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都議会第2回定例会の予定   

 東京都議会第2回定例会(6月議会)が6月4日から始まります。主な日程(予定)を紹介します。ぜひ、傍聴にいらしてください。

6月4日(火) 開会 知事所信表明
  11日(火) 代表質問 共産党は里吉ゆみ都議(世田谷区選出)
  12日(水) 一般質問 共産党は池川友一都議(町田市選出)
  13日(木) 常任委員会
  14日(金) 常任委員会
  17日(月) 常任委員会
  *私が所属している総務委員会は、14日と17日です。
  19日(水) 閉会 討論、採決

★すべて、午後1時から。
★傍聴する場合は、正午から都議会議事堂2階で配布する傍聴券を受け取ってください。途中の入退室も可能です。
★本会議、総務委員会はインターネット中継もあります。
★幼児ルーム(託児サービス)を希望する場合は、前日夕方5時までに、議会局 03(5320)7111
★声を聞きとりにくい場合は、磁気ループをぜひ活用してください! 前日夕方5時までに、議会局 03(5320)7122

毎週土曜日夕方の定例宣伝
対話がはずんで楽しい1時間でした
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スピーチする北村りゅうた・東久留米市議
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by hara-noriko | 2019-06-01 22:41 | 都議会 | Comments(0)

都議会最終本義で討論に立ちました   

 3月28日、東京都議会第1回定例会の最終本会議で、日本共産党を代表して討論に立ちました。

採決の結果は
 採決の結果は、一般会計予算について記名投票がおこなわれ、賛成81人、反対44人。採決に先立っておこなわれた討論で、都民ファースト(議長を除く49人)、公明党(23人)、立憲・民主(5人)、東京みらい(3人)は賛成。自民党(23人)、共産党(18人)、維新・あたらしい(2人)は反対、の立場を明らかにしました。ネットと自由を守る会は、一人会派のため討論はありません。
 児童虐待防止条例は全会一致で可決。共産党が提案した、国保税の子どもの均等割軽減条例と、中小企業振興対策審議会条例の改正条例は、共産党以外の全会派が反対し否決されました。また、共産党、維新・あたらしい、ネット、自由を守る会の4会派で提出した、議員の期末手当引き下げの条例は、都民ファ、公明、自民、立憲・民主、みらいの反対で否決されました。
 また、議会の最後に、自民、共産、立憲・民主、維新・あたらしい、自由を守るの5会派49人で提出した、市場・築地市場跡地問題等特別委員会設置を求める動議は、無記名投票がおこなわれた結果、賛成50人、反対75人で否決されました。これについては、また改めて書きます。
では、討論の全文を紹介します。

都議会本会議での討論 原のり子

 日本共産党都議団を代表して、知事提出の第1号議案一般会計予算ほか30議案に反対、その他の知事提出議案に賛成し、わが党などが提出した3つの条例案に賛成の立場から、討論を行います。


 今議会は、小池知事が提案した築地市場跡地への対応をめぐって紛糾し、知事与党が議会運営のルールを乱暴にふみにじる、都議会史上例のない異常な議会となりました。
 都議会では、「各会派間の協議を尽くすことを基本とする」「委員会は原則として各会派から1名以上の委員が出席しなければ、会議を開くことができない」という議会運営のルールが、長年にわたって築き上げられてきました。
 ところが、知事与党の都民ファーストの会と公明党は、予算特別委員会や財政委員会で、このルールを守ろうとせず、数の力にまかせた理事会、委員会運営を繰り返しました。
 この暴挙に対し、都議会自民党、日本共産党都議団、都議会立憲・民主クラブ、維新・あたらしい・無所属の会、生活者ネットワーク、自由を守る会の6会派は、議会運営のルールを尊重した理事会、委員会運営を行うよう、くりかえし、つよく要望しました。
 こうした、多くの会派の共同の力により、本日の閉会本会議で行われた予算特別委員会委員長報告で、「委員会は原則として各会派から1名以上の委員が出席しなければ、会議を開くことができない」との認識が、表明され確認されました。
 今議会の開会日には、知事与党の都民ファーストの会と公明党が、理由も言わず議会運営委員会理事会を長時間にわたって欠席し、議会を空転させるという、前代未聞の事態も起きました。
 都民ファーストの会と公明党は、一連の議会運営を深く反省し、今回のようなことを二度と繰り返さないよう、きびしく求めるものです。


