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市民の声が届く政治に   

 いよいよ統一地方選挙の後半戦が始まります。14日告示、21日投開票。東京・東久留米市でも市議会議員選挙がおこなわれます。選挙の争点などについて私も市内で訴えています。北村りゅうた市議と一緒におこなった毎週土曜日の定例宣伝でのスピーチを紹介します。

共産党にお力添えを

 みなさん、いま政治が本当におかしくなっている、そういうなかで、まずは4月に統一地方選挙、この地域でも市議会議員選挙があり、そして夏には参議院選挙があります。二つの選挙を通じて、みなさんの当たり前の声が届く、そうした政治に切り替えられるように、一歩でも二歩でも前進していけるように、私たち日本共産党、力を合わせてとりくんでまいります。みなさんの大きなお力添えを日本共産党へお寄せください。

東久留米市の公立保育園全廃計画をどうするのか
「公立保育園守る」を一大争点に
 この市議会議員選挙では、争点となる問題がたくさんあります。とくに、公立保育園全廃計画をどうするのか、このことが問われています。今、市内には公立保育園が5カ所あります。この5つの園をすべて廃止にしようというのが、自民、公明が与党の並木市政です。
 廃止計画を提案をしているのは市長ですけれども、これに議会が賛成をすれば通るけれども、賛成をしなければ止まります。ところが、現在の市議会では、自民、公明などが推進していこうということで、廃止計画がなかなか止まりません。
 私たち日本共産党は、みなさんと力を合わせて、地域にある大事なこの子育て支援の施設である保育園、公立保育園を守っていく、このことを一大争点にしてとりくんでいきたいと思います。

しんかわ保育園が最初の廃止対象

保護者や市民が存続訴える
 最初に廃止が計画されているのが、しんかわ保育園です。ことしの4月から、ゼロ歳児の募集が停止されました。昨年9月、「しんかわ保育園廃止条例」が自民、公明などの賛成で可決されたからです。
 保護者や市民は、市内にポスターを貼りだしたり、市に請願を出したりして、しんかわ保育園の存続を訴えています。

都議会 全会一致で児童虐待防止条例を可決
 私は都議会議員として活動しています。先日の都議会定例会で児童虐待防止条例が成立しました。この児童虐待防止条例をさらによりよくしていこうということで、私たち共産党都議団は、修正案を出しました。残念ながら、修正案は通りませんでしたけれども、児童虐待防止条例については、内容がいいものとして全会一致で可決されました。

子どもは権利の主体

 この児童虐待防止条例、何が大事かといいますと、私たち共産党が提案しました「子どもは権利の主体だ」ということをしっかり前文に盛り込むことができました。さらに、体罰は禁止だということも明記されています。そして、児童相談所の機能をより充実していくこと、児童福祉司や児童心理士を増員をしていことも、この条例に基づいてすすめていくことができるようになりました。

子ども家庭支援センター、保育園、幼稚園、学童保育、学校
網の目で連携して子どもを守る
 私が、みなさんにいちばんに訴えたいと思うのは、児童虐待防止条例が、地域の子育て支援の施設と連携して子育てを応援していくことが大事だということを位置づけた点なんです。子ども家庭支援センター、保育園、幼稚園、学童保育、学校などが、ちゃんと連携をして、網の目のようになって、どこでも、どこかで、子どもたち救うことができる、子育てで悩んでいるお父さん、お母さんたちの相談に乗ることができる、こういうことを児童虐待防止の上でも大事にしていこうということが条例で位置づけられました。

子育て支援を充実することこそ時代の流れ
公立保育園全廃は、とんでもない逆行
 私はこれは本当に重要なことだと思っています。みなさん、この条例に基づいて今の東久留米を見たらどうでしょうか。子育て支援をもっと充実していかなければいけない、施設同士の連携を充実しようというときに、この東久留米では公立保育園を全廃をしようとしています。とんでもないことです。みなさんとどうしてもストップをかけなければいけないと思っています。

さいわい保育園が閉園に
待機児も多いのになぜなくすのか
 さらに、3月31日をもって、公立さいわい保育園が閉園になりました。私は村山順次郎市議、北村りゅうた市議といっしょに訪問して、園長先生からもお話を聞いたり、様子を見させていただきました。最終日になった3月30日には、子どもたち、卒園児や先生方、親たちでいっぱいになっていました。どうしてこの保育園を待機児も多いのになくさなきゃいけないのか、と涙ながらにみんなで話していました。

閉園と同時に子育て支援事業も打ち切り
跡地も売却する冷たさ
 さらに、子育て支援の事業には、年間、昨年度は6300人ものべでこの保育園に来ていました。しかし、市長も共産党以外の会派も、さいわい保育園でやっている子育て支援事業を、ここでもう打ち切るという判断をしてしまいました。そして、さいわい保育園の跡地は売却をするといっています。

支援事業に救われた、と若いお母さんが
北村りゅうた市議と一緒に開いた懇談会で
 みなさん、こんなに子育てに冷たい市政でいいのでしょうか。この問題を毎議会のように取り上げてきているのが日本共産党市議団です。先日、北村りゅうた市議と一緒に、さいわい保育園の子育て支援事業を利用しているお母さんのお話を聞く懇談会をもちました。このなかでもお母さんから、育児ノイローゼになりそうだったところを、さいわい保育園のこの支援があったから、先生たちが寄りそってくれて、何とか持ち直すことができたんだという話がありました。
 こういう話に耳を傾けることこそ、市長と市議会の役目ではないでしょうか。それをやっていない今の市政をどうしても変えたい、その思いで北村りゅうた市議は、さいわい保育園の問題、そして公立保育園全廃計画にストップをかけるという問題についてとりくんでいます。
私も、都政の場から、この児童虐待防止条例に基づけば、今東久留米がすすめようとしている保育園をなくすという計画は絶対にストップをかけなければならないんだということを、声を大にして訴えていきたいと思います。

ご一緒に市議会を変えましょう
 みなさん、いよいよ4月のこの市議会議員選挙が本当に重要になってきました。この東久留米で安心して子育てができる、そして、高齢になっても、障害があっても、安心して暮らすことができる、そういう町にしていくために、市議会を変えていきましょう。
 日本共産党の4人の議員団、いま活動していますが、北村りゅうた市議を含めて、ぜひともみなさんのお力で押し上げていただきたいと思います。
 日本共産党は、ほかの政党のみなさんにも大事な問題では一致点をつくれるように呼びかけながら、同時に、筋を通す、みなさんと一緒に運動していることは絶対に裏切らない、ブレない政党です。そういう日本共産党をこれからも引き続きみなさんに応援していただけるように、私たちも頑張りたいと思います。


北村りゅうた市議といっしょに土曜定例宣伝(東久留米駅前)
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共産党後援会の人たちも街頭で訴え
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市民のための市政へ 挑む日本共産党の4人
(左から)村山順次郎市議、永田まさ子市議、
北村りゅうた市議、かもしだ芳美市議予定候補
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by hara-noriko | 2019-04-10 12:34 | 活動日誌 | Comments(0)

