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どの子にも豊かな子ども期を!   

全国学童保育研究集会に参加
 10月20日、「第53回全国学童保育研究集会in神奈川」に参加しました。主催は、全国学童保育連絡協議会と神奈川学童保育連絡協議会です。

4000人余の熱気
 前後の予定があり、場所も横浜なのでいけるかどうか微妙でしたが、なんとか、増山均先生(早稲田大学名誉教授)の記念講演を聞くことができました。会場の横浜文化体育館は満員! 4000人を大きく超える参加者で大変な熱気! 全国研究集会は初参加だったので、正直驚きました。学童保育に関わる人たちが全国からこんなに熱心に集まってくる…すごいです!

放課後、学童保育
その大事さを原点に立って考える
 増山先生のお話を聞くことができ、本当によかったです。今、国が、学童保育の全国一律の「従うべき基準」(放課後児童支援員の資格をもった指導員を原則2名以上配置)を「参酌できる基準」へと後退させることが検討されている。また、「新・放課後子ども総合プラン」が文部科学省と厚生労働省連名で通知され、学童と放課後子供教室との一体型で受け皿をふやすとしている。…などの動きが出ている中で、改めて、子どもにとっての放課後、学童保育の大事さを原点にたって考えることができました。

子どもの権利条約にもとづいて
 なかでも、放課後児童クラブ運営指針(2015年)に、子どもの権利条約が位置づけられていることの重要性を再確認しました。運営指針には、子どもの権利条約にもとづき、子どもの最善の利益を考慮して育成支援を推進することが位置づけられています。そして、子どもの人権に十分に配慮し、一人ひとりの人格を尊重すること。企画の段階から子どもの意見を反映させること。さまざまな発達過程にある子どもたちがそれぞれに主体的に運営に関わること。などを位置づけています。

「権利条約の視点で学校を変えよう」と増山先生
 学力テストの復活、土曜休みの形骸化、授業時間の増加などなど、子どもたちが学校教育のなかで緊張状態にあるなか、子どもの権利条約の視点で学校を変えていくことが大事ではないか、と先生はよびかけられました。学童の運営指針を学校の先生たちにも読んでもらい、学童自身が子ども期を大事にした実践から崩れないことが大事では、と。
 「学校を変えよう」というよびかけは、すごい、と思いました。今の学校は、子どもたちだけでなく、先生たちも大変な苦労をしている。そこを思うと、なかなか、スパッと「学校を変えよう」ということばを出しにくい雰囲気があるのではないか…と感じるときがあります。でも、増山先生は徹底して子どもの目線で語り、子どもたちがおかれている厳しい状況を話してくれたうえで、「学校を変えよう」と。

子どもが遊びの主役
 そして学童についても、こんな事例を。先生たちが一生懸命準備して、みんなでだるまさんがころんだを楽しんだ。それが終わったら、子どもが、「これから遊んでいい?」と。増山先生は、子どもが遊びの主役であることが大事であること、「名もない遊び」が大事であることを話されました。学童では、ゆっくり休み・遊ぶ権利、何度でもやり直せる権利、子ども自身が参画する権利をとくに大事にしたい、と。本当にそうだなあ、と強く思いました。
 どの子にも豊かな子ども期を! そのために、できることをしていきたいと思いました。

熱気いっぱいの全国学童保育研究集会
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若いスズメ
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ピラカンサの赤い実
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by hara-noriko | 2018-10-29 22:41 | 活動日誌 | Comments(0)

人間らしく生きる権利・学童保育・憲法を学ぶ   

生活と健康を守る会の総会へ
 11月29日、午前中は東久留米生活と健康を守る会の総会へ。2001年の創立以来、会長として会を引っ張って来てくれた横田幸子さんから、井口信治さんへバトンタッチ。体調を崩されていた横田さんが、久しぶりに出席され、あいさつをしてくださりとてもうれしかったです。弱い立場に立たされた人たちに、お母さん、あるいはお姉さんのように、自然に寄り添う姿を尊敬していました。本当にお疲れさまでした。これからもよろしくお願いします。

