2023年 10月 03日
都議会第3回定例会の総務委員会が終わりました。私や福手ゆう子都議の質問を紹介しました。また、コロナ対策特別委員会で「特別委員会を閉じるべきではない」と訴えたことも記します。
総務委員会 都の「少子化対策」などで質疑
生き方や多様な価値観を大事にするということが重視されていない
私は、「少子化対策の推進に向けた論点整理」「チルドレンファーストの社会の実現に向けた子ども政策強化の方針2023」について、9月29日に質疑を行いました。東京都の「少子化対策」は、子どもを産んでもらうための対策になっていて、それぞれの生き方や多様な価値観を大事にするということが重視されていないことについて質しました。
子どもたちの意見をきちんと聞くべきだ、と主張
聞きっぱなしでもいけない
また、「子ども政策強化の方針」では、子どもの声を聞くことが重視されていることは重要だが、子どもたちが大切にしているものをなくす、変えるということについても、きちんと意見を聞くべきということを求めました。今議会の一般質問で、学校プールの廃止問題をとりあげましたが、子どもたちに意見も聞かず廃止されているものは本当に多い。また、意見を聞くけれど聞きっぱなし、ということも本当に多い。その問題を今回問いました。詳しくは、後日お知らせします。
福手ゆう子都議
マイナンバー利用を拡大すべきではない、と意見表明
福手ゆう子都議は、マイナンバー問題、都立大学の業績評価報告について質疑を行いました。
そして、10月3日は、議案の委員会採決。福手ゆう子都議が、東京都の事務にマイナンバー利用を拡大することはすべきではない、と意見表明をおこないました。
関東大震災 朝鮮人虐殺の事実を認め謝罪する意見書案
共産党が提出 調整がつかず提案できず
また、残念だったのは、福手都議が中心になり共産党から提出した「関東大震災における朝鮮人虐殺の事実を認め謝罪すること等に関する意見書案」は調整つかず、提出できなかったことです。関東大震災から100年、史実を認めない小池知事の姿勢が大問題になっているときに、残念です。引き続き、とりくみを強めていきます。
コロナ対策特別委員会
共産党を代表して調査終了に反対
総務委員会終了後、コロナ対策特別委員会も開かれました。これまでの調査報告書が提案されましたが、委員長から、これをもって調査を終了すると。共産党都議団は、コロナは終わっていない、今、そしてこれからが大事であり、特別委員会を閉じるべきではないととりまとめに反対しました。共産党都議団を代表して、私が意見を述べました。
ミライ会議も意見を述べ反対、立憲も反対
3会派が調査終了に反対した事実は重い
ミライ会議も意見を述べ反対。立憲も反対。3会派が反対する中、コロナ対策特別委員会は、自民・都ファ・公明により調査終了ということに…。残念ですが、3会派が反対した事実は重い。コロナを終わったものにしようとする流れに抗して頑張らなければと決意を新たにしています。
【質疑の録画をぜひごらんください】
総務委員会 9月29日
1:28~1:59 原のり子質疑
2:42~2:53 福手ゆう子質疑
5:18~5:35 福手ゆう子質疑
コロナ対策特別委員会 10月3日
冒頭 原のり子意見表明
【私の本会議一般質問】
質問と答弁をセットにして、3回連載で紹介する予定です。
総務委員会で意見表明する福手ゆう子都議(10月3日)右は原のり子
コロナ対策特別委員会で「特別委を閉じるべきでない」と意見表明 
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by hara-noriko
| 2023-10-03 23:16
| 都議会
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2023年 09月 23日
9月27日(水)午後2時すぎから
都議会本会議で一般質問に立ちます
すでにお知らせしていた都議会本会議一般質問の時間帯の見込みがわかりましたので、ご案内いたします。9月27日(水)午後2時すぎです。本会議での質問は任期中に1回か2回しかない大事な機会です。都議団メンバーと一緒に調査をおこない、質問づくりをすすめてきました。
質問時間は約30分
質問する内容は―
質問時間は約30分。
一人ひとりの状況や思いを大事にした障害者雇用について、学校プールの廃止と水泳指導について、畜産農家支援についてを柱に質問する予定です。
ぜひ傍聴にいらしてください
傍聴券は都議会議事堂2階で
ぜひ傍聴にいらしてください。
傍聴券は正午以降、都議会議事堂2階で配布されます。
傍聴券を受け取ったら、6階の傍聴席へ上がってください。
保育、ヒアリングループなど、傍聴にかかわることは、議会局にお問い合わせください。
電話03(5320)7111 ファクス03(5388)1766
議事堂2階の大型ビジョンでの中継は、手話通訳があります。
