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小池都知事の予算案に共産党は反対 その理由は?   

 都議会第1回定例会に提出された小池知事の予算案に、日本共産党都議団は一般会計の組み替え案・市場会計の修正案を提起。これらは否決となりました。そのうえで、共産党都議団は、知事の予算案には反対しました。
 昨年は、組み替え案を提起し、否決されたうえで知事の予算案には賛成しました。昨年と今年の違いは何か…。

小池知事が公約を破って豊洲移転推進に舵を切った
 ひとつは、小池知事が公約を破って、築地市場の豊洲移転推進へと舵を切ったことです。
 昨年は、知事は立ち止まって検討していく姿勢でした。その後、都議選でも、築地は守る、豊洲を活かす、と公約しています。しかし、都議選が終わるとその公約を反故にしました。今回の予算案は、▽築地市場を解体▽道路設置▽豊洲を10月に開場―が前提になっています。築地で働く人たちの合意もない。豊洲の安全も担保されていない。このことが明白なのに本来移転はありえません。

大型開発偏重
 第二に、大型開発偏重の予算案になっていることです。築地市場の敷地内を通る道路、1メートル1億円の外かく環状道路、住民から5件もの裁判が起こされている特定整備路線などを推進するとしています。

岸記念体育会館の移転をめぐる疑惑
 第三に、森元首相など自民党政治家が深く関与して、岸記念体育会館(日本体育協会本部)の移転・建て替えを優遇するという都政を歪める大問題が起きています。しかも、このことを東京都の都合、オリンピックのためのように見せかけて進めようとし、議会での虚偽答弁、文書隠しも行なわれてきました。知事は、このことを解明する姿勢に立っていません。予算案にもこれらに関係する予算が計上されています。

国保税の負担軽減に冷たい都の姿勢
 第四に、国保税の負担軽減についての東京都の姿勢です。区市町村からも、低所得者、多子世帯への負担軽減策を要望されているのに、都は財政支援をすすめようとはしません。それどころか、区市町村が一般会計から繰り入れをしながら、保険税引き上げを抑制しているにもかかわらず、この繰り入れをやめるように方針を出しています。
 こうしたことから、知事の予算案には反対しました。

大事な前進もあります
 一方、予算案には、大事な前進も少なくありません。
 うれしかったのは、障害者医療費助成の対象が精神障害1級の方まで広がったこと。
 また、多摩地域支援のための市町村総合交付金が増額されたこと。
 そして、保育・学童保育・NICU(新生児集中治療室)・特別養護老人ホームの整備目標が引き上げられたこと。
 住宅耐震化助成の対象拡大、子ども食堂支援、医療的ケアが必要な子どもたちの通学保障などなど。

都民の願い実現へねばり強くとりくみます
 都民のみなさんと運動しながら、声をうかがいながら、議会でとりくんできました。こうした前進面については、評価をし、より充実していけるようにとりくんでいきます。
 斉藤まりこ都議が共産党都議団を代表して討論をおこなったとき、こうした前進面を評価することに言及すると、「今度は評価するのかよ」「評価するなら予算に賛成しろよ」との野次が議場から。予算案全体に反対すると、そのなかで評価できることについてものをいうことはおかしいと考えているのでしょうか? 共産党都議団は、これからも、都民の立場にたって、知事の姿勢を厳しく問いながら、くらし・福祉・教育などについての都民要求実現のために、ねばりづよくとりくんでいきます。

日本共産党都議団
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南沢湧水に咲くシャガ(東久留米市)
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コブシの花
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by hara-noriko | 2018-03-31 19:35 | 都議会 | Comments(0)

東京都の来年度予算案 前進面と問題点   

 2018年度東京都予算案が発表されました。共産党都議団としての談話も出し、現在、より詳細を調査中です。

共産党として建設的な提案・議論を行う
 今回の予算案には、都民のみなさんの運動や声、それと結んでの共産党都議団の質問や予算要望が反映されているものも多くあります。しかし、石原都政以来つづく大型開発偏重の予算の基本的構造は変わっていません。共産党としては、問題点は厳しくチェックし、予算組み替えをはじめとした建設的な提案・議論を行います。以下、いくつかの前進・成果をお知らせします。

