東京・清瀬市 「女性のつどい」から(5)
2018年 12月 30日
5人目の男
5人目の男です。
市政に挑戦しようと決意してから8カ月がたちました。今思い起こせば、人生の分岐点になったのは5年前でしょうか。17年間、ガソリンスタンドに勤めていました。朝7時から働き、午後10時まで。そのあとも雑務があるので、ひどいときには日付がかわって未明の3時くらいに帰る。朝はまた7時から仕事と言う状況でした。
ブラックの職場で働いて
5年前、仕事中にふと、「あと何年、子どもたちと一緒に遊んだり出かけたりできるのかな」と思いました。当時、双子の長男・二男は小学5年生でした。高校生になったら一緒に出かけてくれないだろうから、中3までの5年間しかないと考えて、転職を決意しました。その日のうちに上司に「辞めさせてほしい」と伝えました。「次は決まっているのか」と聞かれたので、「決まっていない」と答えました。そうしたら、「お前はバカか」と一喝されました。
夫婦でお互いの思いを尊重して応援
妻に相談したところ、「あなたの人生だから好きにしたら」といってくれましたが、妻からは「介護士から看護師になるために看護学校にいきたい」と相談されました。
世帯の収入がかなり減ってしまいますが、妻は私の思いを尊重してくれました。「やりたいことがあるから、そのために私も勉強したい」という妻の言葉を聞いて、目標があってうらやましいなと思い、妻を応援したくなりました。
障害者施設で働くようになって
私には4人の子どもがいますが、障害がある子が2人います。これまで家のことはすべて妻に任せていたなと反省もしました。しかしいざ転職すると転職先もブラックでした。拘束時間は朝の9時から午後3時なんですが、営業だったので実績があがらないと仕事をするしかありませんでした。これでは家族の時間が取れないと思い、再度転職を決意しました。私は2カ月ほどのブランクのあと、障害者施設で働くようになりました。妻は今年の4月から市内の病院で念願の看護師として働いています。
誰にとっても暮らしやすい清瀬に
障害者施設で働くようになって、障害者にとって何と住みにくい世の中なのかがよくわかるようになりました。そして、わが子で身をもって小児医療の充実を強く感じています。
個人として尊重され、障害者だけではなく高齢者、子どもたち誰にとっても暮らしやすい町をめざしたいです。


と呼びかける吉良よし子参院議員


声援に応えて
(左から)原田ひろみ市議、佐々木あつ子市議、
原のり子、吉良よし子参院議員、深沢まさ子市議、
山崎美和市議、香川やすのり予定候補

▲ by hara-noriko | 2018-12-30 20:34 | 市政報告 | Comments(0)