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「いのちを守る」 子ども医療費の無料化   

 14日に東京・東久留米市で開かれた「原のり子 都政報告&トーク集会」から、私の報告を順次紹介しています。3回目は「『いのちを守る』その2 子どもの医療費無料化」です。

東京のどこでも18歳まで医療費を無料に
 日本共産党都議団が、いまできることとして6月の都議会に提案したのが、子ども医療費の無料化です。子どもたちが安心して医療を受けられるようにするためです。同時にこれは、多摩格差の解消でもあります。
 23区は、中学生までの医療費は完全無料です。財政力が厳しい多摩地域は、東久留米市も清瀬市も含めて、一部負担が残っています。この多摩格差を解消して、東京のどこでも中学生まで無料にする、という提案です。
 それだけではなくて、23区も含めて、18歳まで医療費を無料にしようと提案しました。というのは、中学校を卒業した子どもたちは、学校で検診を受けて「治療が必要ですよ」といわれても、医者に行かない比率が非常に高いんです。
 (子ども医療費無料化の提案は こちら から)

経済的困難で病院にかかれない事態をなくす
 大阪府保険医協会と同歯科保険医協会が6月に発表した「学校健診後治療調査」というのがあります。2016年度の検診について昨年11月から今年1月、府内の公立・私立の小中高1802校を対象に調査を実施。270校が回答しています。眼科検診では全体の32%が「要受診」とされ、未受診率は63%。高校の未受診は8割を超えています。耳鼻科検診では11%が「要受診」で、未受診率は43%。中高生の6~7割が受診していません。内科検診では、2.8%が「要受診」で未受診は52%。未受診の理由として3項目を選択してもらうと、「子どもの健康への理解不足」54%、「経済的困難」「共働き」が各36%、「ひとり親家庭」34%でした。高校では、「経済的困難」が60%を占めています。
 これは早急に解決しなければいけないということで、18歳までの医療費無料化を提案しています。

入院時の食事代 自己負担なしにしたい
 もう1つ、入院時食事療養費の改善でも急がれています。入院すると食事代が1食460円もかかります。もし子どもが1カ月入院したら、4万円を超えるという大変な負担なんです。これを「自己負担なし」にしたい。

東京の未来のために予算を使う

 18歳までの医療費無料化、入院時の食事代の無料化を実現しようと思ったら、年間90億円かかります。90億円というとかなりの金額だと思われるかもしれません。しかし、東京都の予算は14兆円です。1メートル1億円もする道路にお金をどんどんつぎ込む政治を見直して、90億円を子どもたちのために使っていくことが東京の未来のために必要なのではないかと思います。

否決 しかし諦めない
 この提案に対して、共産党以外の会派は反対しました。選挙のときはみんな「子育て支援が大事だ」「多摩格差解消だ」といっていたのに、実際に提案してみると否決する。
 でも私は、ぜんぜん諦めていません。絶対に動きが出ると確信しています。なぜなら、来年の4月に統一地方選挙があるからです。東久留米でも清瀬でも、市議会議員選挙が行われます。

シルバーパスの改善も否決 でも調査費がついた
 シルバーパスの改善も否決されましたが、動きが出ています。
 共産党都議団は、3月議会でシルバーパスの改善を提案しました。シルバーパスは、70歳以上の高齢者で、住民税非課税の方と所得125万円以下の方は1000円。それ以外の方は2万510円です。「高くて買えない」「これでは外出できない」などの切実な声があちこちから起こっています。共産党は、▽3000円のパスをつくる▽多摩モノレール、ゆりかもめでも使えるようにする▽バスの乗車、降車のどちらかが都内の停留所であれば利用できるようにする―という3点を提案しました。
 これも都議会で否決されました。でも、調査のための予算がつきました。これも来年の統一地方選挙につながる動きではないでしょうか。
 (シルバーパス改善の提案は こちら から)

共産党都議団の提案は一石を投じた
 子ども医療費無料化、シルバーパスの改善という共産党の提案は、まだ通ってはいませんが、一石を投じました。あとは、都民のみなさんと運動して、統一地方選挙をめざして実らせていく取り組みをしたいと思っています。