精神障害1級の方が、心身障害者医療費助成の対象に!
 これまで、心身障害者医療費助成は、身体障害1・2級(内部障害3級)、知的障害1・2度の方が対象でした。これに対し、精神障害も対象にすべき、と運動がすすめられ、請願も全会一致で採択されてきました。ここで、ようやく精神障害1級の方が対象に!まずは、大事な一歩前進です!引き続き、知的障害3・4度の方への拡充など、とりくみを強めたいと思います。

国民健康保険税の負担軽減
 これまで国民健康保険は市が運営していましたが、4月から、東京都による運営に変わります。その変更に伴って、国保税が値上げされることのないように、東京都が支援をすべきだと求めてきました。予算案では、東京都独自に14億円を市区町村に支援するとなりました! ただし、「激変緩和」との位置づけで6年間(総額79億円)としています。一人当たりにすると約400円(年)ほどの負担軽減なので、まだまだ不十分ですが、都独自の支援の実施は大事な一歩です。さらなる支援の充実に引き続きとりくみます。

特別養護老人ホームはもっと必要
 特養ホーム待機者は、清瀬233人、東久留米366人(2016年4月1日時点)。依然、特養ホームが不足しています。予算案では、特養ホーム整備目標を引き上げ、特養ホーム整備費補助を昨年の倍の249億円にふやしました。

子ども食堂へ都独自の支援
 地域の大切な子どもの居場所となっている子ども食堂。東京都として運営費の補助を実施することに! 予算1000万円。

障害福祉サービス従事者への支援
 これまでは、保育、介護が対象だった職員住宅借り上げ支援でしたが、障害福祉も対象に。予算1億円。
 職員の研修を保障するため、代替職員を派遣する。予算9000万円。
 グループホーム従事者の研修事業に700万円。

★☆このほか、保育、学童保育、NICU(新生児集中治療室)整備目標を引き上げています。また、医療的ケアが必要な子どもさんたちの通学保障として、肢体不自由特別支援学校全18校に専用スクールバスを導入私立高校生の給付型奨学金は、通信高校にも拡大生産緑地保全対策…などの前進も。
 また、市町村総合交付金が550億円(50億円増)になったことは、多摩格差解消に向け、重要です!

<予算案の問題点から>
■「食の安全・安心」「築地を守る」との約束を破り、豊洲移転すすめる。築地市場内を環状2号線を通すため用地取得費予算100億円。
■1メートル1億円の外かく環状道路、住民から裁判が起こされている特定整備路線も推進。
■実際にどれぐらいの寄港があるかわからない、大型客船のふ頭整備に116億円。
■「国際金融都市」の名で、金融事業者の支援や賞金を出す事業も。4億6100万円。
■都立病院の直営見直しの検討に1億6000万円。
■弾道ミサイルが発射されたときの避難についての周知のため、映像作成。2000万円。


共産党東部後援会(東久留米市)の「新春のつどい」で
(右から)永田まさ子市議、谷川智行さん(党都委員会副委員長)

原のり子、北村りゅうた市議
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宣伝をしているといつも対話に(東久留米駅西口)
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by hara-noriko | 2018-01-31 00:47 | 東京都政 | Comments(0)

6日から東久留米市議会定例会   

 6月6日から、東久留米市議会の第2回定例会(6月議会)がはじまります。日程は以下のとおりです。

6月6日(火) 初日・本会議 上程・即決・付託・報告
  8日(木) 本会議 一般質問
  9日(金) 本会議 一般質問
  12日(月) 本会議 一般質問
  13日(火) 本会議 一般質問
  15日(木) 総務文教委員会
  16日(金) 厚生委員会
  19日(月) 環境建設委員会
  20日(火) 予算特別委員会
  21日(水) 予算特別委員会
  27日(火) 本会議 討論・採決

議員の所属委員会などを改選
 市議会議員の今任期も折り返しとなり、この6月議会から後半の2年間がはじまります。そのため、議員の所属委員会等も改選となります。初日の本会議の冒頭で、所属委員会等の決定や委員長の互選などをおこないます。

3つの委員会に 半日審議が1日審議に
 また、今回から委員会は3つになり、これまでは半日間でしたが、今後は1委員会1日の開催となります。

7月以降の今年度予算を審議
 今回の予算特別委員会(予特)は全議員が出席します。並木市長の提案した当初予算(1年間の予算)は否決されたため、現在、3カ月の暫定予算となっています。7月以降の今年度予算を議論する、大事な予特となります。