 築地市場跡地への対応をはじめ市場移転問題は、今定例会の大きな焦点になりました。 小池知事は2017年6月20日、都議選告示3日前に発表した市場移転問題の基本方針で、「築地は守る」「市場機能を残す」と約束しました。ところが、今年1月の「築地まちづくり方針(素案)」で、この約束は消えてしまいました。知事の公約違反は明白です。
 仲卸業者でつくる築地女将さん会のみなさんが「だまされた」と怒りの声をあげ、多くの市場関係者も「5年後には戻るつもりで生活設計をしていた」「知事に裏切られた」と批判の声をあげています。
 にもかかわらず、「考え方は変わっていない」と強弁し、方針転換を認めない知事の態度は許されません。都民と市場関係者に謝罪し、公約である「築地は守る」の立場で、築地まちづくり方針を一から検討しなおすことを、改めてつよく求めるものです。


 わが党は、豊洲市場で発生している黒い粉じんから、アンチモンやカドミウムなど有害な重金属類が、一般の道路粉じんにくらべ、はるかに高濃度で検出されたことを明らかにし、都として成分分析などの調査を行い、働く人の健康を守る抜本対策をとるよう求めました。
 また、豊洲市場では、開場直後からほこりや粉じんが発生し、のどの痛みなど体調不良、健康への影響が心配される事態が生じていたことを明らかにしました。
 市場長は、ターレのタイヤ改善などの新たな対策の必要性は認めました。しかし、知事も市場長も、「豊洲市場の衛生環境は良好」という答弁をくりかえし、黒い粉じんの調査は拒否しました。
 豊洲市場で働く人の健康を守る立場に立とうとせず、良好な環境だと言いきって調査・分析すらしない小池知事の姿勢は、「食の安全・安心を守る」という公約を投げすてて、土壌と地下水の汚染が残る豊洲市場の安全宣言を行い、移転を強行したことと共通する問題であり、都民のきびしい批判は免れません。
 情報公開が都政改革の1丁目1番地だと公約した知事が、なぜ調査すらしないのか、多くの都民が疑問に思っています。粉じんの調査・分析、発生源を元から断つ抜本対策を早急に行うよう強く求めるものです。


 わが党が提出した、国民健康保険の子どもの均等割保険料の負担軽減条例は、区市町村が子どもの均等割保険料の減免を行った場合に、その額を都が補助するものです。そもそも、所得のない子どもに保険料を払えというのは、おかしな制度です。みなさんのご賛同を心からよびかけるものです。
 わが党は、予算特別委員会で、この20年間に特別区の均等割保険料は2倍にもあがっている実態をしめし、せめて子どもの均等割保険料の軽減が必要ではないかとただしました。
 都が、子どもの均等割保険料の負担軽減が必要だという認識を示したことは重要です。
 また、知事は、国民健康保険について、「医療費が高い高齢者、失業者などの低所得者のしめる割合が高く、保険料の確保が困難であるなど、構造的な問題がある」ことを認めました。都として、国や区市町村と力をあわせて、国保料、国保税軽減にとりくむことを求めるものです。


 次に予算案についてです。
 来年度東京都予算の規模は、一般会計で7兆4610億円、全会計では14兆9594億円で過去最高となりましたが、東京オリパラ大会経費及び関連経費で5330億円、今年度の2倍にもなっています。
 組織委員会との共同実施事業1593億円の中身はきわめて不透明で、予算執行後も多くの部分の契約金額が明らかにされない可能性があります。新国立競技場整備は、国が責任を持つべきものであるものにもかかわらず、都負担395億円を計上したことは認められません。
 また、外かく環状道路や外環の2、住民が強く反対している特定整備路線などの大型道路建設が引き続き推進されています。大型クルーズ客船の埠頭整備は、実際にどれぐらい寄港があるかという見通しも示さないまま、昨年度に続き83億円の予算が計上され、カジノの調査予算も計上されています。
 「都政大改革」の知事の公約とほど遠く、石原都政以来続く大型開発推進の予算配分は変わっていません。以上の理由から、一般会計予算に反対です。
 また、消費税10%増税を前提とした、交通運賃、上下水道料金の値上げで合計47億円の都民負担増がもりこまれている公営企業3局の予算案にも反対するものです。