すべてネット中継があります。後日録画も放映します。都議会ホームページへ。
清瀬・東久留米から
都庁(都議会議事堂)に行くには
西武池袋線清瀬駅、東久留米駅から練馬駅へ。ここで都営大江戸線に乗り換えて、都庁前駅下車が便利です。A3出口から徒歩2分です。車いすの方はA4出口へ。エレベーターがあります。
駅前で都政報告

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by hara-noriko
| 2023-09-23 23:04
| 都議会
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2023年 09月 19日
都議会第3回定例会始まる
知事の所信表明 都民のくらしが見えていない
9月19日、都議会第3回定例会が始まりました。10月5日までの予定です。
初日の本会議では、知事の所信表明演説が行われました。物価高騰、コロナ第9波のなかでの議会であるにもかかわらず、知事は補正予算案を提出していません。その知事が何を話すのか注目されましたが、やはり、物価高騰対策はなく、コロナ第9波という状況についての言及もありません。都民のくらしはまったく見えない、空虚なものといわざるを得ない内容でした。
9月26日、各党が代表質問
日本共産党は白石たみお都議
この所信表明もふまえ、9月26日に代表質問を行います。日本共産党からは白石たみお議員(党都議団政調会長・品川区選出)が質問に立ちます。
私は27日に一般質問に立ちます
障害福祉、教育、農業振興など
そして、私は、27日に一般質問に立ちます。毎議会、委員会での質問はおこなっていますが、本会議質問は任期中1回か2回しかできません。今任期中、本会議質問は初めてです。清瀬・東久留米のみなさん、都民のみなさんから寄せられ、都政に活かさなければならない課題の中から質問する予定です。障害福祉、教育、農業振興の分野で鋭意準備中です。時間は、質問と答弁をあわせて30分ぐらいです。ぜひ、傍聴していただけたらうれしいです。本会議場での傍聴はもちろんですが、ネット中継もありますので、ご活用ください。
質問項目、質問の順番の時間は、見込みが分かり次第改めてお知らせします。
都議会第3回定例会の予定は、こちら から
駅前で都政報告

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by hara-noriko
| 2023-09-19 21:27
| 都議会
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2023年 09月 18日
日野市のみなさんが企画
保健所の増設を都に求める要請行動
9月15日、保健所の増設を求める要請行動に参加しました。「日野市に保健所の復活を!市民ネットワーク」「憲法を市政に生かすみんなの会」のみなさんが企画された行動です。日野市選出の清水とし子都議を通じて声をかけてもらい、一緒に参加させてもらいました。東久留米市議のかもしだ芳美さん、東村山市の前市議山口みよさんとともに、保健所増設を求める署名の追加270人分を提出しました。これで、清瀬・東久留米地域の署名は1443名となりました。
尾崎あや子都議も参加予定でしたが、同じ時間に「物価高騰からくらしと営業を守る補正予算編成を求める緊急申し入れ」「ICOMOSヘリテージ・アラートをうけ、神宮外苑再開発に係る都市計画決定・環境影響評価を見直し、同開発の中止を求める申し入れ」があり、そちらに参加しています。
東久留米市の かもしだ芳美市議が発言
東村山市の山口みよ前市議も
かもしだ芳美市議は、9月の市議会一般質問で、都の「保健所のあり方検討会」が保健所増設の方向になっていないことをふまえながら質問したところ、市長が、保健所のない地域の実情を踏まえることを市長会で発言した、今後も必要に応じて意見を述べる旨の答弁をしたと紹介。山口みよ前市議は、東村山市から小平保健所までは不便で、飲食店関係の人たちからも声が出ていること、精神疾患の方々の相談などは保健所が近くにないことがハンディになっていることを訴えました。
日野市のみなさんから大事な指摘が
清水とし子都議と私も都に強く求める
日野市のみなさんからも、「保健所を集約化したからコロナ対応もうまくいった、というのはおかしい」との指摘が。都の担当者は、「あり方検討会はあくまで意見をいただいたもの。それを受けて、内部で検討して方針を決めていく」と。私は、それはいつまでに決めるのか、保健師さんをふやす予定はあるのか、とりわけ熟練した保健師さんの配置についてどう考えているのか、保健所を増設する検討はどのようにしていくのかなどを聞きました。清水さんからも、決めていく過程を可視化するよう強く求めました。都は、1月がメドになると話しましたが、具体的にどこまで可視化するかは持ち帰りでした。