行政視察の報告書について
 <ご報告>先日東京新聞において、東久留米市は、行政視察をおこなった際の報告書の提出を義務付けていない自治体、と報道されました。私も、市民の方から「どうなっているのか」と、問い合わせを受けました。その後この件について、代表者会議でも協議し、議会運営委員会において、報告書の提出について「議会申し合わせ事項」に明記することになりました。実際には、各議員、報告はこれまでも提出してきていますが、申し合わせに文字として明記することでより明確になりました。


by hara-noriko | 2017-06-05 17:01 | 市政報告 | Comments(0)

予算案をめぐり迷走する並木市政   

共産党 村山議員が質す
 東久留米市議会の3月議会は、17日から当初予算案(来年度予算案)の審議に入っています。まず総括説明に対し、日本共産党を代表して村山順次郎議員が質問。とくに、今回の予算案の提出の仕方などを含めた問題点について質しました。

 村山議員が取り上げた一連の事態は、こういうものです。

【2日から3日にかけて起きたこと】
補正予算案を否決
 家庭ごみ有料化のためのごみ袋製造などの業務を委託するための補正予算案は否決されました。議会は延会し、休会日だった翌日も急きょ本会議が開かれました。
 有料袋を製造・管理・配送する業者の選定を昨年8月にプロポーザル方式で決めたものの、年度内に調整がつかず、改めて競争入札で選定し直す。そのため、繰り越し明許費の追加、2017年度末までの債務負担行為を設定する、との補正予算です。初日に即決してほしいというのが市の姿勢でした。
 村山議員の質問に市側は答弁不能に陥るなどしたため、他の会派からも批判がおこり、補正予算案は否決されました。

【10日に起きたこと】
市が新たな補正予算案提案 「当初予算案とセットで審議を」と
 一般質問終了後、議会運営委員会が開かれました。7月1日に予定していた家庭ごみ有料化を10月1日に延ばすための議案と、新たな補正予算案を提案。市側は、当初予算には矛盾があり、補正予算とセットで審議してほしい、と。
 本来、まだ成立していない当初予算を「補正する」ということはできません。すると、「あくまで、予算特別委員会に付託し、当初予算と一緒に審議してほしいということ」との説明です。しかし、本来は、いったん当初予算をとりさげて出しなおすのがスジではないか。共産党・民進党・市民自治フォーラムは付託に反対しましたが、本会議へ。
 しかし、そこで、久留米ハートネット・社民党も付託に反対し、付託はなりませんでした。そのため、補正予算案は本会議でとまっている状態です。
 本来は、付託できなかったのですから、そこで即決されるべきですが、当初予算より先に議決ができない補正なので、議会最終日に当初予算の結論が出たのちに採決するということになります。

【17日に起きたこと】
「イレギュラーな形だがご審議いただきたい」と市長
 そして、予算特別委員会。しかし、市側からはいっさいの説明もなし。村山議員が質問すると、市長は「イレギュラーな形だがご審議いただきたい」。また、副市長は、議会の判断でこうなっている(イレギュラーな形)、ととれる説明を長々と。こういう事態を招いている責任を本当に感じているのか疑問です。
村山議員 「質すべきは質す」
 村山議員は、問題を厳しく指摘するとともに、予算特別委員会において、市民のくらしや要求にたち、質すべきは質していく姿勢を表明しました。
 市議会民進党の佐藤一郎議員も、市側の姿勢、当初予算の矛盾について問題点を指摘したうえで、質問されていました。

 予算特別委員会は、残り3日間。21日、22日、23日です。ぜひ、傍聴にいらしてください。

カワセミ
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by hara-noriko | 2017-03-20 23:04 | 市政報告 | Comments(0)