 一方、来年度予算案には、公立学校へのエアコン設置、市町村総合交付金の増額、児童相談所の職員の増員、認可保育園、私立幼稚園・幼稚園類似施設を利用する世帯への都独自の負担軽減、性犯罪・性暴力被害者支援事業のワンストップ支援センターへの負担金の増額など、重要な前進面もあります。
 わが党は、こうした貴重な前進を生かし、さらに、都民のくらしを守り、要求を実現していくために、予算特別委員会に一般会計予算の組み替え案を提案し、不要不急の大型開発を削減するなど予算全体の2・9%を見直すだけで、85項目の都民要求が実現できることを示しました。この方向こそ、都民の願いにこたえるものだと確信するものです。


 知事提案の児童虐待防止条例には、わが党が求めてきた「子どもは権利の主体である」という内容が前文に明記され、また、体罰等の禁止が定められたことは重要であり、賛成です。同時に、よりよい条例にする立場から修正案を提案しました。子どもの権利を基本にすえ、児童相談所の体制強化、妊娠初期からの切れ目のない子育て支援、社会的養護の拡充など、児童虐待対策の抜本的強化を進めることを求めるものです。


 わが党は、国民健康保険の子どもの均等割軽減条例のほか、中小企業・小規模企業振興条例を制定したことにふさわしく、中小企業振興対策審議会の名称を変更し、年一回以上の開催を求める条例改正案を提出しました。この審議会は、石原都政以来14年間も開催されていません。知事が、審議会開催の必要性について検討を行うよう指示したと答弁したことは重要です。一日も早い開催を強く求めます。
 また、4会派共同で、都議の期末手当を引き下げる条例案を提案しました。今議会で、都民の生活実態に鑑み、議員報酬の2割削減を来年度も継続することを全会一致で決定しています。
 中小企業振興対策審議会条例改正および期末手当引き下げ条例に賛同していただくことを、心からよびかけて討論をおわります。


討論で共産党の立場を述べました
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(撮影:長島可純 ↑ 2次加工、SNS以外のご利用はお控えください)


北村りゅうた・東久留米市議と一緒に宣伝
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カタクリの花(清瀬市)
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by hara-noriko | 2019-03-29 14:32 | 都議会 | Comments(0)

都議会 波乱の幕開け   

 2月20日、都議会第1回定例会が始まりましたが、初日は日をまたいで夜中の2時すぎに終了するという、異常な事態となりました。

そもそもの発端
 そもそもの発端は、今議会に小池知事が、築地市場(5423億円)について市場会計から一般会計に移す(有償所管換え)補正予算を提出したことからはじまります。
 知事は1月、「築地は守る」との公約を破って、築地市場に国際会議場や高級ホテルなどをつくっていく再開発をすすめる方針素案を発表。そして、補正予算は、財政委員会にかかる見込みとなりました。
 しかし、「築地を守る」という公約からの大きな変更を、知事が出席しない委員会で通すというのはあまりに無責任です。共産党都議団としては、予算特別委員会(予特)で知事との一問一答ができるように提案してきました。が、予特は当初予算を審議することで申し合わせているため、それは実現しませんでした。

欠かせない 都知事が出席した十分な審議
 大事なのは、知事自身が説明し、質問に答えていくこと。そして、十分な審査をおこなうことです。共産党都議団の大山とも子幹事長、財政委員会理事の池川友一都議を中心に、共産党としても他会派と話し合いを積み重ねていきました。政策について考えは違っても、筋の通った議会運営をするために協力しあうことはとても重要なことです。財政委員会が空転する事態にも一緒に抗議。そして、6会派共同での議長への申し入れ(19日、下の写真)、記者会見に結びつきました。

