タグ:子どもの貧困 ( 3 ) タグの人気記事   

子ども期の貧困めぐり議会内学習会開く   

各会派によびかけて
 6月28日、日本共産党都議団主催の議会内学習会をおこないました。各会派、全議員のみなさんによびかけました。タイトルは「日本における子ども期の貧困~国連こどもの権利委員会へのNGO団体報告書学習会」。講師は、子どもの権利条約市民・NGO報告書をつくる会事務局長の世取山洋介(よとりやま・ようすけ)さん。

一緒に考えあうのはとても大事
 学習会には他会派からも参加してくださいました。もとより、主義主張は違いますが、だからこそ、大事な問題を一緒に考えあうというのはとても大事だと思います。とくに、子ども期の貧困問題は共通の重要なテーマ。こういう機会が持てて本当によかったと思います。

久しぶりに世取山先生のお話を聞いて
 世取山先生のお話を、久しぶりに聞くことができ、とてもうれしかったです。以前、子どもの権利条例をつくりたいと市民のみなさんととりくんでいて、国連からの勧告についての学習会に参加したり、東久留米の教育を考える会主催の学習会に講師として来てくださったり。今日のお話しも本当によかったです。市民からの報告書の大事さがよくわかりました。

NGOの報告書 タイトルの変遷に深刻さが
 「子どもの権利条約市民・NGO報告書をつくる会」が国連子どもの権利委員会に提出した報告書のタイトルの変遷に深刻さがあらわれています。1999年の第1回のときは、「豊かな国日本における子ども期の喪失」。このときも、「子ども期」が失われているとの指摘は本当に衝撃でした。それが第4回の今回は、「日本における子ども期の貧困化―新自由主義と新国家主義のもとで」と。「豊かな国」から「格差のある国」へ…。

胸がつまった子どもたちのストレス
 なんといっても胸がつまったのが、「極度に競争主義的な学校環境」と国連から指摘されている状況のなかでの子どもたちのストレスです。そのストレスを子どもたちはどうしているのか…。
 ストレスをこわす→校内暴力、ストレスから逃げる→不登校、ストレスを人に向ける→いじめ、ストレスを感じないようにする→自殺。この4つのデータから子どもたちのおかれている状況が深刻になっていることがわかる、と。ポイントは構造改革が再起動した(第2次安倍政権)2012年。ここから数字が大きく上がっています。

成長発達の社会的条件が奪われている
 先生は、構造改革のなかで、成長発達の「社会的条件」が剥奪(はくだつ)されてきていることを指摘されました。…どんな年齢でも子どもは要求を出すことができる。そして、大人がそれに応える。「ねえねえ」「なあに」という関係のなかで内面が育っていく。しかし、そもそも要求をつくったり考えたりする時間さえ奪われている。…本当にそうだと思いました。

希望もある

 日本の子どもたちの置かれている状況に本当に胸がつまりながらも、お話を聞いて希望も感じました。政府報告書では、政府としては十分に子どもの権利保障をしているとしています。でもそのことについて、実際に子どもに関わる人たちを中心にきちんと実態を報告書としてまとめるとりくみを粘り強く続けている。ここに希望があるのではないでしょうか。そして、国連権利委員会もその内容をよく読み、必要な意見も述べています。

立場の違い超えて子どもたちの成長を支えたい
 世取山先生は、国連の勧告に対し、都としてどうしていくのか、それを議員や職員で議論していくことができれば、地味だけれど、とても大きな一歩になると最後に話されました。6月の都議会では、児童虐待問題が大きな議論となり、全会一致で児童虐待防止対策の強化についての意見書があがりました。子どもたちの命を守り、成長を支えることは立場の違いをこえて共通の重大な問題です。今日の学習会を機に、さらにとりくみを強めていきたいと思いました。


報告する世取山洋介さん
b0190576_23373143.jpg

「子どもの権利条約市民・NGO報告書をつくる会」の報告書
b0190576_23373676.jpg




原のり子都議会報告
写真をクリックすると表示されます



by hara-noriko | 2018-06-29 23:07 | 活動日誌 | Comments(0)

予算要望書から(1)子どもの貧困対策・子育て支援   

 昨日、日本共産党東久留米市議団が並木市長に提出した予算要望書の概要をお知らせしました。「子どもの貧困」「子育て支援・保育」「公共料金」「介護・高齢者福祉・医療」「文化・スポーツの振興」「学校教育」「まちづくり」について4回に分けて詳しくお知らせします。まず最初は、子どもの貧困対策・子育て支援についてです。

住民のいちばん身近な自治体として役割を果たす
 共産党市議団の予算要望は、「住民の一番身近な地方自治体において、住民の暮らし・福祉を守ることが一層重要になっている」という立場からまとめたものです。「市民生活が厳しいときに、市民負担を強化するような政策はとるべきではありません。しかも、昨年度の決算は13億円をこえる黒字であり、財政調整基金も過去10年間で最高の37億2900万円に上っています。地方自治の本旨にたち、市民のための財政運営に努め、市民の暮らしをささえ、市民福祉の向上を求めます」と訴えています。