東久留米市立さいわい保育園最後の日   

村山順次郎市議と一緒に訪問
 東久留米市立さいわい保育園最後の日、3月30日土曜日。夕方、村山順次郎市議と一緒にたずねました。園庭も保育室もたくさんの子どもたち、お父さんお母さんたち。本当に今日で終わりなの? と口々に。涙を拭いながら話し込む姿がそこここに。

子どもたちを応援し続けた保護者たち
 「さいわい保育園をなくさないで」ととりくみを続けた保護者のみなさんは、閉園が決まってからも、最後の5人の子どもたちを応援し続けました。「みんなでとりくんで、2年間閉園の時期を延長できたことはよかったんだと思う。最後の卒園児のお母さんが、悩んだけどここを卒園できてよかった、といってくれた」と涙ながらに話してくれました。

子どもになんていえばいいのか…
 最後まで残るのか、他園へ移るのか、一人ひとりが本当に悩みながら選択した。さいわい保育園に入ったときは、だれもこんなことが起こるとは想像していなかった。他園に行ったお母さんも来られていました。「本当に悩んで他園に行った。でも、ここがなくなってしまうことは子どもにいえない。なんていえばいいのか」と。

公立保育園全廃計画を止めないと
 今後予定されているしんかわ保育園はじめ、公立保育園全廃計画は、毎年園児を減らしていって廃止してしまうという、さらに冷たいもの。保育園は、子どもたちに大事な教育をしている場だということを理解していないのではないか、と思わざるをえません。保育の専門性をどうとらえているのか?…公立保育園全廃計画は止めないといけない、とつくづく思います。

保護者や地域の人たちが子育て支援事業の継続を請願
共産党のみの賛成で不採択に
 また、園庭開放(子育て支援事業)は、今年度のべ6300人をこえる地域の親子などが利用しています。その保護者の方たちが、在園の保護者や地域の方とも力をあわせ、これからも子育て支援事業は継続してほしい、と市議会に請願。共産党のみの賛成で不採択。子育て支援が市の北部地域に足りないことは市も、市議会もわかっているのに。

北部地域の子育て支援をどうするか

大きな意味をもつ東久留米市議選
 児童虐待防止条例が、都議会では全会一致で成立しました。そこには、地域の子育て支援の大事さが位置付けられています。そんなときに、今ある子育て支援事業の継続もしない…。市長は、売却のための建物解体の設計予算を提案し、議会で通りました。しかし、スケジュールも北部地域の子育て支援をどうするかもこれからです。まさに、市議選後が重要です。

北村りゅうた市議と改めて訪問
胸が熱くなった先生たちのやさしい思い
 4月1日月曜日、北村りゅうた市議とさいわい保育園を改めてたずねました。通りがかりの高齢者の方が、「今日子どもたちいないのね~」と。閉園になったんですよ、と話すと「え?本当に?寂しいわね。ここはなくならないと思っていた、昔からあるのにね」と。だれもいない園庭に胸が詰まります。
 でも、保育室はまだおもちゃも片付けず、すべてそのままになっています。園庭の三輪車も。お花も。来週の小学校の入学式のあと、卒園した子たちが遊びにきてくれたとき、いつものさいわい保育園で迎えたいと。先生たちのやさしい思いに胸が熱くなります。
 さいわい保育園を卒園した子どもたちも、他園を卒園した子どもたちも、みんなが元気に成長していってくれることを願わずにいられません。(つづく)


掲示板に先生たちのメッセージが
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by hara-noriko | 2019-04-03 22:35 | 活動日誌 | Comments(0)

さいわい保育園を売却せず、子育て支援の継続を   

さいわい保育園の園庭開放
利用しているお母さんを招いて懇談会
 2月23日、さいわい保育園の園庭開放(地域の子育て支援事業)に通っているお母さんのお話を聞き、懇談する会を開きました。お母さんと相談して、北村りゅうた市議と私の事務所主催で行いました。元保育士さんたち、卒園児の親、地域の方…とてもあたたかい懇談会になりました。

わが家の3人の子も育ててもらったところ

 3月末で、49年の歴史を閉じるさいわい保育園。最後の年長さん5人がもうすぐ卒園します。私事ですが、わが家の子どもたち3人もさいわい保育園で育ててもらいました。子どもたちは保育園で育ちあうなかで、生きていく土台ができ、親もなんとか親としてやっていけるようになりました。本当にさびしいです…。

年間のべ4000人が園庭開放を利用
 さいわい保育園は、通常の保育をしながら、園庭開放を毎日おこない、地域の親子を迎えて子育て支援事業をずっと続けています。年間のべ4000人を超える人気。なぜなのか? 市の北部地域に子育て支援施設がないということもありますが、それだけではないんだということが、お母さんのお話を聞いてよくわかりました。子育て支援で何が大事か、本当によくわかりました。さいわい保育園を売却せず、地域の子育て支援を継続してもらうために、みんなで力をあわせたいと思います。ぜひ、みなさんに読んでいただきたいです。

【園庭開放を利用しているお母さんの訴え】

さいわい保育園の園庭開放を知って
 私がさいわい保育園の園庭開放を知った理由なんですけど、子どもの遊び場に困っていたときに、園庭を開放しているので遊びに行ってみたら、といってくださった方がいて、通うようになりました。

居心地がよくて毎日通うように
 さいわい保育園の園庭開放に通うようになって、お弁当を持って朝から夕方まで遊んでいいですよっていうのがすごくありがたかった。保育士さんが地域担当ということでいてくださって。それでさいわい保育園に来るようになったら、子どものかんしゃくとか、人見知りとか、ぜんぶ笑顔で受け入れてくれるような、温かいんですよね、職員の方が。保育士さんだけじゃなくても、調理員の方とか、みんな優しく接してくださるので、ほんとに居心地がよくて、気に入ってからはもう毎日さいわい保育園に通うようになりました。

年間のべ4000人が園庭開放を利用している
 最初のうちは私のほかに2組、3組くらいしか来ていてなかったんですけれど、いろんな所で口コミだったりチラシを見たりして、どんどんいらっしゃる親子が増えて、今は年間のべ4000人も来るようになっています。民間保育園、園庭のない保育園の方もここでは安心して遊ばせられる。やっぱりさいわい保育園がないと困ると思うんですよね。

寄り添い方がすばらしい
 さいわい保育園は、子どもの泣き声がすれば、先生方が駆けつけてくれる。双子のお母さんが来ると、食事が大変なので、いつも手伝ってくれる。赤ちゃんが来ると、赤ちゃんが寝られるようにふとんを出してくれる。寄り添い方のすばらしさが、年間4000人もの利用者がいる大きな理由なんじゃないかなって私は思っています。