「ご一緒にいのちを守る政治をつくりましょう」
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ご意見もたくさんいただきました
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7月22日(日)「原のり子 都政報告&トーク集会」
午後2時開会
会場は東部地域センター 地図は こちら から
東久留米市大門町2-10-5 東部図書館と併設
東久留米駅東口からまっすぐ約800m
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清瀬市・東久留米市で配布中の都議会報告
写真をクリックすると表示されます



by hara-noriko | 2018-07-17 22:49 | 都政報告 | Comments(0)

子ども医療費無料化の条例案を提出   

6月議会に提出
 日本共産党都議団は6月12日から始まった6月議会に、子どもの医療費無料化に向けた条例案を提出しました。多くの会派のみなさんに賛同していただき、この条例案が実現できるように取り組みたいと思います。

多摩格差解消と東京の子育て家庭を応援する

 今回の条例提案は、多摩格差解消と同時に、東京全体の子どもたちの健康をささえ、子育て家庭を応援する内容です。必要経費は、全体で90億円と見込んでいます。
 ポイントは、次の3つです。
 多摩・島しょの自己負担(通院1回200円)と所得制限をなくす
 都内全域で18歳までの医療費を無料にする
  (所得制限と自己負担なし)
 入院時食事療養費の自己負担をなくす

提出に先立って記者会見
 条例案提出に先立って5日、記者会見をおこないました。出席したのは、清水ひで子、池川友一、藤田りょうこ(厚生委員)、和泉なおみ(厚生委員)、斉藤まりこ、原のり子、尾崎あや子の7都議。代表して和泉都議が説明を行い、質問を受けました。子どもの医療費助成は、多摩格差の象徴! ここをどうしても改善したいとの思いから、共産党都議団の多摩選出の4人(清水・尾崎・池川・原)全員が出席しました。

2つの条例案
 今回提出した条例案は、2つです。
 ★ひとつは、「東京都子どもの医療費の助成に関する条例案」です。
 東京23区は、小中学生の医療費は無料です。しかし、多摩地域の多くは、通院1回200円の自己負担と所得制限があります。また、入院時食事療養費も自己負担です。これをなくそうというものです。市町村がこれを実施する場合、東京都は3分の2の補助をおこないます。(現在は補助率2分の1)
 ★もうひとつは、「東京都青少年の医療費の助成に関する条例案」です。
 中学校卒業後、18歳になる年度の年度末までの医療費無料化をすすめようというものです。所得制限と自己負担はなし。区市町村が実施する場合、東京都は3分の2の補助をおこなうものです。

入院時食事療養費 1カ月で4万円を超える負担が

 私は、今回のポイントの1つは、入院時食事療養費の自己負担をなしにする、ということだと思っています。入院時食事療養費はどんどん上がっており、今年度は1食460円です。つまり、1日で1380円、1カ月(30日)入院したら4万1400円にものぼるのです。子どもが入院するという大変なときに、こういう負担までかかっている…。改善は急務です。

だれもがお金の心配なく病院にかかれるように
 また、中高生になって歯科や眼科などに行く必要がある人もふえますが、お金がかかるからと我慢するケースもあるのです。歯科医の方が、「口のなかをみると、子どもの貧困もみえてくる」と話してくださいました。だれもがお金の心配なく、病院にかかれるようにする。成長期の子どもたちを支える。このことはとても重要です。

「提案してくれてありがとう」の声が
 選挙になれば、多くの候補者が子育て支援の充実を訴えます。また、昨年7月の都議選では、多摩格差解消も大きなテーマとなりました。
 すでに、「18歳まで無料になったら本当にありがたい」「提案してくれてありがとう」などの声が寄せられていて、うれしい限りです。条例案の審査は、22日(金)の厚生委員会で行われる予定です。ぜひ、注目してください!

条例案の詳しい内容は、こちら をご覧ください


記者会見で条例提案の説明をする日本共産党都議団
(左から)清水ひで子、池川友一、藤田りょうこ、和泉なおみ、
     斉藤まりこ、原のり子、尾崎あや子の各都議
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北村りゅうた東久留米市議(中央)といっしょに宣伝
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宣伝していると市民のみなさんが必ず声をかけてくださいます
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by hara-noriko | 2018-06-12 20:54 | 都議選 | Comments(0)