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さいわい保育園 若いお母さんの訴え   

 12月2日、共産党の北村りゅうた・東久留米市議と一緒に、市政都政報告会を開きました。宮本徹衆院議員も駆け付けてくださいました。会場は満員! 参加されたみなさんから、たくさんのご意見が出され、勉強になるとともに、力をあわせてがんばりたいと改めて思いました。

 市立さいわい保育園(東久留米市幸町)は今年度、最後の園児が卒園します。そのこと自体、本当に胸がつまりますが、その後のさいわい保育園園舎や今行われている園庭開放・子育て支援(地域活動事業)はどうなるのかが課題になっています。
 市が非公開でおこなってきた「公共施設マネジメント推進委員会」が11月に報告書をまとめ、結論は「施設を解体し土地を売却することが適当」というものでした。これを受け、市長がどう判断するかということになります。
 今回の報告会には、幼稚園入園前の子どもさんと毎日さいわい保育園に行って、園庭開放(地域子育て支援事業)を利用しているお母さん(28歳)が参加してくれ、思いを話してくださいました。そのお話は、さいわい保育園が在籍園児だけでなく、地域の親子にとってもかけがえのない役割を果たしていることがとてもよくわかる内容で、胸があつくなりました。ご本人から了解をいただいたので、スピーチを紹介します。
 さいわい保育園については、いちばん下の関連記事のリンクをご覧ください。


地域の子育て支援
かけがえのない役割を果たしているさいわい保育園
若いお母さんの訴え


 私からお話しするのは、今年度いっぱいで閉園するさいわい保育園についてです。
 この件の結論を申し上げますと、保育園閉園後も、現在さいわい保育園の保育士さんが行っている園庭開放を続けていただきたいです。

 保育士さんが行っている園庭開放というのは、平日9時30分から16時30分まで、園舎と園庭で地域の親子も自由に遊んでくださいというものです。電子レンジやポットも貸し出してくれてお弁当を持っていけば一日中遊べて、乳児のお子さんが来た時には布団を出してくれます。

 園庭開放を継続してほしい一つ目の理由は、東久留米市北部に児童館や子育て支援センターがなく、乳幼児が安心して遊べる場所がないということです。
 このことについては何年も前から東久留米の政策に上がっておりますが、いまだに実現されていません。
 私は東久留米市北部に住んでおりますが、新たに施設を造れるような空き地がないように感じるので、さいわい保育園の跡地を利用しない限りこの政策は実現されないのではないかと思います。

 二つ目の理由は、さいわい保育園の園舎と園庭が、乳幼児にとって非常に過ごしやすいつくりになっていることです。
 砂場も三輪車も沢山あり危険な遊具もありません。子どもが勝手に道路に出られないような門とフェンスで囲まれているので、公園と違って車の事故の心配がなく、ボール遊びも思い切りできます。

 三つめの理由は、さいわい保育園の園庭開放を利用している市民が年間3000人以上もいることです。
 なぜこれだけ多くの利用者がいるのかというと、常駐している職員とのかかわり方が児童館などとは全く異なるからです。
 さいわい保育園の園庭開放では保育士さんがお出迎えとお見送りをしてくれます。
 室内でも屋外でも一緒に子どもと遊んでくれて、慣れない育児で孤独感や不安抱えたお母さん方の話し相手にもなってくれます。

 私自身、育児ノイローゼになりそうになった時や、病気がわかり手術をすることになった時も、体調を気遣ってくれたり、娘の子守をしてくれたり、私たち親子を心から支えてくれました。

 毎日園庭開放に来ていた親子が遠くに引っ越すことになった時にも園児と先生方がお別れ会を開いてくれました。これだけ市民の親子に寄り添った環境は児童館にも子育て支援センターにもありません。

 遊びに来るのは地域の親子だけではありません。
 東久留米市が進めた民間保育園もさいわい保育園の園庭にたくさん遊びに来ています。
 民間の小規模保育園には園庭がないので、園児を公園に連れて行っても他の保育園の子どもたちが先に遊んでいると込み合ってしまうのでそのまま帰ったり、空いている違う公園を探すことがあるそうです。
 こういう問題をなくすためにも、さいわい保育園の園庭開放を利用するべきではないでしょうか。

 さいわい保育園の保育士さんが園庭開放を行ってくれたことで、地域のお母さん方とも交流することができ、子どもにもたくさん友達ができました。
 東久留米市の政策にある「地域のつながり」「子育てしやすいまちに」「北部地域の子育て支援機能」を果たしてくれているのは、さいわい保育園の方々のおかげです。

 10月の市議会で、さいわい保育園の子育て施設計画は「中央児童館とさいわい保育園の距離が近いため必要ない」「子育て支援施設として残すには老朽化が懸念点」「子育て支援施設としては狭い」などの理由で不採択でした。

 老朽化を問題視するのであれば、在園児がいる今すぐに補修工事を行うべきだと思います。
 また「中央児童館に遊びに行けばいい」ということではなく、小山地区や氷川台、野火止に住む市民が徒歩でも利用できるさいわい保育園の場所に、子育て支援施設を必要としています。広くて綺麗な施設を必要としているわけではありません。古い建物を長く大事に利用することは良いことではないのでしょうか。

 何年も前から東久留米市北部に子育て支援機能が必要と分かっていながら計画を進めず、その機能を果たしてくれているさいわい保育園の園庭開放を閉園とともに終わらせるのは納得がいきません。

 今、小山地区には新しい住宅がどんどん増えていきます。
 家が増えれば子どもも増えます。
 私たち乳幼児を持つ市民は、子育て世代が住みやすい街づくり、子育て世代が住みたくなる街づくりを心から願っております。

【さいわい保育園関連記事】
さいわい保育園 保護者の思い
「いのち守る」 2つの保育園で今
東久留米市の市長座談会に参加して
市長選・市議補選で考えたい公立保育園の役割
胸が熱くなった さいわい保育園保護者の請願


たくさんのご意見をいただいた市政都政報告会
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東久留米市政について報告する北村りゅうた市議
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国政について報告する宮本徹衆院議員
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私も都政について報告
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by hara-noriko | 2018-12-02 23:29 | 市政報告 | Comments(0)

