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子育て集会に参加して   

東京・東久留米市で
37年も続く取り組み
 2月2日、「第37回東久留米 保育・教育・子育てを考える集会」(子育て集会)がありました。ここにくると、いま、東久留米の子どもたちをとりまく状況はどうなっているのか、子どもにかかわる人たちがどんなとりくみをしているのか、本当によくわかります。37年にもわたって途切れることなく、バトンを引き継ぎながら継続してきてくださっている実行委員会、関係者のみなさんに心から敬意を表したいと思います。

大事にしたい場
子どもたちの現状がよくわかる
 オープニングは、保育園のころから太鼓をたたき続けている高校生を中心とした太鼓演奏。本当にすばらしかった! そして、実行委員長の草刈智のぶさんがあいさつ。昔ほどの参加者がいないことに触れながら、今の時代の困難さがあること、だからこそ大事にしたい場であることを語りかけ、子育て集会の意義を実感します。続いて、子どもにかかわるとりくみをしている9団体によるリレートーク。東久留米の子どもたちがおかれている現状がよくわかります。

近藤直子先生の記念講演
数々の「なるほど!」
 そして、近藤直子先生(日本福祉大学名誉教授、教育心理学)の記念講演。子どもの「ステキ」をみつける~楽しくのんびりみんなで子育て。本当に、気持ちが楽になって力がわいてくるお話しでした。印象に残ったのは…。
 *困っているときにヘルプミーといえるためには、日常から、意見表明権を保障していくことが必要。いやと言っていい、できないと言っていいんだと。(子どもも大人も同じですね)
 *日本の福祉制度はヘルプミーと言わなければ使えない。母子保健は、ヘルプミーと言えなくてもおせっかいしてつながる。ヘルプミーと言わなくても支援できるしくみをどうつくるかが大事。(なるほど!)
 *いろんなことをできるようにしていくことで、自己肯定感が育つと間違ってとらえている人が多い。大学の同僚の高垣忠一郎さんが言っているけど、できるとかできないとかではなく、これからどうなるかわからない自分も含めて、自分は自分であっていい、それが自己肯定感。(本当に大事だと思いました)

分科会にも参加
「障がいがあっても安心して地域で暮らしたい」
 午後は分科会へ。「障がいがあっても安心して地域で暮らしたいⅤ」~地域の力、地域の課題を世代を超えて語ろう。
 わかくさ学園発達相談室、放課後デイサービスてんとうむし、イリアンソスのグループホームとのぞみの家。それぞれのとりくみの報告がとてもよかったです。この地域で生まれ、この地域で生きてゆく、そのことの大事さを実感しました。

わかくさ学園の定員減が話題に
市は施設の重みを理解しているのか
 そんななかで、東久留米市立わかくさ学園(就学前の心身障がい児通所施設)の定員が35人から32人になることが改めて話題に。さらに、児童発達支援センター化するための工事を3月末までに済ませよういう市の方針についても、疑問や不安の思いも…。これから2月、3月、4月は、卒園を迎える子どもたちと親たちにとって、本当に大事な時期。わかくさで培ってきた力をエネルギーに、学校へと飛び立っていく。その重みを市はどのぐらい理解しているでしょうか。その時期に安心して過ごせるように、最大限の配慮が求められるのではないでしょうか。

今でも思い出す先生たちの姿
わかくさ学園を応援したい
 今でも思い出すのが、「わかくさを卒園するのは不安」と話すお母さんに、「ここで力をつけたから大丈夫、何かあったらいつでも寄ってね、わかくさはずっとここにあるからね」と励ます先生たちの姿です。私は、今回のわかくさ学園の問題は、とても深い問題を提起していると思います。定員が減って、入園できない子どもさんはどうするのかも含めて、本当に重大です。
 子どもたちの最善の利益を保障するとは? 障がいのある子どもたちへの合理的配慮とは?…改めてみんなで考えあいたい。そして、わかくさ学園を応援したいと強く思いました。

子育て集会で太鼓をたたく若者たち
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分科会で議論
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by hara-noriko | 2020-02-07 23:02 | 活動日誌 | Comments(0)

地域でみんなと生きていく   

東久留米市手をつなぐ親の会
新成人と新年を祝う会
 1月25日、東久留米市手をつなぐ親の会主催「新成人と新年を祝う会」に出席しました。毎年、この会から1年が始まる、と思っています。この会に参加すると、政治で何を大事にしなければならないか、改めて原点に立たされます。

