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教育大綱に市民の意見を反映させる仕組みを   

市長は、教育大綱と教育振興基本計画の整合性をはかったと報告
 3日の本会議(初日)で、市長による行政報告がありました。このなかで、教育振興基本計画の改定について、教育大綱と教育振興基本計画の整合性をはかった、という報告がありました。私は、このことについて質問しました。10月30日のブログでも書きましたが、何が問題だと感じているか改めて…。
教育大綱決定に際して、市民の意見を聞く機会はもたれなかった
 市長が総合教育会議で教育大綱を決めましたが、その段階で、市民意見を聞く機会はもたれませんでした。今回の基本計画の改定は、大綱との「整合性をはかる」、大綱にもとづいて改定するものです。懇談会の場でも、基本計画を改定するにあたり、「大綱は変更できない」と教育委員会が答えています。つまり、基本計画改定についてのパブリックコメントはありましたし、懇談会もありましたが、大綱はすでに決定しているものであり、「先にありき」なのです。
基本計画は大綱の趣旨にもとづく、とされている
 教育振興基本計画改訂版の1ページから3ページには、図も示して、基本計画の中心は大綱であること、大綱の趣旨にもとづくことがはっきり示されています。それなのに、大綱そのものについての市民意見を聞く場面がないということは問題です。市長の報告では、教育委員会と十分協議したことが強調され、教育長もそのように強調されていました。どうも、私の質問の趣旨が伝わっていないのでしょうか…。
 市民が大綱について意見を言える、それが反映される、というしくみを確立しておかないと、なんでも総合教育会議で大綱にもりこめば、それが無条件に方針化されるということになりかねません。教育委員会を信頼していないから、ということではありません。そういうシステムが必要なのです。
 今回の改定で、教育振興基本計画は、東久留米の教育の最上位計画、という言葉がなくなり、教育振興のための基本的な計画、と置き換えられました。位置づけが変わったのかと聞いても、正直なところ明確な説明がありませんでした。
決まったことにものがいえない事態にならぬよう…
 …なんだか、この問題を考えると胸がざわつきます。なぜ、大綱案の段階で、市民意見を聞くことが必要だということが伝わらないのだろう…。そんなに難しいことではないはずなのに。市民は、「決まったことにものがいえない」「黙って従うしかない」、そんなことに絶対にならないように、大事な問題として考えていかないといけないと思っています。

コサギのいる風景(黒目川)
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by hara-noriko | 2015-12-04 23:53 | 市政報告 | Comments(2)

教育振興基本計画の改定は市民の意見をふまえてこそ   

 10月28日、「教育振興基本計画策定等に関する懇談会(第2回)」を傍聴しました。今回の懇談会は、市長が策定した「教育大綱」と「教育振興基本計画」との整合性をはかることが主目的となっています。
市は「教育大綱」との整合性を図る、と
 1回目の議事録を読むと、「あくまで大綱ありき、ということか」「大綱も少し手を加える必要があるということもありうるのか」という質問が出されており、これに対し、「大綱は市長が決定したものなので変更することはない」と教育部の答弁。「教育振興基本計画の改定の内容が大綱に沿ったものか、ということか」という質問にたいしては、「沿った、というか大綱との整合性を図るということ」との答弁。……やはり、「教育大綱」案を市民に示し、議論する、というプロセスを踏んでいないことは問題ではないでしょうか。
「教育大綱」についての市民意見は反映されない仕組みでは
 教育振興基本計画改定案には、計画の位置づけが書かれていますが、今後の教育振興基本計画は「教育大綱」を取り込んだ形で、さらに具体的施策を示すものとなっています。でも、「教育大綱」そのものを変えることはできない。基本計画の肝となっている「教育大綱」についての市民意見は反映されない仕組みとなっている、といえるのではないでしょうか。
改善を求めたい
 懇談会の委員のみなさんは、本当に熱心に発言されていて、勉強になることが多々ありました。こうした議論を「教育大綱」案の段階で行われていたら…と思います。懇談会での議論が生かされるように求めるとともに、引き続き、市民意見をふまえての計画づくりについて、改善を求めていきたいと思います。
 懇談会は、「みなさんのご意見から、基本計画改定案は大綱との整合性ははかられている、といえる」との確認があり、終了しました。傍聴者は、間宮議員と私の二人でした。

スズメ(落合川)
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by hara-noriko | 2015-10-30 00:19 | 市政報告 | Comments(0)