経済・港湾委員会に知事が出席へ
 翌20日、本会議直前におこなわれる議会運営委員会理事会に、なんと知事与党の都民ファースト、また公明党が欠席し、空転。結果として、経済・港湾委員会に知事が出席して質問に答える、ということで事態が動きました。詳細は、これから協議されていくことになりますが、知事との一問一答ができることになったのは、とても重要です。

26日の代表質問に注目してください
 私たちは、都民のみなさんに開かれた場できちんと質疑がかわされるように、引き続き努力します。そして、知事の公約違反をただし、築地市場の豊洲移転問題をしっかり追及していきます。
 まずは、26日の代表質問に注目してください! 経済・港湾委員会の日程は追っておしらせします。

朝の宣伝で都政・市政報告

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白梅にメジロ
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6会派が共同して議長に申し入れた文書
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by hara-noriko | 2019-02-21 15:29 | 都議会 | Comments(0)

都議会 本会議の初質問を終えて   

たくさんの方が傍聴に
 都議会本会議での初質問(一般質問)が終わりました。まず、清瀬・東久留米地域からたくさんの方が傍聴にきてくださったことに心から感謝します。また、「インターネットでみましたよ」とのご連絡もいただきました。本当にありがとうございました。改めて、この議席は、みなさんの議席なんだと実感しています。

質問時間13分を目いっぱいつかって
 都議会での一般質問は、東久留米市議会のスタイルとはまったく違います。市議のときは、1時間の持ち時間で、行政側とのやりとりをしながら問題を追求しましたが、都議会では会派の人数に応じて持ち時間があり、それを各会派それぞれで代表質問と一般質問にふりわけます。持ち時間は質問時間で、答弁時間は入っていません。今回、共産党は代表質問に51分、2人の一般質問に13分ずつとしました。再質問をする場合は、最初の質問で時間を留保する必要があります。今回私は、13分目いっぱいつかって冒頭の質問をおこなうことにしました。

質問はチームで練り上げる
 共産党都議団は、一般質問をつくるにあたってチームをつくって練り上げていきます。私の場合は、私がとりあげたいテーマにそって調査をつみかさねていきました。尾崎あや子都議がコーディネーターになってくれて、清水ひで子都議、池川友一都議…の多摩チームと都議団事務局と一緒に。神奈川リハビリテーション病院や東京・府中の小児総合医療センターなどの視察も実施。小児総合医療センターの視察では、看護師でもある藤田りょうこ都議も参加してくれました。農業問題でも、地域の聞き取りや都市農業の学習会への参加、また、八丈島への視察も、私にとっては大事な問題意識をもつ機会となりました。そして、調査してきたことを全体の団会議にも報告しながら、さらに練り上げていきます。
 そして、質問原稿をつくりながら、質問趣旨が十分行政側に伝わるようにねばりづよくとりくんでいきます。…いよいよ、当日! 市民の声にたって、まっすぐ質問しようと心に決めて登壇しました。(質問に対する答弁については、次のブログで報告します)

傍聴初体験の方がたくさん
 私の質問が終わったあと、時間のある方に声をかけていただき、控え室で懇談させていただきました。二十数人の方が控室に! 尾崎さんにも同席してもらいました。尾崎さんが、今回初めて都議会に傍聴にきた方はどのぐらいいますか、と聞くと大半の方は初めてでした。

「市民の声を届けたい、という思いが伝わってきたよ」
 何人かの方が感想を言ってくださいました。「清瀬小児病院で運動してきたことを思い出し、ウルウルしてしまった」「議場が静かに聞き入っている感じがした」「知事も真剣に聞いていると思った」「やりとりがないのが残念」などの声。「小池知事の姿勢は?」などの質問も。
 帰りがけにみなさんと握手。市議時代からずっと見守り、支えてきてくださっている方々も多く、「市民の声を届けたい、という思いが伝わってきたよ」「都議会が身近になった」「体だけは大事にして」とのあたたかい声もかけていただき、胸があつくなりました。

 引き続きがんばります。


質問した内容などを駅前で報告
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白梅
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by hara-noriko | 2018-03-04 02:09 | 都議会 | Comments(0)