新成人と3度目の成人を迎える方
「作業所や地域に支えられて暮らせている」と
 今年の新成人はひとり。そして、3度めの成人を迎える方がふたり。新成人だけではなく、2度め、3度めの成人を祝うというのはいいですね。みなさんそれぞれの嬉しさとご家族の万感の思いが伝わってきます。
 3度めの成人の方は、おひとりは「お父さん代わり」の若い職員の方とあいさつ。もうおひとりは、お姉さんとあいさつされました。お姉さんは、ご両親が他界し、どう支えていくか悩んだけれど、作業所や地域に支えられて暮らせている…と感謝の思いをお話しされました。家族頼みではなく、地域でみんなと生きていけることが当たり前になるようにしていかなければ、と改めて思いました。

お母さんのメッセージ
胸がいっぱいに
 そして、新成人の方は、わかくさ学園の卒園生。お母さんが、卒園式で保護者を代表してお話しされたことをよく覚えています。わかくさ学園からはじまり、ここまで地域で育ってきたG君。小さい頃のG君を思い出し、胸がいっぱいでした。配布された資料にあるお母さんのメッセージを読んでさらに…。
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 「子供の成長は早い」といますが、障害のある子の成長はとても早いとは思えません。節目節目で「こんなに成長したのか…」と思いつつも、健常の子に比べれば、やはり成長が遅いと実感します。それでも20年、生まれた直後の死の不安や年相応に成長しない現実を乗り越え、立派に成人式を迎えることとなりました。本人は成人式の意味を分かっていないようですが、成人式を迎えられたこと、今後も親の役目を続けられることに感謝でいっぱいです。これからもたくさんのことに感謝して、二度目の成人式を迎えられたらいいな、と思います。(原文のまま)
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わかくさ学園の大きな役割
地域のつながりをしっかり築く
 私は、わかくさ学園の大事さをスピーチせずにはいられませんでした。障がいを持つ子どもさんの成長の土台をつくるのが乳幼児期。このときに、十分な療育と親御さんへの支援、地域でのつながりをしっかり築くことが本当に大切です。G君の成長した姿が、わかくさ学園の役割の大きさを表していると思います。

定員を35人から32人に減らす市の計画
本当にそれでいいのか
 児童発達支援センターにしていくなかで、スペースが不足するため、わかくさ学園の定員を35人から32人にするという市の計画…。本当にそれでいいのか、市も、市議会各会派も問われていると思います。市議時代、わかくさ学園については何度も議論してきました。障がいが重くても、誰でも、安心して成長できる地域にしていくために、私も都政の場からとりくんでいきたいと思います。

都の障がい者医療費助成の改善・拡充
請願が反対ゼロで継続審査に
 また、スピーチでは、都が実施している障がい者医療費助成について、知的障がいの方の場合、愛の手帳3度、4度の方たちが対象にならず、3割負担になっている問題を含め、助成の改善・拡充を求める請願が、反対ゼロで継続審査になったことも報告しました。

みなさんの声が政治を動かしている
超党派で進めていける動きに
 みなさんの声が政治を動かしていること、超党派で進めていける動きになっていることを話したら、終わってから、何人もの方から「超党派というのがうれしい」「本当に3割負担は大変。大人になると病院に行く回数も増えている」などの声が寄せられました。事務所の留守電にも、ぜひすすめてほしい、とメッセージが。
 ひきつづき、医療費助成の拡充へみなさんと力をあわせてとりくもう、と決意をあらたにしました。

東久留米市手をつなぐ親の会…知的障がいのある子どもをもつ親の集まり。幼児期から成年期まで。自らの思いを上手に伝えられない知的障がいのある人たちがより良い社会環境の中で生活できるように福祉の増進を図る活動をしている。全国組織である、全国手をつなぐ育成会連合会の構成団体。

わかくさ学園…東久留米市立。就学前の障がい児が通う療育施設。

児童発達支援センター…通所支援のほか、地域の障がい児や家族の支援などをおこなう。各区市町村につくっていく。東久留米市は2020年度からスタートを予定している。

感動しながらあいさつしました
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黒目川の朝霧
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黒目川のカワセミ
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落合川の夕暮れ
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by hara-noriko | 2020-01-30 23:39 | 活動日誌 | Comments(0)