私の一般質問から   

 一般質問が終わりました。自分自身の質問については、いつものことですが、多々反省…。不十分だったことは、今後引き続き取り組んでいきたいと思います。いろいろと報告したいこともありますが、すぐに厚生委員会があるので、しぼってお伝えします。
さいわい保育園民営化 一気に強行する動き
 先日このブログでもお伝えしましたが、さいわい保育園民営化がここで一気に強行される動きです。私は、保護者に相談もなく、話し合いもないまま、6月23日に住民説明会を行うのはおかしい、中止するように求めました。担当課は、「ぎりぎりまで遅らせてきたが、平成29年(2017年)4月の民営化を考えればもう遅らせられない」との趣旨の発言。民営化のスケジュール先にありきですね。
 今回の住民説明会が実施されれば、その後すぐに事業者の公募に入るというスケジュール。見切り発車です。さいわい保育園の保護者のみなさんから、今議会に「市はさいわい保育園保護者を切り捨てず話し合いを求める請願」が提出されているにもかかわらず…。
市は保護者の思いと向き合うべきです
 全議員に保護者から、『ひまわり』(これからのさいわい保育園を考える会のニュース)が届けられました。そのタイトルは、「委託法人も どんな園になるか スケジュールも 何も決まっていない園に子どもを預ける承諾はしていません! 『入所承諾書』の転園の承諾をしているかのような記載に対して、すべての世帯が申立人となり、東久留米市長に異議申立書を提出しました!」と。市は、いったん立ち止まり、市民と向き合うべきです。厚生委員会で議論します。(*すべての世帯とは、今年度入園した人たちです。)

これでいいのか「教育大綱」
 市長が主宰する総合教育会議で「教育大綱」が策定されましたが、昨年8月に策定したばかりの「東久留米市教育振興基本計画」には書いていないことが盛り込まれたり、新たな表現に変えられたものなどがあります。そもそも、「基本計画」は市の教育における最上位計画と明記されているのに、そこをこえて「教育大綱」がつくられることはどうなのか。しかも、その「教育大綱」について、市民意見を聞く手続きをふまないことはいかがか…。という問題意識で質問しました。
市民参加でつくった「基本計画」より市民参加なしの「教育大綱」が優先するのか
 市長答弁は、パブリックコメントなどをやる考えはない、と。また、「教育大綱」にもとづいて、「基本計画」をいずれかの時期に改定するとの教育長答弁でした。つまり、どんなに「基本計画」などを市民参加で決めても、常に「教育大綱」にもりこんだものが優先し、それにそって「基本計画」自体が書き換えられていく。しかも、「教育大綱」についての市民意見を聞く手続きはとらないのですから、総合教育会議で決めればそれが絶対になってしまう…、ということにならないでしょうか?
 私の質問の翌日(16日)、沢田議員(公明)の質問に対し教育部長が、大綱にもとづき教育委員会で基本計画を改訂していくかどうかは慎重に検討していく旨の答弁がありました。私の質問に対する教育長答弁とは違いがあることから、議事進行をかけました。教育長は、「違いはなく、私としては、大綱にもとづき基本計画を改訂する必要があると考えるが、それは合議制の教育委員会で決めていくもの」との趣旨の発言。私に対する答弁の訂正はありませんでした。
パブリックコメントの実施はあってしかるべきではないか
 今回の「教育大綱」には、基本計画では具体化されていない、学校統廃合問題も推進の方向が示されていたり、教科書採択についての記述があったり、グローバル教育が強調されたり、学童保育と放課後子ども教室の連携について示したり、とその中身がどうかという以前に、「基本計画」以上の記述があります。せめてパブリックコメントを実施するなどの手続きはあって然るべきではないでしょうか? もともとの新制度の問題点・矛盾点を感じますが、なんといっても試金石は、市民の声を聞くかどうか、にある…。引き続き、勉強して取り組みたいと思います。

カタバミ
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by hara-noriko | 2015-06-16 21:32 | 市政報告 | Comments(3)

市長に2つの緊急申し入れ   

 6月1日、日本共産党市議団として、並木克巳市長に2つの緊急申し入れをおこないました。
横田基地へのCV22オスプレイの配備中止を
 ひとつは、「横田基地へのCV22オスプレイの配備中止を政府に求める申し入れ」です。市長は、申し入れは真摯に受け止める。まずは、近隣市町村の状況など情報も収集していきたい、と。
市政にかかわる諸課題で
 もうひとつは、「市政における課題についての緊急申し入れ」です。
(1)「教育大綱」について…このブログでも書いてきましたが、市長が主宰する総合教育会議が教育大綱をとりまとめました。残念ながら、市民意見を聴取しないままのとりまとめとなり、今からでも、パブリックコメントを、と要請しました。パブリックコメントを実施している自治体の例も紹介して検討を求めました。
(2)「上の原地区土地利用構想整備計画(案)」について…説明会を再度開催してほしいこと、パブリックコメントを実施してほしいことを要請。現時点で考えていないとのことでしたが、その必要性を訴え再度検討を求めました。
(3)さいわい保育園民営化問題と、(4)保育料・学童保育料については、担当部・課に状況を確認するとのことでした。
 間もなく始まる6月議会で、しっかり議論していきたいと思います。