2018年第1回定例会一般質問全文   

 3月2日、都議会本会議で一般質問に立ちました。都議会本会議で質問するのは初めてでした。まずは、質問全文を紹介します。答弁などについては、改めてお伝えします。


【多摩地域の周産期医療・小児医療について】

 2001年、東京都は、都立病院改革マスタープランを策定し、母子保健院を廃止、八王子・清瀬・梅ケ丘の三つの小児病院を廃止・統合するとしました。
 清瀬・東久留米地域でも、小児病院をなくさないで、との声と運動が、立場の違いをこえて大きく広がりました。5歳3歳1歳3人の子育て真っ最中だった私自身、救急などで子どもたちがお世話になり、いてもたってもいられない思いで、小児病院を守るとりくみに参加しました。難病や重篤な病気、重い障害を持った子どもたち、そして地域の子どもたちをささえようと、9年にわたる運動となりましたが、2010年に3小児病院は廃止されました。
 清瀬小児病院廃止後も地域の小児医療を後退させない、と東京都は約束し、多摩北部医療センターの小児科が主な受け皿とされました。
 しかし、小児総合医療センターや多摩北部医療センター、さらには地域の医師会、公立昭和病院などの努力があってもなお、大きな課題があります。

 質問1 この間、清瀬市、東村山市などでは、出産できる病院自体がなくなっています。清瀬小児病院があったときは、近くに小児病院があるので安心だと話す産院も少なからずありましたが、閉院しています。東京都の産科・産婦人科医師は、約1600人。そのうち、多摩地域はわずか約300人です。
 また、NICU(新生児集中治療室)は、出生1万人あたり30床が必要とされており、23区では基準は達成されていますが、多摩地域は22床あまりです。

 「東京都周産期医療体制整備計画」でも、「周産期医療資源が不足している」と書かれています。
 知事、これは明らかに23区と多摩の間の格差ではないでしょうか。東京のどこに住んでいても、安心して子どもを産み育てていくことができるように支えていくことが重要です。知事の認識をうかがいます。

 質問2 現在、NICUは、東京都全体で329床ありますが、増加するハイリスク分娩への対応のため、340床まで増やすとしたことは評価できます。その上で大事なことは、23区と多摩の格差にきちんと光をあてられるか、ということです。1分1秒を争う、命にかかわる問題です。多摩で出生1万人に対し30床以上という基準を達成できるようにすべきだと考えますが、いかがですか。

 質問3 そのために重要なのが、医療従事者の充実です。周産期医療などに従事する医師を東京都が雇用し、多摩・島しょの公立医療機関に派遣する「地域医療支援ドクター事業」について、積極的な採用・派遣に取り組むことを求めますがいかがですか。

 質問4 小児の整形外科も、清瀬小児病院廃止後、地域で課題となっています。
 清瀬小児病院には整形外科がありました。しかし、病院廃止後の受け皿となった多摩北部医療センターには小児の整形外科はなく、「地域の病院で診てもらえず、多摩北部医療センターに行ったが、結局、府中の小児総合医療センターに行かなければならなかった」「退院後の通院が遠くて大変」などの声を多く聞いています。
 5歳以下の子どもの骨折を診てくれる病院や医師が、圧倒的に不足しているのです。
 とりわけ多摩では深刻です。来年度からの東京都保健医療計画の案でも、小児整形外科の救急の対応について検討するとしています。地域に受け入れられる病院がないという問題についても検討し、対策をとるべきではありませんか。

