2023年 02月 09日
東京都議会第1回定例会が2月15日から始まります。3月24日までの予定です。主な日程(予定)などをお知らせします。
【議会日程(予定)】
2月13日(月) 総務委員会事前説明、請願・陳情審査
15日(水) 本会議 議案上程・知事所信表明
21日(火) 本会議 代表質問
22日(水) 本会議 一般質問
24日(金) 本会議 一般質問
27日(月) 総務委員会 中途議決案件の審査
3月 2日(木) 本会議 中途議決
7日(火) 予算特別委員会
8日(水) 予算特別委員会
9日(木) 予算特別委員会
13日(月) 総務委員会
14日(火) 総務委員会
15日(水) 総務委員会
16日(木) 総務委員会
20日(月) 予算特別委員会
22日(水) 予算特別委員会
24日(金) 本会議 討論・採決
☆議会は午後1時から。傍聴券は12時より都議会議事堂2階で配布されます。
☆保育、ヒアリングループなど、傍聴にかかわることは、議会局にお問い合わせください。
電話 03(5320)7111
ファクス 03(5388)1776
☆議事堂2階の大型ビジョンでの中継には、手話通訳があります。
☆コロナ感染対策のため、手指消毒、マスク着用などにご協力ください。
☆すべてネット中継があります。後日、録画も放映します。都議会ホームページへ。
【多摩北部医療センターに産科を…報告書に盛り込まれました!】
「多摩北部医療センターを良くする会」をはじめとした市民の運動と、市議団、都議団の論戦のなかで、センターの改築においては、産科の設置が必要だということが報告書に盛り込まれました!
現在、清瀬市と東村山には、お産をできる病院がありません。切実な課題です。あわせて、NICU(新生児集中治療室)や小児外科の設置、また高齢者・障害者への医療の充実など、さらなる検討を求めていきます。
【多摩地域の児童相談所管轄区域の改善案…「小平」も一歩改善】
児童相談所をふやすべき、児童福祉司の拡充を、と求め続けてきましたが、現在の4カ所から7カ所へと再編成されます。これまで、小平児相は9自治体を管轄していましたが、小平・東村山・清瀬・東久留米・西東京の5自治体になり、人口115万人から75万人に減ることに(本来は50万人以下にすべきです)。
問題は、各自治体を担当する児童福祉司などが充実できるのかどうか。規模を少し小さくしても、その分職員が減るということになっては意味がありません。引き続き改善を求めていきます。
【保健所増設・拡充を急いで!】
保健所が足りない…。コロナ禍で実感したことです。運動と論戦により、東京都は専門家によるあり方検討会を実施しています。しかし、清瀬・東久留米両市議団も参加した、都への要請行動のときに、「増設についてとくに意見を聞いていない」ことが明らかに。23区は1区に1保健所が設置されているのに、まさに多摩格差です。また、複数の保健所で障害者健診も休止したままになっていたり、アウトリーチができなくなっているなど、通常業務にも支障が出ています。保健所の増設・拡充の声を地域からさらにあげていきましょう。
【都の来年度予算案…過去最高の16兆円を超える規模に】
一握りの大手企業や超富裕層はますます富み、都税収入は5700億円も増えます。その一方で、コロナと物価高騰で多くの都民は苦しんでいます。…格差が広がっています。運動と論戦で、第二子の保育料無償化など、子育て分野では大事な前進もありますが、高齢者福祉予算は増えず、障害者の福祉手当は27年間1円も上がりません。
共産党都議団は、「都の財政を都民のために使う」「世代間の分断を許さず、必要な支援を」の立場で、組み替え案を提起する予定です。
駅前で都政報告

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by hara-noriko
| 2023-02-09 15:52
| 都議会
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2023年 02月 08日
3期目をめざして
山崎美和市議のスピーチ
東京都清瀬市で日本共産党大演説会が開かれました(2月4日)。会場参加とオンラインでの開催でした。4月に行われる清瀬市議会議員選挙をたたかう現職4人、新人1人の5氏が決意を語りました。市民による応援スピーチ、宮本徹衆院議員の国会報告、私の都政報告と盛りだくさんの内容でした。市議予定候補5氏の決意表明を紹介していきます。3人目は、3期目をめざす山崎美和市議(57歳)です。
ひとり暮らしの女性の方から相談が
「生きること自体も大変」と
ご紹介いただきました日本共産党山崎美和です。
私は、2期8年間、地域のみなさんと力を合わせて相談活動に取り組んできました。最近はとくに、生活に行き詰まった方の相談が増えて、心が痛みます。共産党市議団のアンケートに寄せられた声をひとつご紹介したいと思います。高齢・女性のひとり暮らしの方です。