三多摩学童保育フォーラムへ
 午後は、第26回三多摩学童保育フォーラム(主催=三多摩学童保育連絡協議会)へ。東京農工大(府中)を会場に、保護者や指導員のみなさんがスタッフとして運営。すごい力です!
 私は、「子ども子育て支援新制度」と求められる学童保育、と題したシンポジウムに参加しました。まず、全国学童保育連絡協議会の木田保男会長が、ますます学童保育の役割が大きくなっていることをわかりやすく話されました。そして、厚労省雇用均等・児童家庭局総務課少子化総合対策室室長補佐の竹中大綱氏が、「厚労省からの参加は初めて。こういう機会をいただけてよかった。一緒により良い学童保育へ進めていきたい」とあいさつし、新制度における学童保育の位置づけについて話されました。
 質疑応答も活発におこなわれ、充実したシンポジウムになり、参加できて本当によかったです。放課後子ども教室との関係や障害児の受け入れなど、さまざま考えさせられとても有意義でした。三多摩学童保育フォーラムは、多摩26市の状況をふまえながら考え合える貴重な場であることを実感です。スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

東久留米9条の会の憲法学習会へ
 夜は、東久留米九条の会の憲法学習会へ。「戦争法と憲法」と題し、立正大学名誉教授の金子勝先生が講師でした。戦争法反対、憲法を守る、との熱い思いが伝わってきました。いろいろと学ぶことがありましたが、金子先生が、憲法第12条「この憲法が保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」というところに触れて話されたことに改めてハッとさせられました。私たち自身が、どう生きるのかが問われているのだと…。戦争法(安保関連法)の廃止を求める2000万人署名を語り、広げていきたいです。

東久留米九条の会の学習会で語る金子勝さん
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by hara-noriko | 2015-12-02 00:58 | 活動日誌 | Comments(0)

子ども子育て会議の答申内容が決まる   

保育料と学童保育料の値上げ、認可外保育料助成
 7月14日、子ども子育て会議。たくさんの傍聴者が見守るなか、保育料と学童保育料の値上げと認可外保育料助成(月額5000円)の実施を答申することが決まりました。採決では、保育料の値上げ幅が大きい案に賛成した人はゼロ、値上げ幅を少し圧縮した案に賛成した人は6人、両方ともに反対した人が2人、という結果でした。

保育料は2年連続値上げ
 これにより、保育料はD階層のうち、もっとも所得の低い階層1と3が負担増になり、所得の高い方である11~16が大きな負担増になります。保育料についていえば、今年度、すでに4割の人が値上げになっているため、2年連続値上げということになります。

学童保育料は1600円も値上げ
 また、学童保育料は現在の月5000円が6600円になります。低所得者対策として、市民税均等割のみ課税世帯は2200円に減額することが新しく決まった点はよかったですが、圧倒的多くの人たちが、いきなり月1600円もの値上げです。
保育内容や条件などの充実は含まれず
 これだけの値上げをするのに、保育内容や条件などの充実は含まれていません。その点が、会議で大きな議論となりました。延長保育については、今後関係者と協議もしながらすすめるとしていますが、別途延長保育料を徴収していく方向です。しかし、月曜日から金曜日の6時まで、土曜日の保育時間を4時15分までを、たとえば6時半までに延長した場合、すべて延長料金をとるとなったら、負担は大変なものになります。本来、基本の保育時間をどうするか、という議論をきちんと行うことのほうが先です。委員の方々から、くりかえし改善を求められている点については後回し、先に値上げありき、となったことは大きな問題です。

答申に保育サービスの充実を求める意見があったことを記してほしい
 今後、答申を受けて、市長が議会に議案を提案することになりますが、今回の答申のなかに、保育サービスの充実を求める意見などがあったことも記してほしい、という意見は「議事録により確認できる」というとりまとめに…。これまでの答申からしても、なぜ?と私は疑問を感じました。意見が分かれただけに、議論の中心や経過をきちんとふまえられることが大事だと思うのですが。ただ、会長からも、学童保育の課題解決を進めていく必要性が言及されたことは大事だと受け止めました。最終的に、どのようにまとめられるのか注目したいと思います。

委員のみなさんに敬意
 2013年(平成25年)8月からはじまった子ども子育て会議。現在の委員さんの任期は来月までということで、今日が最後となるとのことでした。21回もの会議に取り組まれてきた委員さんに、敬意を表したいと思います。次から次へと新制度の矛盾が出て、本当にご苦労が絶えなかったと思います。本当は、最後にもう1回会議をもち、2年のまとめをおこない、委員のみなさんの感想や意見を出していただけるといいのに…と個人的には思いました。

黒目川の夕日
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by hara-noriko | 2015-07-16 01:41 | 市政報告 | Comments(0)