■子どもの貧困対策を急いで
 今回の予算要望では、「子どもの貧困対策」を柱の1つとして独立させました。子どもの相対的貧困が6人に1人に広がり、ひとり親世帯では2人に1人という事態を前にして、市として貧困対策を早急に確立して施策を推進することを強く求めました。
(1)子どもの貧困の実態調査をおこなうこと
(2)子どもの貧困問題に関する担当部局を設置すること
(3)子どもの貧困対策関連予算を大幅に増額すること
(4)生活困窮者自立支援制度のうち、学習支援事業などの未実施の任意4事業を早急に実施すること
(5)「子ども食堂」を運営するNPOなど市民団体への運営費助成など支援すること

■子育て支援・保育の充実を
(1)公立保育園の果たしている役割に立ち、市長の全園民間化方針は撤回すること
(2)待機児解消のために、認可保育園増設の計画をたてること
(3)待機児解消のため、来年度以降に生じる、さいわい保育園の空き保育室を活用すること
(4)公立保育園の給食調理業務委託をこれ以上行わないこと
(5)中央児童館は、直営児童館として存続・充実させること
(6)くぬぎ児童館の跡地については、安易に売却することなく、市民の声を聞き、適切な利活用を行うこと
(7)くぬぎ児童館が廃止され、児童館は4館になり、ますます児童館の空白地域対策が急がれている。とりわけ、懸案の北部地域への児童館新設をすすめること
(8)西部地域センター内の滝山児童館跡の利活用についてい、プロジェクトチームで示した、わかくさ発達相談室の移転、滝山教育相談室の移転については、それぞれ適切な対応を急ぐこと
(9)旧大道幼稚園跡の児童館について、住民・保護者の意見を聞いて運営計画を立てること。特に、交通安全に対策に配慮すること
(10)子どもセンターひばりの館庭ネットの改善をはかり、安心してボール遊びができるようにすること
(11)学童保育について、6年生までが対象となったもとで、施設整備等を早急にすすめ、待機児が出ないように対策をとること
(12)市も後援している赤ちゃんとお母さんを対象とした事業について、会場の確保・運営費などを助成すること
(13)子ども家庭支援センターの職員配置を増員すること
(14)小中学生医療費助成制度の所得制限を撤廃すること

予算要望書から(2)公共料金、介護・高齢者福祉・医療
予算要望書から(3)生活保護、障がい者福祉、文化・スポーツの振興

カワセミ(黒目川)
b0190576_22034771.jpg

by hara-noriko | 2016-11-09 22:07 | 市政報告 | Comments(0)

共産党東久留米市議団が市長に予算要望   

19の柱で159項目を要望
 日本共産党東久留米市議団は11月8日、並木市長に予算要望書を提出し、短時間、意見交換を行いました。要望の柱は次の19です。
 (1)財政健全経営計画実行プラン・公共料金の引き上げについて
 (2)生活保護・徴税について
 (3)子どもの貧困対策について
 (4)介護・高齢者福祉・医療について
 (5)障がい児・者福祉について
 (6)子育て支援・保育について
 (7)学校教育について
 (8)防災対策について
 (9)文化・スポーツの振興について
 (10)公園・ひろばの整備について
 (11)都市計画・まちづくりについて
 (12)農業・環境・地球温暖化対策について
 (13)商工業支援について
 (14)雇用・若者の就労支援について
 (15)原発事故・放射能汚染対策について
 (16)平和・男女平等について
 (17)市職員の労働環境の改善について
 (18)財源対策について
 (19)マイナンバー制度について

国保税の引き上げ中止、家庭ごみ有料化中止、子どもの貧困対策、保育園待機児を減らすために「さいわい保育園」活用することなどで意見交換
 要望項目は全部で159項目です。来年度予算のなかで対応できるものはぜひ、ということと同時に、市民のみなさんの願い・要望が具体的にどういうものがあるのか、市長に知ってもらうという意味もあります。今回は、子どもの貧困対策は柱を立てて要望しました。
 具体的に意見交換ができた主なものは、「国保税の引き上げはしないように」「家庭ごみ有料化は中止を」「子どもの貧困問題…学習支援について」「就学援助の入学準備金の前倒し支給を」「保育園待機児問題…さいわい保育園の活用を、公立保育園への都補助復活」「防災トイレの整備・備蓄を」など。12月議会に向けてとりくんでいきます。

並木市長(左)に申し入れる東久留米市議団
b0190576_23464965.jpg
今年もやってきたオナガガモ(落合川)
b0190576_23465438.jpg


by hara-noriko | 2016-11-08 23:47 | Comments(0)