子育て支援の活動をなくさないでほしい
 さいわい保育園の子育て支援の活動をなくしてほしくない理由って、やっぱり今話したように地域の先生方の密着の仕方もあるんですけど、フェンス内で遊べるっていうのがすごくいいと思うんですね。ちゃんと管理が徹底していて。ブランコとか危ない遊具もないですし、三輪車もボールもいっぱいあって、自由に遊べるっていうのが最近の公園だとなかなかできないと思うんですね。だからそういうことを市長とか市議の方にも理解してほしい、と思っています。

北部地域に子育て支援施設が必要なのに
 これから、さいわい保育園は廃園になります。市は、跡地を売却する計画だと聞いています。北部地域に子育て支援施設が必要だといっているのに、どうして子育て支援施設として残すことを受け入れてもらえないのか、不思議で仕方なくて。北部地域の別の場所に子育て支援施設をつくるなら、それができるまでの間は続けるとか、考えてほしい。

多くの議員さんに知ってほしい
 子育て支援にお金をかけることは優先順位として低いのかなっていうのが見えてきたので、安心して子育てできるさいわい保育園の役割を市長や議会の人に理解していただきたいなと思っています。議員の方たち一人ひとりにどう理解していただければいいのかってことはいつも考えています。


【関連記事】
さいわい保育園 若いお母さんの訴え


「園庭開放」の看板を掲げる さいわい保育園
(東京都東久留米市幸町)
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懇談会で報告する北村りゅうた市議
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白梅とヒヨドリ
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by hara-noriko | 2019-02-28 20:46 | 市政報告 | Comments(0)

子育て集会で学んだこと   

東久留米 保育・教育・子育てを考える集会
 2月3日、「第36回 東久留米 保育・教育・子育てを考える集会」(子育て集会)があり、午前の部に参加しました。永田まさ子市議も一緒です。
 オープニングは、「あすなろ組」のみなさんのすばらしい太鼓! 最初は小さかった子どもたちが、毎年毎年腕を上げて、今では素敵な若者になって、見事な演奏を披露してくださいました。
 つづいて、実行委員長の草刈智のぶさんは、子どもたちを大切に思う活動をみんなで手をつないできたこと、厳しいなかでも一歩もひかずにとりくんできたことはみんなの誇り、と。毎年子育て集会を続け、ここで語り合い交流し合う意義の大きさを実感するあいさつでした。

市民がリレートークで訴え
 そして、11団体がリレートーク。このリレートークに毎年学ばされます。これがまさに子育て集会の基調となります。記念講演の講師の方も、このリレートークを聞いてから講演してくださいます。
 「しんかわ保育園の廃止条例が通ってしまい、わが子が入園した場合、最後の学年になってしまう。しんかわに入れたいが、悩む」
 「さいわい保育園の園庭開放と子育て支援事業は、何より、地域の親子に寄り添ってくれる。今年の1月だけで476人も利用している。保育園は3月末で閉園となってしまうが、子育て支援の事業は継続してほしい。売却しないでほしい」
 「幼児教育無償化はどこに通っているかで差がでてくる。真の無償化に向けてとりくみたい」
 「公立保育園への支援をすべきだ」
 「よい舞台を観ようと、親子三代で参加してくれる人たちがいてうれしい」
 「小学校では、英語、オリ・パラ教育、プログラミング教育など、どんどんふえるが減るものがない。休みも減らしている。行事のあとなど、月曜日に休む子がふえる」
 ほかにも、障がい福祉の現状や、不登校だった若者の声など、大事な発言が続きました。

清水玲子先生の記念講演 胸にじわっと…
 記念講演は、清水玲子先生(元帝京大学教授)。演題は「子育て がんばりすぎていませんか? ~子どものために日々奮闘しているあなたへ」。
 「どんな子どもに育てたいかという問いは、つきつめれば、私たちがほんとうはどんな人間でありたいかがその答えであり、期限をつけてこんな子どもに育ってほしいということではないのではないか」
 レジュメの冒頭に書いてあるこの一文が、まず、胸にじわっと…。そして、子どもの発達はただひたすらまっすぐ進むものではなく、「成長するとできなくなることもたくさんある」と。だんだんとまわりが見えてきて、小さいころには平気だったことができなくなるなど…。人間の発達は、行きつ戻りつだったり、飛躍があったり…。単純化してとらえてはいけないな、と。
 そして、徹底して子どもの立場に立つ、別人格として尊重するとはどういうことか、やさしくわかりやすく話してくださった。話の最後には、地域でつながりあって子育てしていく、その意味を、子育て集会の営みもふまえて話してくださり、胸があつくなりました。

安心して子育てできる地域にしたい
 また起きてしまった小学4年生の女の子の虐待死。信頼できる大人にSOSを出していたのに…。胸がつぶれる思いです。子どもたちが安心して育っていける社会・地域にしなければならない。子育て集会で学ぶなかで、心の底から思いました。


記念講演する清水玲子先生(元帝京大学教授)
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by hara-noriko | 2019-02-05 14:29 | 活動日誌 | Comments(0)

さいわい保育園 若いお母さんの訴え   

 12月2日、共産党の北村りゅうた・東久留米市議と一緒に、市政都政報告会を開きました。宮本徹衆院議員も駆け付けてくださいました。会場は満員! 参加されたみなさんから、たくさんのご意見が出され、勉強になるとともに、力をあわせてがんばりたいと改めて思いました。

 市立さいわい保育園(東久留米市幸町)は今年度、最後の園児が卒園します。そのこと自体、本当に胸がつまりますが、その後のさいわい保育園園舎や今行われている園庭開放・子育て支援(地域活動事業)はどうなるのかが課題になっています。
 市が非公開でおこなってきた「公共施設マネジメント推進委員会」が11月に報告書をまとめ、結論は「施設を解体し土地を売却することが適当」というものでした。これを受け、市長がどう判断するかということになります。
 今回の報告会には、幼稚園入園前の子どもさんと毎日さいわい保育園に行って、園庭開放(地域子育て支援事業)を利用しているお母さん(28歳)が参加してくれ、思いを話してくださいました。そのお話は、さいわい保育園が在籍園児だけでなく、地域の親子にとってもかけがえのない役割を果たしていることがとてもよくわかる内容で、胸があつくなりました。ご本人から了解をいただいたので、スピーチを紹介します。
 さいわい保育園については、いちばん下の関連記事のリンクをご覧ください。


地域の子育て支援
かけがえのない役割を果たしているさいわい保育園
若いお母さんの訴え


 私からお話しするのは、今年度いっぱいで閉園するさいわい保育園についてです。
 この件の結論を申し上げますと、保育園閉園後も、現在さいわい保育園の保育士さんが行っている園庭開放を続けていただきたいです。

 保育士さんが行っている園庭開放というのは、平日9時30分から16時30分まで、園舎と園庭で地域の親子も自由に遊んでくださいというものです。電子レンジやポットも貸し出してくれてお弁当を持っていけば一日中遊べて、乳児のお子さんが来た時には布団を出してくれます。