市政における課題についての緊急申し入れ全文

 新しい議会における初めての定例会が、間もなく開催されます。共産党市議団は、公約に立ち、市民が主人公のまちづくりをすすめるため、議論を尽くしていきたいと考えています。現在、市政においては多くの懸案課題があり、それらは第二回定例会で議論が交わされることになります。同時に、定例会前の現段階で、検討が急がれる課題もあり、以下の項目について、申し入れます。検討、対応をお願いいたします。

(1)総合教育会議で議論され、「東久留米市の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱」がまとめられました。大綱は、学校教育、生涯学習なども含んだ、すべての市民にかかわる内容です。本来、決定前に、市民意見を聞く必要があったと考えますが、これからでも、大綱に対するパブリックコメントを実施し、市民の意見を聞くことを求めます。

(2)昨日、「上の原地区土地利用構想整備計画(案)」に関する説明会が実施されました。市民のみなさんからの疑問・質問も多く出されています。それらが解決されないまま強行すべきではありません。再度の説明会実施を求めます。また、説明会に参加したくてもかなわない市民もいることから、パブリックコメントを実施することを求めます。

(3)さいわい保育園民営化は、保護者合意のないまま、事業者の公募や選定を強行することの無いよう強く求めます。

(4)現在、子ども子育て会議で、保育料・学童保育料の改定について議論されています。保育料は、新制度の対応として4月にすでに改定されており、このうえさらなる値上げをするのか、という問題は十分な検討が必要です。また、学童保育料は、延長保育やそれに伴う料金設定などは未定であり、基本の保育料を先に上げてしまうことで、市民負担の増大が心配されます。子ども子育て会議において、慎重に議論していただける時間を十分保障するよう求めます。

並木市長(左)に申し入れる共産党市議団
(左2人目から)篠原重信、原、永田まさ子、村山順次郎の各市議
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by hara-noriko | 2015-06-02 00:47 | 市政報告 | Comments(0)

疑問だらけの教育大綱 現場・市民の声を聞くべきです   

 「教育大綱(案)」について。前のブログの続きです。
 教育振興基本計画にはなく、大綱に盛り込んだものについては、いろいろと思うところがあります。また、文部科学省による「地方教育行政法一部改正の概要」(H27年4月1日)では、首長の権限に関わらない事項についても、教育委員会が適切と考えれば載せることも考えられる、としていますが、慎重な検討が必要なのでは、と思います。
教科書採択をめぐる疑問
 市の大綱案では、教科書採択について、教育委員会の権限と責任において適正かつ公正に採択することと、結果と採択理由の公表が明記されています。書いてあることは当然のことだと思います。ただ、大綱全体の考え方のうえに位置付けられるということであるとどうなのでしょう。
 たとえば、今回の大綱案で強調されている、「グローバル化に積極的に対応できる人間を育てることは日本の発展に必要」という観点と教科書採択の関係は? 教育委員会の権限が十分に守られるのか?…
学校統廃合先にありきにならないか
 また、「学校の適正規模・適正配置」(学校統廃合)を教育的な視点で検討するとはしながらも、「教育委員会において保護者・市民への説明責任を果たしながら推進する」としていることはいかがなものでしょう。学校のあり方は、まさに教育的視点から考えるべきであり、あらかじめこの大綱に位置付けることは、学校統廃合先にありきにならないか…と心配です。
子ども子育て支援も練られていない
 今回、基本方針の5番目として、子ども子育ての支援、が位置づけられました。これをみると、学童保育と放課後子ども教室の連携に言及していますが、学童保育と放課後子ども教室の役割が異なることについては何も説明がありません。また、保育園と小学校との連携の推進を位置づけていますが、その目的の中心は、小1プロブレムの解消としています。保育園だけに特化するのはいかがなものでしょうか。学童も保育も記述が少し乱暴ではないか? 十分に練られて出されているのだろうか?…

 やはり、現場の声、市民の声を聞く機会を持つべきだと強く思います。

桑の実とムクドリ
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by hara-noriko | 2015-05-19 00:26 | 市政報告 | Comments(0)