障がい者福祉をともに考える会   

宮本事務所・原事務所が共催
会場あふれる方々に胸が熱くなる
 11月29日、清瀬・東久留米地域で「障がい者福祉をともに考える会」を行いました。宮本徹衆院議員事務所と原のり子事務所の共催、清瀬・東久留米共産党市議団と一緒に。平日の夜に、会場あふれる方々…。障がい者福祉に熱意をもって取り組んでいる方々の存在に、胸が熱くなります。そして、障がいの当事者の方々が参加して下さったこともうれしかった。ある方は、愛の手帳をみせてくださり、僕は4度だよ、と教えてくれました。また、車椅子でヘルパーさんとともに駆け付けて下さった方も。家族で参加して下さった方も。

宮本衆院議員と私が報告

意見交流で学びました
 宮本さんと私がそれぞれ報告したのち、参加されたみなさんで意見交流。大事な意見ばかりで本当にたくさんのことを学びました。

障がい者への余暇支援にたくさんの意見が
「余暇支援がこんなに話題になったことない」
 障害をもつ青年の余暇支援については、沢山の方から意見が。
 ▽障害者権利条約(障害者の権利に関する条約)30条をすえて、この問題を国会で初めてとりあげたのは、宮本さん。そして、都議会でも連携して質問。感動した。
 ▽放課後デイに23万人が通っている。青年期の居場所づくりは急がれる。
 ▽余った暇と書いて余暇。他の言葉はないのか、と思う。でもこの言葉にこだわっていきたい。「放課後」ということばも時間をかけて定着した。「余暇」も定着させたい。
 ▽余暇支援がこんなに話題になったことない。うれしい。余暇支援を広げていくためには、東京都の補助拡充が必要。

障がい児教育についても
「学ぶ権利が保障されなければならない」
 また、障がい児教育についても。
 ▽障害者権利条約24条。どんなに重い障がいでも学ぶ権利が保障されなければならない。
 ▽障がい児の不登校の状況について、実態調査してほしい。不登校の子のために適応教室があるが、障がい児は受け入れてもらえない。

生活訓練事業所のとりくみのなかで
安心して働ける場を
 生活訓練事業所のとりくみのなかで。
 ▽*ひきこもりの状態にある方たちが多い。2年で卒業の場所なので、短時間でも働ける場、安心して話せて自分を大切に出来る場をつくっていくことが必要。

職員の処遇が悪すぎる

グループホームの都加算見直しで打撃
 ▽障がい者福祉に従事する職員の処遇が悪すぎる。もっと給料を上げてあげてほしい。
 ▽グループホームの都加算見直しで打撃を受けている。改善してほしい。
 ▽食事抵抗加算、送迎加算の廃止は困る。ストップをかけないとやっていけない。
 ▽他にも、年金問題、65歳問題、介護保険改悪…などなど。

東久留米市立わかくさ学園の定員減問題でも意見が

減らされる3人の重みを市はわかっていない
 そして、東久留米市立わかくさ学園(就学前の心身障がい児通所施設)の定員減問題にも意見が。
 35人から32人に減らす…その3人の重みを市はわかっていない。乳幼児期の療育の大事さ、必要なときにきちんと療育が受けられる大事さについて、複数発言があり、他の分野の団体の方からもエールが送られました。

だれもが尊厳をもって生きられる社会に
また、ぜひ開催したい
 障がい福祉は本当に広い…。でも、それぞれ分野は違っても、だれもが尊厳を持って生きられる社会に、との思いは一緒。何かをまとめるのでなく、こうやって一堂に会して語り合うこと自体がとても大事だな、と思いました。学んだことを今後の議会活動でも生かしていけるようにとりくみます。また、ぜひ開催したいと思います。

報告する宮本徹衆院議員
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私も報告しました
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参加者の発言を聞きながらメモをとる宮本衆院議員
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どれも大切な意見ばかりでした
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by hara-noriko | 2019-12-01 17:46 | 活動日誌 | Comments(0)