 園庭開放を継続してほしい一つ目の理由は、東久留米市北部に児童館や子育て支援センターがなく、乳幼児が安心して遊べる場所がないということです。
 このことについては何年も前から東久留米の政策に上がっておりますが、いまだに実現されていません。
 私は東久留米市北部に住んでおりますが、新たに施設を造れるような空き地がないように感じるので、さいわい保育園の跡地を利用しない限りこの政策は実現されないのではないかと思います。

 二つ目の理由は、さいわい保育園の園舎と園庭が、乳幼児にとって非常に過ごしやすいつくりになっていることです。
 砂場も三輪車も沢山あり危険な遊具もありません。子どもが勝手に道路に出られないような門とフェンスで囲まれているので、公園と違って車の事故の心配がなく、ボール遊びも思い切りできます。

 三つめの理由は、さいわい保育園の園庭開放を利用している市民が年間3000人以上もいることです。
 なぜこれだけ多くの利用者がいるのかというと、常駐している職員とのかかわり方が児童館などとは全く異なるからです。
 さいわい保育園の園庭開放では保育士さんがお出迎えとお見送りをしてくれます。
 室内でも屋外でも一緒に子どもと遊んでくれて、慣れない育児で孤独感や不安抱えたお母さん方の話し相手にもなってくれます。

 私自身、育児ノイローゼになりそうになった時や、病気がわかり手術をすることになった時も、体調を気遣ってくれたり、娘の子守をしてくれたり、私たち親子を心から支えてくれました。

 毎日園庭開放に来ていた親子が遠くに引っ越すことになった時にも園児と先生方がお別れ会を開いてくれました。これだけ市民の親子に寄り添った環境は児童館にも子育て支援センターにもありません。

 遊びに来るのは地域の親子だけではありません。
 東久留米市が進めた民間保育園もさいわい保育園の園庭にたくさん遊びに来ています。
 民間の小規模保育園には園庭がないので、園児を公園に連れて行っても他の保育園の子どもたちが先に遊んでいると込み合ってしまうのでそのまま帰ったり、空いている違う公園を探すことがあるそうです。
 こういう問題をなくすためにも、さいわい保育園の園庭開放を利用するべきではないでしょうか。

 さいわい保育園の保育士さんが園庭開放を行ってくれたことで、地域のお母さん方とも交流することができ、子どもにもたくさん友達ができました。
 東久留米市の政策にある「地域のつながり」「子育てしやすいまちに」「北部地域の子育て支援機能」を果たしてくれているのは、さいわい保育園の方々のおかげです。

 10月の市議会で、さいわい保育園の子育て施設計画は「中央児童館とさいわい保育園の距離が近いため必要ない」「子育て支援施設として残すには老朽化が懸念点」「子育て支援施設としては狭い」などの理由で不採択でした。

 老朽化を問題視するのであれば、在園児がいる今すぐに補修工事を行うべきだと思います。
 また「中央児童館に遊びに行けばいい」ということではなく、小山地区や氷川台、野火止に住む市民が徒歩でも利用できるさいわい保育園の場所に、子育て支援施設を必要としています。広くて綺麗な施設を必要としているわけではありません。古い建物を長く大事に利用することは良いことではないのでしょうか。

 何年も前から東久留米市北部に子育て支援機能が必要と分かっていながら計画を進めず、その機能を果たしてくれているさいわい保育園の園庭開放を閉園とともに終わらせるのは納得がいきません。

 今、小山地区には新しい住宅がどんどん増えていきます。
 家が増えれば子どもも増えます。
 私たち乳幼児を持つ市民は、子育て世代が住みやすい街づくり、子育て世代が住みたくなる街づくりを心から願っております。

【さいわい保育園関連記事】
さいわい保育園 保護者の思い
「いのち守る」 2つの保育園で今
東久留米市の市長座談会に参加して
市長選・市議補選で考えたい公立保育園の役割
胸が熱くなった さいわい保育園保護者の請願


たくさんのご意見をいただいた市政都政報告会
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東久留米市政について報告する北村りゅうた市議
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国政について報告する宮本徹衆院議員
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私も都政について報告
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by hara-noriko | 2018-12-02 23:29 | 市政報告 | Comments(0)

「いのち守る」 2つの保育園で今   

「原のり子 都政報告&トーク集会」で訴え
 14日に東京・東久留米市で開かれた「原のり子 都政報告&トーク集会」から、私の報告を順次紹介しています。2回目は「『いのちを守る』その1 2つの保育園でいま」です。
 児童虐待死事件などを受けて、児童相談所の充実だけでなく、子育て支援の場が地域に網の目のように存在することが大事だと強く思っています。民営化がすすめられている、さいわい保育園の現在と今後のことを考えながら、子育て支援のあり方を訴えました。
 公立保育園の全園廃止計画を打ち出した東久留米市の並木市政。最初に廃園の対象にされたのが、市立しんかわ保育園です。市は来年度のゼロ歳から段階的に募集を停止して、在園児が卒園する2023年度末に閉園する計画です。これで東久留米市の子育て環境がよくなるのでしょうか。

いま、都議会のテーマは「いのちを守る」ではないか

東京・目黒区の児童虐待死事件で思うこと
 私は、都議会のテーマは「いのちを守る」ではないか、と思っています。
 東京・目黒区の児童虐待死事件が6月都議会で大きな議論になりました。亡くなった結愛(ゆあ)ちゃん(5つ)は、もともとは都外にすんでいました。このときも児童相談所が入っていたお子さんでした。東京に引っ越してきて、児童相談所の人が行ったけれど、本人に会わせてもらえなかったということでした。
 虐待を受けていた結愛ちゃんは、電気のない部屋でひらがなを覚えさせられ、そのひらがなを使って「ゆるしてください」と書いて、亡くなってしまいました。こういうことは絶対に起こしてはいけない、ということで都議会で議論をしました。

都内の児童福祉司は90人も足りない
 共産党都議団が代表質問などで取り上げるなかで、専門家である児童福祉司が都内で90人足りないことがわかりました。まず90人を増やしましょう、と議論をすすめています。小池知事も児童相談所について「体制を強化します」と答弁しました。

全会一致で意見書を可決
 その後、日本共産党が提案した国に対する意見書(児童虐待防止対策の強化及び充実に関する意見書)が各会派の調整の上、全会一致で可決されました。児童相談所の職員体制の強化、児童養護施設等の充実、他の児童相談所へのケース移管や情報提供等を行うルールの見直しなどを求めています。

児童相談所の強化だけでは足りない
 そのうえで、児童相談所の強化だけでいいのか、ということをすごく思っています。もともと児童相談所の数は足りません。ここに児童福祉司が90人増えることはとても大事ですが、それでもやるべきことから見れば不十分だと私は考えています。
 やっぱり大事なのは、子どもたちを応援すること、子育て支援をすすめていくことではないでしょうか。地域にどれだけ支えられる施設や場所があるか。ここが決定的だと思います。
 保育園、幼稚園、子ども家庭支援センター、児童館、学童保育、子ども食堂などなどが網の目のようにあって、子どもを応援する、子育てを支えることが大事なのではないでしょうか。