矛盾噴き出す並木市政 東京・東久留米市   

2日の市議会本会議が延会になり3日に続く
 きょう3月3日は、もともと市議会は休会日の予定でした。いろいろと調べたり、質問の関係で人と会う約束もしていたのですが…。2日の本会議が延会になり、3日午前11時から本会議のつづきでした。午後6時すぎまでかかりました。う~ん…きょうもいろいろありました。
 (2日の経過は、こちらから)
家庭ごみ有料化関連の補正予算案が否決され
当初予算案に「影響はある」と市が答弁
 きょうは、議案の付託先を確認していきました。当初予算の付託の場面で、「昨日、家庭ごみ有料化関連の補正予算案が否決されたことから、当初予算案に影響は出ないのか」。共産党の村山順次郎議員が質問。「影響はある」「精査している」との答弁があり、変更するかもしれない予算案をこのまま付託していいのか?…
最初から問題を抱えている当初予算案
 いろいろとやりとりがありましたが、少なくとも、昨日の否決により家庭ごみ有料化の実施時期が延びるのか、実施計画はいつ変更するのか、予算書から大きな変更になるのか、など事前に今の時点での行政の考え方を議会に話をすべきです。ところがとくに何もなかったので、議案付託の場面で市長から何か話があるのかと思っていましたが、何もなく…。結局付託されましたが、最初から当初予算案は問題を抱えている状態といえるのではないでしょうか。きちんと議論していきます。
公立保育園全廃計画
見直すというのなら市民参加が必要なのに
 また、市長の行政報告があり、私は、そのなかで「東久留米市保育サービスの施設整備・運営及び提供体制に関する実施計画」の改訂について質問しました。
 共産党市議団では、保育園民間化(公立保育園全廃)の撤回を求めるとともに、見直すというならそこに市民参加が必要だと指摘してきました。しかし、結局、部分的な見直しだから、ということも理由にしながら、市民参加はいっさいおこなわれませんでした。そればかりか、庁内でも検討委員会を立ち上げたわけでもないので、どんな議論があって改訂されたのかは全くわかりません。
「まず…」の意味
 私は、今回の見直しは部分的でなく全面的なものになっていることを指摘し、根本的な考え方も変えているのではないか、と質問しました。それは、「実施計画」の11ページ、しんかわ保育園の民間化が記された次に、「その他の市立保育園について、まずは、市で管理運営を行っている公設公営の保育園の民間化の可能性について検討していきます」と書いてあるのです。改訂前は、「その他の公設公営の保育園については、今後も民間化の可能性について検討していきます」となっています。市立保育園というのは、公設公営も公設民営も含まれます。改訂後の記述でいくと、社会福祉法人が運営している公設民営園まで「民間化」の対象だが、まずは、公設公営から進めると読み取れるのです。
 市長は、「まずは、とあるが公設公営園を対象にしていることをご理解ください」と。実施計画は言葉の裏や市長の思いをくみとって読むものでなく、ことば、そこに記されたものがすべてです。私は修正すべきであり、検討を求めました。つづきは一般質問でおこないます。
将来的に市は保育行政から手を引くつもり
 保育園全園民営化を推進する立場の宮川豊史議員(久留米ハ-トネット)は、「民間化という定義がまちがっている。民営化に直さないからこういう問題がおきる」と指摘。公立保育園を存続すべきとの立場を表明している桜木善生議員(社民党)、間宮美季議員(市民自治フォーラム)からも次々、民間化という定義はいかがか、と。さまざまやりとりがありましたが、宮川議員に対する答弁のなかで市長と担当部長が最終的に、「この計画期間(平成35年度=2023年度まで)では、公設民営は対象にしていない」ということでした。つまり、将来的には、本当に行政は保育行政から手を引くということなんだ…と思いました。公設民営園として、役割を果たしてきていただいている法人さんに対し、どう説明するのか…。
市長が強引にすすめることで矛盾が噴出
 家庭ごみにしても、公立保育園民間化計画にしても、中央児童館への指定管理者制度導入にしても、並木市長が強引にすすめていることで矛盾が噴き出しています。
 いつも以上に、気の抜けない議会です。

仲のいいメジロ
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by hara-noriko | 2017-03-04 01:37 | 市政報告 | Comments(0)

