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東京の防災対策を考える   

都政報告&トーク集会で報告
 7月14日の土曜日、東京・東久留米市で「原のり子 都政報告&トーク集会」が開かれました。宮本徹衆院議員が国政の問題を、北村りゅうた市議が市政の問題を簡潔に報告してくださいました。私は、▽防災対策▽都議会とはこんなところ▽今、「いのちを守る」が最大のテーマになっている▽多摩格差解消、多摩振興へのとりくみ▽地域の声を都政に—などをテーマに報告しました。きょうは、防災対策についてお話ししたことを紹介します。

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都議になって1年 地域の声を都政に届ける
 都議になってちょうど1年になります。1年前、市民のみなさんの力で、定数2(北多摩4区=清瀬市・東久留米市)という厳しい地域でしたけれど、市民のみなさんの議席をかちとることができました。改めて、みなさんのご努力と励ましに感謝を申し上げます。
 東久留米市の人口は11万6000人。清瀬市は7万4000人です。両方あわせて20万近い人たちの声を都政にしっかり届けるのが私の仕事になりました。
 都議会というところは、どこから選出されてきたかということが重視されているんですね。いろんな文書にも「原のり子(北多摩第4選出)」と書かれます。ですので、地域の声をいかに届けるのかがとても重要なんです。みなさんの声を改めて聞いて、しっかり届けたいと思っています。
 東京都全体を見ますと、人口は1375万人です。このうち多摩の26市の人口は419万人です。東京都の人口推計によると、2025年には1400万人になるだろうといっています。子どもも増えると見込んでいます。そういう東京の特徴をとらえて、高齢者にも子どもたちにも温かい、みんなが安心して暮らせる東京をどうつくるかが課題だと思っています。

大阪北部地震 西日本豪雨
 6月に大阪北部地震があり、つい先日には西日本に豪雨があって想像以上の被害になっています。13府県で200人以上が亡くなっています。5府県で30人が行方不明です。避難所が15府県にありますけれど、5800人の方が避難しています。亡くなられた方々に心からの哀悼の気持ちを、被害にあわれた方々に心からのお見舞いを申し上げます。共産党は全国で募金を呼びかけています。

東京の防災はどうなっているのか
 東京も防災対策がどうなっているのかを改めて考えていく必要があります。専門家のみなさんから聞き取りをしながら、西日本豪雨の教訓をきちんと勉強しながら、東京では何が必要なのかを考えていきたいと思っています。
 きょうは、いくつかを紹介します。

都の土砂災害警戒区域 東久留米市は14カ所

 その1つは、新しく都が指定した土砂災害警戒区域の問題です。警戒区域に指定されているのは、東久留米市では14カ所です。このなかで特別警戒区域に位置づけられているのが8カ所です。野火止、小山、金山町、神宝町、浅間町、南沢にこの14カ所があります。

警戒区域に新しい道路の計画が

 いま東久留米市は都市計画道路を新たに通そうとしています。幸町5丁目のカーブ(大曲)から始まる3・4・21号線第1工区の終点は、小山改善センターのところ、大円寺通りと小山通りが交わるいまでも危険な交差点です。この場所がまさに土砂災害の警戒区域なんです。都市計画道路が崖のところまでいくことになっているんですが、その崖が危険とされています。道路を通そうとしているけれども、安全対策がどうなっているのかも重要な問題です。

警戒区域の安全対策はこれから
 小山に住むみなさんから「突然、警戒区域と指定されたんだけど、どうすりゃいいんだよ」という声が出ています。その「どうすりゃいいんだよ」の部分が重要です。法律に基づいて指定だけはしましたけれど、対策はどうなのか、避難するときはどうすればいいのか。私の仕事としても重要な課題になっています。

都市計画道路計画の地図
オレンジ色が第1工区
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赤い丸のラインがおおざっぱな第1工区
終点(右上)が土砂災害警戒区域と重なる
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木造住宅耐震化に助成を
 もう1つは、住宅の耐震化の問題です。
 「東京民報」という東京のことが詳しく書かれている民主的な新聞があります。7月8日付に、専門家の話として震度6弱は耐震化されていない木造家屋が倒れる目安、という指摘が出ています。木造の住宅に住んでいる方は耐震診断をして、倒れる危険性があるなら行政の補助などを活用して補強してください、と書いてあります。
 東京都の耐震助成は、23区の一部に限られていました。東久留米市でも市民のみなさんや共産党市議団が取り組んで、市から助成がでるようになりましたが、「不十分だ」という指摘があります。こんど東京都が助成を強化することになりましたので、市にやる気があれば木造住宅耐震助成は広がる可能性があります。市の姿勢が問われています。

危険なブロック塀を急いで改善
 3つ目は、ブロック塀の問題です。
 大阪北部地震で高槻市立小学校のブロック塀が倒れて9歳の女の子が亡くなるという、悲しい事故が起きました。事故をきっかけに、ブロック塀の調査が全国で行われています。
 これまでの調査は、目で見て判断していました。さらに、ブロック塀内部の調査が行われています。
 共産党都議団は事故のあとすぐに小池都知事と教育長に申し入れました。▽安全点検を国や区市町村と協力しておこなうこと▽危険なブロック塀を発見したら、すみやかに補強・生け垣への転換などの対応をすること▽通学路の安全を確保すること—などを求めました。

