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9月議会 図書館問題が大きな議論に   

 9月議会で大きな議論となったひとつは、図書館問題です。すでに、地区館(東部・南部・西部)は指定管理者制度を導入。残る中央図書館に指定管理者制度を導入するのか、業務委託をしていくのか、現在教育委員会で検討されています。
 今年度中に方針を決め、パブリックコメントなども実施し、2018年度から新しい運営方法に切り替えると行財政健全経営計画実行プランに位置づけられています。
「慎重に検討してほしい」という請願が2件
 このことについて、「慎重に検討してほしい」と図書館を支える活動を続けてこられている市民の方々から、2件の請願が出されました。が、残念ながら不採択。しかし、反対は公明のみ。賛成は、市民自治フォーラムと共産党。継続審査は自民党、民進党、久留米ハートネット、社民党でした。各会派の見解は、市議会のホームページから、9月議会最終本会議の討論の録画をご覧ください。
図書館協議会の意見を聞きながら策定していくはずが…
 教育委員会で方針を決めていくにあたって、図書館協議会の意見を聞きながら策定していく、とこれまで議会でも答弁されています。図書館協議会からも、また教育委員さんからも、懇談を希望する声が出されています。
図書館協議会との懇談を断った教育長
 ところが、教育長は、ひとりで出席した図書館協議会の場で、懇談の場をもつことを断っています。本来、合議制の教育委員会であるにもかかわらず、要望を持ち帰ることもなく、教育長一人の判断で断るのはおかしい…。共産党市議団からは、永田まさ子議員がこの点を指摘し、是正を求めました。
議会答弁が大問題に
 そして、大きな問題となったのは、「教育委員会という合議の場に、図書館協議会委員が参加することは、教育委員会の適正な運営に支障を招く可能性がある」との教育長答弁です。間宮美季議員(市民自治フォーラム)の一般質問のときでした。
 さらに文教委員会で、永田議員が「懇談はできるはずだ」「意見交換をしたいということに応えるべきだ」と追及。さらに、桜木善生議員(社民党)が「支障を招く、とは議場の発言としてなじまない」「教育委員会に出席させろとは言っていない。懇談を求めている」と質問したことに対しても、教育長から「実態として、合議の場と懇談は区別がつかない。実態として同じになっていく」との答弁がありました。こわには、私も驚きました…。
 桜木議員は、「支障を招く、という発言は撤回すべきだ」「本会議場できちんと是正すべきだ」と厳しく指摘しました。教育長は「どう答えていくか検討する」としました。しかし9月議会最終日、議会運営委員会での教育長の発言は、指摘されたことに正面から答えるものではありませんでした。「自分の発言は、間宮議員に答えたものと、桜木議員に答えたものとに齟齬はない」と…。
教育長としてやるべきことは
 誰も教育委員会の合議の場に出席を求めているわけでもないのに、そうであるかのように答え、しかも、懇談も合議も区別がつかなくなるとまでいう。図書館協議会の意見を聞きながら、としているのに、委員さんとの懇談は断る…。意見を聞くと教育委員さんの判断に支障が出ると考えているのでしょうか?
 教育委員さんが、幅広く専門家や市民の意見を聞きながら判断してもらえるようにしていくことこそ、教育長の姿勢として大事ではないでしょうか?
議会として看過できません
 これは、指定管理者制度にするかどうか、という話以前の問題です。今後の教育委員会の在り方としても大事な問題であり、「支障を招く」との発言が是正されないままということでは、議会として看過できません。
 議員の質問は終わっており、そのときに是正を求めていないのだからやむをえない、という意見もありましたが、この問題は自分への答弁が不十分だから納得できない、というようなレベルの話ではありません。
 議会最終日、「教育委員会の長としてふさわしくない発言を議会の場で繰り返したことは、東久留米市議会として容認することはとうていできない」とする「教育長に猛省を促す決議」を市民自治フォーラムが提案。共産党。社民党が賛成しましたが、否決となりました。結果は否決ですが、問題を提起したことは重要だったと思います。この重みを理解していただきたい、と強く思います。

キアゲハ(東久留米市内)

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by hara-noriko | 2016-09-29 19:07 | 市政報告 | Comments(0)