与党が予算修正案 市長の責任は   

 3月24日、予算特別委員会最終日。一般会計の採決直前、公明党から休憩の申し出があり、夕方6時45分ごろから夜中の11時半すぎまで休憩になりました。私たちには、何をどう調整しているのかはわかりませんが、予算がこのままでは否決になる可能性もあるということでの動きです。結局、採決はできず、翌日に延会となりました。
 翌25日、朝9時半に委員会を開会。でもすぐにまた休憩…。
ごみ対策課庁舎建て替えのための設計予算 与党が削除求める
 そして、休憩後、公明党から修正案が提出されました。与党会派から、市長の予算を修正するという提案。内容は、ごみ対策課庁舎建て替えのための設計予算を削除する、というもの。理由は、委員会での議論をもとに課題を整理する必要がある、ということですが…。
 老朽化して、耐震上も問題があり、建て替えが必要であるということは共通の認識です。現在、安全面の配慮から、2年の期限でプレハブをリースし、職員はそこで仕事をしています。そして、検討の結果、新築建て替えが必要とのことで予算が計上されたのです。
与党質疑の中で市長が予算案と食い違う答弁
 ところが、与党の質疑のなかで、リース期間を延長できないのか、プレハブの買い取りはできないのか、などの意見が出て、担当が検討する方向を答弁。さらに、市長が、リース期間は延長しないが、買い取りは確認してみると答弁。新築設計の予算を計上していながら、建て替えるのかどうかわからない…ととれる内容に驚きました。
予算案を撤回して出直すべきです
 「予算提案者としての責任は?」多くの議員が追及する展開になりました。本来、市長自ら予算案を撤回し、出し直すべきです。議会としては、問題ある予算を否決するという毅然とした対応をすべきではないでしょうか。
 残念ながら、修正案は、自民・公明に民主・維新も賛成し通りました。さらに、予算案全体も自民・公明・民主・維新で可決。来年度予算案には、ひとり親家庭住宅手当の切り下げや家庭ごみ有料化への準備など、問題も多く含まれています。共産党は、修正案、および、予算案に反対。市民自治、社民、ハートネットも反対しました。
28日の本会議で全会派が討論 ぜひ傍聴を
 28日(月)の本会議で、全会派が討論をおこなう予定。その後、最終的な採決が行われます。ぜひ、傍聴にいらしてください。

カラシナとコサギ(黒目川)
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by hara-noriko | 2016-03-26 23:27 | 市政報告 | Comments(0)