「いのち守る」 2つの保育園で今   

「原のり子 都政報告&トーク集会」で訴え
 14日に東京・東久留米市で開かれた「原のり子 都政報告&トーク集会」から、私の報告を順次紹介しています。2回目は「『いのちを守る』その1 2つの保育園でいま」です。
 児童虐待死事件などを受けて、児童相談所の充実だけでなく、子育て支援の場が地域に網の目のように存在することが大事だと強く思っています。民営化がすすめられている、さいわい保育園の現在と今後のことを考えながら、子育て支援のあり方を訴えました。
 公立保育園の全園廃止計画を打ち出した東久留米市の並木市政。最初に廃園の対象にされたのが、市立しんかわ保育園です。市は来年度のゼロ歳から段階的に募集を停止して、在園児が卒園する2023年度末に閉園する計画です。これで東久留米市の子育て環境がよくなるのでしょうか。

いま、都議会のテーマは「いのちを守る」ではないか

東京・目黒区の児童虐待死事件で思うこと
 私は、都議会のテーマは「いのちを守る」ではないか、と思っています。
 東京・目黒区の児童虐待死事件が6月都議会で大きな議論になりました。亡くなった結愛(ゆあ)ちゃん(5つ)は、もともとは都外にすんでいました。このときも児童相談所が入っていたお子さんでした。東京に引っ越してきて、児童相談所の人が行ったけれど、本人に会わせてもらえなかったということでした。
 虐待を受けていた結愛ちゃんは、電気のない部屋でひらがなを覚えさせられ、そのひらがなを使って「ゆるしてください」と書いて、亡くなってしまいました。こういうことは絶対に起こしてはいけない、ということで都議会で議論をしました。

都内の児童福祉司は90人も足りない
 共産党都議団が代表質問などで取り上げるなかで、専門家である児童福祉司が都内で90人足りないことがわかりました。まず90人を増やしましょう、と議論をすすめています。小池知事も児童相談所について「体制を強化します」と答弁しました。

全会一致で意見書を可決
 その後、日本共産党が提案した国に対する意見書(児童虐待防止対策の強化及び充実に関する意見書)が各会派の調整の上、全会一致で可決されました。児童相談所の職員体制の強化、児童養護施設等の充実、他の児童相談所へのケース移管や情報提供等を行うルールの見直しなどを求めています。

児童相談所の強化だけでは足りない
 そのうえで、児童相談所の強化だけでいいのか、ということをすごく思っています。もともと児童相談所の数は足りません。ここに児童福祉司が90人増えることはとても大事ですが、それでもやるべきことから見れば不十分だと私は考えています。
 やっぱり大事なのは、子どもたちを応援すること、子育て支援をすすめていくことではないでしょうか。地域にどれだけ支えられる施設や場所があるか。ここが決定的だと思います。
 保育園、幼稚園、子ども家庭支援センター、児童館、学童保育、子ども食堂などなどが網の目のようにあって、子どもを応援する、子育てを支えることが大事なのではないでしょうか。

さいわい保育園は今年が最後の1年

 東久留米市で大きな課題だと思っているのが、さいわい保育園(東久留米市幸町)、しんかわ保育園(東久留米市新川町)の問題です。最初に、さいわい保育園の問題をお話しします。
 さいわい保育園は民営化が進行していまして、今年度が最後の1年です。いま5人の年長さんが残っています。この5人を本当に支えようということで、保育士さんやお父さん・お母さんたち、地域の人たちががんばっています。

園庭や保育室を地域の子どもたちに開放
 さいわい保育園の活動ですばらしいのは、園庭や保育室を地域の子どもたちに開放して、「どんどん来てください」と言っています。リピーターも多くて、幼稚園が終わったら、さいわい保育園に寄る子もいます。
 お母さんたちがお弁当持参で、幼稚園や保育園に通っていないお子さんを連れて、さいわい保育園に朝から行き、お弁当をレンジであたためてお昼を食べる。お茶も用意されていて、眠くなったらお昼寝もできる。そういうふうに園を開放しています。

園児の親でなくても子育ての相談ができる

 場所を開放していることだけが大事なのではなくて、そこに専門家である保育士さんがいることが非常に重要です。お弁当を食べながら、子どもを園で遊ばせながら、「うちの子はご飯を何十グラムしか食べないのだけれど、もう20グラム増やしてもいいでしょうか」といった相談もあるそうです。保育士さんは「お母さん、大丈夫よ。保育園の給食はこういうふうになっていて、一人ひとりこうやって食べてるんだよ」なんてことを紹介して、「何十グラムという世界じゃなくても大丈夫なんだ」とお母さんが安心したり。そういうことで、たくさんのお母さんたちが支えられています。
 ですから、「さいわい保育園がなくなったら、次はどこへ行けばいいんですか」という声がおきています。

閉園しても子育て支援の機能をしっかり残してほしい
 さいわい保育園は、年長さんが卒園すれば閉めてしまいます。問題は、その後の使い道です。「子育て支援の機能をしっかり残してほしい」とお父さん・お母さんたちは求めていますし、共産党の市議団も求めています。小山、幸町、野火止も含めて、北部地域には児童館もありません。さいわい保育園の建物は、建て替えしなくても使えます。ですから売却しないで、子どもたちと子育て支援のために使ってほしい、と声が上がっているのです。

みんなで声をあげて
 市では公共施設をどうしていくかという内部の委員会が開かれています。市民参加ではない委員会で、ここで結論を出してしまおうとしています。いちばん良くないのは売却です。保育園は都営住宅のそばにあるので東京都の土地かなと思っている方もいますが、市の土地なので、市が決められます。お父さん・お母さんといっしょに売却しないようにとりくんでいきたいと思っています。
 児童虐待がこれだけ大きな問題になっているときに、地域で安心して子育てできるようにしなければいけないときに、安心して行ける施設をなくしてしまったらダメでしょう、と言っていかなければいけないと思っています。

しんかわ保育園も、いまが正念場
保護者 「廃止につながる条例『改正」はさせない」
 しんかわ保育園は、並木市長のもとでつくられた公立保育園全廃計画の第1号にあげられています。今年度中に条例の「改正」をして、しんかわ保育園のゼロ歳の募集を来年度から停止してしまおう、というのが市の考えです。この夏は正念場です。
 ところが、北村りゅうた市議もよく訴えているのですが、実際には保育園の待機児がいるんです。それなのにゼロ歳児の募集停止をしてしまってはおかしい、とみんなで声をあげています。しんかわ保育園の廃止につながる条例「改正」はさせない、ということで、お父さん・お母さんたちがすごくがんばっています。

8月5日に市が説明会を計画
 しんかわ保育園の募集停止・閉園を含めて市の実施計画の説明をする、と7月15日付の市の広報紙「ひがしくるめ」に出ていました。8月5日午前10時から市民プラザ(市役所1階)です。市は募集停止を強行するつもりのようですが、実施させないことがいまとても重要になっています。