「家賃の補助をしていただきたいです。食費や日用品が値上がり、夏はエアコンを使ったので昨年の2倍の電気代になり大変でした。このままでは1食減らさなければいけないですし、冬の暖房も使えない。お風呂にも入れなくなります。生活するのも大変ですが、生きること自体も大変になります」
この、「生きること自体も大変」というところ、本当に胸が痛みます。
いまほど政治の役割が問われていることはない
家賃補助や医療費補助、年金や賃金の引き上げ…
いまの日本の社会は本当に生きづらいです。少ない年金、男女の賃金格差、正規、非正規の格差、パワハラ・セクハラ…。希望がもてる生活を取り戻すために、いまほど政治の役割が問われていることはない、と私は思います。自己責任ばかり押し付けて福祉を削る自民公明の政治では、命も暮らしも守れません。
私は、家賃補助や医療費補助、年金や賃金引上げを何としても実現するため、引き続き頑張ります。
八小廃止、下宿運動公園のトイレの閉鎖
清瀬市政に疑問の声が上がっている
清瀬市の経費削減のための八小の廃止、とんでもありません。下宿運動公園のトイレも突然の閉鎖でみなさん困っています。市民の財産である公共施設を簡単に廃止する渋谷市政に疑問の声があがっています。廃止見直しへ力を尽くします。どうか日本共産党5人全員の当選へ、みなさんのお力をお貸しください。
アジアの平和を壊す日本の軍拡を止めたい
日本の役割は憲法9条にのっとった平和外交
岸田自公政権は軍事費2倍に増やして、国民にはさらに重い負担を押し付けようとしています。軍拡は日本を守るために仕方ない、という人もいますが、私はそうは思いません。アメリカと中国が台湾をめぐって緊張関係にあります。日本政府の役割は、これが紛争や戦争にならないよう、憲法9条にのっとった、話し合いの平和外交の仲立ちをすることではないでしょうか。軍拡は、アメリカと一緒になって中国を挑発することになります。アジアの平和を壊す日本の軍拡は何としても止めなければなりません。そのために、どうか、日本共産党を大きくしてください。よろしくお願いいたします。
農地保全、農業、酪農支援に取り組んできました
清瀬の農地から「きれいな地球環境を子どもたちに」
私は議員活動8年間、農地保全、農業、酪農支援に取り組んできました。輸入依存度の高い日本の農業は、コロナ禍とウクライナ危機で、肥料も家畜のエサ代も2倍に上がり、大変な危機にあります。今でも食料自給率は37%と世界最低レベル、ガスや電気も輸入に頼っています。安全保障をいうなら、食料とエネルギーの自給率を上げることこそ重要なのではないでしょうか。なのに岸田政権は農業者支援も十分にせずに、原発は再稼働。自民公明の政治では日本の未来は壊されてしまいます。
みなさんご存知でしょうか。清瀬は面積に占める農地の割合が東京で一番大きいんです。私は、農地での太陽光発電を進めて、清瀬の農地から「きれいな地球環境を子どもたちに」のメッセージを広げたいと思います。この仕事を、私、山崎美和にどうぞやらせてください。
日本共産党の議員として
反戦を訴える隊列の先頭に立つ
市民のいのちと暮らしを守る草の根の大きな運動が、戦争のない未来をつくります。市民と力を合わせて、国の政策が間違っているときは、対等に国に対して意見を上げていくのが地方自治体である清瀬市がやるべき仕事です。戦前、命をかけて侵略戦争反対の旗を降ろさずにたたかった日本共産党の先輩方、残酷なあの戦争の犠牲となった方々、そして今、子どもたちに戦争のない未来を届けたいとがんばるみなさんと、私は、思いをひとつにして、日本共産党の議員として、反戦を訴える隊列の先頭に立つ決意です。私、山崎美和への、みなさんの大きなお力添えを心からお願いして、私の訴えを終わります。ありがとうございました。
大演説会で訴える山崎美和市議
参加者の声援に応えて(左から)原のり子、原田ひろみ市議、佐々木あつ子市議、山崎美和市議、宮本徹衆院議員、香川やすのり市議、穴見れいなさん
山崎美和市議の「つどい」で 

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by hara-noriko
| 2023-02-08 20:14
| 選挙
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2023年 02月 07日
2期目をめざして
香川やすのり市議のスピーチ
東京都清瀬市で日本共産党大演説会が開かれました(2月4日)。会場参加とオンラインでの開催でした。4月に行われる清瀬市議会議員選挙をたたかう現職4人、新人1人の5氏が決意を語りました。市民による応援スピーチ、宮本徹衆院議員の国会報告、私の都政報告と盛りだくさんの内容でした。市議予定候補5氏の決意表明を紹介していきます。2人目は、2期目をめざす香川やすのり市議(46歳)です。
子ども4人を育てながら議員活動
市民のみなさんの支援があってこそ
みなさん、こんにちは。香川やすのりです。2期目に挑戦するにあたり、決意表明をさせていただきます。
子ども4人を妻と協力して育てながらの議員活動が送れたのも、先輩議員のみなさん、そして市民のみなさんのご支援があってのことだと思っております。改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。
