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「市民手話まつり」に参加して   

東久留米市ろうあ協会と市障害福祉課が共催
 10月20日、東久留米市役所1階の市民プラザで第23回「市民手話まつり」が開催されました。東久留米市ろうあ協会と東久留米市障害福祉課の共催。聴覚障害者への理解を深める集いです。今年は、「災害の時にも安心できるまちを目指して」を掲げました。私も参加して、避難しなければならないときに、耳の聞こえない人にどう働きかけたらいいか、など展示もとてもわかりやすく、勉強になりました。

伊藤芳浩氏が講演
 また、講演会の講師は、伊藤芳浩氏(NPO法人インフォメーションギャップバスター理事長)。生まれつき耳がほとんど聞こえない伊藤さんは、情報バリアを減らし、豊かなコミュニケーション社会をめざして活動されています。そのなかで、電話リレーサービスを紹介されました。つい先日、聴覚障がいの方と、このサービスで会話しましたが、こういう仕組みだったのか、ということがわかりました。今年は、次の予定があり、講演会を最後まで聞けず本当に残念でしたが、限られた時間のなかでもさまざま気づきがありました。参加できてとてもよかったです。

《私のスピーチ》

毎回参加して学んでいます
 ただいま紹介していただきました都議会議員の原のり子です。
 「市民手話まつり」も23回。この23回もの間ずっと、ろうあ協会のみなさんが、市の障がい福祉課と協力してすすめられてきたことに、本当に敬意を表します。こういう機会にさまざまなことが学べますので、本当にありがたいと思います。

ここで知った「デフリンピック」
 私も「市民手話まつり」に毎回参加させていただいていて、勉強したことがたくさんあります。きょういただいたパンフレットに、「デフリンピックを応援しよう」というのがあります。このデフリンピック(聴覚障がい者のための総合スポーツ大会、聴覚障害者はパラリンピックの対象ではない)について知ったのも、この「市民手話まつり」でした。
 以前、「手話まつり」で日本選手の方が講演をしたことがありました。「パラリンピックだけではなくて、デフリンピックの開催を」というお話を聞いて、あっ、本当にこれ大事なことだな、というのを「手話まつり」で教えていただきました。いま、都議会の方にも、聴覚障がいの方々が都議会に「ぜひデフリンピックを東京で」という提案をされていまして、私たちもこうしたとりくみを応援していきたいと思っています。

台風の避難所をめぐり課題が
 さて、先ほどからお話がある台風のことですけれども、やっぱり障がいのある方たちが今回の台風でもいろいろ困難があったということをうかがっています。東久留米市の場合、水害の避難所は15カ所ですけれど、台風19号のときは14カ所が開設されました。
 けれども、例えば黒目川に近い私の家の場合、いちばん近い避難所は東久留米総合高校です。黒目川沿いにあるので水害の場合は、避難所に指定されていません。
 ご近所に加齢性難聴の方がいらっしゃいます。ほぼ聞こえない状態の高齢者です。その方が、「やっぱり怖いので、避難所に行こうかなと思ったけれども、近くが開いていないので、遠くの学校まで雨の中、歩いて行かなければならない」ということで、とても悩まれました。近所で情報を交流しながら、自宅の2階で待機されていたんですけれども、そういうことも含めて、さまざま課題が出てきたなというふうに思いました。

聴覚障がい者の意見を取り入れて
 この機会に、障がいのある方、また、聞こえない方たちの意見をぜひ聞いて、今後の計画に反映させていくことが必要だと改めて思っています。市の対策だけではなく、東京都としてもどんな対策が必要なのかをみなさんと一緒に考えてすすめていきたいなと思います。
 バンダナもとても大事な提案で、非常にいいことをやってくださっているので、そういうことも東京都でもぜひ学びながら広めていきたいなと思っています。今日は私も時間の許すかぎり参加させていただきたいと思います。ありがとうございました。

都議会議員としてごあいさつ
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わかりやすい展示で勉強になりました
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災害のときに利用できるバンダナ
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by hara-noriko | 2019-10-21 23:48 | 活動日誌 | Comments(0)