 また、小児外科のある病院も求められています。

 質問5 多摩北部医療センターに、小児の整形外科を担う医師、あわせて小児外科医の配置を早急に求めますが、いかがですか。

【子どものリハビリテーションについて】

 質問1 次に、子どものリハビリテーションについてうかがいます。
 中学校の授業中、意識を失い倒れた中学生が、小児総合医療センターに搬送されました。脳梗塞でした。急性期のリハビリを2か月間受けたのち、都外の病院へ転院。それから半年以上、家族と離れてリハビリ治療を受けました。突然、昨日まではできた動きや会話ができなくなっていることに向き合いリハビリにとりくむこと、しかも家族と離れた状態で長期間過ごすことは、どんなにつらく寂しかったことでしょう。
 小児総合医療センターには、小児リハビリの専門医師も2名、専門のスタッフも配置されています。リハビリテーション科で各診療科からリハビリが必要な子どもを受け入れ、急性期のリハビリをおこなっています。そして、その後については一人ひとりに応じた対応がなされています。
 そのなかで、中高生世代の脳梗塞や脳の外傷などによる後天性脳損傷の子どもたちについては、神奈川県や千葉県など都外へ転院している実情があります。成人のリハビリは、「獲得されていた機能の回復」が目的ですが、子どもの場合は発達途上であることから、「機能の回復」だけではなく、「まだ獲得されていない機能の獲得」も目的となります。そして、成人とは違う回復スピードをみせるときもあるので、段階に応じたアプローチが必要になってきます。急性期からの経過をみながらの対応がきわめて重要です。
 さらに、片麻痺が多いので、リハビリは長期間になります。家族の助けが重要であり、精神的なケアが、本人にも家族にも非常に必要だと専門の医師は指摘しています。
 学校との連携も重要です。先日、視察した神奈川リハビリテーション病院の院内学級では、退院後に子どもへの支援を行う保護者や学校の先生のために、支援の仕方のポイントを分かりやすく書いたガイドブックを作成し、学校訪問も行い、連携を重視しています。病院と自宅、学校が近くにあることで本人と家族をよく支えることができるので、なるべく神奈川県内の子どもを受け入れているが、全国的に子どもの後天性の脳損傷に対応できる病院が少ないため、他県の子どもも受け入れている、とのことです。
 子どもの成長・回復の可能性を考えたとき、中高生世代の後天性脳損傷への対応を強化していくことが重要です。こうした中高生世代も含め、支援を必要とする患者に対し、それぞれの症状に応じたリハビリテーションが提供されるよう、取り組みを進めるべきと考えますが、見解をうかがいます。

 東京都においても、中高生世代の後天性脳損傷の特徴をふまえた対応は難しい現実があり、支援の検討のための実態調査を求めておきます。

 質問2 府中にある3つの都立病院などの今後についての考えを示した多摩メディカル・キャンパス基本構想でも、リハビリテーションや地域連携を重視しています。後天性脳損傷による中高生世代のリハビリに取り組むべきだと思います。
 多摩メディカル・キャンパスにおけるリハビリテーション医療は、どのようにすすめるのでしょうか。充実していくためには、リハビリテーション科の医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの人員強化が必要です。対応を強く求めますが、いかがですか。


【農業振興について】

 質問1 次に、東京の農業・農地をまもり、農業振興をすすめるための施策についてうかがいます。
 私は、市議会議員のときに農業委員を務め、都市で農業を営むみなさんの「農地を切り売りするのはつらい」「先祖からの土地を守っていきたい」との思いに触れ、そのご苦労を知りました。相続税や固定資産税の負担、後継者難などにより、農業者の方々の努力があっても、この10年間で東京都では、農地全体でも、また生産緑地だけでも、1割以上減少しています。
 また、2022年に期限を迎える生産緑地は8割にもおよびます。高齢や後継者不足で営農を断念し、自治体も買取ができないとなれば、一気に宅地化する恐れがあります。都政モニターアンケートでは、86%の人が大都市に農業・農地が必要と回答し、みどり率の調査でも農用地を守ることが大事だと指摘されています。
東京都の農地の減少に歯止めをかけ、守ることは重要と考えますが、知事の認識をうかがいます。

 質問2 農業体験農園は、都市の農地を保全し、農業経営の安定にもつながり、市民が農業に触れることのできる大事な事業です。実際に、体験農園で学んだことを生かして、小学校の農業体験授業の講師、援農ボランティア、中には農業者になる事例が生まれています。現在、都内に107の体験農園があります。体験農園の先進自治体である練馬区では、17園あり、応募倍率は約2倍です。東久留米市農業委員会の市長宛の意見書では、そのトップに体験農園などのさらなる施策展開をあげています。
 都政モニターアンケートでは、農作業体験をしてみたいと6割近くが回答し、特に、20代は63%、30代は70%と若い人が高いのが特徴です。農業体験農園を東京都として、インターネットや広報などで、もっとPRすることが必要ではないでしょうか。いかがですか。