予算案に対する反対討論-永田まさ子議員   

 3月議会最終日の本会議、永田まさ子議員が共産党市議団を代表して予算案に対する反対討論に立ちました。その内容を紹介します。

 日本共産党市議団を代表し、来年度予算案に対し討論をおこないます。
 まず、議案第33号東久留米市一般会計予算について、反対の立場から意見をのべます。 国において、昨年4月に消費税8%への増税が強行されました。この間、年金の切り下げも連続実施され、生活保護費の削減もおこなわれました。円安によりさまざまな日用生活品も値上げされ、市民のくらしは厳しくなっています。このようななか、住民にとって一番身近な東久留米市政が、市民の暮らしをどう守っていくかが大きく問われています。しかし、市長提案の予算は、市民の暮らしに寄り添うものではありません。
共産党の予算組み替え案
共産党市議団は市民の暮らしを応援する立場で、市長の予算案に対し、予算組み替え案を提案しました。以下、その内容を述べます。
 まず、組み替えをおこなう予算項目についてです。市長提案の予算で、とりわけ問題なのは、市民の声、市民の願いを聞いていないということです。
保育園の民営化は保護者の合意もない-認可保育園の増設が必要
 まず、(1)として、さいわい保育園民間移管法人選定…72万4000円を削除します。
 東久留米市の保育園待機児は、2月現在で351名。4月からの入所に関し不承諾となった児童は214名にものぼっています。待機児童解消のため、認可保育園の増設が必要です。しかし、市長が現在すすめていることは、公立さいわい保育園を廃園・民営化し、定員を増やすという方法です。
 ある日を境に、すべての先生(保育士)が入れ替わり、園の場所、運営方針も変わるため、子どもたちの負担が計り知れない保育園民営化に共産党市議団は反対です。民間保育園自体を否定しているわけではありません。子どもたちをとりまく環境を大きく変えることになる公立保育園の民営化に賛成できないのです。現在、市長が進めようとしている、さいわい保育園民営化計画に関しては、保護者の合意がとれていません。今議会においても、さいわい保育園について計画の一時凍結と民営化理由や決定過程に関する徹底した説明責任を求める請願が、3428筆の署名を付して提出されました。市長は、当事者の声を受け止めるべきです。
市長は住民の声を受け止めていない
 (2)上の原地区へのアクセス道路建設…2332万8000円を削除します。
 (3)神山堂阪公園区域変更事業…1459万3000円を削除します。
 この2点についても、市長は住民の声を受け止めていません。
市長は、上の原土地利用構想について、周辺住民のご理解ご協力を得ながら進めて行くとおっしゃっています。しかし、土地利用構想の具現化に必要だと言われるアクセス道路計画は、市民、とりわけ周辺住民のみなさんの理解が得られていない状況です。
 アクセス道路予定地には、周辺の環境を気に入って家を建てたばかりの世帯が隣接しています。目の前に公園があり、子育て世帯が多い住宅街です。2月17日におこなわれた説明会において、「一度だけの説明会で、そして、これだけの資料で、はい、理解できました、などと思えない。再度説明会をしてほしい」とのご意見がありました。しかし、市長は、二度とアクセス道路説明会は実施しない、と述べました。今議会、建設委員会などさまざまな場面においても、市長は同じ答弁を繰り返しました。丁寧に対応していくとおっしゃるのならば、まず、周辺住民の皆さんから切実な要望である説明会を開くべきです。
市独自の学力調査の実施は見直すべきです
 (4)市独自の小中学校学力調査…206万円を削除します。
 多摩26市で、自治体独自の学力調査を実施しているのは小学校10市、中学校11市、全体の4割という状況です。また、わが市は、学力調査の対象に小学3年生を加えようとしていますが、3年生の学力調査を実施している自治体はわずか2市だけとなっています。
 また、市、都、国の学力調査の実施は1学期に集中されることからも、子どもたちへの負担を考慮すべきと考えます。市独自の学力調査の実施については改めて見直すべきです。
 学校間の序列化につながりかねない、市ホームページの結果公表についても中止を求めます。
財政健全経営検討会議は3回分を削減
 (5)財政健全経営検討会議4回開催を1回開催へと変更し、3回分の削減として30万3000円を削除します。
 検討会議は4月~8月の期間中に4回開催されるとのことです。すでに検討会議の答申も示されており、実行プランのとりまとめに対し意見を求める場として、1回の開催分で十分であると考えます。
東中学校体育館は校舎敷地内に新築移転すべきです
 (6)東中学校体育館耐震補強工事を中止すること。
 共産党市議団としては東中体育館については、埼玉県新座市に設置されている現体育館を耐震補強工事を実施し今後も利用していくのではなく、校舎敷地内に新築移転すべきと主張します。よって工事費として教育振興基金からの繰り入れをとりやめます。
 この部分については、財源が発生しないため、今申し上げた(1)~(5)によって生み出される財源4100万8000円を市民のくらしを応援する立場で11項目に振り分けることを提案しました。その、考え方について述べたいと思います。
保育料格差解消のために助成金を
 1点目 さきに申し述べたように、保育園の待機児解消は喫緊の課題であるとともに、今、認可保育園に入所できず、保育料の高い認可外保育施設に通われているお子さんがいます。過去には認可外保育施設保護者助成金を求める請願も採択されており、本来ならば速やかに助成金の実施をすべきでありました。4月から新制度に移行するさい、保育料格差解消のため、助成金の実施をおこなうことを求めます。
子ども議会の開催を
 2点目 子どもが健やかに成長できる町づくりとして、子どもの権利条約にもとづいた意見表明権を保障し、子どもの意見を良く聞き市政に反映するため、子ども議会の開催を求めます。
後期高齢者健康診査の無料化を
 3点目 高齢化が進む東久留米市にとって、高齢者の皆さんが安心してくらし続けてけるよう、取り組んで行かなければなりません。みなさんが、末永く元気でいてくださるよう、市として応援すべきです。そのためには、定期的な健康診査が欠かせません。多摩26市のうち、24市が実施している後期高齢者健康診査の無料化をわが市でも実施し、検査を受けやすくすべきです。
公共交通の充実へニーズの調査を
 4点目 坂道も多いため、毎日の移動、通院などに不便な思いをされている高齢者が沢山います。若い世帯においても、車を運転しない世帯も増え、乳幼児健診などがおこなわれる、わくわく健康プラザまで通うことに不便な思いをされている方もいます。高齢者の日常生活、公共施設への利便性をはかるため、公共交通の充実が求められています。4月から西武バスの武21路線拡充により、長年の課題であった昭和病院まで、直通で行けるようになりました。同時に、改めて、民間バス路線の拡充では補えない地域があることも明確になり、その解消のため、どのような手立てをとっていくか、今大きく問われていると思います。長期総合計画前期計画には27年度までの計画としてコミュニティバスなどの実験運行と記されています。にもかかわらず、27年度予算案において、そのための経費が乗っていない事は問題です。どの地域にどのようなニーズがあるかなどの、調査をまずおこなうべきです。
震災から市民の命・財産を守る
 5点目 東日本大震災が発生し、4年がたちました。東京においても、いつ首都直下型地震が発生してもおかしくないと報じられています。震災から市民の命・財産を守るためのとりくみが求められています。
文化・環境・福祉活動などを応援
 最後に、市民の文化・環境・福祉活動などを応援すべきです。来年度新たに削減する4項目の補助金の削減をおこなうべきではないと考えます。
組み替えで生まれた財源はこう使う
 以上申し上げ、先に組み替えとして提案した項目により生み出された4100万8000円の財源を以下の施策に振り分けます。
(1)認可外保育施設保護者助成金の実施 659万円
(2)後期高齢者医療健康診査無料化 400万円
(3)コミュニティバスを含む地域公共交通のニーズ調査 350万円
(4)木造住宅耐震補強工事助成 300万円
(5)家具転倒防止器具取り付け助成300万円
(6)住宅・店舗リフォーム助成 300万円
(7)子ども議会開催 5万円
(8)コミュニティ活性化補助金 6万円
(9)保存樹木補助金 22万3千円
(10)ゴミ減量化処理機器購入費助成 五万円
(11)難病等啓発事業補助金 1万円
 合計2348万3000円。削減する一般財源(4100万8000円)から、この2348万3000円を差し引いた(1752万5000円)は財政調整基金に積み立てます。
 なお、東中学校体育館については、25年度に実施設計がおこなわれていますので、新築移転工事関連費用は28年度予算に計上する事を提案します。
 以上が、市長提案の予算案に対し、共産党市議団が提出した予算組み替え案です。