さいわい保育園は今年が最後の1年

 東久留米市で大きな課題だと思っているのが、さいわい保育園(東久留米市幸町)、しんかわ保育園(東久留米市新川町)の問題です。最初に、さいわい保育園の問題をお話しします。
 さいわい保育園は民営化が進行していまして、今年度が最後の1年です。いま5人の年長さんが残っています。この5人を本当に支えようということで、保育士さんやお父さん・お母さんたち、地域の人たちががんばっています。

園庭や保育室を地域の子どもたちに開放
 さいわい保育園の活動ですばらしいのは、園庭や保育室を地域の子どもたちに開放して、「どんどん来てください」と言っています。リピーターも多くて、幼稚園が終わったら、さいわい保育園に寄る子もいます。
 お母さんたちがお弁当持参で、幼稚園や保育園に通っていないお子さんを連れて、さいわい保育園に朝から行き、お弁当をレンジであたためてお昼を食べる。お茶も用意されていて、眠くなったらお昼寝もできる。そういうふうに園を開放しています。

園児の親でなくても子育ての相談ができる

 場所を開放していることだけが大事なのではなくて、そこに専門家である保育士さんがいることが非常に重要です。お弁当を食べながら、子どもを園で遊ばせながら、「うちの子はご飯を何十グラムしか食べないのだけれど、もう20グラム増やしてもいいでしょうか」といった相談もあるそうです。保育士さんは「お母さん、大丈夫よ。保育園の給食はこういうふうになっていて、一人ひとりこうやって食べてるんだよ」なんてことを紹介して、「何十グラムという世界じゃなくても大丈夫なんだ」とお母さんが安心したり。そういうことで、たくさんのお母さんたちが支えられています。
 ですから、「さいわい保育園がなくなったら、次はどこへ行けばいいんですか」という声がおきています。

閉園しても子育て支援の機能をしっかり残してほしい
 さいわい保育園は、年長さんが卒園すれば閉めてしまいます。問題は、その後の使い道です。「子育て支援の機能をしっかり残してほしい」とお父さん・お母さんたちは求めていますし、共産党の市議団も求めています。小山、幸町、野火止も含めて、北部地域には児童館もありません。さいわい保育園の建物は、建て替えしなくても使えます。ですから売却しないで、子どもたちと子育て支援のために使ってほしい、と声が上がっているのです。

みんなで声をあげて
 市では公共施設をどうしていくかという内部の委員会が開かれています。市民参加ではない委員会で、ここで結論を出してしまおうとしています。いちばん良くないのは売却です。保育園は都営住宅のそばにあるので東京都の土地かなと思っている方もいますが、市の土地なので、市が決められます。お父さん・お母さんといっしょに売却しないようにとりくんでいきたいと思っています。
 児童虐待がこれだけ大きな問題になっているときに、地域で安心して子育てできるようにしなければいけないときに、安心して行ける施設をなくしてしまったらダメでしょう、と言っていかなければいけないと思っています。

しんかわ保育園も、いまが正念場
保護者 「廃止につながる条例『改正」はさせない」
 しんかわ保育園は、並木市長のもとでつくられた公立保育園全廃計画の第1号にあげられています。今年度中に条例の「改正」をして、しんかわ保育園のゼロ歳の募集を来年度から停止してしまおう、というのが市の考えです。この夏は正念場です。
 ところが、北村りゅうた市議もよく訴えているのですが、実際には保育園の待機児がいるんです。それなのにゼロ歳児の募集停止をしてしまってはおかしい、とみんなで声をあげています。しんかわ保育園の廃止につながる条例「改正」はさせない、ということで、お父さん・お母さんたちがすごくがんばっています。

8月5日に市が説明会を計画
 しんかわ保育園の募集停止・閉園を含めて市の実施計画の説明をする、と7月15日付の市の広報紙「ひがしくるめ」に出ていました。8月5日午前10時から市民プラザ(市役所1階)です。市は募集停止を強行するつもりのようですが、実施させないことがいまとても重要になっています。

園庭があるしんかわ保育園の存在は大きい
 西武線より東部には、公立保育園はしんかわ保育園しか残っていません。小規模保育園の人たちからも「しんかわがなくなっては困る」という声があがっています。
 いま、園庭のない保育園が増えています。東久留米駅西口の近くにある公園は、小規模保育園の子どもたちなどでいっぱいになっています。
 しんかわ保育園には園庭がありますから、小規模保育園の子どもたちも利用しています。そういう場としても、しんかわ保育園は大事です。公園ではどろこんこ遊びはできないんですね。でも、保育園だったら、どろんこになっても水で流せるし、着替えもできます。だから、しんかわ保育園にもたくさんの親子が行っています。
 しんかわ保育園を廃止させないために、今が大事なときであることを強調しておきたいと思います。


安心して子どもたちを育てられる東京にしたいですね
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たくさんの方から激励をいただきました
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清瀬市・東久留米市で配布中の都議会報告
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by hara-noriko | 2018-07-17 00:47 | 都政報告 | Comments(0)

さいわい保育園 保護者の思い   

 民営化が進められている東久留米市立さいわい保育園は、今年度、年長さん5人。市は、この1年で閉園するとしています。古いとはいえ、耐震上もまだ使える園舎。地域の子どもたち、若いママたち、市内の小規模保育園の子どもたちが多数集まり、地域の子育てセンター的な役割も果たしてきている。…なくてはならない存在です。この1年を子どもたちが楽しく過ごせるように応援すること。そして、その後も、さいわい保育園が果たしてきた役割をなくしてしまうことのないようにしていくことが重要です。

 新日本婦人の会東久留米支部のニュースに、今年の3月、さいわいを卒園した子の保護者、荒川香子さんが寄稿しました。改めて、さいわい保育園のかけがえのなさ、公立保育園を存続していく大事さを教えてくれ、胸を打たれました。多くの人に読んでいただきたい…。ご本人の了解を得て、このブログで紹介させていただきます。

さいわい保育園、第48回卒園式の日を迎えて
保護者 荒川香子


 3月17日、晴れ渡った青い空の下、さいわい保育園は第48回卒園式の日を迎えました。
 市の計画どおりであれば、昨年の3月末でさいわい保育園は民営化により閉園する予定でしたが在園児、歴代の卒園児の父母、また地域の皆様のあたたかいご支援をもとに市に働きかけた結果、2年間の存続期間が与えられました。その結果迎えたこの日は感慨深く、またさいわい保育園で卒園することができた我が子たちの幸せと成長を思い、多くの保護者が嬉しさと感謝の思いで涙、涙の一日となりました。

 いま、さいわい保育園にはこの日卒園式を迎えた17名の年長と5名の年中、計22名の園児がいます。本来であれば1歳から5歳まで80名定員の園にたったの22名。下に小さい子たちがおらず、また多くの子どもでにぎやかだった園が22名になってしまったらどんなに寂しくなるか…そんな不安もありました。しかしこの1年、先生方の工夫と高い保育力でさいわい保育園は寂しさを感じる場面もないくらいのたくさんのお楽しみと笑顔であふれ、子どもたちは幸せな日々を過ごしてきました。

