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清瀬スピーチ(下)校則―生徒たちの声を受け止めて   

 6月23日、宮本徹衆院議員、東京・清瀬市議会議員団のみなさんと一緒に清瀬駅前で訴えました。私のスピーチの後半は、「校則―生徒たちの声を受け止めて」です。

都議になって、高校生からの初めての相談
突然、「うちの学校の黒ではないから黒髪に染めよ」と
 先日、東京都議会の定例会が終わりました。私たち日本共産党都議団は、こんどの定例会で、一人ひとりの尊厳・人権が大事にされるジェンダー平等が実現できる都政をめざして、さまざまな課題でこの姿勢を貫いてとりくみました。
 2年前、都議になって高校生からの初めての相談は、学校の校則にかかわる内容でした。都立高校の3年生でしたけれど、きれいな黒い髪をセミロングにしている女性でした。「その髪はうちの学校の黒髪ではないから黒染めをしてこい、と先生から指導された。おかしいと思う」という相談でした。

一度も髪を染めたことはなく
校則には「髪染めはいけない」と書いてあるのに
 彼女は一度も髪を染めたことがないのに、3年生になったら突然、「黒染めをしてきなさい」といわれたそうです。学校の校則を見てみたら、「髪染めはいけない」と書いてあります。先生に、「髪を染めちゃいけないと書いてあるのに、私は黒く染めてこなければいけないのですか」といったそうです。
 そうしたら、特別指導になってしまいました。授業も受けることができなくなって、別室で毎日、特別指導を受けるんです。その中身は、髪を染める問題について話し合うということではなくて、ただただ反省文を書く。その反省文も、なぜこの学校に入ったのかということなどを書く。

学校側が生徒に謝罪し黒染めを撤回
 相談を受けて、こんなことが教育の中でおこなわれているのはおかしい、と直ちに話し合いをしました。そのなかで、結果的には学校側も高校生に謝罪して、黒染めの指導は撤回されました。
 私は、こんなことがたくさん起きているのではないかと改めて思いました。その後、他の高校生からも校則の問題で相談が寄せられています。

池川友一都議が都議会一般質問で取り上げた

「生徒の意見を聞くことが大事」と教育長
 6月の都議会定例会で私たち共産党都議団はこの問題を真剣に議論して、高校生からも意見を聞いて、池川友一都議の本会議一般質問で、まとめて質問しました。ある学校では、校則を変えようと生徒会みんなで決議して決めた。でも、校長先生が認めない。ねじ伏せてしまいました。これらの問題をとりあげたところ、ようやく教育長が「校則を変更する場合には生徒の意見を聞くことは大事だ」ということを認めざるを得なくなりました。当たり前のことだと思うのですが、ここでようやく前進できました。

吉良よし子参院議員の国会質問が後押しに

文部科学省が、「生徒の声も聞いていく」と答弁
 都議会の論戦の大きな後押しとなったのが、吉良よし子参院議員の国会質問だったことを知っていただきたいと思います。吉良さんは、高校生の下着の色まで校則で指定されて、その色でなければ認めないということまでやられていることを取り上げて、「ブラック校則はダメだ」「校則を変えよう」と子どもたちがいったときは、ちゃんと話し合って変えていけるようにすることが必要だ、と政府に迫りました。文科大臣から答弁があって、校則は絶えず見直すべき、児童・生徒も参加して決めることが望ましい、と答弁せざるを得なかった。

生徒たちの声をしっかり受け止めて
 こうした国会での議論があって、都議会でも変化をつくりだすことができました。子どもたちの声、高校生の声をさらにしっかり受け止めて、改善を進めていきたいと思っています。吉良よし子さんは、高校生の声をしっかり受け止めてブラック校則の問題を追及している。こういう人を再びみなさんのお力で国政の場へ送り出していただきたいと思います。


宮本徹衆院議員、清瀬市議団と一緒に訴え
(左から)香川やすのり市議、佐々木あつ子市議、宮本徹衆院議員
原のり子、深沢まさ子市議、山崎美和市議
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by hara-noriko | 2019-06-25 20:27 | 活動日誌 | Comments(0)

校則 子どもの権利を据えて考える   

テレビで世田谷区が取り上げられて
 お昼にたまたまテレビをつけたら、校則問題をとりあげていました。東京・世田谷区議の上川あやさん(無所属・レインボー世田谷)が質問し、世田谷区立学校の校則を公開することになったことを中心に伝え、まちの声も紹介していました。改めて、ブラック校則の問題がわかる内容に、出演者の人たちも驚いていました。

子どもたちは声をあげている
 そのなかで、ひとりのコメンテーターが、なぜ、議員からこういうことが出てくるのか、子ども自身がおかしいと思わなければだめではないか、という趣旨の発言をしていました。驚きました! 子どもたちはたくさん声をあげています。でも改善されていない。子どもたちの声を聞いているからこその提起なのに。しかも、大人が勝手に変えてしまおう、ということでなく、きちんと可視化するということです。それは当たり前のことではないでしょうか。

子どもが権利の主体
池川都議の一般質問に知事が答弁
 私は改めて、この問題は子どもの権利を据えて考えなければならない、と実感しました。先日、共産党の池川友一都議がおこなった一般質問はまさに、子どもの権利条約に立ち、正面からとりくんだ内容です。まず、あらゆる場面で子どもは権利の主体であり、意見は尊重され、最善の利益を実現していく、との知事答弁があったことが重要です! その上で、高校生の切実な声、改善を求めても認められなかった都立高校での実例を示して、校則問題をただしました。
 教育長からは、「生徒の意見や保護者の意識、社会状況等をふまえ、適宜、校則の見直しを行うことが必要」との答弁が! 池川都議は、子どもや若者が主体的に都政に参画するしくみも提言しています。ぜひ、多くの人に読んでほしいです!

私が受けた相談でも
 私自身、都議になって、高校生から受けた相談で初めてのものは、池川さんが事例として示した髪染め問題でした。染めていない髪を「うちの学校の黒髪ではない」といって黒染めするようい言われ、染めちゃいけないと校則に書いてあるのに、といったら特別指導になった、というケースです。最終的には、学校側が本人に謝罪したのですが、けっして一部の問題ではないことをこのとき実感しました。

都立高校の校則の公開を進めたい
 今回の世田谷の動きに続いて、都立高校の校則の公開を進めたい。そして、どんな学校にしたいのか、子どもたちが主体になって話し合うことを大事にしたい。池川さんの質問が、子どもたちや若者たちに届き、励ます力になるといいなぁ、と思います。
 池川さんの質問は、日本若者協議会代表理事の室橋佑貴さんの記事で紹介されました。引き続き、共産党都議団での子どもの権利をテーマにしたとりくみや調査を進めたいと思います。


一般質問に立つ池川友一都議
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(撮影:長島可純 2次加工、SNS以外のご利用はお控えください)




by hara-noriko | 2019-06-19 09:59 | 都議会 | Comments(0)