一般質問から(3) 子ども・子育て支援 障害児   

わかくさ学園は療育活動・相談支援の拠点
 子ども・子育て支援の第3として、障害児への療育支援についてです。
 市の後期基本計画においては、50ページに障害児への療育支援について、基本的な方向性が3点示されています。
 1つは、健診の実施により、早期の障害児療育を推進する。
 2つめは、わかくさ学園発達相談室と、子ども家庭支援センターや教育関係機関など、障害児だけでなく、その家族などに対する切れ目のない相談支援体制をめざす。
 3つめは、わかくさ学園を療育活動及び相談支援の拠点として、地域との交流に努めていく―ということです。
 改めて、わかくさ学園は、在園している子どもさんだけでなく、地域における相談支援の拠点であり、また、発達相談室は切れ目のない相談支援体制のかなめのひとつだということが明確に位置づけられています。そこで改めてうかがいます。わかくさ学園およびわかくさ学園発達相談室が、どのような役割を果たしているのか、現状についてうかがいます。

《わかくさ学園について市の説明(ホームページから)》
 子どもたちの障害の程度に応じて日常生活の訓練・指導を行うほか、保護者には家庭教育の指導援助を行っています。また、発達相談室を設け、発達や言葉の相談、外来機能訓練なども行っています。

【答弁を受けて】

就学前だけでなく学齢期の子どもたちへの支援でも役割果たす
 市立わかくさ学園およびわかくさ学園発達相談室は、就学前の子どもたちだけでなく、学齢期の子どもたちへの支援でも役割を果たしていることが改めてわかりました。
 そのなかで、指定障害児相談支援事業所として、障害福祉サービス利用をするための一人ひとりの利用計画作成も担っており、その状況についてうかがいました。
障害福祉サービス利用計画の6割担う
 現在、障害児サービス利用計画を立てる事業所は市内5カ所とのこと。総件数は159件のうち、市内5事業所で141件担っているそうです。このうち、わかくさ学園発達相談室の作成件数は84件(市内事業所の作成件数の59.6%)ということでした。
 私は、議会前に、障害児療育、相談支援の専門の方のお話しを聞き、今、放課後児童デイサービスを実施する事業所がふえていて、障害のある子どもたちが学校が終わったあとや休みの日にどう過ごすのか、子どもたちの発達保障のあり方、保護者への支援のあり方が改めて問われている、と学びました。
のびのびと成長できる環境づくりへ取り組む
 わかくさ学園は乳幼児期を支えているからこそ、その先まで見通した支援ができるのではないか。そういう役割をいっそう発揮してもらうことは大切ではないか、と感じました。今回は十分に時間をかけられませんでしたが、引き続き、障害のある子どもたちがのびのびと成長でき、保護者も安心して子育てできる環境づくりへ、取り組んでいきたいと思います。

一般質問から(1) 子ども・子育て支援 児童館
一般質問から(2) 子ども・子育て支援 保育園
一般質問から(4) 子ども・子育て支援 子ども家庭支援センター
一般質問から(5) 高齢者福祉と生活保護について

サギたち
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by hara-noriko | 2016-12-12 21:10 | 市政報告 | Comments(0)

わかくさ学園卒園式   

 3月19日、東久留米市立わかくさ学園(就学前の心身障害児通所施設)の卒園式でした。並木市長、障害福祉課長、細谷議長、三浦厚生副委員長、白石議員、関根議員、間宮議員、阿部議員、沢田議員、私が出席しました。
職員と保護者の信頼関係
 今年巣立つのは9人の子どもたち。たくましく育った子どもたちが、本当に輝いていて…。園長先生は「お父さんお母さん、よくここまで子どもたちに愛情を注ぎ、育ててくださいましたね」と語りかけ、保護者との信頼関係の深さを感じ、胸を打たれました。
 卒園児保護者を代表してのお父さんのお話では、わかくさで過ごせたかけがえのなさをふりかえりながら、「ここからがいばらの道」との言葉が。障害をもつお子さんが成長していくには、まだまだこの先困難がある社会だと実感させられます。そしてお父さんは、わかくさ学園がずっと存在し続けてほしいという思いを、「いつまでも、いつまでも、いつまでも」との言葉に込めて…。
学園をみんなで大事にしたい
 子どもたちとその家族を支え、巣立って行ったのちも、またいつでも帰れる、相談できる、ほっとできる…。わかくさ学園をみんなで大事にしていかなければ、と改めて思いました。

写真は、ホールの正面です。毎年素敵ですが、今年、飾られている絵も、9人の子どもたちにそっくり! 心がこもっています
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by hara-noriko | 2016-03-19 23:14 | 行事 | Comments(0)