 何よりも有難かったのはさいわいの先生方の「子どもたちをありのまま受け入れる」という保育方針で子どもたちにたくさんの自信を与えてくださり、他者への優しい心、たくましい心へと導いてくださったことです。

 こんなエピソードがありました。年長クラスで畑を作ることになり、何を植えたいかという話をした際、皆がトマト、キュウリと言う中で「ワカメ」と言った子がいました。野菜が苦手な子で一生懸命自分が食べられる物を考え言った言葉を、先生は「〇〇(名前) ワカメ」とホワイトボードに書き加え、全く否定しませんでした。
 翌日には別の子が「あれ、ワカメって海のお野菜じゃない?」と気付き「これは畑には向かないかもね」という話になりました。ワカメといった子も「そうか!」と、苦手だけれど少しなら食べられる畑の野菜をもう一度考えることができました。
 先生は「もし誰も気付かなかったら本当にワカメを植えてみようと思ったのよ。植えてみてダメだったらそこで気付けるし、それにもしかしたら何か生えてくるかもしれないしね」と笑って仰っていました。
 その場で「ワカメは違う」と否定することは簡単です。でもその子が一生懸命考えたワカメを受け入れ、子どもたち自身の気付きを待ってくれた先生方には本当に頭が下がる思いです。

 こんな話はいくつもあって、その度に保護者としてこの園に子どもを預けられたこと、我が子達がこんな先生方に育まれたことを感謝せずにはいられません。

 子どもたちの長い人生の中で、初めて出会った「先生」がさいわいの先生でよかった。さいわい保育園で過ごした時間、与えられたたくさんの自信が今後の人生において大きな糧となる予感を持ちながら、小学校へと進む子どもたち。17名のさいわいっ子がこの春、さいわい保育園を卒園します。

 大好きなさいわい保育園が、ずっと子どもたちの心に刻まれることを信じて。


カラシナ
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カルガモ
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by hara-noriko | 2018-04-29 22:36 | 日記 | Comments(0)

市長選・市議補選で考えたい公立保育園の役割   

東京・東久留米市 市長選と市議補選
市長には桜木よしおさん、市議には北村りゅうたさん

 いまたたかわれている東京・東久留米市の市長選・市議補選(12月24日投開票)の大きな争点の1つが、並木克巳市長がすすめている公立保育園廃止問題です。市長候補の桜木よしおさん(幅広い市民と立憲野党が応援)も、市議候補の北村りゅうたさん(日本共産党)も、「公立保育園を守ろう」と訴えています。改めて、東久留米市の公立保育園が果たしてきた役割を考えてみたいと思います。

公立保育園は地域の子育て支援センター
 東久留米の公立保育園がつくりあげてきたものは、全国的に見てもすぐれていると思います。他自治体の課長と話していても、例えば障害児や疑いのある子たちを障害児保育審査会で一人ひとりについてどう手立てをとるか検討するという仕組みについて、「そうやってやっているんですか」と聞き返されるくらいです。
 市長選・市議補選でも大事だと思っているのは、公立保育園の全廃計画にストップをかけるということと同時に、その中身というか、地域の子育て支援を担っている保育園という役割も同時に出していくことではないかと思います。

さいわい保育園を視察して改めて感じたこと
 先日、さいわい保育園に視察に行って、改めて実感したことがあります。どこの公立保育園も地域で子育て支援の役割を果たしていますが、さいわい保育園に遊びに来る子たちやお母さんたちの多さに目を見張りました。すごい人数なんです。登園数第1位の子は、毎日のように遊びに来ています。そういうなかで言葉の遅れをお母さんが心配していたことがわかり、保育園がちゃんと専門的なところにつないでいく努力をしています。引っ越してからも遊びに来る子も、たくさんいます。水遊びができるところがないから来ているとか、幼稚園の夏休みになると幼稚園児が来るとか、本当にすごいなと思いました。

先生がいてくれて、悩みも相談できる

 そして、単に場所を提供するだけじゃないというのを改めて学びました。先生たちがいるときに来るんですね。やっぱり専門に担当してくれてる先生がいてくれて、子どもたちを遊ばせながら話ができる、そういうことを求めているということが本当によくわかりました。
 だから、どこかの相談室に行って子どもの育ちのことをかしこまって相談するとかではなくて、一緒に遊びに行きながら、そこにちゃんと先生がいてくれて、どう?って聞いてくれることによって、だんだん仲良くなって、悩みも相談できるという、本当にすごい役割を公立保育園は果たしています。ポットとレンジも置いて、ご飯を温めたりして食べてもいいし、お昼寝もできるようにしているそうです。だからまる1日いる子もいるといいます。本当にすごい。民間でももちろん地域活動が行なわれています。大事なのは、市内6カ所に配置されている公立保育園と民間保育園がそれぞれ役割を果たしながら、共存していくことではないでしょうか。

公立保育園廃止はストップ
さいわい保育園の役割も引き継いで
 まず、並木市政がすすめてきた民間化をストップして、しんかわ保育園をはじめとした公立保育園をしっかり守る。さいわい保育園は民営化の途中で、公立保育園としてはいよいよ来年度、残り1年ということに今の計画ではなっているので、本当にここで市長を変えて、さいわい保育園の土地を単に売却するなどの乱暴な方向にならないで、いまの子育て支援で果たしている役割を明らかにして、引き継ぐ方向を議論することが非常に重要だと思います。幸町・小山地域には児童館がありません。公立保育園全廃にストップをかける取り組みと一体になって進めていきたいと思っています。


合同演説会で声援に応える
桜木よしお市長候補(左)と北村りゅうた市議候補
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「市民の声が届く市政にしたいと」と語る桜木さん
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「市議会を変える力になりたい」と語る北村さん
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私も応援スピーチ
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(撮影:長島可純 ↑ 転載はお控えください)


街頭演説のあと声援を受ける桜木よしお市長候補
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街頭演説のあと声援を受ける北村りゅうた市議候補
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桜木よしお市長候補のスピーチと私の応援スピーチです






by hara-noriko | 2017-12-21 02:54 | 選挙 | Comments(0)

さいわい保育園保護者 荒川さんのスピーチに感動   

 東久留米市で開かれた日本共産党の「国政・都政報告会」(4月8日)。さいわい保育園の保護者、荒川香子さんがスピーチしてくださいました。
 保護者のみなさんは、民営化が進んでいくなかでも、子どもたちを守るために、ねばりづよく取り組みを続けています。反対のための反対運動ではなく、子どもたちの保育を受ける権利を守るということからぶれない。さいわい保育園、そしてそれ以前の民営化反対のとりくみから貫かれているこの姿勢に、たくさんのことを学ばせていただきました。そして、一緒に考えたり、悩んだりしてきたことはかけがえのないものだと感謝しています。やっぱり、政治を動かしているのは市民のみなさんだ、と改めて実感し、胸を打たれました。ぜひ、読んでいただきたいです。