園庭があるしんかわ保育園の存在は大きい
 西武線より東部には、公立保育園はしんかわ保育園しか残っていません。小規模保育園の人たちからも「しんかわがなくなっては困る」という声があがっています。
 いま、園庭のない保育園が増えています。東久留米駅西口の近くにある公園は、小規模保育園の子どもたちなどでいっぱいになっています。
 しんかわ保育園には園庭がありますから、小規模保育園の子どもたちも利用しています。そういう場としても、しんかわ保育園は大事です。公園ではどろこんこ遊びはできないんですね。でも、保育園だったら、どろんこになっても水で流せるし、着替えもできます。だから、しんかわ保育園にもたくさんの親子が行っています。
 しんかわ保育園を廃止させないために、今が大事なときであることを強調しておきたいと思います。


安心して子どもたちを育てられる東京にしたいですね
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たくさんの方から激励をいただきました
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清瀬市・東久留米市で配布中の都議会報告
写真をクリックすると表示されます



by hara-noriko | 2018-07-17 00:47 | 都政報告 | Comments(0)

さいわい保育園 保護者の思い   

 民営化が進められている東久留米市立さいわい保育園は、今年度、年長さん5人。市は、この1年で閉園するとしています。古いとはいえ、耐震上もまだ使える園舎。地域の子どもたち、若いママたち、市内の小規模保育園の子どもたちが多数集まり、地域の子育てセンター的な役割も果たしてきている。…なくてはならない存在です。この1年を子どもたちが楽しく過ごせるように応援すること。そして、その後も、さいわい保育園が果たしてきた役割をなくしてしまうことのないようにしていくことが重要です。

 新日本婦人の会東久留米支部のニュースに、今年の3月、さいわいを卒園した子の保護者、荒川香子さんが寄稿しました。改めて、さいわい保育園のかけがえのなさ、公立保育園を存続していく大事さを教えてくれ、胸を打たれました。多くの人に読んでいただきたい…。ご本人の了解を得て、このブログで紹介させていただきます。

さいわい保育園、第48回卒園式の日を迎えて
保護者 荒川香子


 3月17日、晴れ渡った青い空の下、さいわい保育園は第48回卒園式の日を迎えました。
 市の計画どおりであれば、昨年の3月末でさいわい保育園は民営化により閉園する予定でしたが在園児、歴代の卒園児の父母、また地域の皆様のあたたかいご支援をもとに市に働きかけた結果、2年間の存続期間が与えられました。その結果迎えたこの日は感慨深く、またさいわい保育園で卒園することができた我が子たちの幸せと成長を思い、多くの保護者が嬉しさと感謝の思いで涙、涙の一日となりました。

 いま、さいわい保育園にはこの日卒園式を迎えた17名の年長と5名の年中、計22名の園児がいます。本来であれば1歳から5歳まで80名定員の園にたったの22名。下に小さい子たちがおらず、また多くの子どもでにぎやかだった園が22名になってしまったらどんなに寂しくなるか…そんな不安もありました。しかしこの1年、先生方の工夫と高い保育力でさいわい保育園は寂しさを感じる場面もないくらいのたくさんのお楽しみと笑顔であふれ、子どもたちは幸せな日々を過ごしてきました。

 何よりも有難かったのはさいわいの先生方の「子どもたちをありのまま受け入れる」という保育方針で子どもたちにたくさんの自信を与えてくださり、他者への優しい心、たくましい心へと導いてくださったことです。

 こんなエピソードがありました。年長クラスで畑を作ることになり、何を植えたいかという話をした際、皆がトマト、キュウリと言う中で「ワカメ」と言った子がいました。野菜が苦手な子で一生懸命自分が食べられる物を考え言った言葉を、先生は「〇〇(名前) ワカメ」とホワイトボードに書き加え、全く否定しませんでした。
 翌日には別の子が「あれ、ワカメって海のお野菜じゃない?」と気付き「これは畑には向かないかもね」という話になりました。ワカメといった子も「そうか!」と、苦手だけれど少しなら食べられる畑の野菜をもう一度考えることができました。
 先生は「もし誰も気付かなかったら本当にワカメを植えてみようと思ったのよ。植えてみてダメだったらそこで気付けるし、それにもしかしたら何か生えてくるかもしれないしね」と笑って仰っていました。
 その場で「ワカメは違う」と否定することは簡単です。でもその子が一生懸命考えたワカメを受け入れ、子どもたち自身の気付きを待ってくれた先生方には本当に頭が下がる思いです。

 こんな話はいくつもあって、その度に保護者としてこの園に子どもを預けられたこと、我が子達がこんな先生方に育まれたことを感謝せずにはいられません。

 子どもたちの長い人生の中で、初めて出会った「先生」がさいわいの先生でよかった。さいわい保育園で過ごした時間、与えられたたくさんの自信が今後の人生において大きな糧となる予感を持ちながら、小学校へと進む子どもたち。17名のさいわいっ子がこの春、さいわい保育園を卒園します。

 大好きなさいわい保育園が、ずっと子どもたちの心に刻まれることを信じて。


カラシナ
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カルガモ
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by hara-noriko | 2018-04-29 22:36 | 日記 | Comments(0)

市長選・市議補選で考えたい公立保育園の役割   

東京・東久留米市 市長選と市議補選
市長には桜木よしおさん、市議には北村りゅうたさん

 いまたたかわれている東京・東久留米市の市長選・市議補選(12月24日投開票)の大きな争点の1つが、並木克巳市長がすすめている公立保育園廃止問題です。市長候補の桜木よしおさん(幅広い市民と立憲野党が応援)も、市議候補の北村りゅうたさん(日本共産党)も、「公立保育園を守ろう」と訴えています。改めて、東久留米市の公立保育園が果たしてきた役割を考えてみたいと思います。

公立保育園は地域の子育て支援センター
 東久留米の公立保育園がつくりあげてきたものは、全国的に見てもすぐれていると思います。他自治体の課長と話していても、例えば障害児や疑いのある子たちを障害児保育審査会で一人ひとりについてどう手立てをとるか検討するという仕組みについて、「そうやってやっているんですか」と聞き返されるくらいです。
 市長選・市議補選でも大事だと思っているのは、公立保育園の全廃計画にストップをかけるということと同時に、その中身というか、地域の子育て支援を担っている保育園という役割も同時に出していくことではないかと思います。