第2小学校給食調理業務の民間委託について
 共産党市議団として、今回の組み替え案に、第2小学校給食調理業務民間委託費を組み込むことも検討しました。しかし、調理業務には欠かせない正規調理員数が27年4月に14名となることが分かったため、子どもたちの安心安全をまず最優先に考え、組み替えに盛り込みませんでした。しかし、4月から委託される2小については、東久留米市小学校給食調理業務委託推進計画を25年度末に改定し、対象校として計画に盛り込むという、極めて乱暴だと言わざるを得ないやり方でした。この点については、厳しく指摘しておきます。
 共産党市議団としては、調理業務民間委託そのものに反対の意見をもっていますが、財政面から見ても問題があると考えます。給食調理業務委託費についてですが、27年度は5校分として1億3118万5000円となっています。内あらたに2小分として2865万5000円が含まれています。また委託料には消費税がかかるため、消費税は970万円程度となっています。また、市としての給食調理業務に係る人件費は、昨年度と比較しますと5名減ですが、その内訳は1名退職、4名は職変です。市の人件費総体からみれば、削減とはならず、委託料の持ち出しとなるのではないでしょうか。今後の調理体制については、正規調理員、臨時職員の配置を工夫すべきと考えます。

 以上、共産党の提案した予算組み替え案の内容と、一般会計予算の総額390億1100万円のうち、一般財源の4100万8000円を組み替えることにより、少しでも市民のくらしを応援し、震災対策も強化できるという考え方について述べさせていただきました。

上の原アクセス道路について
 最後に、上の原アクセス道路について述べます。予算案にはアクセス道路整備として5億7252万8000円が計上されています。財源内訳をみて驚いたのですが、都の支出金4億1620万円を除いた1億5632万8000円が、市の負担となっています。神山堂阪公園区域変更事業については補助はなく、5819万3000円が市の持ち出しです。27年度単年度では(アクセス道路建設費(2332万8000円)及び神山堂坂公園区域変更事業(1459万3000円)あわせて)3792万1000円、後年度負担は1億7660万円(1億3300万・4360万)にものぼります。
 そして、私がさらに、問題だと感じているのは、この予算には建設費はまだ含まれていないということです。建設委員会、予算特別委員会においては、総額でいくらかかるとの想定をしているのか、との質問に対し、今後の発注の中で決まっていくとのことで想定としての金額も示されませんでした。このアクセス道路は平坦な道をまっすぐに通る路線ではなく高低差13メートル、蛇行した線形となっています。3メートル以上の擁壁も必要となるはずです。28年度以降、多額の税金が必要となることは明らかです。
 多額の税金を投じて、なぜ道路建設を進めるのか、その前提にあるのは、上の原土地利用構想です。この構想については、市民参加、とりわけ周辺住民参加のもと見直すべきと述べておきます。また、予算特別委員会の場においては、今後市民の意見が反映できる部分は反映していきたいとのご答弁をいただきました。このことにつきましては、しっかり取り組んでいただくことを強く求めておきます。

桃の花
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by hara-noriko | 2015-04-01 00:20 | 市政報告 | Comments(0)