【荒川香子さんのスピーチです】
 私たちのさいわい保育園は今年の4月、まさに1週間前になりますけれども、東久留米市の計画のもと、民営化がなされました。さいわい保育園に通っていた多くの子どもたちが民営化先となる東久留米おひさま保育園へ移行いたしました。

 いま、さいわい保育園には、民営化後も残留を決めた5歳児クラス17名全員と、4歳児クラス4名の計21名だけの保育園となっております。市は、いまの4歳児クラスが卒園する2年後に、さいわい保育園を廃園するとしています。
 さいわい保育園はもともと、定員80名の保育園ですが、現在は21名の園児のみ、1歳から3歳までの保育室は空き保育室となりました。おもちゃも絵本もそのままに、ただ約60名の子どもが4月1日から登園してこなくなったのです。
 残留した5歳児、4歳児は進級した喜びを感じながらも、下の子どもたち、友だちがいなくなったことをさみしく思っています。先生方は、残った子どもたちがさみしさばかりではなく楽しいことを少しでも感じられるようにと、1週間、たくさんの遊び、イベントを考えて保育してくださいました。それでも現実に、60名の子どもがたった1日を境にいなくなった、その穴を埋めることは容易ではないです。
 私たち保護者も、先生方とともに協力し合い、今まで以上に楽しい園生活となるように力を尽くしますが、それでもなぜ私たちの子どもが、さいわい保育園の子どもたちがこんな思いをしなければならなかったのか、東久留米市の対応には今でも納得できずにおります。

 私たちのさいわい保育園は、1970年の開園で、実に開園から47年もの時がたちました。「これが小学校や中学校、高校や大学なら、『歴史ある』というふうにいわれるのに、なぜ保育園ではそのようにならないのだろう」といった保護者がいました。本当にその通りだと思います。
 幸町1丁目の地で約半世紀もの間、地域の多くの子どもたちを育ててきた公立さいわい保育園です。ただ歴史が長いだけではなく、近隣の住民の方にも温かく受け入れられ、近隣の中学校や高校とも交流も深く、地域ぐるみで子育てをする環境をつくりあげてきました。また、利用者である保護者からも、評価がとても高く、質の高い保育を実現している保育園です。昨今、保育園に関する悲しいニュースが多い中、さいわい保育園は子育てをする家庭にとって、とても貴重な保育園であるといえます。

 その私たちの大切なさいわい保育園が、次期民営化園と選定されたときからずっと、原さんには相談にのっていただき、また東久留米市より待機児童問題が深刻な23区の対応、活動などの情報をいただいてきました。
 子どもが成長し、卒園すると、父母会活動に参加できなくなるため、私たちさいわい保育園の問題に関しては、親が代替わりしながらも、原さんを頼り続け、そして原さんは議会で私たちの声を代弁してきてくださいました。原さんの保育や子どもに対する思いは私たち保護者といつも同じで、今困っている子どもも、未来の子どものことも見すえて、現状はどうあるべきか、この先どう進めていくべきかを一緒に考えてくださいました。
 私たちが市議会に提出した数々の請願、また請願署名も、原さんは議会で私たちの声を代弁するだけではなく、さらに言葉を重ね、他の市議の方に訴えてくださいました。その言葉の一つひとつが、どれだけ私たちの励みになったかわかりません。

 いま東久留米市では、民営化どころか市内公立保育園全園民間化計画が進められています。認可保育所も増設もしているとはいえ、待機児童解消にはとうてい及びもしないのに、公立保育園を廃園する計画。そして私たちのさいわい保育園の1歳から3歳までの空き保育室を活用すれば、それだけで約60名もの子どもが救済されるのに、市は活用の計画は一切ないといい切ります。非常に残念なことですが、東久留米市では待機児童は解消してもらえません。

 原さんにはもうぜひ、都議になっていただき、東久留米だけではなく、東京都議会からこのおかしな状況を変えていっていただきたい。どうか一刻も早く待機児童を解消するためにありとあらゆる手段をとっていただきたい。みんなが原さんのことを応援しています。ぜひがんばっていただきたいと思います。

スピーチしてくださった荒川さん
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桜のトンネル(黒目川遊歩道)
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by hara-noriko | 2017-04-14 23:49 | 東京都政 | Comments(0)

本会議討論から(1)市立さいわい保育園をめぐって   

 12月議会最終本会議で日本共産党を代表して討論に立ちました。その内容を順次紹介します。まず、東久留米市立さいわい保育園を閉園にする条例案の継続審査に賛成し、待機児ゼロへ同保育園の空き保育室を活用することを求める請願に賛成しました。長いものになりましたが、2つの討論を掲載します。

【さいわい保育園の閉園条例案 継続審査の動議に賛成する】
 私は、日本共産党市議団を代表して、議案第72号東久留米市立保育園条例の一部を改正する条例について、継続審査の動議に賛成する立場で討論を行います。
 本議案は、来年度、再来年度の市立さいわい保育園の定員を変更し、2年後に閉園することを決める内容です。
 さいわい保育園は、来年4月から、新しい場所に社会福祉法人が設置し運営する、私立保育園に変わります。これにより、正規保育士などはすべて入れ替わることになります。 保護者のみなさんのとりくみにより、これまでの保育を引き継ぐことが位置づけられ、引き継ぎ保育も行われています。また、来年の4、5歳児は、希望すれば、現在の公立保育園に残り、卒園することも可能です。また、来年の2、3歳児で、新園ではなく、他の公立保育園などに転園希望を出した場合は、公平性を欠かない範囲で対応する、となっています。
保護者の努力を無にするな
 これらは、市が合意もなく進める一方的な民営化のなかで、保護者のみなさんが子どもたちの負担をできるだけ緩和していくために、ねばりづよく働きかけてきたことによるものです。
 来年、4、5歳児が残れば、あと2年は現在の公立さいわい保育園は存続することになります。そして、来年は1~3歳児までの3つの保育室が空くことになり、その翌年は4つ空きます。のちに、討論します請願第37号では、その保育室を待機児、対策に活用すべきだ、と保護者のみなさんが訴えています。
何も具体的に決まっていないのに、どうして閉園を急ぐのか
 さて、質疑でも明らかになったように、まだ、意向調査を無記名で実施した段階であり、子どもたちが来年4月からどこで、どのように保育を受けていくのかは、これからていねいな話し合いが行われて決まります。また、1月からの合同保育の体制も確定されていない、さいわい保育園の空き保育室やその後の跡利用なども、何も検討されていないという状況です。
1つの保育園を閉じることの重みを真剣に考えてほしい
 このような状況で、なぜ、議案を提出できたのか疑問です。今、閉園条例を決めるのは時期尚早であり、急ぐ必要もまったくありません。もっと、1つの保育園を閉じるということの重み、これから子どもたちが経験しなければならない大きな変化をどうやって少しでも緩和するのか、ということを真剣に考えていただきたいと思います。共産党市議団としては、現在の公立さいわい保育園の閉園自体に反対ですが、少なくとも、この議会で決める理由はないことから、本議案の継続審査に賛成します。
市民不在で跡地の利用まですすめるのか
 さて、他の委員の質問に対し、副市長が、閉園がきまったのちに、プロジェクトチームをつくって跡利用を検討すると踏み込んだ答弁をされました。この議案が通れば具体的にすすめていくということです。これも、市民不在で進めるのでしょうか。それは許されないということをあらかじめ、強く指摘し、討論といたします。
 (さいわい保育園閉園条例案は、自民・公明・民進の賛成で可決されました。継続審査に賛成したのは、共産・市民自治フォーラム・久留米ハートネット・社民の4会派でした)