「保健所が設置されている町田市や八王子市と、設置されていない自治体との違いを検証すべきだ」「電話がつながらない、という事態になったことについて、単に回線をふやせば解決するとはならない。みんながどんな思いで電話しているのか、その内容にきちんとこたえられるのか、そういう視点で考えるべきだ」など大事な指摘が次々と出されました。
保健所の大切さ コロナ禍で実感
体制強化・増設こそ
コロナ禍でどれだけ保健所が大事なのか、私たちは実感しました。平時から体制を強化しておくことが大事だと学びました。それなのに、「うまくいった」「なんとかなった」ということにしてしまうことがあったら、とんでもないことです。都が、保健所の体制強化・増設へふみだすことを強く求めていきます。
都の担当者(左の2人)に署名を提出する参加者右端は原、その左は清水とし子都議
東久留米市の署名を提出する、かもしだ芳美市議(右から2人目)中央は、山口みよ前東村山市議 
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by hara-noriko
| 2023-09-18 23:17
| 東京都政
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2023年 09月 17日
東久留米市で「いきいき長寿大会」
4年ぶりの開催
9月16日、東京・東久留米市で「いきいき長寿大会」が開かれました。75歳以上の方にご案内が送られています。新型コロナウイルスの感染が広がる中、開催が見送られてきましたが、4年ぶりの開催となりました。
コロナ第9波というべき状況
対策を都議会でしっかり議論したい
とはいえ、今また第9波というべき状況になっています。マスク着用の方も多く、また、参加者もコロナ前ほどの人数ではありませんでした。高齢者のみなさん、気を付けて過ごしていらっしゃるのではないか、と感じました。改めて、重症化リスクの高い方たちへの配慮、感染を広げないようにできる行動をしていきたいと思いました。そして、コロナ対策を都議会でもしっかり議論していきたいと思います。
来賓としてお祝いの言葉
安心して生きられる社会を
さて、来賓としてのお祝いのことばですが、人生の大先輩のみなさんの前で、私に話せることはあるのかといつも悩みながら話しています。今年は、世代間分断をさせない、高齢者施策を充実させることは若い人にとっても希望になる、ということや、元気なときもそうでないときも安心して生きられる社会をつくっていきたい、という思いを込めて一言ごあいさつしました。以下、要旨です。
【私のあいさつ】
いきいき長寿大会にご参加のみなさん、本日はおめでとうございます。お元気で今日の日を迎えられたことを、心からおよろこび申し上げます。
長年、さまざまな形で社会に貢献されてきたみなさんが、ますます健康でご活躍され、後輩である私たち、またより若い世代や子どもたちに、これからも、たくさんのことを教えていただきたいと思います。
「いきいき長寿大会」についてお知らせしている「広報ひがしくるめ」にも、紹介されていましたが、東京都が実施している事業であるシルバーパスの更新手続きがはじまっています。もう更新はお済みですか? シルバーパスは、高齢者のみなさんの社会参加を促進する大事な事業です。ぜひ、活用していただけたらと思います。都民のアンケートでも、世代をこえて、この事業は大切だと評価されています。
私は、高齢者のみなさんの施策が充実することは、若い世代にとっても希望をもって生きられることにつながると思います。シルバーパスも、誰もが利用しやすい料金設定にすることや、乗るバス停が東京都で、降りるバス停が埼玉県でも使えるようにしていくなど、改善をすすめられたら良いと働きかけています。「パスが高くて買えないので、なるべく外に出ないで家にいるようにしています」などの切ない声が寄せられることもあります。みなさんが安心してどんどん外に出ていただけるようにして改善していけたらと思います。
みなさんにいつもお元気でいていただきたいと思いますが、同時に、そうはいっても、誰でも具合が悪くなったり、病気になることもあります。そんなときでも、自分らしく毎日を送ることができる、サポートがある、そういう社会・地域になるように、力を合わせていきたいと思います。
ますますのみなさんのご活躍を心から祈念し、私のお祝いのことばといたします。本日は、本当におめでとうございました。
「いきいき長寿大会」の会場前で
(左から)原のり子、かもしだ芳美市議、村山順次郎市議

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by hara-noriko
| 2023-09-17 12:38
| 活動日誌
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