さいわい保育園を視察して改めて感じたこと
 先日、さいわい保育園に視察に行って、改めて実感したことがあります。どこの公立保育園も地域で子育て支援の役割を果たしていますが、さいわい保育園に遊びに来る子たちやお母さんたちの多さに目を見張りました。すごい人数なんです。登園数第1位の子は、毎日のように遊びに来ています。そういうなかで言葉の遅れをお母さんが心配していたことがわかり、保育園がちゃんと専門的なところにつないでいく努力をしています。引っ越してからも遊びに来る子も、たくさんいます。水遊びができるところがないから来ているとか、幼稚園の夏休みになると幼稚園児が来るとか、本当にすごいなと思いました。

先生がいてくれて、悩みも相談できる

 そして、単に場所を提供するだけじゃないというのを改めて学びました。先生たちがいるときに来るんですね。やっぱり専門に担当してくれてる先生がいてくれて、子どもたちを遊ばせながら話ができる、そういうことを求めているということが本当によくわかりました。
 だから、どこかの相談室に行って子どもの育ちのことをかしこまって相談するとかではなくて、一緒に遊びに行きながら、そこにちゃんと先生がいてくれて、どう?って聞いてくれることによって、だんだん仲良くなって、悩みも相談できるという、本当にすごい役割を公立保育園は果たしています。ポットとレンジも置いて、ご飯を温めたりして食べてもいいし、お昼寝もできるようにしているそうです。だからまる1日いる子もいるといいます。本当にすごい。民間でももちろん地域活動が行なわれています。大事なのは、市内6カ所に配置されている公立保育園と民間保育園がそれぞれ役割を果たしながら、共存していくことではないでしょうか。

公立保育園廃止はストップ
さいわい保育園の役割も引き継いで
 まず、並木市政がすすめてきた民間化をストップして、しんかわ保育園をはじめとした公立保育園をしっかり守る。さいわい保育園は民営化の途中で、公立保育園としてはいよいよ来年度、残り1年ということに今の計画ではなっているので、本当にここで市長を変えて、さいわい保育園の土地を単に売却するなどの乱暴な方向にならないで、いまの子育て支援で果たしている役割を明らかにして、引き継ぐ方向を議論することが非常に重要だと思います。幸町・小山地域には児童館がありません。公立保育園全廃にストップをかける取り組みと一体になって進めていきたいと思っています。


合同演説会で声援に応える
桜木よしお市長候補(左)と北村りゅうた市議候補
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「市民の声が届く市政にしたいと」と語る桜木さん
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「市議会を変える力になりたい」と語る北村さん
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私も応援スピーチ
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(撮影:長島可純 ↑ 転載はお控えください)


街頭演説のあと声援を受ける桜木よしお市長候補
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街頭演説のあと声援を受ける北村りゅうた市議候補
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桜木よしお市長候補のスピーチと私の応援スピーチです






by hara-noriko | 2017-12-21 02:54 | 選挙 | Comments(0)

さいわい保育園保護者 荒川さんのスピーチに感動   

 東久留米市で開かれた日本共産党の「国政・都政報告会」(4月8日)。さいわい保育園の保護者、荒川香子さんがスピーチしてくださいました。
 保護者のみなさんは、民営化が進んでいくなかでも、子どもたちを守るために、ねばりづよく取り組みを続けています。反対のための反対運動ではなく、子どもたちの保育を受ける権利を守るということからぶれない。さいわい保育園、そしてそれ以前の民営化反対のとりくみから貫かれているこの姿勢に、たくさんのことを学ばせていただきました。そして、一緒に考えたり、悩んだりしてきたことはかけがえのないものだと感謝しています。やっぱり、政治を動かしているのは市民のみなさんだ、と改めて実感し、胸を打たれました。ぜひ、読んでいただきたいです。

【荒川香子さんのスピーチです】
 私たちのさいわい保育園は今年の4月、まさに1週間前になりますけれども、東久留米市の計画のもと、民営化がなされました。さいわい保育園に通っていた多くの子どもたちが民営化先となる東久留米おひさま保育園へ移行いたしました。

 いま、さいわい保育園には、民営化後も残留を決めた5歳児クラス17名全員と、4歳児クラス4名の計21名だけの保育園となっております。市は、いまの4歳児クラスが卒園する2年後に、さいわい保育園を廃園するとしています。
 さいわい保育園はもともと、定員80名の保育園ですが、現在は21名の園児のみ、1歳から3歳までの保育室は空き保育室となりました。おもちゃも絵本もそのままに、ただ約60名の子どもが4月1日から登園してこなくなったのです。
 残留した5歳児、4歳児は進級した喜びを感じながらも、下の子どもたち、友だちがいなくなったことをさみしく思っています。先生方は、残った子どもたちがさみしさばかりではなく楽しいことを少しでも感じられるようにと、1週間、たくさんの遊び、イベントを考えて保育してくださいました。それでも現実に、60名の子どもがたった1日を境にいなくなった、その穴を埋めることは容易ではないです。
 私たち保護者も、先生方とともに協力し合い、今まで以上に楽しい園生活となるように力を尽くしますが、それでもなぜ私たちの子どもが、さいわい保育園の子どもたちがこんな思いをしなければならなかったのか、東久留米市の対応には今でも納得できずにおります。

 私たちのさいわい保育園は、1970年の開園で、実に開園から47年もの時がたちました。「これが小学校や中学校、高校や大学なら、『歴史ある』というふうにいわれるのに、なぜ保育園ではそのようにならないのだろう」といった保護者がいました。本当にその通りだと思います。
 幸町1丁目の地で約半世紀もの間、地域の多くの子どもたちを育ててきた公立さいわい保育園です。ただ歴史が長いだけではなく、近隣の住民の方にも温かく受け入れられ、近隣の中学校や高校とも交流も深く、地域ぐるみで子育てをする環境をつくりあげてきました。また、利用者である保護者からも、評価がとても高く、質の高い保育を実現している保育園です。昨今、保育園に関する悲しいニュースが多い中、さいわい保育園は子育てをする家庭にとって、とても貴重な保育園であるといえます。

 その私たちの大切なさいわい保育園が、次期民営化園と選定されたときからずっと、原さんには相談にのっていただき、また東久留米市より待機児童問題が深刻な23区の対応、活動などの情報をいただいてきました。
 子どもが成長し、卒園すると、父母会活動に参加できなくなるため、私たちさいわい保育園の問題に関しては、親が代替わりしながらも、原さんを頼り続け、そして原さんは議会で私たちの声を代弁してきてくださいました。原さんの保育や子どもに対する思いは私たち保護者といつも同じで、今困っている子どもも、未来の子どものことも見すえて、現状はどうあるべきか、この先どう進めていくべきかを一緒に考えてくださいました。
 私たちが市議会に提出した数々の請願、また請願署名も、原さんは議会で私たちの声を代弁するだけではなく、さらに言葉を重ね、他の市議の方に訴えてくださいました。その言葉の一つひとつが、どれだけ私たちの励みになったかわかりません。