「政治は変わる」を実感
バス停の拡幅を議会で取り上げ、実現
議員活動をして声をあげれば政治は変わるということをとても実感しました。
前回の選挙で私は、障害のある人、高齢者だけではなく、すべての人が安心安全に住めるバリアフリーのまちづくりを個人の公約として掲げました。気象衛星センター前の狭く危険なバス停の拡幅を議会で取り上げたところ、改善され、雨の日でも障害者、高齢者だけでなく、小さい子ども連れの方でも安心安全にバスを待つことができるようになりました。
しかし、まだ市内には通行するのに危険な歩道や、補修が必要な道路など改善しなくてはならない所がたくさんあります。ぜひ、2期目もこの仕事を私香川やすのりに引き続きやらせてください。
9回にわたって特別支援学級の新設・増設を議会で要求
学級の新設・増設が実現 障害児を育てる親だからこそ
私はこれまで、15回開かれた市議会定例会の一般質問で9回にわたって、障害や支援が必要な子どもたちが通う特別支援学級の新設・増設について取り上げてきました。それは、私が障害のある子どもの親、子育てをしている親だからこそ、気が付くことがあるからです。特別支援学級の利用者数が増えてきていること、放課後に通う放課後等デイサービスなど、実際に先生方や専門家、保護者の声を聞きその声を議会で何度も取り上げたところ、学級の新設・増設が前進しました。
障害福祉、とくに子育て支援に取り組みたい
所得制限撤廃を市政から声を上げていく
今後はもっと障害福祉について特に子育て支援に取り組んでいきたいです。障害があるがゆえに通院や入院が多く医療費がかかることがあります。療育手帳、愛の手帳ともいいますが1度の重度~4度の軽度まであり、3度4度の人は、医療費は3割負担になります。また障害児が受けられる各種手当や車いす、補装具の支給は保護者が一定の所得を超えれば支援がなくなります。先ほど安中知恵さんからも発言がありましたが、世帯で年収1200万円、所得で約800万円を超えると所得制限から外れ、放課後等デイサービスを利用すると上限額が一気に8倍の3万7200円になります。生活に影響すると、サービス利用や車いすや補装具の買い替えを我慢しなければなりません。子育て支援に所得制限があることは間違っています。子育ては個人でするものではなく、社会全体で支えるものです。子育て支援の所得制限撤廃を市政から声を上げていくためにも再び、私香川やすのりを市政に送り出してください。
暮らしと平和がかかった選挙
米軍・大和田通信所 基地があるから危ない
今度の市議選は、暮らしと平和がかかった選挙になります。岸田政権は、防衛費を5年かけて43兆円かけ大軍拡しようとしています。清瀬市には大和田通信所という米軍基地があります。沖縄で基地の問題がありますが、清瀬でも同じことがいえます。米軍基地があるから安心、攻撃されないためにも軍拡すれば安心、では決してありません。逆に自分たちを危険な目に合わせてしまいます。
防衛省との懇談会に参加
「米軍のことは分からない」「調べられない」と
1月30日に防衛省との懇談会を宮本徹衆院議員に仲立ちしていただき、原のり子都議、私と山崎美和市議、そして市民のみなさんと行いました。米軍ヘリコプターによる夜の低空旋回飛行による騒音被害、飛行訓練実態、大和田通信所の運用実態など、多くのことを聞きましたが、米軍のことは分からない、調べられない、調べる必要がない、のオンパレードでした。
横田基地、大和田通信所、所沢通信所
戦争になると一番に攻撃の対象に
清瀬市上空をオスプレイや米軍ヘリコプターの飛行が増えたのも、安保法制が通ってから、米軍・横田基地などの状況が変化してからではないでしょうか。年末にハワイにある米インド太平洋軍の指揮権を横田基地に移ると報道がありました。横田基地、大和田通信所、所沢通信所はセットで重要な施設であり、通信所は指令施設になります。戦争になると一番に攻撃の対象になります。そんなことは断じて許すわけにはいきません。
戦争しない国の声 選挙であげていきましょう
私、香川やすのりを再び市政へ送り出してください
4月の市議選で日本共産党5人全員当選して、戦争をしない国の声をみなさんと一緒に上げていきましょう。市政、都政、国政と連携をとって実現できるよう再びみなさんの、ご支援ご支持いただけますようお願いします。私、香川やすのりを再び市政へ送り出してください。強くお願いして決意表明とさせていただきます。がんばります。
大演説会で訴える香川やすのり市議


参加者の声援に応えて
(左から)原のり子、原田ひろみ市議、
佐々木あつ子市議、山崎美和市議、宮本徹衆院議員、
香川やすのり市議、穴見れいなさん
香川さんを囲むつどいで
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by hara-noriko
| 2023-02-07 20:35
| 選挙
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