予算案の組み替え動議を提出   

保育や医療など市民生活優先に
 予算特別委員会が終わりました。共産党市議団は、来年度予算に対し、組み替え案を提出。さいわい保育園民営化関連予算や上の原のアクセス道路予算などをとりやめ、認可外保育施設の保育料助成実施、後期高齢者医療費無料化などに振り向けよう、というものです。また、東中学校体育館は新築すべきとの考えを示しました。しかし…残念ながら、他に賛同者がなく、否決されました。
市長提案の予算案に公明・自民・民主・社民・維新などが賛成
 市長提案の予算案は、公明・自民・民主・社民・維新などの賛成多数で可決すべきものとなり、26日の最終本会議に送られました。
26日の最終本会議、ぜひ傍聴を
 いま最終日に向けて、討論原稿を書いています。市民のみなさんの思いが込められた請願について、しっかり意見を述べたいと思っています。本当は、このブログで、これまでの議会のことをいろいろと報告したいのですが…まずは最終日の準備をがんばります! 26日の最終本会議は、全ての議案・請願について採決が行われます。ぜひ、傍聴にいらしてください。また、インターネット録画放映もされます。

カワセミ(黒目川)
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by hara-noriko | 2015-03-24 23:15 | 市政報告 | Comments(0)

市の来年度予算案 感じた問題点   

 東久留米市の来年度予算案が発表されました。いくつか、問題を感じた点について書きます。

進め方に問題があってもさいわい保育園の民営化を強行するのか

 昨年の12月議会では、8828名もの署名を添えて、公立さいわい保育園存続を求める請願が提出されました。残念ながら、共産党以外のすべての政党、議員が反対し、不採択となりました。しかし、保護者のみなさんのとりくみにより、市が保護者に相談もなく民営化説明会を強行したり、民営化に関する資料の情報公開も不十分であるなど、数々の問題が明らかになっています。そうしたなか、他会派の議員からも、「進め方には問題あり」「署名の重みがある」との意見が出される事態となりました。
 その後、何も問題は解決していません! しかし、市は、法人を選定するための予算を計上したのです。何があっても、進め方に問題はあっても、民営化は強行する…その姿勢を示したのです。これが、並木市長の「夢と希望のもてるまちづくり」なのでしょうか? 市長も、そして議会も姿勢が問われています。
教育の根本が問われる学力調査の対象児童拡大
 当初の来年度予算編成の重点政策は、「行財政改革の推進」「生活の安全・安心の向上」「子どもが健やかに生まれ育つことへの支援」の三つでした。ここで、新たに「活力ある学校づくり」が加えられました。
 もちろん、子どもたちにとって大切な事業で、充実がはかられるものもあります。しかし…市独自の学力調査を新たに小学校3年生まで対象に行う、というのです(現在は小学校5年生と中学1・3年生)。すでに学力調査結果を学校別に公表するということまで行われている中、改めて、教育の根本が問われています。
企業誘致の道路建設に5億7000万円余をつぎ込む
 上の原にある、東中学校の体育館新設計画は、財政上の事情で中止するとしながら、そのすぐ近くに、企業誘導するための道路建設をすすめるとした並木市長。来年度予算案によると、総額5億7252万8000円かけることがわかりました。市政のなかで、何を大切にしなければならないのか、しっかり議論したいと思います。
 また、報告します。

東京都内の共産党議員が都と交渉
 共産党都議団と都内の共産党区市町村議員による対都交渉が2月5日に行われました。100名程の議員で、保育・高齢者・国保・雇用について申し入れを提出し、要請しました。東久留米市議団からは、篠原重信さんと私が出席しました。
私は認証保育所、都有地活用によるインフラ整備などについて質問
 私は、新制度に移行しない認証保育所の今後の見通しと保育料の負担軽減について、また、都有地活用による地域の福祉インフラ整備事業について質問しました。
 これについて、「今後も認証保育所への公的な補助は変えずにやっていきたい。知事もしっかり支援していくと議会答弁している」「保育料の負担軽減は、各自治体で判断してやっている。都としては考えていない」。また、「インフラ整備事業の活用については、あくまで区市町村の意向が前提。区市町村のニーズがあってすすめること。われわれがいつまで待つとか、どうこうするとかではない」という趣旨の回答でした。東京都としての責任は?と疑問も感じましたが、今後を考える参考になりました。

東京都との交渉で質問
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by hara-noriko | 2015-02-08 00:59 | 市政報告 | Comments(0)