 いま東久留米市では、民営化どころか市内公立保育園全園民間化計画が進められています。認可保育所も増設もしているとはいえ、待機児童解消にはとうてい及びもしないのに、公立保育園を廃園する計画。そして私たちのさいわい保育園の1歳から3歳までの空き保育室を活用すれば、それだけで約60名もの子どもが救済されるのに、市は活用の計画は一切ないといい切ります。非常に残念なことですが、東久留米市では待機児童は解消してもらえません。

 原さんにはもうぜひ、都議になっていただき、東久留米だけではなく、東京都議会からこのおかしな状況を変えていっていただきたい。どうか一刻も早く待機児童を解消するためにありとあらゆる手段をとっていただきたい。みんなが原さんのことを応援しています。ぜひがんばっていただきたいと思います。

スピーチしてくださった荒川さん
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桜のトンネル(黒目川遊歩道)
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by hara-noriko | 2017-04-14 23:49 | 東京都政 | Comments(0)

本会議討論から(1)市立さいわい保育園をめぐって   

 12月議会最終本会議で日本共産党を代表して討論に立ちました。その内容を順次紹介します。まず、東久留米市立さいわい保育園を閉園にする条例案の継続審査に賛成し、待機児ゼロへ同保育園の空き保育室を活用することを求める請願に賛成しました。長いものになりましたが、2つの討論を掲載します。

【さいわい保育園の閉園条例案 継続審査の動議に賛成する】
 私は、日本共産党市議団を代表して、議案第72号東久留米市立保育園条例の一部を改正する条例について、継続審査の動議に賛成する立場で討論を行います。
 本議案は、来年度、再来年度の市立さいわい保育園の定員を変更し、2年後に閉園することを決める内容です。
 さいわい保育園は、来年4月から、新しい場所に社会福祉法人が設置し運営する、私立保育園に変わります。これにより、正規保育士などはすべて入れ替わることになります。 保護者のみなさんのとりくみにより、これまでの保育を引き継ぐことが位置づけられ、引き継ぎ保育も行われています。また、来年の4、5歳児は、希望すれば、現在の公立保育園に残り、卒園することも可能です。また、来年の2、3歳児で、新園ではなく、他の公立保育園などに転園希望を出した場合は、公平性を欠かない範囲で対応する、となっています。
保護者の努力を無にするな
 これらは、市が合意もなく進める一方的な民営化のなかで、保護者のみなさんが子どもたちの負担をできるだけ緩和していくために、ねばりづよく働きかけてきたことによるものです。
 来年、4、5歳児が残れば、あと2年は現在の公立さいわい保育園は存続することになります。そして、来年は1~3歳児までの3つの保育室が空くことになり、その翌年は4つ空きます。のちに、討論します請願第37号では、その保育室を待機児、対策に活用すべきだ、と保護者のみなさんが訴えています。
何も具体的に決まっていないのに、どうして閉園を急ぐのか
 さて、質疑でも明らかになったように、まだ、意向調査を無記名で実施した段階であり、子どもたちが来年4月からどこで、どのように保育を受けていくのかは、これからていねいな話し合いが行われて決まります。また、1月からの合同保育の体制も確定されていない、さいわい保育園の空き保育室やその後の跡利用なども、何も検討されていないという状況です。
1つの保育園を閉じることの重みを真剣に考えてほしい
 このような状況で、なぜ、議案を提出できたのか疑問です。今、閉園条例を決めるのは時期尚早であり、急ぐ必要もまったくありません。もっと、1つの保育園を閉じるということの重み、これから子どもたちが経験しなければならない大きな変化をどうやって少しでも緩和するのか、ということを真剣に考えていただきたいと思います。共産党市議団としては、現在の公立さいわい保育園の閉園自体に反対ですが、少なくとも、この議会で決める理由はないことから、本議案の継続審査に賛成します。
市民不在で跡地の利用まですすめるのか
 さて、他の委員の質問に対し、副市長が、閉園がきまったのちに、プロジェクトチームをつくって跡利用を検討すると踏み込んだ答弁をされました。この議案が通れば具体的にすすめていくということです。これも、市民不在で進めるのでしょうか。それは許されないということをあらかじめ、強く指摘し、討論といたします。
 (さいわい保育園閉園条例案は、自民・公明・民進の賛成で可決されました。継続審査に賛成したのは、共産・市民自治フォーラム・久留米ハートネット・社民の4会派でした)

~合同保育とは~
子どもたちのこと、保育園で大事にしていることを新園の先生方に引き継いでもらい、子どもたちと親しくなってもらい、子どもたちの激変緩和ができるように、新園の先生たちに現公立さいわい保育園に来てもらい、保育に参加してもらいます。1月から3月の間、実施されますが、いまだにその詳細が決まっていないことが12月議会で明らかになっています。合同保育の費用は、市から支出するため、本来12月議会で示せないのは問題だと私は考えています。