久留米中学校の万年塀の対策は
 都議団の申し入れをふまえて、私は久留米中学校(幸町5丁目)の問題を文書質問で取り上げました。久留米中学校の万年塀が生徒の身長よりも高く、ずっとつながっています。小金井街道のすぐ隣なので、排気ガス対策と騒音対策のためにどうしても塀が必要だ、ということになっています。
 しかし、以前から住民のみなさんの要望を受けてきました。「あの塀が倒れてきたら逃げ場がありません」といわれました。久留米中学校の前の歩道がものすごく狭くて、自転車と人が行き交うことができない狭さなんです。そこにブロック塀が倒れると、人は道路側に出なければいけなくなります。道路はものすごい交通量ですから轢かれてしまいます。「撤去してほしい」「生け垣にしてほしい」という要望がありました。
 久留米中学校は、お父さん・お母さん方の奮闘で難聴学級ができています。お子さんたちは補聴器をつけています。補聴器は雑音をものすごく拾ってしまうので、なるべく外の雑音を減らそうということで、いままで教育委員会は「万年塀はなくせない」といっていました。大阪北部地震を受けて、子どもたちの学ぶ権利をしっかり守りながらブロック塀を生け垣にするなどの対策がとれないか、といろいろやっているところです。

福祉施設や家庭など ブロック塀撤去への助成も課題
 ブロック塀の問題は学校だけの問題ではありません。福祉施設やご家庭のブロック塀を撤去しようと思ったら、都や市が補助を出すことはできないのか。補助をしている自治体もありますから、引き続き大きな課題として取り組んでいきたいと考えています。


国会の状況を語る宮本徹衆院議員
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都市計画道路などについて語る北村りゅうた市議
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清瀬市・東久留米市で配布中の都議会報告
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by hara-noriko | 2018-07-15 23:16 | 活動日誌 | Comments(0)

都議会第2回定例会が終わりました   

 6月27日、2018年東京都議会第2回定例会(6月議会)が終わりました。最終日の本会議で、各会派の討論や賛否を通して、また1カ月をふりかえりながら感じたことについて、いくつか、報告します。

児童虐待問題をめぐって大きな議論に
 今議会は、児童虐待問題をめぐって大きな議論となりました。「児童虐待防止対策の強化及び充実に関する意見書」が全会一致で国に向けて提出することになりました。また、知事の答弁でも児童相談所の体制強化などの答弁もありました。
 共産党の質問で、児童福祉司はあと90人増やす必要があることも明らかになりました。都民の陳情も厚生委員会では継続審査になっています。
 驚いたのは、この陳情の項目のうち、警察消防委員会に該当する部分(警察が受けた、虐待が疑われる案件の情報等を児童相談所に知らせること)については、共産党は賛成ですが、不採択になったと。引き続き、子どもの命をまもるために、議論を重ね、とりくみを強めていく必要があると実感します。

大阪北部地震とブロック塀対策

 議会中に、大阪北部地震がおき、高槻市の小学校のブロック塀が倒れて亡くなった9歳の女の子など、5人の方が亡くなられました。今日(6月27日)の本会議の冒頭、議長から、都議会議員全員の拠出により、現地へ救援募金を送ったことが報告されました。議会のなかでも、防災対策について多くの議員がとりあげました。
 共産党都議団は、6月21日に知事と教育長あてに、緊急申し入れをおこないました。現在、学校施設等の安全点検がおこなわれていますが、その結果を受け対応することを求めています。
 「学校のブロック塀などの安全対策に関する申し入れ」全文

受動喫煙防止条例が成立
 マスコミにもっとも注目されたのは、知事提案の受動喫煙防止条例です。これは、自民党だけが反対しましたが、可決されました。
 共産党としては、屋内全面禁煙の公約にたって論戦し、修正案も出しました。また、厚生委員会では、共産党の和泉なおみ都議の提案で参考人質疑がおこなわれました。
 私も、医師会長の尾崎治夫先生の参考人質疑を傍聴しましたが、とても勉強になりました。まず、受動喫煙の害について共通認識にしたうえで、検討していくことが大事だと思いました。いままで喫煙ができていたスペースを禁煙にするために、壁紙をはりかえるとかリニューアルするときに、補助を出せたらいいのでは、という尾崎先生のご意見にはなるほど、と思いました。また、狭いスペースほど害がある、という指摘、加熱式タバコも有害物質を含んでおり健康にまったく影響ないといえないのだから、紙タバコと同様に規制すべき、という指摘も重要でした。
 まずは、今回、第一歩です。さまざまな立場の都民の意見を聞きながら、受動喫煙防止をすすめていくことが大切です。
 「東京都受動喫煙防止条例案に対する修正案」全文