~合同保育とは~
子どもたちのこと、保育園で大事にしていることを新園の先生方に引き継いでもらい、子どもたちと親しくなってもらい、子どもたちの激変緩和ができるように、新園の先生たちに現公立さいわい保育園に来てもらい、保育に参加してもらいます。1月から3月の間、実施されますが、いまだにその詳細が決まっていないことが12月議会で明らかになっています。合同保育の費用は、市から支出するため、本来12月議会で示せないのは問題だと私は考えています。


【待機児ゼロへ さいわい保育園の空き保育室活用を求める請願は採択すべきです】
 私は、日本共産党市議団を代表して、28請願第37号 待機児童をゼロにするために市立さいわい保育園を活用することを求める請願について、採択すべきとの立場で討論を行います。
5326人もの署名を添えて
 さいわい保育園保護者から提出された本請願は、5326人もの署名を添えて提出されました。合意のないまま進められている民営化のなかでも、保育園を大切に思い、何より子どもたち、そして待機児の現状にまで胸を痛めて保護者のみなさんが請願されたこと。しかも、5326人もの署名が添えられていることの重みを市長はじめ行政側も、議会もしっかり受け止める必要があります。しかも、今議会前に、保護者のみなさんは市議会議員に公開質問状を送ってこられ、ほとんどの議員が回答し、さいわい保育園を一時保育などで活用することについて、前向きな意見を述べている議員が議会の半数ほどはいる、ということも明らかになっているなかでの請願審査となりました。
市長は、保護者の提案に耳を傾けようとしない
 私は質疑のなかで、「5326人という大変な署名数について、市長の受け止めをうかがいたい」と質問しました。すると市長は、「重く受け止める」とのひとことでした。結局、やりとりのなかでわかったのは、「重く受け止める」が、請願で指摘している保護者の提案には耳をかたむけることはない、ということです。
 市長は、本当に、待機児解消を喫緊の課題だと考えているのでしょうか。本町の民間認可保育園計画がとん挫し、小規模保育をふやす努力はされていますが、それでも市がたてた年次計画からは、少なくとも、15人分足りません。もともと、来年度当初の段階ではまだ待機児ゼロにできる見込みではないうえに、さらなる不足が生じているのです。
11月1日現在の待機児は300名を超えている 保護者の提案は切実
 11月1日時点での待機児は300名を超えています。間違いなく、来年4月の時点で待機児が出てしまうことになる深刻な状況です。待機児問題は、当事者の方々にとって待ったなしであり、あらゆる手立てを講じていく必要があります。
 そのひとつが、保護者のみなさんが提案している、さいわい保育園の空き保育室を活用しての一時保育です。遊具もあり、安全も確保できるもっとも適切な場所です。本来、公立さいわい保育園の入園受け付けを継続すれば、もっと有効な待機児解消策となったのですが、9月議会で保護者のみなさんが請願しても聞き入れられることはありませんでした。本当に残念です。そして、今この段階でできることとして提案されているのが、さいわい保育園の空き保育室を活用しての一時保育なのです。市長が、待機児解消を喫緊の課題だというなら、真剣に大至急検討すべきです。
保育の公的責任をしっかり果たせ
 新園が一時保育を実施する予定になっていますが、みなみ保育園民営化の際には、保育士が足りず、一時保育は4月時点では実施できませんでした。今、保育士不足が深刻な状況になっています。さいわい保育園の新園でも、一時保育も含めて、十分な体制をとれるのかどうかはわかりません。なんでも民間におまかせするのでなく、市として今から一時保育を実施していくなどのとりくみをすすめるべきです。保育の公的責任をしっかり果たすように強く求めます。
課題山積 早急に対応すべきです
 さらに、深刻な状況がわかりました。
 ひとつは、公募要項よりも上乗せをされていた引き継ぎ・合同保育について是正を求めてきましたが、1月から3月の合同保育の詳細はいまだに決まっていないことです。
 ふたつめは、園庭のトイレ設置が行われないことや、用地ぎりぎりいっぱいまで園舎が建つことによる避難経路の心配、保育園が占有できない用水路部分を行き来する保育の安全確保など、課題が山積していることです。これらは、早急に対応するよう強く求めます。
 以上の意見を述べ、本請願の採択を主張します。
 (この請願は不採択とされました。請願に賛成したのは共産・市民自治フォーラム・社民の3会派。久留米ハートネットは継続を主張。自民・公明・民進の3会派が反対しました)

~公募要項よりも上乗せをされていた引き継ぎ・合同保育とは~

 さいわい保育園民営化は、公設民営ではなく、民設民営ですが、新園を開設するために応募する事業者には、公募要項でこれまでの保育を引き継ぐことが位置づけられていました。そして、そのために28年度の1年間は週1回、園長予定者か主任保育士予定者が現さいわい保育園に来て打ち合わせを行うこと。1月から3月は、これに加え、新園開設後中心を担う保育士等が来て、保育に参加する、となっています。
 これらの費用は、引き継ぎ保育業務委託として市から法人に支出されます。その金額は、約890万円。
 ところが、この支出の内訳を今年の3月議会で資料請求したところ、公募要項よりも上乗せをされていたことがわかりました。市も、法人と話し合って上乗せしたことを認めています。4月からは、本来1人が来る予定が2人来るとなっており、また1月からは連日8人もの保育士等が来る、3月には12人にもなるとなっています。現在の保育士さんにプラスしてこれだけの人数というのは、果たして効果的な合同保育になるのか? 法人とだけではなく、現・公立さいわい保育園の先生方とよく相談し、見直すことが必要ではないか、それにあわせて、委託費も見直すべきだと、共産党市議団では求めてきています。
~新園の土地の問題~
 新園は現在建設中ですが、大きな用水路(ふたかけ)をはさんで園庭と園舎がわかれています。用水路部分は誰でも通行できる公道なので、保育園で占有できません。そのため、園庭と園舎の行き来の際は、「門番」をたてるとのこと。子どもが自由に行き来はできないので、園庭に子ども用のトイレを設置してほしい、と保護者から要望されているが、今のところ設置は予定されていない。

スズメたち
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by hara-noriko | 2016-12-26 00:01 | 市政報告 | Comments(0)