【待機児ゼロへ さいわい保育園の空き保育室活用を求める請願は採択すべきです】
 私は、日本共産党市議団を代表して、28請願第37号 待機児童をゼロにするために市立さいわい保育園を活用することを求める請願について、採択すべきとの立場で討論を行います。
5326人もの署名を添えて
 さいわい保育園保護者から提出された本請願は、5326人もの署名を添えて提出されました。合意のないまま進められている民営化のなかでも、保育園を大切に思い、何より子どもたち、そして待機児の現状にまで胸を痛めて保護者のみなさんが請願されたこと。しかも、5326人もの署名が添えられていることの重みを市長はじめ行政側も、議会もしっかり受け止める必要があります。しかも、今議会前に、保護者のみなさんは市議会議員に公開質問状を送ってこられ、ほとんどの議員が回答し、さいわい保育園を一時保育などで活用することについて、前向きな意見を述べている議員が議会の半数ほどはいる、ということも明らかになっているなかでの請願審査となりました。
市長は、保護者の提案に耳を傾けようとしない
 私は質疑のなかで、「5326人という大変な署名数について、市長の受け止めをうかがいたい」と質問しました。すると市長は、「重く受け止める」とのひとことでした。結局、やりとりのなかでわかったのは、「重く受け止める」が、請願で指摘している保護者の提案には耳をかたむけることはない、ということです。
 市長は、本当に、待機児解消を喫緊の課題だと考えているのでしょうか。本町の民間認可保育園計画がとん挫し、小規模保育をふやす努力はされていますが、それでも市がたてた年次計画からは、少なくとも、15人分足りません。もともと、来年度当初の段階ではまだ待機児ゼロにできる見込みではないうえに、さらなる不足が生じているのです。
11月1日現在の待機児は300名を超えている 保護者の提案は切実
 11月1日時点での待機児は300名を超えています。間違いなく、来年4月の時点で待機児が出てしまうことになる深刻な状況です。待機児問題は、当事者の方々にとって待ったなしであり、あらゆる手立てを講じていく必要があります。
 そのひとつが、保護者のみなさんが提案している、さいわい保育園の空き保育室を活用しての一時保育です。遊具もあり、安全も確保できるもっとも適切な場所です。本来、公立さいわい保育園の入園受け付けを継続すれば、もっと有効な待機児解消策となったのですが、9月議会で保護者のみなさんが請願しても聞き入れられることはありませんでした。本当に残念です。そして、今この段階でできることとして提案されているのが、さいわい保育園の空き保育室を活用しての一時保育なのです。市長が、待機児解消を喫緊の課題だというなら、真剣に大至急検討すべきです。
保育の公的責任をしっかり果たせ
 新園が一時保育を実施する予定になっていますが、みなみ保育園民営化の際には、保育士が足りず、一時保育は4月時点では実施できませんでした。今、保育士不足が深刻な状況になっています。さいわい保育園の新園でも、一時保育も含めて、十分な体制をとれるのかどうかはわかりません。なんでも民間におまかせするのでなく、市として今から一時保育を実施していくなどのとりくみをすすめるべきです。保育の公的責任をしっかり果たすように強く求めます。
課題山積 早急に対応すべきです
 さらに、深刻な状況がわかりました。
 ひとつは、公募要項よりも上乗せをされていた引き継ぎ・合同保育について是正を求めてきましたが、1月から3月の合同保育の詳細はいまだに決まっていないことです。
 ふたつめは、園庭のトイレ設置が行われないことや、用地ぎりぎりいっぱいまで園舎が建つことによる避難経路の心配、保育園が占有できない用水路部分を行き来する保育の安全確保など、課題が山積していることです。これらは、早急に対応するよう強く求めます。
 以上の意見を述べ、本請願の採択を主張します。
 (この請願は不採択とされました。請願に賛成したのは共産・市民自治フォーラム・社民の3会派。久留米ハートネットは継続を主張。自民・公明・民進の3会派が反対しました)

~公募要項よりも上乗せをされていた引き継ぎ・合同保育とは~

 さいわい保育園民営化は、公設民営ではなく、民設民営ですが、新園を開設するために応募する事業者には、公募要項でこれまでの保育を引き継ぐことが位置づけられていました。そして、そのために28年度の1年間は週1回、園長予定者か主任保育士予定者が現さいわい保育園に来て打ち合わせを行うこと。1月から3月は、これに加え、新園開設後中心を担う保育士等が来て、保育に参加する、となっています。
 これらの費用は、引き継ぎ保育業務委託として市から法人に支出されます。その金額は、約890万円。
 ところが、この支出の内訳を今年の3月議会で資料請求したところ、公募要項よりも上乗せをされていたことがわかりました。市も、法人と話し合って上乗せしたことを認めています。4月からは、本来1人が来る予定が2人来るとなっており、また1月からは連日8人もの保育士等が来る、3月には12人にもなるとなっています。現在の保育士さんにプラスしてこれだけの人数というのは、果たして効果的な合同保育になるのか? 法人とだけではなく、現・公立さいわい保育園の先生方とよく相談し、見直すことが必要ではないか、それにあわせて、委託費も見直すべきだと、共産党市議団では求めてきています。
~新園の土地の問題~
 新園は現在建設中ですが、大きな用水路(ふたかけ)をはさんで園庭と園舎がわかれています。用水路部分は誰でも通行できる公道なので、保育園で占有できません。そのため、園庭と園舎の行き来の際は、「門番」をたてるとのこと。子どもが自由に行き来はできないので、園庭に子ども用のトイレを設置してほしい、と保護者から要望されているが、今のところ設置は予定されていない。

スズメたち
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by hara-noriko | 2016-12-26 00:01 | 市政報告 | Comments(0)

胸が熱くなった さいわい保育園保護者の請願   

待機児をゼロにするために、さいわい保育園の活用を求める 5326人
 さいわい保育園保護者から提出された、「待機児童をゼロにするために市立さいわい保育園を活用することを求める請願」。なんと、5326人もの署名を添えて提出されました! 私は、合意もないまま進められている民営化のなかでも、保育園を大切に思い、何より子どもたち、そして待機児の現状にまで胸を痛めて保護者のみなさんが請願されたことに、本当に胸が熱くなりました。
なのに請願は不採択に
 しかも、今議会前に、保護者のみなさんは市議会議員に公開質問状を送ってこられ、ほとんどの議員が回答し、さいわい保育園を一時保育などで活用することについて、前向きな意見を述べている議員が議会の半数ほどはいる、ということが明らかになっていました。
 それなのに…請願は厚生委員会で不採択に。宮川議員は継続審査を主張、私は採択を主張。しかし、自民・公明・民進は反対。なぜなのでしょう。本当に残念です。
市長の答弁に保護者たちは傷ついた
 私は質疑のなかで、「5326人という大変な署名数。市長の受け止めをうかがいたい」と質問。すると市長は、「重く受け止める」と。やりとりしながら、私も一瞬言葉を失いました。ここまできても、この請願を前にしても、それだけなの?と。傍聴していた保護者の方が、「さいわいの請願について5000筆もの署名に、重く受け止めるというだけの市長のコメント。変わらない答弁に怒りというよりとても傷ついた」と…。「傷ついた」という言葉に、本当に胸が痛くなりました。
悲しい思いをさせる政治を変えたい
 こんな悲しい思いをしなければならない政治は、どうしても変えないといけない。保護者のみなさんの努力、署名した一人ひとりの思い、請願の趣旨が必ず生かされるように取り組みを強めよう、と改めて決意しています。
さいわい保育園閉園条例の継続審議 あと1人賛成していれば…
 実は、この請願の審査のまえに、さいわい保育園の閉園条例の議案の審査を行いました。私は、さいわい保育園は本来存続すべきと思っていますが、それにしてもまだ子どもたちが新園に行くのかどうかなどが決まっていない、空き保育室の活用も何も検討されていない段階で、閉園だけ今決めてしまうというのはおかしい、今議会で決める必要性はないと考え、宮川委員の継続審査の動議に賛成しました。宮川委員は、今年度ぎりぎりまで、全員が新園に移行するように努力すべきだ、という立場なので私とは考えが違いますが、今決定する必要はないという点では一致。厚生委員会ではあと一人賛成してくれれば継続審査になったのですが、こちらも自民・公明・民進が反対。…残念でなりません。最終本会議の討論が注目されます。