第20回「市民手話まつり」で考えたこと   

聴覚障害者への理解を深める集い
 10月23日、第20回聴覚障害者への理解を深める集い「市民手話まつり」が行われ、参加しました。それ以来、20年間も関係者のみなさんが続けてきてくださった「手話まつり」の重みについて考えています。
「もっと理解を広げないと」と平山会長
 平山征子会長のあいさつでは、手話まつりのきっかけとなったエピソードが話されました。昔、クリーニング屋さんで働いていた時に、耳の聞こえない人はどんな人なのかみたい、とお客さんが言っていたことを店主に聞き、障害に対する理解をもっと広げないといけないのではないか、と感じたと。そして、20年続けてきたが、それでも理解は、まだ、まだ、まだ、まだ、と思っている…。
多くの人が「手話を学びたい」とアンケートに回答
 ろうあ協会のみなさんは、20回を記念して、市民アンケートを独自に行いました。なんと1258名もの市民のみなさんから回答を得て、それが発表されました。それによると、866名の人が「手話まつりを知らない」、でも、882名の人が「手話を学びたい、機会があれば学びたい」と答えています。会長は、ぜひ手話講習会のお知らせや支援をお願いしたい、と呼びかけられました。
特筆すべきこと
 「理解はまだ、まだ、まだ、まだ」…。でも同時に、手話まつりがろうあ協会と市の障害福祉課の共催で行われ、社会福祉協議会やさいわい福祉センターが後援し、そして手話サークル「フレンズ」のみなさんが協賛して実行委員として大活躍されていることは特筆すべきことと思います。
市民との共生
 今年の手話まつりのサブタイトルは、「市民との共生を目指した20年の歩み」。サプライズで、東久留米市の手話通訳者第1号で、ずっと手話まつりを支えてきている、七村ひな子さんに感謝状が贈られました。まさに、市民との共生が着実に進んできていることを実感…関係者のみなさんのご努力に心から敬意を表します。
私もお祝いの言葉を述べました
 当日は多数の議員も出席。共産党市議団からは篠原重信議員が。市長もあいさつをし、続いて私も議長代理としてお祝いの言葉を述べました。私は、7月に起きた神奈川県相模原市の知的障害者入所施設での殺傷事件を考えても、共生社会をつくっていく努力がますます求められていること、そうしたなか、20年間手話まつりが積み重ねられてきたことは先駆的であり、こういうとりくみが本当に大事だと実感している、と述べました。
 毎年毎年、手話まつりでは多くのことを学ぶことができ、感謝しています。今年学んだことについても書きたいと思います。(続く)

草の実を食べるスズメ(黒目川)
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by hara-noriko | 2016-11-04 00:34 | 活動日誌 | Comments(0)

障害者スポーツがもっと広く浸透していくように   

 秋は、市民参加の大切なイベントが続きます。10月17日(土)、「第45回 市民文化祭」のオープニング式典に出席したのち、歯科医師会主催の「第22回 歯と歯ぐきの市民健康フェスタ」へ。
ハードル(障害)を跳び越えて!
 18日(日)は、「第19回 市民手話まつり」に参加。市長や多数の議員も参加。共産党市議団からは、篠原重信議員、永田まさ子議員、私が出席しました。
 講演会は、「ハードル(障害)を跳び越えて!」と題し、高田裕士氏と高田千明氏のお話し。二人はご夫婦。裕士さんは最重度の聴覚障害者。デフリンピック(聴覚障害者のオリンピック)日本代表でプロスポーツ選手。400メートルハードル日本記録保持者。千明さんは、全盲のママさんアスリート。走り幅跳びと短距離走の選手。お二人とも、国際大会で何度もメダリストになっている、第一線のアスリートです。
 おおらかで前向きな二人。子育ても自然体。客観的には、違う障害をもちながら家庭を営んでいくことは、とても大変に思えるけど、こんな風にできるんだな、素敵だな…と思いました。
海外で感じた日本との違い
 興味深かったのは、海外の試合に行ったときに、日本との違いを感じたという話。台湾でのデフリンピックは、国をあげておこなわれていて、開会式も満員。千明さんが行ったフランスの大会でもたくさんの人が観に来ていて、自分の国の選手が勝つかどうかにかかわらず、ものすごく盛り上がっていた。障害者のスポーツが日本よりも確立されていることが伝わってきました。
多くの人がスポーツできる環境を整える
 今、日本でもオリンピック・パラリンピックに向け、連帯感が強調されたり、五輪相がメダル何個などという話がされますが、大事なのは、多くの人がスポーツできる環境を整えること、「スポーツは人権」の立場にたつことではないか、と改めて思いました。デフリンピックでは、補聴器をつけずに参加するそうですが、それは、高価な補聴器を買えない貧しい国の選手が不利にならずに参加できるように、ということだそうです。知りませんでした。
 ぜひ、お二人にますます活躍してほしいです! そして、障害者スポーツがもっと広く浸透していくように、応援したいと思いました。
障害福祉の前進へ
 手話まつりのフィナーレは、聴覚障害者のみなさんの和太鼓演奏。新作も発表され、ますます腕をあげていて、すばらしかったです! また、展示も、手話言語法をわかりやすく説明していてとても勉強になりました。
 今年も、学び、楽しむことができる多彩な企画を準備してくださったろうあ協会をはじめ、実行委員会のみなさんに心から感謝し、障害福祉の前進へ一議員としても努力していきたいと思いました。

市民手話まつりの様子
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by hara-noriko | 2015-10-19 02:22 | 活動日誌 | Comments(0)