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来年度予算に向けて諸団体と意見交換   

共産党都議団 90近い団体と
 共産党都議団では、毎年、さまざまな団体にお願いして予算懇談会を実施しています。来年度予算に向けて、みなさんの要望をうかがい、意見交換をします。まだ途中ですが、90近い団体になるのではないかと思います。都議18人と事務局の人たちで手分けをして担当し、私も20団体を超える懇談に参加します。

発見がたくさん
 学ぶことがたくさんあります。昨年も、身体障害者の団体の方から、「大江戸線の都庁前駅から都議会議事堂に入るには、いったん外に出なければならない。車いすでスロープを通るが、ここに屋根がないため、雨が降るとびしょ濡れになってしまう。ご存じですか?」と聞かれ、すぐ見に行きました。いつも通っているところなのに、気付いていませんでした…。今、東京都は、オリンピックに向けて、都民目線で施設の点検を行うとしています。こういうところこそ、真っ先に対策をとるべきでは、と総務委員会でも問題提起をしました。

北多摩失語症友の会・若竹会の例会へ

 今年は、失語症協議会に初めて懇談を依頼しました。きっかけは、東久留米市の失語症の方のお話しを聞いたことです。協議会との懇談前に、北多摩失語症友の会・若竹会の例会におじゃましました。くも膜下出血などで倒れて、失語症になった方々、ご家族、会話パートナー、言語聴覚士の方々があつまり、ゆっくりとおしゃべりを楽しんでいる。笑いが絶えません。失語症の方たちは、相手の意思はよくわかっているけれど、自分の意思を伝えることが難しい。

失語症への誤解がある、と
 役所に行って手続きをするときに、失語症だと伝えたら、「じゃあ、紙に書いてください」といわれて困るんです。単にしゃべれないだけ、との誤解があると。失語症は脳の中の「言葉をつかさどる部分の損傷」なので、言葉を使ってのコミュニケーションが難しくなる、だから、話せないなら紙に書く、というものではないのです。

大事な会話パートナーの存在

 そこで大事なのは、会話パートナーの方の存在だと知りました。ゆっくり言葉を待ち、先回りしたり、さえぎらない。みんなが話していることのポイントを簡潔な言葉にして紙に書き、それを見て、何を話したか確認できるようにしていました。そういうことを言語聴覚士の方が指導・支援します。なるほど…と本当に勉強になりました。

川柳や詩を書いて群読

 感動したのは、失語症川柳や詩を書いて、それを群読することです。一行ずつ、まず一人が読んだらみんなで読む。これをくりかえしていきます。ひとつ紹介します。

「言葉が出た」
1、クモマッカ クモマッカ
49才 倒れて9年
障害年金と
妻の収入で やって来た
辛い事が 続く
失語症と
高次脳
歯がゆい 歯がゆい
歯がゆい 歯がゆい

2、昨年のガン 回復
今年 医者が 運転OK
娘の結婚式
娘と私 バージンロード
この時だった
こ・と・ば・が・で・た
こ・と・ば・が・で・た
言葉が 出た
言葉が 出た


集まれる場所、正しい理解、意思疎通支援…

 失語症の回復には、仲間、そして若竹会のような集まれる場所がとても大事なんだということを実感しました。また、ご夫婦で来られている方は、「ここに来ると家族も元気をもらえる」「こういう場を家で過ごしている一人でも多くの人に知らせたい」と。
 「何より失語症の正しい理解を広げたい」「意思疎通支援をどこでも受けられるようにしてほしい」「バス旅行なども重要なリハビリ。こういうところに支援がほしい。23区では補助をしているところもある」など、たくさんの要望をうかがうこともできました。

あたたかい気持ちになって
 最後は、素敵なピアノ伴奏で歌をうたって閉会でした。とても勉強になるとともに、あたたかい気持ちにもなりました。東京都も意思疎通支援者要請講習会を実施しています。失語症の方が、必要なときに意思疎通支援を受けられるように、働きかけをしていきたいと思います。

川柳と詩
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毎週土曜日の定例宣伝(東久留米駅西口)
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マイクで訴えるのは北村りゅうた・東久留米市議
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by hara-noriko | 2018-09-03 23:22 | 活動日誌 | Comments(0)