~公立さいわい保育園民営化と空き保育室の活用について~
 来年4月から、新しい場所に社会福祉法人が設置し運営する私立保育園に変わる。正規保育士などはすべて入れ替わる。
 保護者のみなさんのとりくみにより、これまでの保育を引き継ぐことが位置づけられ、引き継ぎ保育も行う。また、来年の4、5歳児は現在の公立保育園に残り、卒園することも可能。来年の2、3歳児で新園ではなく、他の公立保育園などに転園希望を出した場合は、公平性を欠かない範囲で対応する、となっている。
 来年、4、5歳児が残れば、あと2年は現在の公立さいわい保育園は存続することになる。そして、来年は1~3歳児までの3つの保育室が空くことになる。その翌年は4つ。この請願は、その保育室を待機児対策に活用すべきだ、と訴えている。

ジョウビタキ

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by hara-noriko | 2016-12-16 13:54 | 市政報告 | Comments(0)

さいわい保育園 運動会に駆けつける   

全年齢がそろっての保育園生活は今年度いっぱい
 来年4月に民営化する、東久留米市立さいわい保育園。2年間は、4、5歳児に限っては希望すれば現保育園に残り、卒園できます。が、全年齢がそろっての保育園生活は今年度いっぱい。従来通りの運動会も今回までとなります。今日(10月15日)はたくさんの行事が重なっている日でしたが、とにかく、まず、さいわい保育園には行かなければ…と思い、うかがいました。
子どもたちの様子に引き込まれて…
 これが最後なのか、と、なんとも胸が痛む思いで行きましたが、子どもたちののびのびとした様子にすっかり引き込まれました。いつも通りの運動会、いつも通りのさいわい保育園。「いつも通り」であることを大事にする先生たち、保護者のみなさんは本当にすごいな、と思いました。そんななかで、年長さんは保育園生活で培ってきた力を生きいきと発揮し、それを年中さん以下の子どもたちが憧れの眼差しで見つめている…。この憧れの思いを来年度にどう結び付けるのか、これは本当に大きな課題です。どうか、子どもたちの思いを裏切らない対応をしてほしい。行政に求めたいです。
改めて問いたい さいわい保育園をなくしていいのか?
 それにしても、改めて、さいわい保育園をなくしてしまっていいのか、と強く思います。47回目の運動会、地域で大切にされてきた保育園。一緒に見学に行った18歳の娘(卒園児)にパートの先生たちが次々声をかけてくれる。「子どもも孫もお世話になって」と話してくれる地域の方…。どの人が先生か、父母かわからないぐらい、みんなで力をあわせて運営し、子どもたちを見守る。学芸大ひかり組のお友達も一緒に参加し、みんなが大きな声援を送る。…そうしたことが実に自然に、「いつも通り」におこなわれる運動会。一朝一夕では築かれることのないものです。その重みを行政も議会もしっかり受け止める必要があると思います。さいわい保育園について、これからが大事だと強く感じて帰ってきました。
 保護者のみなさんからの手紙…。胸を打たれました。ぜひ、読んでください。

運動会入り口
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父母会からの手紙(市議会議員あて)
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さいわい保育園からの案内
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by hara-noriko | 2016-10-16 01:23 | 活動日誌 | Comments(0)

保育園廃止計画の撤回と公立保育園の存続を求める   

市議会厚生委員会で議論
 9月12日、市議会厚生委員会でした。このなかで、5つある市立保育園すべてを廃止して民間サービスに転換するという市の計画について議論になりました。計画にもとづいて、市立しんかわ保育園の募集停止が計画されていますが、民間の認可保育園の来年4月開園がとん挫したため、市長は募集停止を1年間繰り延べたいと本会議で発言しています。厚生委員会は、午後1時から夜7時半ごろまでかかりましたが、途中3時半ごろから6時10分まで空転しました。宮川豊史議員(久留米ハートネット・無所属)の質問の時でした。
「民間化」の撤回と民営化を主張する意見も
 宮川議員は、市長の判断でしんかわ保育園の廃止計画が1年先送りになったが、平成30年度当初に待機児がゼロにならなくても、しんかわ保育園の廃止はすすめるのか、と質問。これに対し、市長は的確に答えられず…。長い休憩ののち、「ご意見を重く受け止める」と。しんかわ保育園の廃止については、ストレートな答えはありませんでしたが、1年延ばすが廃止自体はすすめるということだと受け止めました。
 宮川議員は、公立保育園の民間化計画を撤回し、民営化計画に作り直すべきという主張。「民間化」(=廃止)は、待機児がゼロになる見込みがあるからこそ成り立つ。「民営化」であれば、定員の枠をふやしながら待機児を減らしていくということができる。そう意見を述べていました。
共産党の主張は、「民間化」の撤回と公立保育園の存続
 私も、公立保育園の民間化計画(廃止計画)は撤回を、という立場ですが、公立保育園は自治体の責任としても待機児解消を確実に進めていくうえでも存続を、という考えです。
急ぐべきは待機児解消 公立保育園を廃止する場合ではない
 今回はっきりしたのは、民営化推進の人からみても、公立保育園存続の人からみても、市長の実施計画は問題がある、ということです。やはり、市民不在でたてられた公立保育園全廃計画は撤回しかない! 急ぐべきは待機児解消。公立保育園を廃止する場合ではないです。

共産党 緊急の待機児対策を提案
 今議会には、さいわい保育園の保護者から、待機児解消のためにさいわい保育園の園児募集を継続するように請願も提出されています。初日の市長報告の際に、共産党市議団の篠原重信議員が、緊急の待機児対策として、既存の施設を活用すべきだと提案しました。さいわい保育園は4月から民営化されるが、希望する4歳児、5歳児は現在の園舎に残ることができるので、2年は少なくとも存続する。保育室は空きが出る。この有効活用がもっとも現実的ではないか。私も、厚生委員会で重ねて求めました。
 市長は、さいわい保育園の民営化は予定通り進めるとし、空いている保育室の活用について言及しませんでした。しかし、既存施設の活用はじめ、あらゆる方策を検討し、待機児解消をすすめるべきとの質問に対して、否定はしませんでした。
 4月当初、待機児は186人(潜在的待機児含む)でした。8月1日時点では、246人です! 市長が、本気で待機児解消を進める姿勢なのかどうかが問われています。