子どもの医療費無料化に向けての2つの条例案
議論ないまま否決 実現に向け引き続き努力
 残念だったのは、共産党都議団で提案した、子どもの医療費無料化に向けての2つの条例案が否決されたことです。
 ひとつは、多摩・島しょでも小中学生の医療費を無料化できるようにする、もうひとつは、全都の18歳までの子どもたちの医療費無料化ができるようにする、というもの。あわせて、1食460円にも及ぶ入院時食事療養費の自己負担をなくすための提案もしています。
 質疑ができる厚生委員会では何も質疑がないまま、6月27日の最終本会議で否決…。本当に残念です。多摩格差解消、子育て支援は都議選で重要なテーマでした。他の会派の人でもとりあげている人は多くいたのでは。ひきつづき各会派にもよびかけながら実現に向けとりくんでいきます。
 「子ども・青少年の医療費助成条例案」全文

朝鮮高校の修学支援金制度に関する意見書は不採択に

 共産党提案の意見書のうち、文教委員会で提案された「朝鮮高級学校における高等学校就学支援金制度の適用に関する意見書」は調整つかず、不採択に。(都議会は意見書は全会一致で提出するのがルールです)
 都として、あらゆる差別の解消が大事だと人権条例をつくろうとしているなか、こうした意見書が通る議会に前進していく必要があると思います。

文書質問を提出
 私は、文書質問を提出しました。内容は、(1)学校のブロック塀などの安全対策について(2)通学路の安全対策について(3)障害者グループホームの都加算制度の見直し問題について(4)放課後等デイサービスの報酬変更問題について―です。また、答弁がきたらお知らせします。

 人権条例については、改めて書くつもりです。


総務委員会で質問(右は、とくとめ道信都議)
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(撮影:長島可純 二次加工、SNS以外のご利用はお控えください)


日本共産党都議団の本会議質問と討論

代表質問 あぜ上三和子都議
一般質問 とや英津子都議
討論   星見てい子都議



原のり子都議会報告
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by hara-noriko | 2018-06-27 23:33 | 都議会 | Comments(0)

学校のブロック塀などの安全対策を   

共産党都議団が都に申し入れ
 6月21日、日本共産党都議団は、都知事と教育長あてに「学校のブロック塀などの安全対策に関する申し入れ」を行ないました。里吉ゆみ議員(文教委員長)、米倉春奈議員(文教委員)、池川友一議員(文教委員)、清水ひで子議員(政調委員長)、河野ゆりえ議員、尾崎あや子議員、とや英津子議員、斉藤まりこ議員と私が参加しました。

大阪北部地震で悲しいできごとが

 18日に起きた大阪北部地震で、高槻市の小学校のブロック塀が倒れ、9歳の女の子が亡くなりました。本当につらく悲しいことが起きてしまいました。この事故を含め、5人の方が亡くなられました。心からご冥福をお祈りします。また、被害にあわれた方々にお見舞い申し上げるとともに、一日も早く安心できる生活が取り戻せるように、できることをしていきたいと思います。

緊急点検が必要です
 改めて、通学路は大丈夫なのか、ブロック塀は大丈夫なのか、緊急点検が必要です。首都直下地震が起きた場合、都内のブロック塀の倒壊による死者は約100人、負傷者は約500人との被害想定もあります。学校施設の耐震については、屋外の工作物が対象外になっています。文部科学省が安全点検を行なうよう通知し、都教委は学校や区市町村に点検の依頼をしました。

フェンスや生垣への転換、区市町村に対する支援を
 そうした状況のなかで、共産党都議団は、安全点検の速やかな実施と結果公表、フェンスや生垣への転換や区市町村に対する財政も含めた支援、私立学校への支援などを具体的に申し入れました。

2014年12月、東久留米市議会で改善を要求
 私は、東久留米市立久留米中学校のブロック塀のことを具体的に話しました。
 私は2014年12月、東久留米市議会で改善を求めて質問しています。久留米中学校は小金井街道(都道)に面しています。歩道は細く、人と人がすれ違うのもやっとです。そこに、高々とブロック塀がたっています。もしこれが倒れてきたら、逃げ場はありません。かねてから住民の方からも、あのブロック塀は大丈夫なのか、との声が寄せられています。網目のフェンスにできないか、と求めたところ、「防音の効果を見込んでいるところもありますので、フェンスに改修する予定はございません」と当時の教育部長が答弁していました。
 質問したときは、ちょうど難聴学級が設置されたばかりで、雑音により生徒のみなさんが学校生活が送りにくいということのないように、ということもさまざま議論していました。小金井街道は交通量も非常に多いので、校内に音が入らないように配慮する必要もある。あわせて、排気ガス対策もあると。

都が率先して検討・対応してほしい
 今回の申し入れでは、市区町村に対し、都が技術的・財政的支援を行なうことを求めています。とりわけ、都道沿いにあり、その公害から学校の環境を守らなければならないとして設置されているブロック塀については、それに代わる対策をどうとっていけばいいのか、都が一緒になって検討・対応してほしいと思います。

「学校のブロック塀などの安全対策に関する申し入れ」全文


東京・東久留米駅前で都政報告
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ネムの花
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by hara-noriko | 2018-06-21 20:46 | 東京都政 | Comments(0)