 質問3 都内どの地域でも、意欲ある農家が農業体験農園を実施できるように、管理運営費の助成や利用料補助などの実現を求めますがいかがでしょうか。

 質問4 最後に、東京農業振興プランは、「島しょ地域や中山間地域、都市周辺地域、都市地域など、さまざまな環境で農業が営まれており、それぞれの特色や地域資源を活かした農業振興を進める必要があります」と述べています。これは東京農業の大きな魅力です。このプランを着実に推進していくために、仮称、東京農業振興条例を策定する必要があると考えますが、いかがですか。答弁を求め、質問を終わります。

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(撮影:長島可純 SNS以外への無断転載はお控えください)


by hara-noriko | 2018-03-02 20:06 | 都議会 | Comments(0)

いよいよ2日に本会議初質問   

 本会議での初質問。今、準備の大詰めです。議会によってやり方も違いがあるので、準備の段階から新たな経験をしています。
 清瀬小児病院がなくなったあとの課題、後天性脳損傷の子どものリハビリ、農業振興を中心に質問します。質問は、13分。答弁を合わせると全体で約30分です。13分でどうやってわかりやすく質問できるか、最後の知恵をしぼっています。この13分は市民のみなさんの力によって得られたもの。無駄にできません。ベストを尽くします。

 質問したいことは本当にたくさんあります。すべてを一般質問でとりくむことはできませんが、代表質問に多くがもりこまれ、また委員会でもとりくみます。今回の一般質問では、制度の谷間となっている課題をとりあげ、政治で何を大事にすべきか、問いたいと思います。

【原のり子の一般質問】
 3月2日午後2時すぎ 都議会本会議
 ぜひ、傍聴してください
 ネット中継もあります

*本会議の開始時間は午後1時からです。
*傍聴は、議事堂2階で1時間前から受け付け。傍聴券が配布されます。席に空きがあれば、途中からでも入れます。また、2階ロビーにスクリーンもあります。
*磁気ループを希望される方は、前日の夕方5時までに議会局へ。
 電話 03(5320)7111
*幼児ルーム(託児サービス)を希望される方は、前日の夕方5時までに議会局へ。
 電話 03(5320)7111
*本会議は、録画放映もあります。


街頭宣伝で
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紅梅
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by hara-noriko | 2018-03-01 10:13 | 都議会 | Comments(0)

代表質問・一般質問の日程決まる   

 都議会第1回定例会(3月議会)の本会議質問の日時・質問項目が決まりました。
 日本共産党の代表質問は、白石たみおさん(品川区選出)です。一般質問は、原田あきらさん(杉並区選出)と、原のり子(清瀬市・東久留米市選出)です。
 3人の予定を紹介します。ぜひ、傍聴にいらしてください。

【代表質問 白石たみお】
 3月1日午後8時すぎから、答弁含め100分程度
 質問項目
  市場移転問題について
  福祉・くらしの充実について
  教育の充実について
  雇用・中小企業対策について
  防災対策について
  東京オリンピック・パラリンピックについて
  選手村及び岸記念体育会館について
  財政運営及び都市政策について

【一般質問 原のり子】
 3月2日午後2時すぎから、答弁含め30分程度
 質問項目
  医療政策について
  農業振興について
  都政運営について

【一般質問 原田あきら】
 3月2日午後5時すぎから、答弁含め30分程度
  建設労働者への支援について
  都市型水害対策について
  環境政策について
  知事の基本姿勢について

*本会議の開始時間は午後1時からです。
*傍聴は、議事堂2階で1時間前から受け付け。傍聴券が配布されます。席に空きがあれば、途中からでも入れます。また、2階ロビーにスクリーンもあります。
*磁気ループを希望される方は、前日の夕方5時までに議会局へ。
 電話 03(5320)7111
*幼児ルーム(託児サービス)を希望される方は、前日の夕方5時までに議会局へ。
 電話 03(5320)7111
*本会議は、ネット中継、録画放映があります。

●他会派を含めた本会議の質問順序・質問項目は こちら から
●第1回定例会の主な日程は こちら から


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by hara-noriko | 2018-02-28 00:27 | 都議会 | Comments(0)