厚生委員会 保育関係の請願はすべて不採択に
 保育園関係の請願は、厚生委員会ですべて不採択…。市の実施計画について市民の意見を聞き、懇談できる場を設けてほしい、との請願まで。賛成=久留米・共産。反対=自民・公明・民進。他の6件の請願は、賛成は私(共産)のみでした。市長だけでなく、議員も問われています。
 最終本会議(21日)に、全議員で採決を行います。

宮本徹衆院議員(左)と一緒に市政・都政・国政の問題を訴える
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by hara-noriko | 2016-09-14 23:10 | 市政報告 | Comments(0)

公立保育園廃止計画は白紙撤回を   

私の一般質問から
 
5日、9月議会の本会議で一般質問に立ちました。質問の内容を2回に分けてお知らせします。1回目は、公立保育園廃止計画についてです。

市がすすめる「民間化」とは
 通告に従い、一般質問を行います。
 まず最初に、「東久留米市保育サービスの施設整備・運営及び提供体制に関する実施計画」について、うかがいます。
 実施計画について、改めてその位置づけを確認したいと思います。まず、第1章の1、計画の趣旨で次のように位置づけられています。
 「平成29年度末まで(平成30年度当初)に向けた待機児童解消策を計画的にすすめるとともに、施設の老朽化が進んでいる市立保育園の当面の方向性を示す」と明記されています。
 そして第3章では、待機児解消のための施設整備も具体的に示されると同時に、第4章において、市立保育園の民間化について述べています。
 「民間から供給される保育サービスを積極的に活用することで、多様な保育サービスの提供による保護者の選択肢の拡大や保育園の運営にかかる経費の縮減が図れるとともに、費用を発生させずに市立保育園の老朽化への対応といった課題が解決できるといった効果があることを勘案し、施設の老朽化の程度等を踏まえ、市立保育園を閉園し、民間サービスへの転換を図ることを市立保育園の民間化と定義し、この考えに基づき進めていきます」
 つまり、待機児解消策と公立保育園の廃止は、一体不可分のものとなっているのが特徴です。
待機児解消が確実にすすむ保証がないのに公立保育園の廃止を決めているのは問題
 共産党市議団としては、このことについて、待機児解消策を具体的に進めていくことは必要だが、確実に進む保証がないのに、公立保育園という安心してあずけられる認可保育園を廃止することを決めていることは問題であると、指摘してきました。
民間認可保育園の開設断念という事態のもとで
 今議会初日の市長報告で、来年度開設予定とされていた、定員60名の民間認可保育園が、諸般の事情から開設断念となったことが報告されましたが、私たちの懸念が現実のものとなったと感じています。こういうリスクは当然にしてあるのです。そのときに、公立保育園がきちんと運営されていることは行政の責任としても重要です。保育行政はすべて民間にお願いするから、公立保育園をなくしてもいいという考え方は、改めるべきではないでしょうか。
しんかわ保育園の募集停止の時期を1年先送りするのは当然ですが…
 今回の新設保育園断念に伴い、しんかわ保育園の募集停止の時期を1年先送りにすることもあわせて発表されました。1年ということには疑問はありますが、市の計画自体が待機児解消策と公立保育園の廃止を一体不可分のものとしている以上、先送りは当然の措置といえます。
待機児童の現状から見て
 とくに、今年度の待機児解消策は16名分でしたが、それをのみこんで年度当初の待機児は新定義で92名と、昨年度より5名増えてしまいました。来年度の待機児解消策は、60名の保育園計画がなくなったため、106名分となります。そうすると、今年度と同じ程度の人数でも新定義でみてもぎりぎり。先日発表された潜在的待機児の状況をふまえれば、まったく足りません。
 わが市は、年度当初の潜在的待機児が89名。新定義による待機児と合計すると、181名にものぼります。その分をどうカバーしていくのかが問われています。
しんかわ保育園の廃止だけは計画通りすすめるということはありえません
 しんかわ保育園の募集停止は当初の計画では、0歳児をまず再来年度から募集停止とするとしていますが、今後、確実な待機児解消が進むか不透明ななかで廃止だけは計画通りすすめるということはありえません。財政面だけでなく、公立保育園廃止の目的のひとつに、民間のサービスを受ける、選択肢をふやすと市が言っているのですから、予定通り民間の保育園が進んでいない以上、しんかわ保育園廃止のスケジュールを見直すことは当然です。
 また、老朽化していることを廃止対象の理由にしている点でも、地盤調査など必要な調査を行い、現在通っている子どもたちの安全確保を、と共産党市議団では強く求めてきましたが、当面すぐに保育を中断するような緊急性はない、と答弁されているのですから、しんかわ保育園廃止のスケジュールを遅らせることに問題はない、との市の判断があるのだと受け止められます。

 以上の意見を述べたうえで、4点うかがいます。
根本的な問題を解決すべきです
 1点目、先ほど述べたとおり、待機児童解消が確実に進む保証はないなかで、公立保育園を廃止していくというのはいかがなものでしょうか。今回、市長報告により、実施計画の変更が述べられましたが、そもそもの根本的な問題を解決すべきであり、公立保育園全廃計画については改めて撤回を求め、見解を伺います。
実施計画の見直しをいうのなら市民の意見を取り入れるべきです
 2点目、市長は、3月を目途に変更点についての実施計画見直しをおこなう、とのことです。これだけ大きな問題がおきたのですから、少なくとも、市民の意見をとりいれながらの見直しであるべきではないでしょうか。市長報告の質疑では、副市長より、市民参加の見直しは考えていないとの答弁がありましたが、改めて見解をうかがいます。
民設民営化される予定のさいわい保育園予定地の地盤や用水路の安全性について
 3点目、来年4月から民設民営化される予定のさいわい保育園についてうかがいます。先日の台風の際に、予定地が湖のようになっていた、との声や、程近くにお住いの方で、床下浸水だったお宅もあり、改めて、予定地の地盤や用水路の安全性が心配されています。安全性について、きちんと確認されているか、うかがいます。
園庭にトイレの設置計画がないまま常設のプールをつくるのですか
 4点目、新園に当初予定されていなかった、常設のプールがつくられるとの計画が法人から示されたとうかがいました。しかし、園庭にトイレ設置の計画はないままとのことです。園舎と園庭が用水路をはさんで離れており、改めて、園庭のトイレは必要ではないでしょうか。その後、この問題での進展はあるのか、うかがいます。

花にとまるアゲハチョウ
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by hara-noriko | 2016-09-05 23:05 | 市政報告 | Comments(0)